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前日比37円02銭高の2万0347円48銭で終え、2015年8月18日以来2年1カ月ぶりの高値を付けた。
主力株中心に広範囲に買いが先行した。前日の米国市場でNYダウが9日続伸と強調展開を続けたことに加え、FOMC通過で年内利上げの可能性が意識され米長期金利が上昇、これを受けた為替のドル高・円安進行などが追い風となった。
 
ただ、日経平均は8日に付けた直近安値から1000円以上、水準を切り上げており、後場は高値警戒感が台頭。利益確定売りに押され、急速に伸び悩んだ。
 
日銀がこの日の金融政策決定会合で金融緩和の現状維持を決めると売りが増えた。
日銀の金融政策決定会合の結果は「現状維持」で全体相場には織り込み済み。日経平均は後場に入り上げ幅を縮小したが、プラス圏で着地する強さをみせた
 
JPX日経インデックス400は反発。終値は前日比6.24ポイント高の1万4761.75だった。東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。0.82ポイント高の1668.74で終え、連日で年初来高値を更新した。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆8207億円。売買高は19億7391万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は945と、全体の46.6%を占めた。値下がりは974、変わらずは109銘柄だった。
 
個別では、三井不や菱地所、住友不など大手不動産株が高い。国際石開帝石や大塚HD、関西電の上げが大きかった。デンソーや丸紅、大東建、コマツは年初来高値を付けた。マツダやSUBARU、スズキなど自動車株も買われた。
新日本理化が値を飛ばし、ブレインパッド、レオン自動機、芝浦メカトロニクスなども大幅高に買われた。
一方、コンコルディや新日鉄住金が安い。任天堂や日東電、村田製の下げも目立った。住友鉱やJFEが下落し、花王やキーエンス、東エレクが売られた。
クスリのアオキホールディングス、MonotaROが急落したほか、アウトソーシングも大きく値を下げた。アスクル、Hameeも安い。ディスコ、ダイフクも下落した。
 
東証2部株価指数は前日比15.41ポイント安の6637.54ポイントと続落した。
値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は194となった。
 
個別では、神鋼環境ソリューションが年初来安値を更新。イムラ封筒、技研興業、インタートレード、フジオーゼックス、富士通フロンテックが売られた。
 
一方、DNAチップ研究所がストップ高。堺商事は一時ストップ高と値を飛ばした。
日本電通、クロスプラス、サンコーテクノ、アグレ都市デザイン、グッドコムアセットなど28銘柄は年初来高値を更新。太平製作所、第一稀元素化学工業、サンユウ、堀田丸正が買われた。