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【大引け概況】
26日の日経平均株価は前週末比260円85銭高の2万2153円63銭で終えた。
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2万2000円台で引けるのは、19日ぶり。
米長期金利の低下をきっかけに23日の米国株が347ドル高と大幅続伸となり、日本株にも買いが波及した。海外投資家から株価指数先物の買い戻しも入り、相場を押し上げた。

日経平均は朝方に333円高の2万2226円まで上昇したが、その後は高値圏で一進一退だった。
円相場が1ドル=106円台半ばまで上昇し、日本企業の2019年3月期の業績見通しへの警戒感が日本株の上値を抑える場面もあった。
しかし、後場に入ると為替が円高水準で推移しているにも関わらず再び買いに厚みが加わる展開。
海外ヘッジファンドとみられる先物へのショートカバーが利いて現物株市場も上げ足を強める形となった。

東証株価指数(TOPIX)も14.28ポイント高の1774.81と続伸した。
JPX日経インデックス400も。終値は前日比139.28ポイント高の1万5673.44と続伸した。

東証1部の売買代金は概算で2兆2469億円と20日に次ぐ今年2番目の少なさだった。売買高は12億4254万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1352、値下がりは621、変わらずは86だった。

業種別株価指数(全33業種)は、31業種が上昇し、精密機器や医薬品、情報・通信業の上げが目立った。非鉄金属と保険業は下げた。
 
個別では、トヨタが高く、ソフトバンクグループが堅調。ファナックもしっかりだった。久光製薬が大幅高となり、ヤマトHDやキリンHDが上昇した。メンバーズ、スターティアも買われている。
一方、東海カーボン、日本電産が売られ、安川電機、T&D、田中商事、gumiが下げた。
 
東証2部指数は前週末比58.54ポイント高の7397.18ポイントと続伸した。
値上がり銘柄数は317、値下がり銘柄数は148となった。
 
個別では、阪神内燃機工業が船舶用ガスエンジン完成を材料視され一時ストップ高。桧家ホールディングス、ゼニス羽田、マイスターエンジニアリングなど16銘柄が昨年来高値を更新した。
半面、マックスバリュ東北、タビオ、ツヴァイ、天満屋ストアが売られた。