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【大引け概況】


25日の日経平均株価は小幅に反落し、前日比18円43銭(0.06%)安の3万2682円51銭で終えた。
 
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寄り付きは日経平均が若干高くスタートしたが、すぐに売り圧力が顕在化し下値模索の展開に変わった。前日の米国株市場ではNYダウが11日続伸と記録的な連騰をみせ、外国為替市場でも円安方向に振れたことで、東京株式市場でも株高の条件は揃っていたが、今週末の日銀金融政策決定会合の結果や4〜6月期の企業決算本格化を前にハイテク株を中心に持ち高整理や利益確定の売りが優勢となった。
ただ、下値では押し目買い需要も旺盛だった。日経平均は午後に入って下げ幅を200円近くまで広げる場面があった。後場後半は先物を絡め一貫して戻り足となり、大引けはプラス圏には届かなかったものの後場の高値で引け、下落率は0.1%未満にとどまった。
 
中国政府による経済対策への期待感から、中国・上海株や香港株などアジア株が総じて高く、市場のセンチメントが改善した。
中国当局による政策期待を背景とした上海・香港の株式相場の大幅な上昇が投資家心理を下支えした。業績が中国景気に影響されやすいとされる安川電など機械株の一角に買いが入った。足元の中国景気は厳しいものの、市場では「インフラ投資のうち鉄道関連など一部では財政出動の動きがみられ、今後の景気底入れが意識されやすくなっている」との見方があった。
 
ソフトバンクグループ(SBG)など主力株の一角に海外短期筋とみられる手じまい売りが出た。もっとも、売り買いとも様子見ムードが強いなかで一方的に持ち高を傾ける動きは続かず、大引けにかけて急速に下げ幅を縮めた。
 
動きのある銘柄には短気資金が集中する。そして全体では方向感が定まりづらくなる。FOMCの結果を東京株式市場で消化するのは木曜27日で、国内ではあす引け後にアドバンテストの決算発表が控えている。そのため、あすもきょうと似たような地合いが想定される。米国では本日、アルファベットやマイクロソフトが決算発表を予定している。国内グロース株はこれらの決算の影響を受けやすく、あすプラスとなるかマイナスとなるかはグロース株がカギを握ることになるだろう。


 


東証株価指数(TOPIX)は3日続伸し、前日比4.20ポイント(0.18%)高の2285.38で終えた。JPXプライム150指数は反落し、大引けは前日比1.80ポイント(0.17%)安の1035.77だった。
 
東証プライムの売買代金は概算で3兆877億円。売買高は14億4079万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は685と、全体の約37%だった。値上がりは1075、変わらずは75銘柄だった。
 
業種別株価指数(33業種)は情報・通信業、保険業、その他製品などが下落。上昇は鉱業、非鉄金属、石油・石炭製品など。
 
個別では、群を抜く売買代金をこなしたレーザーテックが高かったほか、アドバンテストもプラス圏で引けた。ソシオネクスト、ディスコなども買われた。川崎汽船が上昇、INPEXも堅調。ウェルビーが値上がり率トップとなったほか、三菱自動車工業、日産自動車など自動車株の上昇が目立つ。ダイキン、オリンパス、TDK、ファナックが上昇した。ダブル・スコープ、大阪チタニウムテクノロジーズなども人気を集めた。
 
半面、東京エレクトロンが冴えず、ニデックが売られた。ファーストリテイリングが軟調、SOMPOホールディングスも下落した。任天堂、KDDI、ネクソンが値を下げ、キーエンスも売りに押された。インソースが急落、東名、じげんなども大幅安。ラクスルの下げも目立つ。