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【大引け概況】


4日の日経平均株価は小幅ながら3日ぶりに反発し、前日比33円47銭(0.10%)高の3万2192円75銭で終えた。
 
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前日までの2日間で1300円あまり下げていたため、下値では国内投資家などによる自律反発を見込んだ押し目買いが入った。
 
前日の米株式市場では、NYダウが66ドル安と続落。米長期金利の上昇が警戒され、ハイテク株などが軟調に推移した。これを受けた東京株式市場も朝方は値を下げ一時、前日比で200円を超す下落となった。ただ、前日までの2日間で1300円を超す下落となっていたことから、売り一巡後は値頃感からの買いが流入した。海外短期筋による先物買いや売り方の買い戻しも膨らんだ。ハイテク株などに加え、海運株や銀行株が堅調に推移した。今晩は米7月雇用統計が発表されることから、後場にかけては様子見姿勢も強まった。
 
米長期金利の指標である米10年債利回りは前日に一時4.19%と、約9カ月ぶりの水準に上昇した。米長期金利の上昇を受けて前日の米株式相場が下落し、東京株式市場でも朝方は売りが先行した。日銀による金融政策の修正で国内の長期金利にも上昇圧力がかかるなか、株式市場では相対的に割高感が意識されやすいPER(株価収益率)の高い銘柄を中心に売りが出た。日経平均の下げ幅は一時200円を超え、取引時間中として7月13日以来、約3週間ぶりに心理的節目の3万2000円を割り込む場面があった。
 
東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら3日ぶりに反発し、6.28ポイント(0.28%)高の2274.63で終えた。JPXプライム150指数は0.62ポイント(0.06%)高の1021.94だった。
 
東証プライムの売買代金は概算で3兆7196億円。売買高は15億8609万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1044と、全体の5割強を占めた。値下がりは707、変わらずは84銘柄だった。
 
 
 

業種別株価指数(33業種)は海運業、水産農林業、保険業、鉱業などが上昇。下落は繊維製品、その他製品など。
 
個別では、東エレクトロン、アドバンテスト、TDKといったハイテク株が高く、ソフトバンクグループ(SBG)も高い。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなどの銀行株、日本郵船や川崎汽船などの海運株も値を上げた。1Qが大幅な増益となった三菱重工業が、後場急騰して年初来高値を更新。TDK、トヨタ自動車、東京海上の上げも目立った。業績下方修正を発表した花王は悪材料出尽くし感から買われた。コナミG、ヤマトHD、ニデックも買われた。
 
一方、レーザーテックやソシオネクストが安く、ロームやルネサスエレクトロニクスも軟調。キッコマン、ファストリ、KDDI、キーエンス、ファナックも下落した。ヤマハやエーザイ、協和キリンも売られた。三菱製紙は1Qの経常利益が上期計画を超過したものの、営業利益は計画に対して低い進ちょくとなったことから、後場に入って急落した。決算内容が嫌気されたネットワンシステムズが急落した。