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【大引け概況】
日経平均株価は3日続伸し、前日比27円70銭高の2万2550円85銭で終えた。
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米長期金利の低下やFOMC議事要旨を受けて円相場が1ドル=111円台前半まで上昇したことに加え、22日の米株安や前日の中国株安も重しとなり、日経平均は133円安からスタートした。
前場は軟調もみ合いが続いたが、後場に入ると日銀によるETF買い入れへの期待に加え、日銀総裁人事や金融政策に関する思惑的な買いが午後から入り、指数を押し上げた。

JPX日経インデックス400は3日続伸した。終値は前営業日比28.52ポイント高の1万5774.98だった。
東証株価指数(TOPIX)も3日続伸し、3.48ポイント高の1780.56で終えた。
 
東証1部の出来高は2兆3996億円、売買高は13億2964万株だった。
東証1部の値上がり銘柄数は1157、値下がりは781、変わらずは100銘柄だった。

業種別では、その他製品、小売業、化学が上昇率上位だった。
一方、非鉄金属、海運業、鉱業が下落率上位だった。

個別では、任天堂が新作ゲーム好調と発表され年初来高値を更新した。KDDIは英会話のイーオンHD買収を発表し買われた。NTTも上昇。

『ローソンへの事業分割売却で35億円の特別利益計上』を発表したCVSベイ、TDKの固体電池開発で思惑買いが向かいニッカトーがストップ高となった。
三菱UFJ、ソニ−、ソフトバンクも堅調。採寸用ボディースーツの無料配布を発表したスタートトゥディは商いを伴って急伸した。

一方、トヨタ、ホンダが冴えない。子会社のデータ改ざんを発表した三菱マテリアルが急落した。公募増資等の実施を発表したダイフクは軟調で推移。
DeNAは3%超の下落。コマツと住友電工も売られた。

東証2部株価指数は前日比14.99ポイント安の6875.90ポイントと3日ぶり反落した。
値上がり銘柄数は263、値下がり銘柄数は189となった。
 
個別では、クレアホールディングス、JEUGIAが年初来安値を更新した。東芝、シャープ、京進、セメダインが売られた。

半面、児玉化学工業が『トヨタ「レクサス」に新素材採用』が好感されストップ高。東邦化学工業は一時ストップ高と値を飛ばした。
ダイナック、アルトナー、森組など29銘柄は年初来高値を更新した。エリアクエス、ニッセイ、浜井産業は買われた。