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【大引け概況】
日経平均株価は3日続伸し、前日比86円19銭高の2万2625円73銭で終えた。
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朝方は、5日の米国株式が高安まちまちで手掛かり材料に乏しいなか、売りが先行したが、下値は限定的で一巡後は持ち直し、上げに転じた。株価指数先物買いに上げ幅を広げ、後場前半には一時2万2662円82銭(前日比123円28銭高)まで上昇する場面があった。
時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移し、下支え要因となった。その後、いったん伸び悩んだが、下値は堅く大引けにかけて高値圏で推移した。
 
JPX日経インデックス400は5日続伸した。終値は前日比26.93ポイント高の1万5723.28だった。東証株価指数(TOPIX)も5日続伸し、2.63ポイント高の1777.59で終えた。
 
業種別株価指数(33業種)は、石油・石炭製品、鉱業、パルプ・紙の上昇が目立ち、下落はその他製品、ガラス・土石製品など。
 
東証1部の売買代金は概算で2兆4356億円、売買高は13億8976万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は963、値下がりは1026、変わらずは95銘柄だった。
 
個別では、日立やソフトバンクが上昇した。住友鉱や住友商、伊藤忠も高い。イオンやJR東海は年初来高値を更新した。値上がり率上位に上半期業績予想の上方修正を発表したクミアイ化学や、前日に引き続き共同研究締結先企業による非臨床試験開始が材料視されたアジュバンコスメジャパン、ソースネクストなどが並んだ
 
一方、任天堂は年初来安値を更新した。三菱UFJやコンコルディ、東海カーボン、T&Dは下落した。ファナック、キーエンスも下落した。日本通信が大幅反落、シグマクシスも急落した。スルガ銀行、トリドールホールディングスなどの下げも目立つ。三井ハイテック、エービーシー・マートも大きく下押した。
 
東証2部株価指数は前日比3.74ポイント高の7230.13ポイントと続伸した。
出来高1億4726万株。値上がり銘柄数は242、値下がり銘柄数は207となった。
 
個別では、不二サッシ、ぷらっとホームがストップ高。プレミアムウォーターホールディングス、三光マーケティングフーズ、マークラインズ、三精テクノロジーズ、オリエンタルチエン工業など10銘柄は年初来高値を更新。大和重工、アイケイ、児玉化学工業、ウイルコホールディングス、リテールパートナーズが買われた。
 
一方、省電舎ホールディングス、三井金属エンジニアリング、森組、フジ日本精糖、Oak キャピタルなど28銘柄が年初来安値を更新。SECカーボン、相模ゴム工業、ビート・ホールディングス・リミテッド、リミックスポイント、セブンシーズホールディングスが売られた。