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07月1週
今週の相場感
23日(月)
日経平均株価はこの1週間で火曜42円高、水曜139円高、木曜245円高。金曜が11円 安。東証1部の単純均株価はようやく300円台に乗せてきた。1月22日の323円が今年の高値。5月21日に2 73円まで下落してからの戻り。06年1月に575円の高値を付けてからの戻り高値は昨年大納会の324円。ここ を抜けるかどうかがこの戻り相場のポイントなのかも知れない。89年大納会に1903円だったことなど記憶の彼方 。課題は罫線的過熱感。25日移動平均からのかい離はプラス3%台ながら騰落レシオが159%。昨年5月10日が1 52%、1月11日が155%。2010年12月10日が151%、4月9日が152%。ということは21世紀に 入ってからの高値圏に張り付いている。どこまで糊しろが広がるかどうかというところ。日経平均株価は19円高の1 5369円と小幅反発。アーク、豆僧が上昇、アマダ、カーバイドが下落。

24日(火)
東証1部の時価総額はGDPを超えるのが難しいというのが過去の事例。未曽有の相場になれ るのかどうか、見てみたいとこところ。もしもGDPを超えて飛翔できるのなら、それこそ未体験ゾーンの実現になっ てくる。 日経平均株価は6円高の15376円と小幅続伸。一工薬、マーベラス、ティアが上昇。アーク、ニチコンが 下落。

25日(水)
サッカーワールドカップはコロンビアに負けて敗退。ワールドカップと株価に因果関係はない が、心理的にはやや弱いのだろうか。もっともこれで集中力が高まるのかも知れない。前日の東証1部の騰落レシオは 164.09%。2012年12月19日の164.52%以来1年半ぶりの高水準。これで10日連続で120%を 上回って推移している。アノマリーは「120%を超えてから2〜3週間で目先高値をつける」。アノマリーが正しけ ればあと1週間くらいは高原の初夏の彩りかも知れない。日経平均株価は109円安の15266円と反落。日本MD M、山一電機が上昇。サンケン、ユニシスが下落。

26日(木)
発表された成長戦略と骨太の方針。昨年の轍を踏まないように場中の会見は避けた格好となっ た。目先出尽くし感を指摘する向きも多いし、テンコ盛りとの批判もある。しかし、昨年のように入れ忘れはなかった ように見える。「稼ぐ力を取り戻す」として法人税の減税、年金の株運用拡大。「担い手生み出す」として、人口1億 人確保策。「岩盤規制の改革」として雇用・医療・農業に手をつけた。そしてエネルギーと観光も主眼。個別で見てい けばロボットによる産業革命。マイナンバー制度やビッグデータの活用。スイッチOTCの拡充。次世代インフラの構 築。細かなところでは「無料公衆無線LAN環境の整備」が目に付く。日経平均株価hは41円高の15308円と反 発。化工機、岩谷産が上昇、ポーラ、ネットワンが下落。

27日(金)
5月からの反騰相場の1番打者は「簡保生命・郵貯銀行」の14000円死守。2番打者は「 KKRなどの年金ファミリー」のバント作戦。3番打者は「年金管理独立行政法人」のスマートベータ買いで出塁。4 番打者は「外国人投資家」でアベノミクスアゲインというのが市場の指摘。日経平均株価は213円安の15095円 と反落。化工機、アプラス、オーバルが上昇、チムニー、タカラトミーが下落。

(2)欧米動向
パリバ証券の先週のレポートは「バブル再来、現在の日本株は1980年代後半に近い」。
TOPIXの上昇は86年〜89年に似ているという。 ポイントは実質マイナス金利、積極的な財政出動、オリンピックなどインフラ投資期待。
言い換えると「インフレ、成長金利と設備投資」。
「金融抑圧的な実質マイナス金利がバブルを誘発する」との見方。
あるのかも知れない。
だとしたら「駄目なアメリカ、優秀な日本」が前提だが・・・。


(3)アジア・新興国動向
火曜発表の中国製造業PMIがポイント。

【展望】

スケジュールを見てみると・・・。

週末:
イスラム断食入り(〜7月28日頃)
30日(月)
鉱工業生産、シカゴ購買部協会景気指数
1日(火)
6月日銀短観、路線価、米新車販売、ISM製造業、中国PMI
2日(水)
マネタリーベース、国際電子出版EXPO、米ADP雇用統計
3日(木)
米雇用統計、貿易収支、ISM非製造業、TPP主席交渉官会合(カナダ)
4日(金)
米休場(独立記念日)


7月の日経平均株価は過去24年間10勝14敗で9位
2日(水)水星順行開始、ポイントの日
3日(木)ECB理事会
11日(金)SQ
12日(土)満月
16日(水)ECB理事会、ベージュブック、
22日(火)ポイントの日
23日(水)土星順行開始、天王星逆行開始
29日〜30日米FOMC
31日(木)ポイントの日

「時価総額100億円以上で成長期待の新興中小型だろうと考えて抽出してみると・・・。
ユーグレナ(2931)1242億円
ペプチド(4587)1189億円
ナノキャリア(4571)770億円
DWTI(4576)399億円
インフォコム(4348)271億円
テラ(2191)260億円
インフォマート(2492)633億円
じげん(3679)604億円
ワイヤレスゲート(9419)349億円
MDNT(2370)283億円
UBIC(2158)260億円
アールテック(4576)231億円
ベクトル(6058)、214億円
アンジェス(4563)192億円
セック(3741)121億円
ビリング(3623)105億円



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