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5月5週
今週の相場感
(2) 欧米動向
MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)が指数銘柄の定期見直しを発表。 5月31日の引け値基準で指数に反映される。 <新規採用>ガンホー(3765)、ほくほくフィナンシャルグループ(8377)、 東京建物(8804)、ユナイテッド・アーバン投資法人(8960)、浜ゴム(5101)。 <削除銘柄>  電化(4061)、GSユアサ(6674)、日本製紙(3863)、ウシオ電機(6925)。

(3)アジア新興国動向
23日発表予定の中国のHSBCの製造業PMIが節目の50ポイントを維持できるかどうか。いずれにしても新興国のイベントインパクトは以前より薄れてきている。
【展望】
スケジュールを見てみると・・・。
20日(月):コンビニ売上高
21日(火):日銀金融政策決定会合(〜22日)、BBレシオ、無線通信技術見本市(CTIAワイヤレス・ラスベガス)
22日(水):黒田日銀総裁会見、米中古住宅販売、EU首脳会議
23日(木):国際交流会議「アジアの未来」(黒田総裁が会見)、米新築住宅販売、中国HSBC製造業PMI
24日(金):三陸復興国立公園開園、国内生保決算、米耐久財受注、独IFO景況感指数

特に波乱を孕んだものは少ない週。 ラスベガスの無線技術見本市に注目か。

3月期末の日経平均株価は12397円。 単純に「今期2割増益」として、12397円×1.2=14876円。 これは既にクリアしてしまった。 GSなどの唱える「5割増益」とすると12397円×1.5=18595円。 リーマンショック前の高値が07年6月18297円、7月18295円。 この18500円水準は決して絵空事ではなくなってきた。 日経平均採用銘柄の直近の予想EPSは861円なのでPER21.4倍。 前期基準の25.45倍よりも低い。

裁定買い残は前週比2775億円増加し4兆786億円。 6兆円クラブへの道を歩み続けている。 売り残は9週連続で増えて2966億円。 裁定買い残を見る限り順調な進展である。 買い残2兆円、日経平均8000円台で台頭していた「解消懸念」が滑稽に見えてくる。

信用の評価損益率はプラスの4.06%という驚異的水準。 多少の価格変動にビクつく必要はなかろう。 これは我慢に我慢を重ねて市場に張り付いてた層に対するご褒美でもあろうか。 日経平均は25日移動平均線からはプラス8.465%乖離。 75日線からは20.200%、200日線からは44.19%。 騰落レシオは120%台まで低下。 過去の経験則では推し量れない相場の継続。

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