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【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、戻り待ちの売り
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東証グロース市場は、中東情勢の悪化などを背景に2日に日経平均株価は一時3万8000円を下回った。個人の投資家心理も弱気に傾くなか、グロース市場銘柄は売りに押された。前日の反発もあり、戻り待ちの売りも出やすかったようだ。
市場では「東証プライムの主力株と比べて相対的に下落リスクが大きいため、リスク回避の局面では新興株は売られやすい」との指摘があった。
グロースCoreは大幅安。東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比12.28ポイント(1.84%)安の653.51だった。
グロース市場では、連日で急伸していたGENDAがきょうは売りに押された。タイミーも下げた。一方、地方で婚活支援事業を始めると発表した雨風太陽は制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。iPS細胞由来の心筋細胞の投与に成功したと明らかにしたハートシードも上昇した。
値上がり銘柄数155、値下がり銘柄数386と、値下がりが優勢だった。
個別では、雨風太陽がストップ高。イタミアートは一時ストップ高と値を飛ばした。Aiロボティクス、AI CROSS、GENDA、AB&Companyは年初来高値を更新。ジェリービーンズグループ、地域新聞社、モイ、ホープ、Veritas In Silicoが買われた。
一方、ROXX、ミラタップ、ゼネラル・オイスター、ナイル、マーソなど6銘柄が年初来安値を更新。キャンバス、pluszero、PRISM BioLab、ビザスク、トリプルアイズが売られた。
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