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マザーズ市場展望

マザーズ市場展望

マザーズ指数は方向感なくもみ合い商状となっている。
大型連休前で平成最後の週という相場で、投資家の多くが神経質になるだろう。

地合いが悪くないだけにテーマ性の強い銘柄への物色意欲は強いままだが、大型連休対応の動きは出始めている印象だ。
信用買い残の処理の動きが出る可能性があるため予断は許さないだろう。
外部環境などのきっかけ次第で下値リスクの大きくなる相場で、新規の参戦は短期勝負となりそうだ。
 
一方で、外部環境は良好で、今週までは東京株式市場も堅調な足どりとなってきた。
ただ、受け渡し日ベースで５月に入る24日以降の相場の需給面に大きな変化が出る可能性がある。地合いが堅調であったとしても、わざわざ10連休前に買いポジションを建てる必要もなく、変動リスクを嫌って自然と買いを手控える投資家は増えそうだ。
来週は改元に伴う10連休前最後の１週間で、よりこう着感の強い展開になりそうだ。

 

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