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【市況】東証グロース(大引け)=値上がり優勢、個人の買いが支え
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東証グロース市場は4日の米長期金利が低下し、グロース市場銘柄の相対的な割高感が後退した。新興企業市場は個人の買いが支えとなり、株価指数は底堅く推移した。
日経平均株価の大幅下落が波及し、新興株も朝方には一時軟調に推移していたものの、日経平均が上昇に転じた10時過ぎにはグロース250指数の上げ幅が2%超となる場面もあった。その後は戻り待ちの売りに押された。
前日大きく下落したことで「個人から値頃感による買いが入った」といい、グロース250は一時2%強上昇した。ただ、個人中心の買いで、値頃感以外にプラス要因もなかったことから、「値保ちはあまりよくなかった」といい、グロース250は上げ幅を縮小して終了した。売買代金トップのセルシードが100億円を超えた程度で、商いも伸びなかった。
グロースCoreは上昇。東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比4.80ポイント(0.74%)高の656.58だった。
グロース市場ではタイミーやジーエヌアイが上昇した。一方、トライアルやアストロHDは下落した。
値上がり銘柄数307、値下がり銘柄数236と、値上がりが優勢だった。
個別では、イシン、ジェリービーンズグループ、スペースマーケット、マーキュリー、MRTがストップ高。ワンキャリア、ボードルア、ビザスク、ベストワンドットコム、アイビスは年初来高値を更新。セルシード、ABEJA、カウリス、トリプルアイズ、光フードサービスが買われた。
一方、グリーンモンスター、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。T.S.I、ビーマップ、バルテス・ホールディングス、Aiming、AHCグループが売られた。
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