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相場概況(前引け)
141円高、中国株高で買い戻し
東京株式(前引け)=141円高、中国株高で買い戻し
22日午前の日経平均株価は反発した。午前の終値は前日比141円60銭高の2万3180円18銭だった。
朝方は売り買いが交錯し、東証1部全体の方向感は定まらなかったが、寄り付きの売買が一巡した後は買いが徐々に優勢となった。
21日までの3日間での日経平均の下げ幅が370円を超えていたため、相場の過熱感が薄れたとみた投資家の買いが優勢だった。相場の下値が堅いとみた海外投資家などが株価指数先物の買い戻しを進めると、先物主導で現物株の上昇に拍車がかかり、現物株を押し上げた。
 
中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)会長が日本企業からの電子部品の調達を拡大する方針を示し、一部の電子部品株に買いが入った。主な取引先とされるソニーや京セラ、村田製などに物色が広がった。日経平均株価は前場中盤、上げ幅が前日比180円を超える場面があった。
 
ただ、日経平均が2万3200円を超える水準では、値上がりを待つ売り注文が厚かった。このため、午後は「円安進行などの買い材料が加わらない限り、日経平均の上値は重そうだ」という。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発した。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で9115億円、売買高は5億6165万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1464、値下がりは567、変わらずは120だった。

 
業種別株価指数(全33業種)は情報・通信業、電気機器、銀行業が上昇し、その他製品、不動産業、空運業は下落した。

個別では、ソフトバンクグループやソニーが高く、東エレクやアドテスト、村田製作所や日本電産もしっかり。キーエンスやファナックが堅調。Zホールディングス、日本通信、旭化成、IHI、川重なども高い。
 
半面、任天堂や武田薬品工業、大日本住友や第一三共が安く、楽天や資生堂、リクルートホールディングスが値を下げた。公募増資を発表した第一精工は急落した。
 

東証2部株価指数は前日比16.12ポイント高の6778.59ポイントと4日ぶり反発した。
出来高6038万株。値上がり銘柄数は238、値下がり銘柄数は132となった。
 
個別では、技研ホールディングス、オーウイル、セコム上信越、JFEシステムズ、瑞光など12銘柄が年初来高値を更新。ジャパンエンジンコーポレーション、パス、図研エルミック、ユーピーアール、ビート・ホールディングス・リミテッドが買われた。
 
一方、RVH、倉庫精練、スリーエフ、オーナンバ、萬世電機が売られた。

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