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【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、利益確定売り優勢
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【寄り付き概況】
25日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比123円31銭安の2万7175円88銭だった。
前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開となり、NYダウが3日続伸したもののナスダック総合株価指数は小幅ながら反落となった。
これを受けて東京市場でも様子見ムードが強まっている。日経平均株価は前日まで3営業日続伸し、この間に900円も水準を切り上げていたことで、目先筋の利益確定売りを誘発しやすい状況にある。ただ、下値では押し目買いニーズも強い。
日本では主要企業の2022年4〜12月期決算の発表が始まっており、「相場全体の『森』よりも個別企業の『木』を見る展開」との声がある。
24日に2022年4〜12月期決算を発表した日電産は23年3月期の各利益見通しを大幅に下方修正した。純利益見通しは前期比56%減の600億円と、22%増の1650億円から引き下げた。日電産株は前日終値から6%超下げて始まり、1銘柄で日経平均を10円超押し下げている。
個別では、アドテストやリクルートが安い。旭化成も下落している。半面、スズキや大日印が大きく上昇。日本製鉄など鉄鋼株が高い。
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