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毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【く行】【け行】

【く行】
 
■グロース株 【ぐろーすかぶ】
「成長株」ともいわれる。
今後持続的に大きく成長することが期待される銘柄をいう。
通常は売上高や経常利益などが年々増加し今後さらに大きく増えると予想される銘柄を指す。
次世代の事業を行う新興企業や成長産業に属する企業などが該当する。
現在の収益性や安定性より、将来の成長性が株式市場で評価されるため、一般に株価は高めに評価されやすい。
かつてある米国帰りの専門家は「グロース株は大型株、たとえば新日鉄など」とコメントしたがこれは間違い。
「未来があればグロース株」では言い過ぎだろうか。
 
 
 
 
【け行】
 
■景気敏感株【けいきびんかんかぶ】
景気の動向によって業績、株価が大きく左右される銘柄。
具体的には、紙パルプ・化学・鉄鋼などの素材産業や工作機械メーカー、運輸産業などの銘柄。
特に国内景気が不況を脱して好況に向かい始める時に、他の企業以上に大きく収益が伸びるため、株価も相対的に力強く上昇する傾向。
世界景気(海外景気)という視点からは商社・建機メーカー・装置メーカーなども景気敏感株の範疇。
これが一般的解釈だが単純に「景気に敏感に反応する銘柄」と言ってもほとんど問題はない。
しかも・・・。
大半の銘柄は景気動向に少なからず影響されるもの。
 
 
 
■堅調【けんちょう】
株価が上昇基調でありながら小動きに終始するときに使われる。
言い換えれば「堅すぎて動かない」という意味。逆の意味は軟調だが、こちらは株価が下落基調で小動きのケース。
なぜ上昇が硬く下落が軟らかいのかは不明。
また堅調・軟調という表現と小動きに明確な基準はない。
例えば日経平均株価が前日比0.95円上昇で引けた場合、予断が下落であれば軟調、予断が上昇であれば軟調となろうか。
市場全体は堅調・軟調でも個別銘柄は必ずしも全体が小動きという訳ではなく、当然大幅に動いているものもある。
 

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