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毎日コラム
「夢三題」

「夢三題」
 
「一富士、二鷹、三茄子」。
初夢で見ると良いことが起こるという。
富士はフジシール(7864)、富士通(6702)、富士フィルム(4901)。
鷹はタカショー(7590)、タカキュー(8166)。
そして茄子は那須鉄工(5922)。
取り立てて目立ってはないが確りした値動きだ。
こういう遊び心も時には欲しいものだ。
 
日銀の4日にETFを購入したが買入額は従来の701億円から501億円に大きく減額された。
16年7月29日の金融政策決定会合で決定。
「ETFについて保有残高が年間約6兆円に相当するペースで増加するよう買入れを行う(現行の約3.3兆円からほぼ倍増)」。
700億円を超える買入を行っていたが16年8月3日(347億円)以来、4年5カ月ぶりの低水準に買入額が減った。
ETFの買入額が減額されたことは卒業試験なのだろうか。
 
1月はダボス会議(世界経済フォーラム)が話題になる時期。
今年は年次特別総会をシンガポールで5月25ー28日に開催する予定。
従来のダボスでの年次総会は2022年からを予定している。
シンガポールでの年次特別総会は、新型コロナウイルス感染拡大からの復興を議論する初めての会合。
世界の経済界、政府、市民団体のリーダーが対面で議論。
現在、世界が直面する最大の課題の解決策を議論することが狙い。
例年ダボス会議が行われてきた時期となる2021年1月25−29日。
「ダボスウィーク」をオンラインで開催。
「新型コロナ禍」で失われた信頼や原則・信頼・パートナーシップを2021年で再構築するための議論を行う予定。
ここ数年で重要な議題となった第4次産業革命への対応、未来のより良い働き方、
ステークホルダーが参画する資本主義の加速などを「ダボスアジェンダ」としてウェブサイト上で発表。
シンガポールでの年次特別総会の前に東京で「グローバル・テクノロジー・ガバナンス・サミット」を4月6−7日に開催する予定。
ということは・・・。
シンガポール会議が開催される5月にはコロナも下火になっているという読みなのだろうか。
 
そういえば・・・。
因みに2016年の6日続落を7日目に止めたのは1月13日水曜日だった。
 
クレディ・スイスのレポートは「日本株で2021年に保有すべき銘柄」。
中身はトヨタ(7203)やキーエンス(6861)など20銘柄。
一方で保有を避けるべき銘柄としてマツダ(7261)やシャープ(6753)など11銘柄。
ポイントは「デジタル化・脱炭素化社会の推進、コーポレートガバナンスの進展」。
「コーポ─レーガバナンスでは20年に続き、親子上場解消が主要なテーマになる」との予想。
 
◇持つべき銘柄
 
・トヨタ(7203):目標株価9350円
 電気自動車の本格普及期に入ったと見られる中、同社の全方位の電動車戦略に揺るぎはない
 
・ホンダ(7267):目標株価3800円
 大幅な費用削減で収益性が大きく回復。四輪生産再編効果などに対する期待は不変
 
・デンソー(6902):目標株価6700円
 自動車市場が電動車の本格普及期に入りつつある中、電動化技術にかかわる中核技術を全方位で取り扱う同社の中長期成長シナリオは不変
 
・市川工業(7244):目標株価850円
 中計の目標売上高を支える新規受注案件のブッキングレシオは既に高い水準にあり、同社の車載ランプの拡販効果による、需要を上回る成長が期待
 
・キーエンス(6861):目標株価5万8040円
 新型コロナウイルスの感染拡大が緩和されれば、対面営業が本格化。販売拡大や海外販路強化による売上増期待
 
・SMC(6273):目標株価6万9580円
 同社が34%のシェアを維持している中国市場ではFA関連投資が堅調に推移しており、恩恵を享受すると想定
 
・ナブテスコ(6268):目標株価4710円
 自動車産業の設備投資回復に伴う産業用ロボット向けの受注増などから、21年12月期の業績は過去最高を更新すると予想
 
・ソニー(6758):目標株価1万1800円
 ゲーム、音楽を中心に中期成長が見込まれるほか、エレクトロニクスもオペレーション改善効果に期待。22年3月期以降の利益成長の確度は高く、トップピックとしての推奨は変わらず
 
・富士フイルム(4901):目標株価6700円
 バイオCDMO(バイオ医薬品の製造受託)をドライバーに、今後の利益貢献拡大が期待
 
・日本電産(6594):目標株価1万6000円
 EV市場急拡大によるトラクションモータ、E-Axleでの中長期での収益拡大が期待
 
・村田製作所(6981):目標株価1万1200円
 中長期では自動車電動化によるMLCC市場拡大の恩恵を最大限に享受する銘柄の1つ
 
・三菱電機(6503):目標株価2310円
 事業構造改革ストーリーは素直にポジティブに評価されやすい。自社株買いに関しての予算も提示される見通し
 
・アンリツ(6754):目標株価3090円
 5Gスマホの新機種数増加、新規潜在顧客獲得が期待。5G基地局関連需要やIoT向け開発需要など、今後の回復を期待
 
・ルネサスエレクトロニクス(6723):目標株価1530円
 22年12月期はADASやデータセンタ関連などがけん引し、2桁増益を確保すると予想。23年以降の同社の売上高拡大、車載半導体市場でのシェア回復なども期待
 
・信越化学工業(4063):目標株価1万5080円
 経済活動の回復による需要増が見込まれる塩ビやシリコーンなど、その他事業の業績改善が見込まれる
 
・中外製薬(4519):目標株価6300円
 22年12月期以降もヘムライブラの伸長などで増益確保は可能。新薬開発も進展
 
・エムスリー(2413):1万800円
 製薬マーケティング関連の受注は好調。21年3月期以降も好業績は続きそうな情勢
 
・三井住友FG(8316):目標株価5200円
 CET1比率9.7%(9月末)と資本に優位性。コロナ次第では株主還元に繋がる可能性も
 
・良品計画(7453):目標株価2900円
 無駄な値引き戦略の見直し、在庫水準の適正化が進展。21年8月期から利益率改善を伴った利益回復が進む見込み
 
・ABCマート(2670):目標株価7000円
 圧倒的に高い市場シェアと強固な財務体質。22年2月期からの収益回復に注目
 
 
◇避けるべき銘柄
 
・マツダ(7261):目標株価550円
 新世代の商品群を投入予定の23年3月期まではモデルパイプラインの大幅な改善見込めず
 
・ユニプレス(5949):目標株価850円
 主要得意先の減産を主因とした操業度影響、断続的な新車立ち上げに伴う費用および立ち上げ日程の変更などによる影響が残り、台数貢献が限られる中で合理化効果の積み増しへのハードルも高い
 
・CKD(6407):目標株価1460円
 旧正月以降、半導体サプライチェーン全般的に調整が始まることで、半導体需要の減速への懸念から、株価はネガティブに
 
・シャープ(6753):目標株価970円
 会社側が中期成長の軸として掲げている「AIoT」、「8K+5Gエコシステム」分野の業績貢献には時間がかかる印象
 
・ヒロセ電機(6806):目標株価1万4500円
 当面の業績改善を株価が織り込み済みであることや中長期では成長力が見劣り。セクター内での相対感から
 
・SCREEN(7735):目標株価4430円
 ロジック・ファウンダリ設備投資は21年上期でピークアウトすると予想
 
・アドバンテスト(6857):目標株価3890円
 21年3月期前半に見られた中国スマホメーカーの強気生産計画の反動減を予想
 
・日本マイクロニクス(6871):目標株価750円
 今後のプローブカードの需要拡大をけん引するとみられるDDR5関連需要に関して、同社も立ち上がり時期を見通せていないことなど
 
・大日本住友製薬(4506):目標株価1300円
 3200億円で買収したRoivant Sciencesの評価が定まらない。Roivantの保有する新薬候補についても売上規模は限定的
 
・大塚HD(4578):目標株価4800円
  21年12月期は抗てんかん薬イーケプラと抗精神病薬スプリセルからの売上収益690億円が消失するため、一時的とはいえ前期比14%の営業減益に転じる予想
 
・モノタロウ(3064):目標株価4100円
 新規登録者の7割が個人顧客となっており注文単価や今後の売上貢献力が低い。市場は同社の成長力に対して過大なバリュエーションを付していると考える
 

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