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相場概況(寄り付き後)
反落スタート、米株安で売り優勢
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、米株安で売り優勢
【寄り付き概況】
 
3日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前日比335円19銭安の3万9503円72銭。
 
前日の欧州株市場では最高値更新の続いていた独DAXが9日ぶりに反落するなど総じて軟調な地合いだったほか、米国株市場ではNYダウが一時500ドルあまりの下落をみせるなどリスク回避ムードの強い展開を強いられた。相次ぐ強い米経済指標の発表を受けFRBによる早期利下げ期待が後退、米金利の上昇基調が鮮明となるなか買い手控え感が拭えない。
 
欧米株安を受け東京株式市場でも投資家のセンチメントが足もと弱気に傾いている。日経平均株価は下値模索の動きだが、取引時間中は米株価指数先物や為替市場の動きなどに左右されそうだ。
 
 
米国のインフレ圧力の根強さを背景に米連邦準備理事会(FRB)が利下げを始める時期が先送りになるとの見方から、半導体関連などが下げた。東京株式市場でも東エレクやアドテストに売りが波及している。

気象庁は3日9時ごろ、地震の発生を受け、沖縄本島地方、宮古島・八重山地方に津波警報を出した。先行き警戒感から株価指数先物に売りの勢いが強まり、日経平均は下げ幅を広げた。

原油高がINPEXや出光興産などの石油関連株の買いを誘っている。2日のニューヨーク原油先物相場は続伸し一時は1バレル85ドル台半ばと、期近物として約5カ月ぶりの高値をつけた。中東の地政学リスクが供給面の懸念となっているほか、「米中の景況感が改善傾向にあり、原油の需要が伸びればエネルギー価格が起点のインフレが長引く懸念がある」との声がある。

東証株価指数(TOPIX)は続落している。

個別では、ファストリやソフトバンクグループ、ダイキンが下落している。一方、JR東海やクボタ、楽天グループが上昇している。


 

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