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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続落、リスク回避姿勢
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日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前日比25円62銭安い3781円08銭だった。
中国が新型肺炎の認定基準を変更したことで感染者数が大幅に増加し、感染拡大の勢いが弱まりつつあるとの楽観ムードが後退した。新型肺炎の感染拡大への懸念が続くなか、国内で初めて死者が出たことで投資家のリスク回避姿勢が強まり、売りが優勢となった。
ワークマン、ユニバーサル、東映アニメなど時価総額の大きい銘柄の一角が軟調に推移したことも響いた。
肺炎関連とされる中京医薬などが買われた。またハーモニック、マクドナルドが上昇した。
全体としては軟調となったが、好材料が個別に出た銘柄には個人の投資マネーが流入していた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で635億円、売買高は1億288万株だった
値上がり銘柄数は178、値下がり銘柄数は456となった。
個別では、ルーデン・ホールディングス、地域新聞社、極楽湯ホールディングス、アルファクス・フード・システム、ハーバー研究所など10銘柄が昨年来安値を更新。ラ・アトレ、エヌ・シー・エヌ、協立エアテック、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所、小田原エンジニアリングが売られた。
一方、中京医薬品がストップ高。大谷工業は一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、守谷商会、ウェッジホールディングス、佐藤食品工業、昭和パックスなど11銘柄は昨年来高値を更新。重松製作所、興研、アンビスホールディングス、ナガオカ、内外テックが買われた。
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