会員情報作成
ログイン
株ちゃんの明日読み
堅調な地合いか

堅調な地合いか
20日の日経平均が続伸。終値は前日比128円高の2万1462円で、5月8日以来、約1カ月半ぶりの水準まで回復してきた。FRBが将来の利下げに言及したことで外国人投資家中心にリスクを取る動きが強まった。
円高が進行して輸出株の一部はさえない動きとなったが、中国株の急伸などにも支えられて事前予想より高く取引を終えている。
 
21日の東京株式市場は、日経平均は上値を指向する展開が想定される。
次回以降のFOMC(米連邦公開市場委員会)での米利下げ期待による米国株高が支えとなるだろう。
テクニカル面では5月の戻り局面で抵抗となった75日線(2万1432円、20日時点、以下同じ)を上回ってきた。加えて13週線(2万1442円)も上回っており、同水準を週末値でも超えてくれば、下値不安は相当和らぐ。あすはこれらを意識しながら、節目の2万1500円を突破できるかが注目される。
5月初旬の下げが鋭角的であった分、すんなり超えられれば2万2000円辺りまではノンストップで上昇が続く可能性もある。
週末要因も重なることから、指数に連動する大型株を避け、中小型株への物色が中心になりそうだ
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
 
22227.37  均衡表雲上限(週足)
21916.55  ボリンジャー:+1σ(13週)
21850.54  ボリンジャー:+3σ(25日)
21790.05  均衡表雲下限(週足)
21717.21  ボリンジャー:+1σ(26週)
21677.02  200日移動平均線
21582.10  ボリンジャー:+2σ(25日)
21557.19  均衡表雲上限(日足)
21534.03  均衡表雲下限(日足)
 
21462.86  ★日経平均株価20日終値
 
21442.18  13週移動平均線
21432.68  75日移動平均線
21326.28  均衡表転換線(週足)
21313.67  ボリンジャー:+1σ(25日)
21207.79  均衡表転換線(日足)
21173.72  6日移動平均線
21134.42   新値三本足陰転値
21069.90  26週移動平均線
21045.23  25日移動平均線
20967.82  ボリンジャー:-1σ(13週)
 
ローソク足は陽線を引き、5日線と25日線がともに上向きをキープして短期上昇トレンドの継続を示唆した。
一目均衡表では、日々線が雲下限との下方乖離幅を縮小し、大勢で売り手優位が薄れた格好。遅行線は株価との上方乖離幅を広げて強気シグナルを増大した。
転換線が上昇を続け、基準線も上向きに転じ、こちらも短期上昇トレンドの継続を示唆している。
ボリンジャーバンドでは、+1σを上放れて+1σと+2σの中間付近にシフト。RSI(14日ベース)も61.78%(前日58.14%)と中立圏中心の50%を上放れ、5月24日の20%割れをボトムとする上昇トレンドが保たれた。
 

戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv