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【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は4日ぶり反発、新規資金が流入
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日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比6円66銭高い3442円90銭だった。7月以降も新規株式公開(IPO)が続き、新興市場には新規資金が流入するとの期待から、買いが優勢になった。
好調な海外市場の流れを受けて個人投資家のリスクセンチメントが改善し反発でのスタートとなった。しかし、寄り付き前に発表された有効求人倍率の低下幅がオイルショック以来の数値となったことが嫌気され、寄り付き後は徐々に上げ幅を縮小し一時はマイナスに転じる場面があった。その後は前日終値を挟んだもみ合いでの推移となり小幅高で取引を終了した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で796億円、売買高は3億6753万株だった。
値上がり銘柄数は370、値下がり銘柄数は248となった。
29日に東証ジャスダック市場に新規上場したエブレンは上場2日目のきょう、初めて取引が成立し初値(5000円)を365円(7.3%)下回る4635円で取引を終えた。午前に公募・売り出し価格(公開価格、1350円)の3.7倍の初値を付けた。
個別では、スーパーバリュー、アイ・ピー・エス、ヤマザキがストップ高。SAMURAI&J PARTNERS、GMOアドパートナーズ、ヤマウは一時ストップ高と値を飛ばした。オールアバウト、ジェーソン、マックスバリュ九州、ANAP、ケイブなど18銘柄は年初来高値を更新。コックス、クリエアナブキ、エイアンドティー、サン・ライフホールディング、フルヤ金属が買われた。
一方、ビーイング、ウッドフレンズが年初来安値を更新。ソフィアホールディングス、No.1、チエル、ウェッジホールディングス、ソーバルが売られた。
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