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相場概況(前引け)
354円高と反発、NYダウが今年最大の上げ幅を受け
東京株式(前引け)=354円高と反発、NYダウが今年最大の上げ幅を受け
7日午前の日経平均株価は反発し、前日比354円64銭高の2万8282円01銭で終えた。上げ幅は一時400円を超えた。
 
前日の米国株市場でNYダウが今年最大の上げ幅をみせたことなどで投資家の不安心理が後退し、主力株を中心に先物主導で幅広く買い戻される展開となった。日経平均株価は朝方高く始まった後、いったん値を消す場面もあったが、売りが一巡すると急速に上値指向に変わり一時400円以上高い場面もあった。中国の預金準備率引き下げが中国景気を刺激するとの思惑が景気敏感株に追い風となっている。ほぼ全面高様相で東証1部全体の9割の銘柄が上昇した。
 
新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への過度な警戒感がいったん後退し、空運や鉄鋼など景気敏感株を中心に幅広い銘柄で買いが優勢となった。
海外株とともに日経平均株価も大幅反発する展開となっている。日足チャートを見ると、2万8000円手前に位置する5日移動平均線を寄り付きで上回り、戻りを試す格好。前日まで7日続落して連日で年初来安値を更新していたソフトバンクグループ(SBG)が大幅反発した。1銘柄で日経平均を約84円押し上げている
 
市場では「テクニカル指標面からも日本株は売られすぎのサインが出ていた。配当の再投資や会社員のボーナス支給の時期で需給が改善するとの期待もあり、きょうは地合いが良さそうだと判断した投資家が買いに動いた」との指摘があった。
 
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反発した。
 
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆2830億円、売買高は5億3011万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1969と、全体の約9割を占めた。値下がりは162、変わらずは50銘柄だった。

 
 
業種別株価指数(33業種)は海運業、空運業、陸運業などが上昇。下落は水産・農林業だけだった。
 
個別では、ソフトバンクグループが売買代金首位となり大きく切り返したほか、レーザーテックも買いを集めた。日本郵船など海運株も高い。リクルートホールディングス、日本電波工業、井筒屋、ANAHD、JAL、JR東日本も買われた。
 
半面、富士通が軟調、シマノも売りに押された。Zホールディングスも冴えない。アイホンが急落、コナミHD、日本CMK、日本水産などの下げも目立つ。
 
 
東証2部株価指数は前日比63.29ポイント高の7429.39ポイントと反発した。
出来高は1億6589万株。値上がり銘柄数は284、値下がり銘柄数は103となった。
 
個別では、エスティック、ササクラ、ヨネックス、カンダホールディングスが年初来高値を更新。東京ソワール、SIGグループ、ユーピーアール、アートスパークホールディングス、ビーイングホールディングスが買われた。
 
一方、エスビー食品、日本調理機、インスペック、ドリームベッド、日住サービスなど6銘柄が年初来安値を更新。玉井商船、栗林商船、丸尾カルシウム、SDSホールディングス、中央ビルト工業が売られた。
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