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東証グロース(大引け)
値下がり優勢、積極的に買う材料がなく
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、積極的に買う材料がなく

 
東証グロース市場は米長期金利が高止まりしているなか、PER(株価収益率)の高いグロース(成長)株の多い新興株市場では相対的な割高感を意識した売りが優勢だった。
積極的に買う材料がなく参加者が少ない中、売買代金は低調な水準にとどまった。
市場では「新規株式公開(IPO)が続いたことで投資家の注目が新規上場銘柄に行き、既存の主力銘柄から資金が抜けやすくなっている」との見方を示した。
 
東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比15.48ポイント(2.36%)安の640.12で、4月19日に付けた年初来安値(638.74)まで1.38ポイントに迫った。
 
グロース市場ではGENDAやエヌピーシーが下落した。一方、トリプルアイやリンカーズは上昇した。
値上がり銘柄数125、値下がり銘柄数381と、値下がりが優勢だった。
 
きょうグロース市場に上場したコージンBは公開価格(1900円)を130円(6.84%)上回る2030円で初値を付けて、終値は初値比340円(16.74%)高い2370円だった。
 
 
個別では、コパ・コーポレーションが一時ストップ高と値を飛ばした。トランスジェニック、セキュア、ビーマップ、リンカーズ、リグアなど6銘柄は年初来高値を更新。トリプルアイズ、ジャパンM&Aソリューション、ペルセウスプロテオミクス、キューブ、Waqooが買われた。
 
一方、アスカネット、GMOフィナンシャルゲート、バルテス・ホールディングス、カイオム・バイオサイエンス、メドレックスなど18銘柄が年初来安値を更新。シーユーシー、トライト、コンヴァノ、テックファームホールディングス、データセクションが売られた。
 

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