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相場概況(寄り付き後)
小幅続伸スタート、円安が支え
【市況】東京株式(寄り付き)=小幅続伸スタート、円安が支え
【寄り付き概況】


31日の日経平均株価は小幅に続伸して始まった。始値は前日比25円16銭高の2万7458円56銭。

前日の米国株市場では広範囲にポジション調整の売りが広がり、NYダウは7日ぶりに反落した。また、ナスダック総合株価指数も安く引けており、利益確定売り圧力が幅広い銘柄に及んだ。
あすのFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控えるほかGAFAMの決算が相次ぐことから、この結果を確認したいとの思惑が強い。

東京株式市場でも目先不透明感の強い環境下で積極的に上値を買い進む動きは見込みにくくなっている。ただ、押し目買い需要は旺盛で深押しも想定しづらく、狭いレンジでのもみ合いが予想される。

外国為替市場で円相場が1ドル=130円台半ばと、前日夕に比べて円安・ドル高で推移している。円安進行を受けて輸出企業の採算悪化懸念が和らぎ、主力株買いにつながっている。

また、国内の主要企業の決算発表が本格化するなか、業績を手掛かりにした物色が活発になっている。30日に今期業績見通しを引き上げたOLCや中部電などが高い。

取引時間前に経済産業省が発表した2022年12月の鉱工業生産指数(季節調整済み)の速報値は前月比0.1%低下した。QUICKがまとめた民間予想の中央値(1.2%低下)を上回ったが、現時点で株価の反応は限られている。

東証株価指数(TOPIX)は反発している。

個別では、NECや日産自、サッポロHDが買われている。ソニーGやオリンパスが高い。
一方、関西電やキヤノン、INPEXが売られている。三井住友FGやファナックが安い。

 

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