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「事の本質を」
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「事の本質を」

週末のNY株式市場で主要3指数はそろって大幅続伸。
NYダウとS&P500は1%超、NASDAQは2%超の上昇。
520億ドル規模の半導体生産支援法案が発表間近と報じられた半導体セクターが上昇。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は3%高。
「今週の大幅な相場変動は、長期投資というよりも短期トレードの動きの反映。
市場は次の持続的な買い手掛かりを探している。
インフレが最大の懸念材料であることに変わりはない。
ただ金利が過去の高水準を超えない限り強気派が優勢。
売り叩かれていた銘柄の一部を買い戻すだろう」という声が聞こえる。
4月の小売売上高(季節調整済み)は前月比横ばい。
市場予想の1%増を下回った。
前年同月比では51.2%増。
「需要サイドによる物価上昇は一過性のものというFRBの見解が証明された」との見方だ。
次は19日発表のFOMC議事要旨だという。
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)は82.8。
約1年ぶりの高水準だった4月確報値の88.3から5.5ポイント低下した。
期待インフレ率は1年先が4.6%、5年先が3.1%。
ともに10年超ぶりの高水準となった。
4月はそれぞれ3.4%、2.7%だった。
小売売上高が予想を下回ったことで国債利回りは低下。
10年国債利回りは1.635%。
2年国債利回りは0.149%。
ドル円は109円台前半。
ビットコインは1.70%高の5万517.66ドル。
週間では13%超下落した。
WTI原油先物1.55ドル(2.43%)高の65.37ドル。
SKEW指数は139.05。
恐怖と欲望指数は40→41。

週末のNYダウは360ドル(1.06%)高の34382ドルと続伸。
高値は34454ドル。
NASDAQは304ポイント(2.32%)高の13429ポイントと続伸。
S&P500は61ポイント(1.49%)高の41733ポイントと続伸。
ダウ輸送株指数は215ポイント高の15917ポイントと続伸。
SOX指数は3.02%高の2981ポイントと続伸。
VIX指数は18.81と低下。
合算売買高は95億株(前日は115億株、過去20日平均は105億株)。
225先物CME円建ては大証比日中比270円高の28310円。
ドル建ては大証比日中比275円高の28315円。
ドル円は109.34円
10年国債利回りは1.635%。
2年国債利回りは0.149%。

週間ベースでNYダウは1.1%安、2週ぶり反落。
NASDAQは2.3%安、4週続落(累計4.4%下落)。
S&P500は1.4%安 3週ぶり反落。


週末の日経平均は寄り付き275円高。
終値は636円安の28084円。
上昇率は2.32%。
日足は4日ぶりに陽線。
昨日の下げ幅699円に対し上昇幅は636円。
週間では1273円安と4ケタの下落。
週足は2週ぶりに陰線。
TOPIXは1.86%上昇で4日ぶりに反発。
東証マザーズ指数は1.80%上昇で9日ぶりに反発。
日経ジャスダック平均は4日ぶりに反発。
東証1部の売買代金は2兆8867億円(前日3兆524億円)。
79日連続で2兆円超。
3日ぶりに3兆円割れ。
値上がり1790銘柄(前日335銘柄)。
値下がり347銘柄(前日1800銘柄)。
新高値50銘柄(前日23銘柄)。
新安値114銘柄(前日432銘柄)。
騰落レシオは80.61(前日78.86)と上昇。
NTレシオは14.91倍(前日14.84倍)。
3日連続で15倍割れ。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩下がりの25日線(29165円)から▲3.70%。
4日連続で下回り第一次限界水準。
右肩下がりの75日線は29246円。
4日連続で下回った。
右肩上がりの200日線(26364円)からは6.52%(前日△4.22%)。
右肩下がりの5日線(28361円)から▲0.98%。
4日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.785%(前日▲12.989%)。
買い方▲9.117%(前日▲10.835%)。
売り方買い方逆転は免れた。
マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方△2.029%(前日△5.795%)。
買い方▲22.468%(前日▲24.052%)。
空売り比率は44.2%(4日連続40%超:前日47.4%)。
空売り規制なしの比率は8.9%(前日11.4%)。
日経VIは24.09(前日28.21)と低下。
日経平均採用銘柄の予想PERは14.40倍(前日14.39倍)。
前期基準では17.74倍。
EPSは1950円(前日1907円)。
(4月28日1367円→1411円→1519円→1520円
→1597円→1609円→1685円→1907円)。
11日連続で今年の最大値更新。
因みに今年大発会は1081円、最低値は1072円。
昨年1月大発会の1639円は超えた。
19年7月25日の過去最大値1795円をはるかに上抜いた。
225のPBRは1.21倍。
BPSは23210円(前日23065円)
日経平均の益回りは6.94%(前日6.95%)。
配当利回りは1.82%。
10年国債利回りは0.080%。
東証1部全銘柄だと予想PERは16.68倍。
前期基準では20.62。
PBRは1.29倍。
東証1部単純平均株価は41円高の2338円。
(2020年末2341円、2019年末2327円、
2018年末2077円、2017年末2946円)。
東証1部売買単価は2279円(前日は2167円)。
東証1部時価総額は700兆円(前日は686円)。
3日ぶりに700兆円超。
ドル建て日経平均は256.50(前日250.21)。
週末のシカゴ225先物終値は大証日中比270円高の28310円。
高値は28325円、安値は27695円。
225先物大証夜間取引終値は日中比240円高の28280円。
気学では「一方に偏して動く。波動について駆け引きせよ」。
火曜は「人気に逆行して動く日」。
水曜は「目先の天底を司る。足取りに注意」。
木曜は「突っ込んでも戻る日。悪目あれば買い方針良し」。
金曜は「下より買いの日なれど上寄り高きは飛び付き警戒」。
ボリンジャーのマイナス3σの27365円を上回った。
マイナス2σ27965円も上回った。
マイナス1σが28565円。
一目均衡の雲の上限は29341円。
下限が29172円で4日連続で雲の下。
勝手雲の上限は29314円
下限は29086円。
4日連続で勝手雲の下。
5月11日のマドは29346円ー29289円。
RSIが40.58(前日29.06)。
RCIが25.00(前日39.84)。
日銀は13日連続でETFを買わず。
ラマダンは明けた。
5月30日→6月28日の水星逆行までは日がある。
アノマリー的には株高の特異日(下げ止まりの日)。

《今日のポイント5月15日》

(1)週末のNY株式市場で主要3指数はそろって大幅続伸。
   NYダウとS&P500は1%超、NASDAQは2%超の上昇。
   10年国債利回りは1.635%。
   2年国債利回りは0.149%。
   ドル円は109円台前半。
   SKEW指数は139.05。
   恐怖と欲望指数は40→41。

(2)ダウ輸送株指数は215ポイント高の15917ポイントと続伸。
   SOX指数は3.02%高の2981ポイントと続伸。
   VIX指数は18.81と低下。
   合算売買高は95億株(前日は115億株、過去20日平均は105億株)。
   225先物CME円建ては大証比日中比270円高の28310円。

(3)東証1部の売買代金は2兆8867億円(前日3兆524億円)。
   新高値50銘柄(前日23銘柄)。
   新安値114銘柄(前日432銘柄)。
   騰落レシオは80.61(前日78.86)と上昇。
   NTレシオは14.91倍(前日14.84倍)。
   3日連続で15倍割れ。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)右肩下がりの25日線(29165円)から▲3.70%。
   4日連続で下回り第一次限界水準。
   右肩下がりの75日線は29246円。
   4日連続で下回った。
   右肩上がりの200日線(26364円)からは6.52%(前日△4.22%)。
   右肩下がりの5日線(28361円)から▲0.98%。
   4日連続で下回った。

(5)空売り比率は44.2%(4日連続40%超:前日47.4%)。
   空売り規制なしの比率は8.9%(前日11.4%)。
   日経VIは24.09(前日28.21)と低下。

(6)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.785%(前日▲12.989%)。
   買い方▲9.117%(前日▲10.835%)。
   売り方買い方逆転は免れた。
   マザーズ銘柄ネットストック信用価損益率で売り方△2.029%(前日△5.795%)。
   買い方▲22.468%(前日▲24.052%)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは14.40倍(前日14.39倍)。
   前期基準では17.74倍。
   EPSは1950円(前日1907円)。
   (4月28日1367円→1411円→1519円→1520円
   →1597円→1609円→1685円→1907円)。
   11日連続で今年の最大値更新。
   因みに今年大発会は1081円、最低値は1072円。
   昨年1月大発会の1639円は超えた。
   19年7月25日の過去最大値1795円をはるかに上抜いた。
   BPSは23210円(前日23065円)
   日経平均の益回りは6.94%(前日6.95%)。

(8)東証1部時価総額は700兆円(前日は686円)。
   3日ぶりに700兆円超。
   ドル建て日経平均は256.50(前日250.21)。

(9)ボリンジャーのマイナス3σの27365円を上回った。
   マイナス2σ27965円も上回った。
   マイナス1σが28565円。
   一目均衡の雲の上限は29341円。
   下限が29172円で4日連続で雲の下。
   勝手雲の上限は29314円
   下限は29086円。
   4日連続で勝手雲の下。
   5月11日のマドは29346円ー29289円。
   RSIが40.58(前日29.06)。
   RCIが25.00(前日39.84)。
   日銀は13日連続でETFを買わず。
   ラマダンは明けた。
   5月30日→6月28日の水星逆行までは日がある。
   アノマリー的には株高の特異日(下げ止まりの日)。

今年の曜日別勝敗(5月14日まで)

月曜12勝5敗
火曜9勝8敗
水曜8勝10敗
木曜12勝5敗
金曜9勝10敗

週間ベースで日経平均株価は4.3%安。
TOPIXは2.6%安、ともに2週ぶり反落。
東証マザーズ指数は6.7%安、4週続落(累計13.3%下落)。
日経ジャスダック平均は2.2%安、2週ぶり反落。
東証2部指数は2.4%安、3週ぶり反落。
東証REIT指数は2.4%安、2週続落(2.7%下落)。

12日発表の4月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は、総合指数が前年比4.2%上昇。
2008年9月以来、約12年半ぶりの大幅な伸びを記録した。
市場ではインフレ率がFRBの目標を超えて上昇し、予想より早く利上げが実施されるのではないかとの観測が出た。
一方で4月の小売売上高(季節調整済み)は前月比横ばい。
市場予想の1%増を下回った。
前年同月比では51.2%増。
「需要サイドによる物価上昇は一過性のものというFRBの見解が証明された」との見方だ。
次は19日発表のFOMC議事要旨だと視点は変化。
断片的な経済指標に事前は怯え、通過で収束する愚かしい米国市場という印象は強い。
換言すれば「頭の悪い市場に付き合う必要は薄い」となる。

セオドア・レビットの「マーケティング発想法」(1968年)の一節。
「ドリルを買いに来た顧客に回転数や消費電力を懇切丁寧に説明しても意味はない。
顧客が欲しいのは4分の1インチの穴なのである。
昨年、4分の1インチ・ドリルがミリオンセラーとなった。
これは人々がが4分の1インチ・ドリルを欲したからではない。
4分の1インチの穴を欲したからである」。
そして・・・。
「ドリルを買った人は何を求めていたのかというと、ドリルという製品ではない。
それによってもたらされる穴という結果や利益を求めているのだ」。
証券市場に置き換えれば「アレコレの経済情勢の説明より重要なのは顧客が証券市場を通じて得る利益」となろうか。
現在では説明義務や説明責任などがあるので通用しないかも知れない。
しかし事の本質を表現していることは間違いないだろう。
「表面的な現象に囚われず、隠れた本質が何なのか」。
証券市場では今これが問われているような気がしてならない。
小手先のツールの性能に拘るだけでは市場の未来のトレンドは見えなかろう。

国内製造業の純利益は35%増の12兆円と3年ぶりに増益。
「自動車・電機けん引は想定通りの展開だ。
コロナ禍前の19年3月比75%まで回復してきた。
(20年3月期は4割減)
3月時点の見通しよりも上振れだ比率は82%となった。
今2022年3月期は25%増の見通し。
2年連続で2ケタ増益は2014年3月期以来のこと。
一方で非製造業は27%減益。
興味深いのは4.9兆円と巨額の利益を上げたSBGを除外している点。
14日時点で上場企業全体は26%増益。
SBGを除けば1%減益。
「儲かってはいるが信用はできない」というのがコンセンサスなのだろう。

商品面では「ばら積み船の用船料は10年ぶり高値」。
背景は中国の鉄鉱石調達増。
その鉄鉱石は1トン202ドル台と過熱水準。
そして鶏卵の卸値は7年4カ月ぶりの高値水準。
年初のキロ120円が直近ではキロ260円と上昇。
インフレの足は迫って来た印象だ。


◇━━━ カタリスト━━━◇

バルミューダ(6612)・・・動兆

バルミューダに注目する。
同社は扇風機や調理家電が主力。
機能性やデザイン性に高評価。
掃除機・携帯に期待。

(兜町カタリスト櫻井)

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