会員情報作成
ログイン
NY株/欧州株概況
ダウ反発466ドル高、ハイテクに買い 
【市況】ダウ反発466ドル高、ハイテクに買い 

 
13日のNYダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発し、前日比466ドル36セント(1.5%)高の3万2196ドル66セントで終えた。前日までの6日続落で2330ドル(6.8%)下げており、短期的な自律反発を期待した買いがハイテク株を中心に優勢だった。
 
ダウ平均は前日までの6営業日で2300ドル超下落した。この日は材料難だったが、値ごろ感からこれまで売りがかさんでいたアップル、マイクロソフトなどIT大手に買いが膨らみ、終日堅調に推移し、終値で3万2000ドル台を回復した。ナスダックは3.8%超高で取引を終えた。
米ミシガン大学がこの日発表した5月の消費者景況感指数(暫定値)は59.1と、前月の確報値と市場予想を下回ったが、相場への影響は限られた。
 
ダウ平均は一時、前日比545ドル上昇した。今週は前日にかけて株式の信用取引や暗号資産(仮想通貨)取引の買い方が相場下落を受けたマージンコール(追い証)に対応するために、保有資産を売却したことが相場急落を招いたとの見方があった。市場では短期的には損失覚悟の投げ売りが一巡したとの観測もあった。週末を控え、投機筋を中心に積み上がっていた売りの持ち高を解消する動きもこの日の相場上昇につながったもようだ。
 
ダウ平均は上げ幅を132ドルまで縮小する場面もあった。インフレ懸念や米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めへの警戒感は根強く、中長期主体の買いが入りにくい。この日も短期主体の売買が中心で、値動きの荒い展開だった。
 
足元で下げが目立ったハイテク株が買われた。前日に1月4日に付けた上場来高値からの下落率が「弱気相場」入りの目安とされる2割を超えたスマートフォンのアップルが3%上昇した。顧客情報管理のセールスフォースとソフトウエアのマイクロソフトも高い。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスと同業のビザといった消費関連銘柄も上げた。
 
中国関連銘柄とされる航空機のボーイングやスポーツ用品のナイキなども上げが目立った。都市封鎖(ロックダウン)中の中国・上海市は13日、5月中旬をメドに新規感染者数を「実質ゼロ」とする目標を示した。目標達成後は外出・営業制限を段階的に緩和する見通しで、中国の景気減速に対する過度な警戒感がやや和らいだ。
 
ダウ平均は週間で702ドル(2.1%)下落し、7週連続で下げた。7週連続の下落は2001年5〜7月以来、21年ぶり。
 
ナスダック総合株価指数は大幅に続伸し、前日比434.040ポイント(3.8%)高の1万1805.002で終えた。上昇率は今年最大だった。ハイテク大手に買いが広がり、ネット通販のアマゾン・ドット・コムと電気自動車のテスラが6%、動画配信のネットフリックスは8%上げた。
 
一方、交流サイトのツイッターは10%下げた。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が偽アカウントの実態を把握するまで買収を一時保留すると表明したのを受けて売られた。
 
ナスダック指数は週間で2.8%下落し、6週連続で下げた。6週連続の下落は12年10〜11月以来。
 
S&P500種株価指数は3日ぶりに反発した。ただ、週間では2.4%安となり、11年5〜6月以来となる6週連続の下落だった。
 
 
 
NYダウ工業株30種(ドル)
32,196.66+466.36
S&P500種
4,023.89+93.81
ナスダック
11,805.002+434.040
FTウィルシャー5000
40,783.77+1,033.20
NY金(ドル/トロイオンス)
1,808.20−16.40
NY原油(ドル/バレル)
110.16+4.03
円・ドル
129.27 - 129.29+0.44
 
 

【シカゴ日本株先物概況】


13日のシカゴ日経平均先物は反発した。6月物は前日比875円高の2万6675円で引け、13日の大取終値を285円上回った。
13日の米株式市場では、暗号資産市場が持ち直したことで、金融市場に混乱がもたらされるとの脅威が後退し、寄り付き後上昇した。ハイテク株も下げ止まったため、主要株式指数は安心感から終日堅調に推移した。
ハイテク株を中心に買いが広がり、日経平均先物を支えた。前日の市場で下落した反動の買いも入った。






【欧州株式市場】

■イギリス・ロンドン株価指数

13日のFTSE100種総合株価指数は大幅に反発し、前日に比べ184.81ポイント(2.55%)高の7418.15で引けた。中国景気の過度な減速懸念が和らぎ、投資家心理が上向いた。原油先物価格の上昇でエネルギー株に買いが入った。
個別銘柄を見ると、英金融大手HSBCホールディングスが3.7%高、英石油大手BPが3.6%高、英製薬大手アストラゼネカが3.2%高となるなど、幅広い銘柄が買われた。


■ドイツ・フランクフルト株価指数

13日のドイツ株価指数(DAX)は大幅に反発した。前日に比べ288.29ポイント(2.10%)高の1万4027.93で終えた。中国の景気減速に対する過度な懸念がやや和らぎ、投資家心理が上向いた。13日の米株式相場の上昇で買い安心感が広がり、午後にかけて一段高となった。DAXでは独食材宅配大手ハローフレッシュが9.3%の大幅高だった。



■フランス・パリ株価指数

フランスCAC40種指数は2.52%高となった。世界経済の減速懸念を背景としたここ数日間の急落が一服し、買い戻しが入った。CACでは仏自動車ルノーが5.2%高と買われた。


 

戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv