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株ちゃんの明日読み
底堅い展開か

底堅い展開か
 
 
週明けの日経平均が3日ぶりに大幅反発。
終値は前週末比353円高の2万741円で、3月6日以来の高値となった。
緊急事態宣言の全面解除や政府の2020年度第2次補正予算案が100兆円を超える規模となるとの報道を好感し買いが優勢となった。
ワクチン開発への期待感も相場を下支えした模様。半面、香港情勢を巡る米中対立の不透明感から出来高(実需)は減少している。
 
 
明日26日の日経平均株価は、底堅い展開か。
現地25日の米国市場はメモリアルデーの祝日のため休場で手掛かり材料に乏しいが、政府は25日に東京など首都圏の1都3県と北海道で継続している緊急事態宣言の解除を正式決定する。一部では織り込み済みとの見方もあるが、経済活動再開への期待は根強く、戻りを試す可能性がある。
政府・日銀の経済・金融政策とともに売り込みにくい状況にあり、買い戻しや買い直しの動きを誘いやすいとも言える。多少下げたとしても右肩上がりのトレンドに変化はないだろう。
市場では、「買えていない投資家が多い。海外勢が日本株の出遅れに目を付ければ、一段の上昇が想定されるいとの声が聞かれた。
 

■テクニカル・ポイント(25日現在)
 
22158.94  均衡表雲上限(週足)
21855.68  ボリンジャー:+2σ(13週)
21658.86  200日移動平均線
21431.72  26週移動平均線
21313.99  ボリンジャー:+3σ(25日)
21278.32  均衡表雲下限(週足)
20856.78  ボリンジャー:+2σ(25日)
 
20741.65  ★日経平均株価25日終値
 
20603.48  ボリンジャー:+1σ(13週)
20474.08  6日移動平均線
20399.57  ボリンジャー:+1σ(25日)
20390.66   新値三本足陰転値
20341.01  75日移動平均線
20287.27  均衡表転換線(日足)
20237.07  均衡表基準線(週足)
20176.78  均衡表雲上限(日足)
19942.36  25日移動平均線
19799.95  均衡表基準線(日足)
19485.15  ボリンジャー:-1σ(25日)
19351.29  13週移動平均線
 
ローソク足は陽の丸坊主を示現したほか終値は5日線上に復帰し、ともに強い買い圧力を窺わせた。
ボリンジャーバンドでは+1σと+2σで形成するレンジ内で推移し、買い手優勢地合いの継続を示唆。本日終値の25日線との上方乖離率は4.00%、RSI(14日ベース)は64.20%と、いずれも買われ過ぎを示す5%、80%ラインを下回っており、過熱感は薄い。


【明日の注目銘柄】
 
■イトーキ <7972>
20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比37.6%増の28.8億円に拡大した。併せて、従来の通期業績予想(連結経常利益は24億円)を取り下げ、未定に変更した。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.2%→8.0%に改善した。
 
■日本ケミコン <6997>
20年3月期の連結経常損益は42.4億円の赤字(前の期は48.3億円の黒字)に転落したが、21年3月期は22億円の黒字に回復する見通しとなった。同時に、従来30円を計画していた前期の期末一括配当を見送るとし、今期の年間配当は未定とした
 
■日本電子材料 <6855>
20年3月期の連結経常利益は前の期比6.1%減の9億9300万円に減ったが、従来予想の7億2000万円を上回って着地。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。
同時に、前期の年間配当を10円→13円(前の期は10円)に増額し、今期の年間配当は未定とした。
 
■パシフィックシステム <3847>
20年3月期の連結経常利益は前の期比5.0%増の8.2億円に伸び、従来予想の6.9億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。5期連続で過去最高益を更新した。4期連続増収、5期連続増益となった。なお、21年3月期の業績見通しは開示しなかった。
同時に、前期の年間配当を100円→120円(前の期は110円)に増額し、今期の年間配当は未定とした。

 

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