相場展望(寄り付き前)
一進一退の展開か
【オープニングコメント】
一進一退の展開か

31日の東京株式市場は、軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8800円-3万9400円を想定。(30日終値3万9277円39銭)
 
米国株は下落。ダウ平均は91ドル安の42141ドルで取引を終えた。3指数とも中盤ではプラス圏で推移する場面があったが、終盤にかけて値を崩し、安値圏で取引を終えた。
 
日経平均株価は、現地30日の米国株式が下落したことや、終値ベースの3日間で1300円を超える上昇となっていた反動もあり、売り先行スタートとなりそう。日銀の金融政策決定会合では、「政策に変更はない」との見方が有力とみられているが、結果を確認したいとして様子見姿勢が強まる場面もありそう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=153円台の前半(30日は153円32-34銭)、ユーロ・円が1ユーロ=166円台の半ば(同165円87-91銭)と小動き。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比195円安の3万9295円だった。
 
 
【好材料銘柄】  

■ブルボン <2208> 
今期経常を一転26%増益に上方修正・7期ぶり最高益更新へ。

■ウェルネット <2428> 
7-9月期(1Q)経常は64%増益で着地。

■Jストリーム <4308> 
上期経常が40%増益で着地・7-9月期も2.5倍増益。

■サンバイオ <4592> 
米国で主要開発品「SB623」を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療に関する特許が成立。

■マキタ <6586>
今期最終を20%上方修正。

■アドバンテスト <6857>
今期最終を16%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.2%にあたる900万株(金額で500億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月1日から25年2月26日まで。

■東洋証券 <8614>
新たな株主還元策として27年3月期までの3年間、年50円配当を実施する方針。上期経常は21%減益で着地。

■いちよし証券 <8624>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.9%にあたる200万株(金額で17億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月31日から12月23日まで。


【主な経済指標・スケジュール】
 
31(木)
【国内】
植田日銀総裁記者会見
日銀、経済・物価情勢の展望を公表
9月鉱工業生産指数(8:50)
9月商業動態統計(8:50)
《決算発表》
第一三共、JT、HOYA、武田、デンソー、富士通、大塚HD、三菱電、住友商、ルネサス、豊田織機、JR東日本、パナソニックH、豊通商、日本酸素、コナミG、レーザーテク、商船三井、ZOZO、協和キリン、ANA、大塚商、住友林、大ガス、アイシン、富士電機、MonotaRO、阪急阪神、スクリン、小野薬、積水化、TIS、特殊陶、三和HD、九州電、東北電、新電工、イビデン、ソシオネクスト
 
【海外】
中国10月製造業購買担当者景気指数(PMI)(10:30)
米9月個人所得(21:30)
米9月個人消費支出(21:30)
《アジア決算発表》
サムスン電子
《米決算発表》
アップル、アマゾン・ドットコム、インテル、ウーバー・テクノロジーズ、シグナ、CMSエナジー、インターコンチネンタル取引所、インターナショナル・ペーパー、イートン、エスティ・ローダー、リジェネロン・ファーマシューティカルズ、メルク、ウィスコンシン・エナジー、サザン、コノコ・フィリップス、W・W・グレインジャー、ケロッグ、アメテック、ザイレム、エクセル・エナジー
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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