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「楽しめばいい」
「楽しめばいい」
 
「楽しめばいい」
 
 
NY株式市場は小幅反発。
NYダウは一時200ドル以上上昇した場面もあった。
ただ3市場の売買高は68.3億株。
直近20営業日の平均78.2億株を大きく下回った。
主要指数の上昇を牽引したのは個別企業の決算。
IBM、P&G、ユナイテッド・テクノロジーズなどの好決算を背景にNYダウの上昇率が3指数の中で最大だった。
ただダウ輸送株指数やSOX指数は下落。
「ダボス会議に出席している企業首脳らがトランプ米大統領の政策に対する信頼感を失いつつある」という報道は悪材料視。
CEAのケビン・ハセット委員長は「政府閉鎖が第1四半期末まで継続した場合、同四半期の米経済成長率はゼロ%になる可能性がある」とコメントしている。
もっとも「下院民主党指導部はトランプ大統領が要求する57億ドルの国境費全額もしくはそれに近い金額を容認するかどうか検討する」との報道も見逃せない。
またトランプ大統領は「米政府は中国との通商協議を首尾よく進めている」とコメント。
3月1日の期限までの通商交渉合意の可能性は高まったと見る向きもある。
債券市場は小動き。
10年国債利回りは2.75%水準。
英ポンドは10週ぶりの高値。
日銀の金融緩和策継続を発表したがドル円は109円台半ばでの推移。
どの市場も「いずれかの方向に過剰な期待を抱くことに投資家はやや慎重」という解釈だ。
 
 
NYダウ301ドル安の泥はかぶらなかったが結局はマイナス。
寄り付き169円安で一時プラスになって終値は29円安。
結局動意薄というところ。
一顧だされない日銀金融政策会合でのETFの中身をめぐってアレコレ推理。
しかし結局はイベント通過での売り優勢。
とはいえ2日連続陰線の後に日足は陽線。
5日線(20600円)は割り込んだが25日線(20491円)はキープ。
中途半端な成り行きのアレコレといった水曜だった。
東証1部の売買代金は1兆9222億円と3日連続の2兆円割れ。
「陰の極」とは見ないのだろうか。
値上がり469銘柄、値下がり1586銘柄。
新高値ゼロ、新安値15銘柄。
騰落レシオは91.30%。
NT倍率は13.31倍。
25日線(20491円)からは0.5%のプラスかい離。
200日線(22713円)からは7.1%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲6.542%。買い方▲14.345%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲5.683%。買い方▲14.681%。
Quick調査の1月18日時点の信用評価損率は▲14.34%(前週16.21%)。
4週連続の改善。
空売り比率は47.3%と12月3日以来32日連続40%超。
1月18日時点の裁定買い残は31億円増の7852億円と4週連続増加。
同裁定売り残は278億円減の3562億円と4週連続減。
日経平均採用銘柄のPERは11.93倍。
EPSは1726円。
PBRは1.09倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比15円安の20415円。
高値20715円、安値20400円。
5日線(20600円)が欲しいところだ。
勝手雲の上限は20409円。
31日に白くねじれて2月5日の上限は20581円。
今年に入って陰線7本、陽線6本。
25日線攻防戦で連続日足陽線に期待。
週足陽線基準20848円はまだ上。
26週線は20600円。
13週線の21392円まで行けば復活感だとなる。
気学では「上がっただけ下がる、下げただけ戻る日」。
金曜は「高下激しく後場に至り大動きする」。
2月1日と14日の「上げの特異日」はまだ遠い。
 
東証1部市場のあり方が話題になってきた。
来春をメドに「市場構造のありかたに対する懇談会」が報告書をまとめるという。
最大のテーマは1部市場の位置付け。
現行20億円以上の時価総額基準を500億〜1000億円基準に絞り込むことが想定されている。
500億円以上なら1000社、1000億円以上なら620社まで減少するという。
1部を減らすか、その上の大型株市場を作るかが論点。
東証1部2131社は2部と新興市場の合計1492社よりも多いというのが現実。
ちなみに米NASDAQのグローバルセレクトが1400社。
ロンドンのプレミアムは500社。
米S&P500は文字通り500社。
NYダウ採用銘柄にいたっては30社だ。
時価総額20兆円基準。
マザーズから1部は40兆円、JASDAQから一部は250億円。
それでも小さいことは小さい。
発行体が時価総額を意識せざるを得ない政策は企業の株価意識を高める意味で良いかも知れない。
 
気の早いレポートは「市場区分見直し。リバランスは1.2兆円」。
時価総額1000億未満の企業が1部から外れると想定してのマーケットインパクトだ。
TOPIX構成ウェイトの約6.7%。
TOPIX型連動資産の合計金額は17兆円程度。
★ウェイト差上位
トヨタ(7203)、三菱UFJ(8306)、ソニー(6758)、
ソフトバンクG(9984)、NTT(9432)、キーエンス(6861)、
三井住友(8316)、ホンダ(7267)、みずほ(8411)、
KDDI(9433)。
★ウェイト下位
セ硝(4044)、ダイワボウ(3107)、牧野フ(6135)、
アサヒ(5857)、スルガ銀(8358)、板硝子(5202)、
山善(8051)、三井E&S(7003)、日曹達(4041)、
DTS(9682)。
 
 
米金融取引業規制機構(FINRA)によると・・・。
米株式の信用取引残は昨年12月末時点で5500億ドル(約60兆円)。
9月末の6500億ドルから15%減少したという。
「年末株安による投げ売りが背景」とされている。
日本でも、追証などでの売り。
そしてキャッシュ比率の高まりはある。
「先が見えないから買えない」という論理で株は溜まらず金が溜まっている現実。
「売るものがありません」という昨日の市場関係者の声が耳に残る。
 
「自分にとって楽しいこと、それを楽しめばいい。
楽しいこと。それが相場だったらこの上ない喜び」。
この域に達するには相当な時間が必要だろうが・・・。
もっとも・・・。
「自分にとって楽しいこと、それを楽しめばいい。
楽しいこと。それが競馬だったらこの上ない喜び。
あくせくするのではなく自分の好きな馬の単勝や複勝で楽しむ」。
山口瞳氏と赤木駿介氏の「日本競馬論序説」にそんな一節もあったような記憶がある。
書評では・・・。
パドックで全馬を見渡す。
後脚の運びに躍動感があり、その動きを妨げないように前脚がスッと前に出ている馬を探す。
前評判やオッズに左右されない、自分だけの「勝負馬」を見つける。
1レースは1000円まで。
すべて外れても1日の損失は最大12000円。
負けたとしても達成感が残るという。
競馬の核に据えているものは、お金ではない。
サラブレッドそのものの美しさや躍動感、レースの迫力にほれ込んでいる。
調教師、騎手、馬、その馬の世話をする厩務員が主役。
競馬=ギャンブルとしてみていては必ず身を滅ぼす。
データやバイブルに惑わされて本質を見失う。
そうではなく、許容範囲のなかで負けつつも競馬を楽しむ大切さを熱弁している。
 
 
NYダウは171ドル高の24575ドルと反発。
NASDAQは5ポイント高の7025ポイント。
S&P500は5ポイント高の2638ポイント。
ダウ輸送株指数は87ポイント安の9734ポイント。
SOX指数は0.62%の下落。
VIX指数は19.50。
3市場の売買高は68.3億株と減少。
CME円建ては大証日中比15円安の20545円。
ドル建ては大証比15円ポイント高の20575ポイント。
ドル円は109.59円。
10年国債利回りは2.749%。
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
RPAホールディングス(6572)・・・動兆
 
RPAホールディングスに注目する。
同社はRPA(ロボットによる業務自動化)分野のリーディングカンパニー。
認知技術(ルールエンジン、機械学習、人工知能など)を活用した主にホワイトカラー業務代行が中核。
デジタルレイバー(仮想知的労働者)ともいわれている。
業務効率改善需要は拡大基調。
今2月期連結の営業利益は9億600万円(前期比94.7%増)と大幅増益見通し。
 

(兜町カタリスト櫻井)

 

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