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株ちゃんの明日読み
来週は堅調展開か

来週は堅調展開か
今週は堅調展開となった。海外の金融不安払しょくにつながるニュースが多く出てきたことから、日経平均は29日まで3日続伸。29日は配当再投資期待の買いも入って大幅高となった。配当落ち日となる30日も、米国株の大幅高や円安進行が支援材料となり、実質的にはプラスで終了。31日は米国株高を追い風に節目の2万8000円を上回った。TOPIXも節目の2000ポイントを上回るなど、日本株全体で先高期待が高まった週となった。
 
米中堅銀破綻に端を発した欧米の金融システム不安が目先的に収束に向い始めたことで買い戻す動きが活発化しました。もともと日本株は出遅れ感やPBR面などの割安感があって買われやすい状態にはありました。ある程度の金融ショックやなかなか収まらないインフレがありながらも、週足チャート終値で13週線(2万7308円)、26週線(2万7322円)、52週線(2万7292円)を割り込まなかったことは大きかった。
日経平均は週間では約656円の上昇となり、週足では2週連続で陽線を形成した。
 
 
来週は堅調展開か。
名実ともに4月相場に突入し、金曜7日には米雇用統計が発表される。ただ、7日の米国は聖金曜日により休場。そもそも足元では米国の金融引き締めに対する警戒が大きく後退していることもあり、今回は雇用統計を前にしてもリスク回避ムードは高まらないとみる。
日経平均は今週、2万7500円や2万8000円など節目の水準を上回っており、反動売りが出てきたとしても、初押しのような形になるため買いが入りやすい。
また、下がらなければ売り方の買い戻しが入りやすくなる。小売企業などの本決算が幾つか出てくることから、個別物色は活況が見込まれる。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(31日現在)
 
29282.61  ボリンジャー:+3σ(13週)
28960.21  ボリンジャー:+3σ(25日)
28646.75  ボリンジャー:+2σ(26週)
28624.52  ボリンジャー:+2σ(13週)
28527.79  ボリンジャー:+2σ(25日)
28095.36  ボリンジャー:+1σ(25日)
 
28041.48  ★日経平均株価31日終値
 
27984.78  ボリンジャー:+1σ(26週)
27966.43  ボリンジャー:+1σ(13週)
27683.86  均衡表転換線(週足)
27683.86  均衡表基準線(日足)
27681.43  6日移動平均線
27662.94  25日移動平均線
27535.15  均衡表転換線(日足)
27396.93  均衡表雲上限(週足)
27360.53  200日移動平均線
27322.81  26週移動平均線
27321.34  均衡表雲下限(週足)
27308.34  13週移動平均線
27230.51  ボリンジャー:-1σ(25日)
27223.29  均衡表雲上限(日足)
27217.25  75日移動平均線
27178.38  均衡表基準線(週足)
26945.67   新値三本足陰転値
26928.79  均衡表雲下限(日足)
26798.09  ボリンジャー:-2σ(25日)
 
ローソク足はマドを空けて上昇し、小陽線で引けた。5日移動平均線が25日線を上抜いて短期ゴールデンクロス(GC)を示現したことに加え、パラボリックは買いサイン点灯を開始し、上昇トレンド入りを強く示唆した。週足の一目均衡表では株価の雲上限越えで三役好転を示現しており、買い手優位の形状が一段と鮮明になった。反面、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が121.72%と120%ラインを超えたため、短期的な上昇による反動安圧力にも留意が必要となろう。
 

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