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為替市況コメント
各通貨ペア、方向感にかける展開。
【為替】各通貨ペア、方向感にかける展開。
[概況]

21日東京時間の外国為替市場は、方向感にかける展開となった。

米ドル円は、東京時間後半にかけて上昇し一時110.770円まで本営業日の高値を更新する場面があったものの、その後は弱含みとなり一時110.335円まで下落、本営業日の始値付近まで落ち込んだ。

他方、クロス円通貨では豪ドル円が同様の値動きとなり一時81.66円まで強含みとなったものの、その後は81.16円まで下落した。

両通貨ペアとも、その後は積極的に下値を探る展開とはならず、小反発している。この後の時間については、21:30に米新規失業保険申請件数(予想:22.1万件 前回:21.8万件)などの発表を控えている。

このほか、22日3:00にはメキシコ中銀政策金利(予想:7.75% 前回:7.5%)の発表を控えており注目されている。

後者では先月、政策金利は据え置きとされており2会合連続となった。

昨年末には6%台後半だった消費者物価指数の上昇率も4月には4%台半ばまで落ち着いてきており、現状で政策金利引き上げの必要はないと判断したようだ。

メキシコ中銀は消費者物価指数の上昇率に関して2019年3月末までに3%に落ち着かせることを目標に掲げているものの、最近の原油価格の上昇やメキシコペソの下落でガソリンなどの輸入価格の上昇は避けられない状況となっており、金融政策に関してはタカ派的な政策が必要と考える向きもあるようだ。

予想通りとなれば、メキシコペソに買いが入りそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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