東証グロース(大引け)
大幅続伸、円高進行で内需系物色
【市況】東証グロース(大引け)=大幅続伸、円高進行で内需系物色

 
東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比9.59ポイント(1.51%)高の643.97だった。朝方に下落する場面もあったが、午後に上げ幅を拡大し、終値では10月9日以来およそ1カ月半ぶりの高値水準を付けた。グロースCoreも続伸した。
値上がり銘柄数は278、値下り銘柄数は268、変わらずは44。
プライム市場の主力株がやや冴えない値動きとなり日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)はマイナス圏で推移した一方で、外国為替市場での円高・ドル安進行を受け、為替の影響を受けにくいとされる内需関連の銘柄が多い新興市場に資金が流入した。また、前日の米国市場が休場で手掛かり材料難となるなか、新興市場に幕間つなぎの物色が向かった可能性もある。
 
29日に東証グロース市場に新規上場したテラドローンは、公開価格(2350円)を下回る2162円で初値を付け、大引けは2363円だった。
 
同じく東証グロース市場に新規上場したグロービングは、公開価格(4530円)を上回る5600円で初値を付け、大引けは5760円だった。
 
個別では、ヘッドウォータース、BTM、ウェルスナビがストップ高。ジャパンワランティサポート、ラストワンマイル、スマサポは一時ストップ高と値を飛ばした。オルツ、LAホールディングス、アンビション DX ホールディングス、ネクストジェン、はてななど7銘柄は年初来高値を更新。QPS研究所、データホライゾン、ボードルア、JDSC、ELEMENTSが買われた。
 
 一方、VRAIN Solution、L is B、Will Smart、ライスカレー、サンクゼールなど11銘柄が年初来安値を更新。デジタリフト、ARアドバンストテクノロジ、ログリー、データセクション、Chordia Therapeuticsが売られた。
 

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