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毎日コラム
イナゴ投資か恋人投資か

投資の心理というのは、みんなが集まるとなぜか安心する。
突然大きな値動きをした銘柄が集蛾灯のようになり、そこにマネーは集る。
ただし、集まってすぐに去っていく。
株ではこういう銘柄に「イナゴが集まった」とよく表現する。
ガガガと上がり、急激に下げる。
流行にいち早く乗ったスリルは味わえるかもしれない。
でも、イナゴのように目まぐるしく集まる投資を日々続けるのは、結構疲れるだろう
「労多くして益少なし」にもなりかねない。

一方で、人の動きに関係なく我が道を行く投資法もアリだろう。
「この会社の未来に期待したい」という銘柄は必ずあるはずだ。
制癌剤の研究開発とかロボット、AI(人工知能)など未来の世界を切り開いてくれる技術を持った会社はたくさんある。

「この銘柄が好き」というのも立派な投資尺度だろう。
地道に研究開発している会社を応援するのは「恋人投資」と表現できる。
ジックリ構えて未来に思いを馳せる、おとなの投資。

いつかその会社の技術が、夢開いた時に「草創期から応援していたんだ」と言える喜びは何ものにも代えがたいだろう。
 

イナゴが良いか、恋人が良いか。
人によって好みは違うだろう、株式投資に絶対の正解もない。
大切なことは「隣の水は甘いぞ」とコロコロとスタンスを変えず、どんと構えて「これが私のスタンス」と貫くことだ。

最後に、イナゴ銘柄にはそれなりの株価材料があるもので、経験則から言えば、一度ストップ高した銘柄は、その後も何度かストップ高している。
ならば、ストップ高に集まるのではなく、ストップ高した銘柄を覚えておいて、株価が下落したり、動かなくなったりした時にジックリと投資する「ストップ高銘柄追随法」も効果的かもしれない。

【株式名言】
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