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【為替】全体的に円安が進む、リスク回避の巻き戻しが一因か
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[概況]
20日東京時間の外国為替市場は、全体的に円安が進む展開となっている。昨日は、米国株式が大きく値を下げ、中でもNYダウ平均株価は一時500ドルに迫る下落となった。これを受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まり、円が買われることとなった。
結果的に米ドル円は105.77円まで昨営業日の安値を更新する展開となったものの、東京時間ではリスク回避が弱まりを見せており、米ドル円は一時106.620円まで、他方、クロス円通貨ペアではユーロ円が一時131.700円まで、それぞれ本営業日の高値を更新するなど円が売られている展開となった。
この後の時間について一部の市場参加者からは、3月独ZEW景気期待指数(予想値:13.1 前回値:17.8)などの発表が控えており注目されている。英国のEU離脱問題で揺れるユーロ圏の中核国だけあって、ドイツ国内経済への関心度は大きい。2019年3月末に控える英国離脱については、猶予期間などが話し合われておりハードランディングにならないよう調整が続いている。
仮に、予想値を下回るような数値が発表された場合には、思わぬ下落に注意したいとの声が聞かれている。
[提供:カネツFX証券株式会社]
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