【市況一覧】
日経平均株価
50,376.53 -905.30 11/14
TOPIX
3,359.81 -21.91 11/14
マザーズ
708.54 -12.95 11/14
NYダウ平均
47,457.22 -797.60 11/14
ナスダック総合
22,870.36 -536.10 11/14


11月15日 マーケットコメント

11月14日 マーケットコメント


     




     
    Market Data
    -------------------------
    【日経平均】
    51281円83銭(△218円52銭=0.43%)
    -------------------------
    【TOPIX】
    3381.72(△22.39=0.67%)
    -------------------------
    【グロース250】
    721.49(▲5.84=0.80%)
    -------------------------
    【プライム売買高】24億6649万株(▲3億1822万株)
    -------------------------
    【売買代金】6兆2525億円(▲7481億円)
    -------------------------
    【値上がり銘柄数】952(前日:1259)
    【値下がり銘柄数】604(前日:316)
    -------------------------
    【新高値銘柄数】189(前日:151)
    【新安値銘柄数】3(前日:0)
    -------------------------
    【25日騰落レシオ】113.17(前日:111.48)
    -------------------------
     
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は続伸、米政府機関の閉鎖終結で心理上向く
     2.NYダウ最高値と円安も支援
     3.TOPIXは連日最高値更新
     4.銀行株堅調でバリュー選好姿勢も
     5.ソフトバンクG続落し日経平均圧迫
     
    決算は今週まででほぼ出そろい、来週は個別の材料が少なくなる。それを踏まえると、あすは上値を追いづらいかもしれない。
    しかし、大幅安となった翌週にセンチメントが悪化していないことから、売り急ぎも抑制されるだろう。米国ではトランプ大統領がつなぎ予算案に署名しており、政府閉鎖の状態が解消されることが決まった。日本ではTOPIX、米国ではダウ平均が今週最高値を更新している。株式市場を取り巻く環境は悪くないだけに、引け味良く週を終えることができるかに注目したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(13日現在)
     
    56306.27  ボリンジャー:+3σ(13週)
    54146.72  ボリンジャー:+3σ(25日)
    53133.64  ボリンジャー:+2σ(13週)
    52674.88  ボリンジャー:+2σ(25日)
    52005.86  ボリンジャー:+2σ(26週)
     
    51281.83  ★日経平均株価13日終値
     
    51203.05  ボリンジャー:+1σ(25日)
    50876.65  6日移動平均線
    50855.23  均衡表転換線(日足)
    49961.02  ボリンジャー:+1σ(13週)
    49731.21  25日移動平均線
    49590.46  均衡表基準線(日足)
    48497.26  均衡表転換線(週足)
    48259.37  ボリンジャー:-1σ(25日)
    47621.37  ボリンジャー:+1σ(26週)
    46788.39  13週移動平均線
    46787.53  ボリンジャー:-2σ(25日)
    45811.87  均衡表雲上限(日足)
    45462.06  75日移動平均線
    45315.69  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    ローソク足は小陽線で終了。上昇2日目の5日移動平均線を下回ることなく推移し、足元の地合い改善を窺わせた。株価下方で上昇を続ける25日線との乖離率は3.12%と過熱感は乏しく、短期的な上昇余地を残す形となった。
     

    【大引け概況】

    13日の日経平均株価は続伸し、終値は前日比218円52銭高の5万1281円83銭だった。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:52 容量:22.40M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    米下院が「つなぎ予算案」を可決し、過去最長期間となる米政府機関の閉鎖が終結することとなった。米経済を巡る不透明感が後退するとの見方から、可決前の前日の米国市場でNYダウは4連騰で過去最高値を更新した。
    東京株式市場では値がさハイテク株の一角が売られ、日経平均は安く始まったものの、時間外取引での米株価指数先物の上昇に加え、ドル円相場が一時1ドル=155円台に乗せるなど円安基調を示し、全体相場の支援材料となった。トヨタなどの自動車株も堅調に推移した。
    日経平均の上げ幅は一時270円を超えた。半導体関連やデータセンター需要の恩恵を受けると期待される電線株が堅調に推移。銀行株や建設株も引き続き物色され、バリュー株の選好姿勢が継続した。
     
    午後の日経平均は総じて堅調に推移した。日本時間13日昼ごろに米政府閉鎖の終了が決まった。既に織り込みが進んでいたが、株式市場では改めて好感する雰囲気が優勢だった。同日午後の時間外取引で米株価指数先物が上昇し、日本株にもリスク許容度が高まった海外投資家などの買いが勢いを増した。
     
    朝方の日経平均は下げる場面もあった。決算発表を受けて12日に一時急落したソフトバンクグループ(SBG)株は、きょうも終日さえない値動きだった。一方、三菱UFJは株式分割考慮ベースの上場来高値を更新した。市場では「人工知能(AI)関連から銀行などへのバリュー株シフトが起きている」との指摘があった。
     

     
    東証株価指数(TOPIX)は4日続伸した。終値は22.39ポイント(0.67%)高の3381.72と連日で最高値を更新した。JPXプライム150指数も4日続伸し、6.03ポイント(0.41%)高の1479.01で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で6兆2524億円、売買高は24億6649万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は952。値下がりは604、横ばいは56だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、電気・ガス業、証券・商品先物取引業、ゴム製品などが上昇。下落は精密機器、情報・通信業など。
     
    個別では、アドバンテストが買われ、三井E&Sが頑強。フジクラ、住友電気工業、古河電気工業などの電線株が軒並み買われし、エムスリーや中外製薬薬などの医薬品株も上げた。東京電力ホールディングスや東京ガスが株価水準を切り上げたほか、すかいらーくホールディングスや日本製鋼所が値を上げ、三菱UFJフィナンシャル・グループや第一生命ホールディングスが堅調。いすゞ自動車や住友ゴム工業、シチズン時計が急伸し、エムスリーとデクセリアルズがストップ高となった。
     
     半面、売買代金トップのソフトバンクグループが続落し、J]金属やKOKUSAI ELECTRIC、任天堂が軟調推移。NTTが売られ、テルモが下値を探り、ファーストリテイリングやMonotaROが冴えない展開。ブイ・テクノロジーやLIFULL、ぴあが大幅安となり、ニッパツはストップ安となった。





     


     
    東証スタンダード市場は出遅れて銘柄を中心に、幅広く買いが入った。好決算銘柄の上昇も目立った。スタンダードTOP20は続伸。出来高は4億7959万株。
    値上がり銘柄数772、値下がり銘柄数650と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではサンユー建設、サニーサイドアップグループ、バッファロー、パリミキホールディングス、杉田エースなど6銘柄がストップ高。ホクリヨウ、JESCOホールディングス、日本電技、シンクレイヤ、オーテックなど80銘柄は年初来高値を更新。川西倉庫、南海化学、テクニスコ、アズジェント、グリーンズが買われた。
     
     一方、ヒーハイスト、Bitcoin Japanがストップ安。ハピネス・アンド・ディ、enishは年初来安値を更新。Abalance、AKIBAホールディングス、ユビキタスAI、ジオマテック、みのやが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は全般相場が堅調な推移となる中、新興市場は決算シーズンで神経質な値動き。決算発表を受けた個別物色が活発化するなかにあって、東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比5.84ポイント(0.80%)安の721.49だった。東証株価指数(TOPIX)が連日で最高値を更新し、大型バリュー(割安)株が選好されるなか、割高な小型グロース(成長)株への物色は広がらなかった。前日の上昇幅が大きかったこともあり、戻り待ちの売りも出やすかった。
     
    グロース市場ではプレイドやイオレが下落した。一方、MTGやカバーは上昇した。
    グロース250、グロースCoreはともに反落。
    値上がり銘柄数225、値下がり銘柄数350と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではソラコム、ムービン・ストラテジック・キャリア、スマートドライブ、アウトルックコンサルティング、デコルテ・ホールディングスがストップ高。豆蔵、MTGは一時ストップ高と値を飛ばした。WOLVES HAND、エクサウィザーズ、Welby、免疫生物研究所、オンコリスバイオファーマなど12銘柄は年初来高値を更新。Laboro.AI、S&J、クリアル、GMOプロダクトプラットフォーム、ZUUが買われた。
     
    一方、Finatextホールディングス、Welby、Solvvyがストップ安。イオレは一時ストップ安と急落した。PostPrime、ROXX、フラー、イノベーション、ニューラルグループなど9銘柄は年初来安値を更新。イメージ情報開発、日本ファルコム、プレイド、コンヴァノ、ラキールが売られた。
     

    【寄り付き概況】
     

    13日の日経平均株価は小幅反落で始まった。始値は前日比50円16銭安の5万1013円15銭。

     

    12日の米株式市場ではNYダウが4日続伸し最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は続落し、ハイテク株からバリュー株へのセクターローテーションの流れが続く格好となった。

     

    外為市場でドル円相場は1ドル=154円台後半と円安基調を継続している。米議会上院で可決された法案については下院の採決で可決される見通し。期間として過去最長となった米政府機関の閉鎖が終結する見込みとなった。米国経済に悪影響を及ぼしうる不透明要因が解消に向かうとの見方が広がる一方で、東京株式市場ではハイテク関連株などが総じて軟調な滑り出しとなっており、日経平均は小安く始まった。



    13日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそう。

    日経平均株価の予想レンジは、5万800円-5万1500円を想定。(12日終値5万1063円31銭)

     

    米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇し、ナスダックが下落した。

    現地12日の米国株式は、ナスダック総合指数が続落したものの、NYダウは連日で終値ベースの史上最高値を更新した。きのうの東京市場ではTOPIXが史上最高値を塗り替える動きをみせた強い地合いが継続するとみられる。

     

    為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の後半(12日は154円61-63銭)、ユーロ・円が1ユーロ=179円台の半ば(同179円09-13銭)と円安方向に振れ、輸出関連株には支えとなりそう。

     

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比135円高の5万1255円だった。


    【好材料銘柄】 

    ■タスキホールディングス <166A> 
    今期経常は19%増で2期連続最高益、前期配当を1円増額・今期は4円増配へ。

    ■淺沼組 <1852> 
    上期経常が51%増益で着地・7-9月期も49%増益。

    ■日揮ホールディングス <1963> 
    今期経常を73%上方修正。

    ■不二製油 <2607> 
    上期最終が4.3倍増益で着地・7-9月期は黒字浮上。

    ■ランディックス <2981> 
    今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、設立25周年記念株主優待を実施。25年12月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、デジタルギフト1万5600円分を贈呈する。

    ■ファーストブラザーズ <3454> 
    今期経常を一転99%増益に上方修正。

    ■KLab <3656> 
    7-9月期(3Q)最終は黒字浮上。

    ■データ・アプリケーション <3848> 
    上期経常は2.3倍増益で着地、今期配当を9円増額修正。

    ■オークネット <3964> 
    今期経常を15%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額。

    ■エクサウィザーズ <4259> 
    今期営業を35%上方修正。

    ■大幸薬品 <4574> 
    今期経常を50%上方修正。

    ■メック <4971> 
    今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も30円増額。

    ■JX金属 <5016> 
    今期最終を13%上方修正、配当も3円増額。

    ■アジアパイルホールディングス <5288> 
    今期経常を32%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。

    ■三井金属 <5706> 
    今期経常を一転1%増益に上方修正・最高益、配当も15円増額。

    ■ダイフク <6383> 
    今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額。

    ■ミナトホールディングス <6862> 
    上期経常が62%増益で着地・7-9月期も68%増益。

    ■ミアヘルサホールディングス <7129> 
    上期経常が64%増益で着地・7-9月期も5.4倍増益。

    ■日本精機 <7287> 
    上期最終が5倍増益で着地・7-9月期も5.5倍増益。

    ■ヨロズ <7294> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の16.46%にあたる400万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月12日から11月30日まで。

    ■MTG <7806> 
    今期経常は21%増で2期連続最高益、前期配当を7円増額・今期は5円増配へ。

    ■ネポン <7985> 
    株主優待を実施。26年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律5000円分のQUOカードを贈呈する。上期経常は赤字縮小で上振れ着地。

    ■愛眼 <9854> 
    上期経常が黒字浮上で着地・7-9月期は2.7倍増益。

     

    【主な経済指標・スケジュール】

     

    13(木)

    【国内】

    10月国内企業物価指数(8:50)

    5年国債入札

    《決算発表》

    キオクシアHD、INPEX、大和ハウス、SMC、楽天G、荏原、西武HD、ニトリHD、横浜FG、マツキヨココカラ、レゾナックHD、TOPPANHD、ミツコシイセタン、明治HD、GMOPG、すかいHD、アマダ、東建物、小田急、ロート、上組、博報堂DY、スズケン、リゾートトラス、三浦工、GMO、センコーGHD、DIC、戸田建、JESHD、あおぞら、スルガ銀、ミライト・ワン、GMOインター、リログループ、トライアル、熊谷組、山合銀、フリー、セーレン、平和、日曹達、奥村組、西鉄、エレコム

     

    【海外】

    米10月消費者物価指数(CPI)(22:30)

    米10月財政収支(11/14 4:00)

    米30年国債入札

    《アジア決算発表》

    テンセント

    《米決算発表》

    ウォルト・ディズニー、アプライド・マテリアルズ



    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    12日のNYダウ工業株30種平均は4日続伸した。終値は前日比326ドル86セント高の4万8254ドル82セントと、連日で最高値を更新した。

     

    米連邦議会上院は10日、過去最長となった政府閉鎖を終了させるつなぎ予算案を可決。12日午後に下院でも採決が行われるため、政府再開に向けて前進するとの受け止めが広がった。欠航が相次ぐ航空便の正常化が進み、経済活動にプラスに働くとの見方から、買いが膨らんだ金融株が相場をけん引した。

    AI投資が活発化する中、企業収益の向上に資するか疑問が生じていることを背景に、一部のハイテク株の売りが先行。ナスダックを下押しした。

     

    米連邦議会下院は12日、米政府閉鎖の解除に向けたつなぎ予算案を採決する見通し。上院はすでに可決しており、下院を通過しトランプ米大統領が署名すれば成立する。ジョンソン下院議長が下院での可決に楽観的な見方を示し、市場では再開に向けて順調に進んでいるとの見方が高まった。

     

    政府職員の給与支払いが止まるなど、米政府閉鎖の長期化は米景気を下押しするとの懸念があった。再開が近づいているとの思惑から、キャタピラーなど景気敏感株への買いが目立った。ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースといった大手銀行株も買われ、相場全体の支えとなった。

     

    ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)が大幅に上昇した。11日のアナリスト向け説明会で今後3〜5年間の増収率が年平均で35%以上になるとの目標を示した。人工知能(AI)向け半導体市場の拡大による恩恵を受けるとの期待が高まった。

     

    半面、メタプラットフォームズやオラクル、アマゾン・ドット・コムなど大型ハイテク株の一部には売りが出た。景気敏感株に資金が流入するなか、割高感が意識されるハイテク株には持ち高調整の売りが優勢になった。

     

    ダウ平均の構成銘柄ではユナイテッドヘルス・グループやシスコシステムズ、ナイキが上昇した。ウォルト・ディズニーやスリーエム(3M)も上げた。一方、シェブロンやアップル、アムジェンは下落した。

     

    ナスダック総合株価指数は続落した。終値は前日比61.844ポイント(0.26%)安の2万3406.457だった。データ分析プラットフォームのパランティア・テクノロジーズやテスラ、アルファベットが下落した。

     

    【シカゴ日本株先物概況】

    12日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前日比135円高の5万1255円で終えた。この日は日経平均株価が上昇したほか、米ダウ工業株30種平均は連日で最高値を更新しており、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが優勢となった。


    シカゴ日経225先物 (円建て)

    51255 ( +135 )

     

    シカゴ日経225先物 (ドル建て)

    51315 ( +195 )

     

    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
     

    12日の英FTSE100種総合株価指数は小幅ながら3日続伸し、前日比11.82ポイント(0.11%)高の9911.42で終えた。前日に付けた終値としての最高値を、再び更新した。向こう5年間にわたる投資計画を示した英電力大手SSEの株価が急伸し、指数を押し上げた。

     

    米国で続いている連邦政府機関の一部閉鎖が近く終了するとの見方も、投資家心理を支えた。国際商品市場での金・銀といった貴金属価格の高止まりを背景に、鉱業株が上昇した。銀行株も高かった。一方で通信や石油株、信用調査会社のエクスペリアンが下げた。利益確定の売りも出やすく、FTSE100種指数は前日終値を下回る場面もあった。

     

    FTSEの構成銘柄では、5年間の投資計画を発表したエネルギー大手SSEが16.84%高と急伸。ゲーム大手ゲームズ・ワークショップが5.97%高、高級衣料のバーバリーが4.02%高で続いた。一方、信用リスク管理サービス会社エクスペリアンは4.48%安、中古車販売サイトのオートトレーダー・グループは3.67%安、プライベート・エクイティ会社3i(スリーアイ)グループは3.37%安となった。




    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     

    12日のドイツ株価指数(DAX)は3日続伸した。終値は前日比293.40ポイント(1.21%)高の2万4381.46と、1カ月ぶりの高値となった。米国で続いている連邦政府機関の一部閉鎖が近く終了すれば米景気への悪影響が軽減されるとの見方が、投資家心理を支えた。

     

    個別では、電力大手RWEが9.13%高、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが6.92%高、同社株は前日比6.9%高で終えた。同社が12日公表した2025年9月期決算の内容を踏まえて、人工知能(AI)データセンター向けパワー半導体の需要は引き続き強いとの受け止めが出た。製薬大手バイエルが5.94%高と相場をけん引。半面、エネルギー大手イーオンは3.59%安、不動産検索サイト大手スカウト24は3.20%安、ドイツ取引所は0.76%安と売られた。





    ■フランス・パリ株価指数

    欧州株式市場でフランスの株価指数CAC40は3日続伸し、前日比1.04%高で終えた。欧州主要600社の株価指数であるストックス600も続伸。終値は584.23(速報値)と前日に続き最高値を更新した。




     

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