【市況一覧】
日経平均株価
50,376.53 -905.30 11/14
TOPIX
3,359.81 -21.91 11/14
マザーズ
708.54 -12.95 11/14
NYダウ平均
47,457.22 -797.60 11/14
ナスダック総合
22,870.36 -536.10 11/14


11月15日 マーケットコメント

11月14日 マーケットコメント

11月13日 マーケットコメント

11月12日 マーケットコメント


     







     
    Market Data
    -------------------------
    【日経平均】
    50842円93銭(▲68円83銭=0.14%)
    -------------------------
    【TOPIX】
    3321.58(△4.16=0.13%)
    -------------------------
    【グロース250】
    709.74(▲2.98=0.42%)
    -------------------------
    【プライム売買高】24億2797万株(△1192万株)
    -------------------------
    【売買代金】6兆7321億円(△6520億円)
    -------------------------
    【値上がり銘柄数】719(前日:1227)
    【値下がり銘柄数】830(前日:348)
    -------------------------
    【新高値銘柄数】97(前日:113)
    【新安値銘柄数】9(前日:7)
    -------------------------
    【25日騰落レシオ】113.82(前日:120.01)
    -------------------------
     
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は反落、朝方600円超の上昇もその後に軟化
     2.米株市場では政府機関閉鎖の解除観測受け強気優勢に
     3.米半導体株高も東京市場は同関連に目先利食いの動き
     4.日経平均は一時300円超下落、引け際に下げ渋る展開
     5.全体荒れ模様も売買代金は6兆7000億円と高水準続く
     
     
    引け後のソフトバンクグループの決算発表を前に、AI関連の一角が売りに押された。
    ソフトバンクグループに関しては決算発表直後の反応が読みづらく、
    振れ幅が大きくなれば日経平均や他のAI関連への影響も大きくなることが予想されるだけに、こういった動きが出ることは仕方ない。
    同社の上期の決算は純利益が前年同期比2.9倍と大幅増益となった。内容は良好。
    指数が後場に失速したことについてはソフトバンクグループの決算を警戒しすぎたように見えるだけに、あすは仕切り直しの買いが入る展開に期待したい。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(11日現在)
     
    53909.82  ボリンジャー:+3σ(25日)
    53007.89  ボリンジャー:+2σ(13週)
    52430.95  ボリンジャー:+2σ(25日)
    51928.44  ボリンジャー:+2σ(26週)
    50952.09  ボリンジャー:+1σ(25日)
    50855.23  均衡表転換線(日足)
     
    50842.93  ★日経平均株価11日終値
     
    50770.70  6日移動平均線
    49881.26  ボリンジャー:+1σ(13週)
    49473.23  25日移動平均線
    48839.71  均衡表基準線(日足)
    48497.26  均衡表転換線(週足)
    47994.36  ボリンジャー:-1σ(25日)
    47574.22  ボリンジャー:+1σ(26週)
    46754.63  13週移動平均線
    46515.50  ボリンジャー:-2σ(25日)
    45204.09  75日移動平均線
    45036.64  ボリンジャー:-3σ(25日)
    44746.35  均衡表基準線(週足)
    44467.57  均衡表雲上限(日足)
    43628.00  ボリンジャー:-1σ(13週)
    43220.00  26週移動平均線
     
    2日連続でザラ場高値を切り上げて一定の上値追い需要を窺わせるとともに、25日移動平均線は株価下方で右肩上がりをキープして上昇トレンド継続を示唆している。ただ、ローソク足は高寄りから値を消して陰線で終了。5日線が本日まで5日連続で下降したほか、パラボリックも売りサイン点灯を続けており、日柄調整の継続が予想される。
     
     
     

    【大引け概況】


    11日の日経平均株価は小幅に反落し、終値は前日比68円83銭安の5万0842円93銭だった。

     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:43 容量:20.50M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    前日の欧米株市場がほぼ全面高に買われ、特に米国株市場では半導体関連を中心としたハイテクセクターへの買いが顕著となり、ナスダック総合株価指数の上昇率が目立った。米政府機関の一部閉鎖が週内にも解除されるとの見方が投資家心理を強気に傾けた。エヌビディア<NVDA>を筆頭に半導体関連株への買いも顕著で、これを受けて東京株式市場でも朝方は同関連株などを中心に大きく買いが先行した。ただ、日経平均は一時600円あまりの上昇をみせたものの、その後は伸び悩んだ。前場中盤以降は一貫して弱含みに推移し、後場に入ると更に値を消し、アドバンテストやディスコなど朝方に買われた値がさの半導体関連株が下げに転じ、後場取引後半にはマイナス圏に沈んだ。下げ幅は一時300円を超える場面もあった。引け際に下げ渋ったがプラス圏には届かなかった。売買代金は6兆7000億円台と高水準の商いが継続している。
     
    米連邦議会上院が政府閉鎖の終了に向けたつなぎ予算案を可決したことで、政府閉鎖が週内にも解除されるとの期待が高まった。投資家心理が強気に傾き、朝方は幅広い銘柄に買いが先行した。買い一巡後は一転して売り圧力が強まり、日経平均は上げ幅を縮小した。足元で上昇が目立った銘柄群を中心に高値警戒に伴う持ち高調整の売りが国内の機関投資家から膨らんだとの観測もあった。
     
    日経平均は午後に下げに転じた。米政府閉鎖が解除となれば、これまで停止していた公式の経済統計の発表が再開する。10月以降は政府閉鎖に伴い経済統計の発表が激減したため、手がかりとなる材料が少なく、米株式や債券市場では相場変動率が低位安定していた。閉鎖解除で経済統計の発表が再開すると、結果次第では相場変動率の上昇につながり、株安となる可能性がある。「経済統計が発表再開で、米利下げが遠のくことを警戒した投資家が日本株にも利益確定売りを出している」との声が聞かれた。
     
    企業の四半期決算の発表が本格化するなか、個別売買の動きも活発だった。きょう正午に決算を発表したソニーGは大幅高となった。半面、前日の取引終了後に決算を発表した菱地所は大幅に下落した。


     


     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は4.16ポイント(0.13%)高の3321.58だった。JPXプライム150指数は続伸し、4.63ポイント(0.32%)高の1455.96で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で6兆7321億円、売買高は24億2797万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は830。値上がりは719、横ばいは65だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は陸運業、海運業、鉄鋼などが下落。上昇は医薬品、その他製品、空運業など。
     
    個別では、売買代金で群を抜いたキオクシアホールディングスが後場に値を消しマイナス圏で引けたほか、フジクラも大きく下値を探った。アドバンテスト、ディスコも軟調。川崎重工業が売られ、三井金属、住友電工、ベイカレントも安い。三菱ガス化学がストップ安、コーセーもほぼ値幅制限いっぱいまで売り込まれる状況となった。大阪チタニウムテクノロジーズが急落、Link-Uグループも大幅安で下値模索する展開を強いられた。日本光電の下げも目立つ。
     
     半面、売買代金上位のソフトバンクグループが買い優勢、ソニーグループが高く、古河電気工業も頑強な値動き。ファーストリテイリング、富士通、リクルート、イオン、鹿島も上昇した。株価低位のユニチカが物色人気となり値上がり率トップに買われたほか、フォーラムエンジニアリング、セントケア・ホールディングがいずれも1本値でストップ高に買われ大量の買い注文を残した。






     


     
    東証スタンダード市場は買いが細る中で手じまい売りなどに押される展開となった。
    高値警戒感から利益確定売りが広がった。好業績期待での買いも入り、売り買いは交錯した。
    スタンダードTOP20は下落。出来高は4億5492万株。
    値上がり銘柄数658、値下がり銘柄数737と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではユビキタスAI、助川電気工業、Bitcoin Japan、札幌臨床検査センターがストップ高。ウィル、シリウスビジョン、光陽社は一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、日本電技、オーテック、ソネック、大本組など50銘柄は年初来高値を更新。トレードワークス、藤田エンジニアリング、光ビジネスフォーム、三機サービス、メタルアートが買われた。
     
     一方、シンデン・ハイテックスがストップ安。エバラ食品工業、ハピネス・アンド・ディ、ロブテックス、千趣会、太洋物産は年初来安値を更新。理経、サイバーリンクス、夢みつけ隊、ミクニ、アイエックス・ナレッジが売られた。
     


     
    東証グロース市場は東証プライム市場で決算を材料に主要銘柄の売買が活発化するなか、新興株は取引の対象になりにくかった。
    米政府機関の早期再開期待は前日の上昇でおおかた織り込み、ソフトバンクG  の決算発表を前に「個人も様子見・手じまいになりやすかったようだ」とされる。そのキオクシアHDはこの日、ザラバ高値から安値まで17%下落するなど「ボラティリティーが大きく流動性も高いプライム銘柄がいくつもあり、あえてグロース銘柄で勝負する必要はなかった」という。
    市場関係者は「決算発表が相次いでいるが、大型株に比べて新興株はアナリストのカバレッジが少なく、投資家が決算内容を消化するのに時間がかかる」と話していた。
    東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比2.98ポイント安の709.74だった。
    グロース250とグロースCoreは反落。
    グロース市場ではジーエヌアイやタイミーが下落した。一方、バイセルが上昇した。
    値上がり銘柄数260、値下がり銘柄数306と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、イメージ情報開発、Welbyがストップ高。VRAIN Solution、富士山マガジンサービス、pluszero、GMOメディア、SBIインシュアランスグループなど6銘柄は年初来高値を更新。メディア総研、データセクション、イオレ、ネットイヤーグループ、クリアルが買われた。
     
     一方、ツクルバ、ニューラルグループ、クラシコ、ビザスク、アドベンチャーなど8銘柄が年初来安値を更新。NexTone、yutori、AppBank、ZETA、オンコリスバイオファーマが売られた。
     


     
    11日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比219円52銭高の5万1131円28銭だった。
     
    きょう前場は朝方からリスク選好の地合いとなった。前日の米国株市場では政府機関一部閉鎖の解除が近いとの思惑からハイテク株を中心に買われ、東京株式市場でもこの流れを引き継いでいる。日経平均株価は600円を超えて上昇する場面があったが、買い一巡後は国内の機関投資家からとみられる持ち高調整の売りも出て、伸び悩んだ。
     
    ただ、米政府機関の閉鎖解除に関して、前日の東京市場である程度織り込みが進んでおり、きょうは日経平均やTOPIX が買い一巡後に伸び悩む展開となっている。なお、中小型株を中心に売られる銘柄も目立ち、値下がり銘柄数が1000を超えるなど値上がり銘柄数を大幅に上回っている。
     
    米連邦議会上院が9日につなぎ予算を採決するための動議を可決し、近く上院で予算案が可決される見通しとなった。米下院も週内に採決すると伝わっており、上下両院でつなぎ予算案が可決される可能性が高まった。10日の米市場は政治の動きを好感する形でダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇した。米ブルームバーグ通信は11日、「トランプ米大統領は10日、米政府閉鎖を終わらせるための超党派合意を支持すると表明した。政府機関が向こう数日以内に再開される可能性が高まった」と報じた。
     
    企業の四半期決算の発表が本格化するなか、決算銘柄を売買する動きも活発だった。前日に決算を発表した菱地所が売られた一方、ディーエヌエは大きく買われた。きょうの取引時間終了後に決算を発表するソフトバンクグループ(SBG)には決算期待の先回り買いが入り、一時5%強上昇した。
     
    買い一巡後は伸び悩んだ。朝方に買われたアドテストが下げに転じ、指数の重荷になった。このところの急ピッチな上昇を受けた利益確定売りが出やすかった。
    東証プライムの値上がり銘柄数は540。値下がりは1007、横ばいは65だった。値下がり銘柄が多く、株高に伴い国内年金からとみられる持ち高調整の売りが膨らんだとの観測もあった。
     
    後場の日経平均株価は、引き続き堅調な展開が予想される。ただし、上値では利益確定売りの圧力が意識されやすく、高値圏ではモメンタムが鈍る可能性がある。為替ではドル・円が円安寄りで推移しており、輸出関連銘柄には追い風となろう。また、今後発表予定の国内外経済指標や企業決算の内容次第で、物色の幅が拡大する可能性がある。需要・供給の面では、買い一巡後の手控えムードも念頭に置く必要があるため、後場も一進一退の展開が意識されよう。

     
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは5.76ポイント(0.17%)高の3323.18だった。JPXプライム150指数は続伸し、6.26ポイント(0.43%)高の1457.59で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で3兆1248億円、売買高は12億5046万株だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は医薬品、空運業、その他製品などが上昇。下落は陸運業、海運業、パルプ・紙など。
     
    個別では売買代金トップとなったキオクシアホールディングスが大幅高に買われたほか、売買代金で同社に次ぐ2位となったソフトバンクグループも上昇した。レーザーテック、ファナック、イビデン、富士通も値を上げた。ファーストリテイリング、リクルートホールディングスなどが買いを集め、株価低位のユニチカが値上がり率トップに買わるなど人気化し、アイスタイルも値を飛ばした。
     
    半面、アドバンテストが利食われ、ディスコも安い。IHIも売りに押された。三菱ガス化学がストップ安となり、コーセーも一時値幅制限いっぱいに売り込まれた。Link-Uグループも続急落で下値模索が続いている。富士フイルムや日産化、JR東海は下げた。

     


     
    東証スタンダード市場は、前日上昇した反動で利益確定売りが出ている銘柄も多く、伸び悩む展開となった。前日の米国市場で人工知能(AI)・半導体関連株が大幅高となった流れから日経平均株価は主要銘柄に買いが集まった。
    スタンダードTOP20は軟調。出来高は2億6307万株。
    値上がり銘柄数572、値下がり銘柄数754と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では助川電気工業がストップ高。ウィル、シリウスビジョン、光陽社は一時ストップ高と値を飛ばした。アクシーズ、日本電技、オーテック、ソネック、第一建設工業など37銘柄は年初来高値を更新。メディシノバ・インク、Bitcoin Japan、トレードワークス、あんしん保証、エスケーエレクトロニクスが買われた。
     
    一方、エバラ食品工業、ロブテックス、千趣会、太洋物産が年初来安値を更新。理経、グッドライフカンパニー、アイエックス・ナレッジ、ミクニ、木徳神糧が売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は前日の米ハイテク株高を受けて一部のAI(人工知能)半導体関連の大型株が選好され、新興市場は資金が流出しやすかった。
    東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比3.30ポイント(0.46%)安の709.42だった。
    グロース市場ではサンバイオやMTGが下落した。一方、トライアルやフリーは上昇した。
    グロース250とグロースCoreは下落。
    値上がり銘柄数248、値下がり銘柄数299と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではWelbyがストップ高。VRAIN Solution、富士山マガジンサービス、pluszero、GMOメディア、SBIインシュアランスグループなど6銘柄は年初来高値を更新。データセクション、クリアル、ホープ、イメージ情報開発、トランザクション・メディア・ネットワークスが買われた。
     
     一方、ツクルバ、ニューラルグループ、クラシコ、アドベンチャー、シーユーシーなど7銘柄が年初来安値を更新。アイリッジ、ZETA、ブロードエンタープライズ、yutori、AppBankが売られた。
     

    【寄り付き概況】

    11日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比402円28銭高の5万1314円04銭。

    前日の欧州株市場がほぼ全面高商状に買われたほか、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇、これを受けて東京市場は日経平均の上値指向が続いている。米株市場では、過去最長期間に及んでいる政府機関の一部閉鎖が早晩解除される方向にあるとの見方が投資家心理を強気に傾けており、東京市場においても追い風となっている。外国為替市場で足もと1ドル=154円台の推移とドル高・円安方向に振れていることも半導体関連などハイテクセクターを中心にポジティブ材料として意識されやすい。


    東証株価指数(TOPIX)は続伸し、10月31日に付けた最高値を上回る場面があった。

    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、フジクラが上昇している。一方、コナミGや日産化、エムスリーが下落している。


     


    11日の東京株式市場は、続伸後も堅調展開か。

    日経平均株価の予想レンジは、5万800円-5万1500円を想定。(10日終値5万911円76銭)

    米国株は上昇。ダウ平均は381ドル高の47368ドルで取引を終えた。

    現地10日の米国株高を背景に、きのう10日の強地合いが継続するとみられ、買い優勢スタートとなりそう。SOX指数(フィラデルフィア半導体指数)も上昇していることから、指数寄与度の高いAI(人工知能)や半導体関連株が上昇をけん引するとみられる。

     

    為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の前半(10日は154円04-06銭)、ユーロ・円が1ユーロ=178円台の前半(同178円17-21銭)と小動き。

     

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比225円高の5万1275円だった。


    【好材料銘柄】  

    ■三井松島ホールディングス <1518> 
    今期経常を一転8%増益に上方修正、配当も実質39%増額。

    ■ソネック <1768> 
    上期経常は5.8倍増益で上振れ着地、今期配当を20円増額修正。

    ■セントケア・ホールディング <2374> 
    MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。村上美晴会長が代表を務めるColorがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1220円で7日終値を48.8%上回る水準。買い付け期間は11月10日から12月22日まで。

    ■J-MAX <3422> 
    今期最終を2.4倍上方修正。

    ■メルカリ <4385> 
    7-9月期(1Q)最終は70%増益で着地。

    ■I-ne <4933> 
    株主優待制度を拡充。新制度では12月末時点で100株以上を保有する株主に、保有株数500株未満でデジタルギフト1万円分、500株以上で同2万円分を贈呈する。自社サイトで利用可能なポイント付与から変更。また、7-9月期(3Q)経常は35%減益、今期配当を1.5円増額修正。

    ■ユビテック <6662> 
    7-9月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

    ■大同信号 <6743> 
    今期経常を36%上方修正、配当も10円増額。

    ■メガチップス <6875> 
    今期最終を一転68%増益に上方修正、配当も70円増額。

    ■アイフル <8515> 
    上期経常を41%上方修正。

    ■フィンテック グローバル <8789> 
    今期経常は23%増益、2円増配へ。

    ■日神グループホールディングス <8881> 
    今期経常を38%上方修正。

    ■カチタス <8919> 
    今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も8円増額。

    ■エヌジェイホールディングス <9421> 
    7-9月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

    ■ビジネスコーチ <9562> 
    今期経常は69%増で4期ぶり最高益更新へ。また、日本経済新聞社と資本業務提携。日経は第三者割当増資を引き受け、20%出資する。

    ■札幌臨床検査センター <9776> 
    自社の株主を伊達アセットマネージメント及びSRLのみとする株式併合を行う。株式併合に伴い1株1965円でスクイーズアウト(強制買い取り)を実施する。



     

    【主な経済指標・スケジュール】

     

    11(火)

    【国内】

    10月景気ウォッチャー調査(14:00)

    30年国債入札

    《決算発表》

    ソフトバンクG、ソニーG、りそなHD、住友不、鹿島、ネクソン、セコム、川 重、大成建、キリンHD、JX金属、ダイフク、光通信、ゼンショーHD、楽天銀行、サントリーBF、出光興産、KOKUSAI、東急、三井金属、TBSHD、ユー・エス・エス、三井化学、応化工、アコム、飯田GHD、パーソルHD、コスモエネHD、SUMCO、丸井G、太平洋セメ、THK、日揮HD、小林製薬、ニチアス、三菱マ、岩谷産、UACJ、マイクロニクス、ADEKA、大栄環境、テレ朝HD、宝HD、タカラトミー、森永乳
     

     

    【海外】

    中国独身の日

    独11月ZEW景況感指数(19:00)





    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    10日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、終値は前週末比381ドル53セント高の4万7368ドル63セントだった。

     

    米上院で9日、つなぎ予算案の修正案に関する討論終結動議が可決され、修正案の上院通過が確実な情勢となった。下院でも可決された後、トランプ大統領の署名で成立する見通し。米経済の先行きを巡る不透明感が和らいで投資家心理が向上し、先週大幅下落していたIT大手を中心に買い戻す動きが加速した。

    エヌビディアが大幅高となるなど、前週に下げたハイテク株を中心に見直し買いが入った。

     

    政府閉鎖は40日超と過去最長記録を更新し、経済活動への影響が大きくなっていた。与党・共和党がまとめた案は2026年1月30日までの予算に加え、生活保護に当たるプログラムの財源などを含む。

     

    野党・民主党が求めていた年末に失効する公的医療保険の補助金延長については12月中旬までに改めて採決するが、民主党の上院議員の一部が共和党案を支持した。下院の採決やトランプ米大統領が署名するかなどの不透明要因は残るものの、政府閉鎖の解除に向けて進展したことが好感された。

     

    市場では「政府閉鎖による経済活動停滞が消費者心理の悪化につながっていた。経済指標の発表の延期で景気の実体も把握できなかった」(Bライリーのアート・ホーガン氏)と、政府再開で投資家心理が上向くと期待する参加者が多かった。

     

    ダウ平均ではエヌビディアが5.7%上昇した。前週末に半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)に増産を依頼したと伝わり、改めて成長期待が高まった。アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトも買われた。

     

    スリーエム(3M)やIBMなども上げた。一方、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やユナイテッドヘルス・グループなどディフェンシブ株に売りが出た。

     

    ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比522.636ポイント(2.27%)高の2万3527.174だった。上昇率は5月下旬以来の大きさだった。アルファベットやテスラ、データ分析プラットフォームのパランティア・テクノロジーズの上昇が目立った。

     

    【シカゴ日本株先物概況】
    10日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前週末比865円高の5万1275円で終えた。同日は米連邦政府機関の一部閉鎖が解除に向けて前進したことで米株式相場が上昇し、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが活発となった。

     

    シカゴ日経225先物 (円建て)

    51275 ( +225 )

     

    シカゴ日経225先物 (ドル建て)

    51335 ( +285 )

     

    ( )は大阪取引所終値比




    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
     

    10日の英FTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前週末比104.58ポイント(1.08%)高の9787.15で終えた。終値としての最高値を3営業日ぶりに更新した。米国で続く連邦政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの期待から投資家心理が強気に傾き、株式に買いが優勢となった。

     

    国際商品市場では金などの貴金属や、銅を含む非鉄金属の先物相場が上昇した。これを背景に、鉱業など資源の関連銘柄が買われた。銀行や製薬に買いが優勢だったほか、蒸留酒大手の英ディアジオの上昇が目立った。半面、公益などディフェンシブ銘柄の一部に売りが出た。

     

    FTSEの構成銘柄では、産金大手フレスニロが5.38%高、酒造大手ディアジオが5.21%高、2026年1月1日付で最高経営責任者(CEO)に英スーパー大手テスコの元最高経営責任者(CEO)のデイブ・ルイス氏を迎え入れる人事を発表した。テスコの経営改革を率いた実績があり、支援材料となった。産金大手エンデバー・マイニングが4.45%高と相場をけん引。一方、ロンドン証券取引所は2.14%安、不動産サイト大手ライトムーブは1.78%安、製薬会社ヒクマ・ファーマシューティカルズは1.71%安と売られた。





    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     

    10日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反発し、前週末比390.03ポイント(1.65%)高の2万3959.99で終えた。

     

    米国で続く連邦政府機関の一部閉鎖の解除へ向けて事態が前進したとの見方から、投資家心理が上向いた。DAXは前週末に約1カ月半ぶりの水準まで下げており、主力株を中心に値ごろ感に着目した買いが入った。

     

    個別では、一部金融機関が投資判断を引き上げたコメルツ銀行が6.57%高、エネルギー大手シーメンス・エナジーが4.62%高、ドイツ銀行が4.39%高と大幅に上昇。半面、香料大手シムライズは1.13%安、エネルギー大手イーオンは0.93%安、化粧品大手バイヤスドルフは0.92%安で終了した。




    ■フランス・パリ株価指数

    欧州株式市場でフランスの株価指数CAC40も3営業日ぶりに反発し、前週末比1.32%高で終えた。

     

11月10日 マーケットコメント

11月08日 マーケットコメント



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