【市況一覧】
日経平均株価
40,799.60 -270.22 08/01
TOPIX
2,948.65 +5.58 08/01
マザーズ
762.27 +1.95 08/01
NYダウ平均
44,130.98 -330.30 08/01
ナスダック総合
21,122.45 -7.22 08/01


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    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    40674円55銭(▲323円72銭=0.79%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2908.64(▲22.09=0.75%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    751.02(▲11.68=1.53%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】16億0740万株(▲1億0953万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】4兆0090億円(▲411億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】585(前日:695)
    【値下がり銘柄数】970(前日:860)
    --------------------------------------------
    【新高値銘柄数】69(前日:173)
    【新安値銘柄数】1(前日:0)
    --------------------------------------------
    【25日騰落レシオ】126.63(前日:127.43)
    --------------------------------------------
     
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は3日続落、利益確定売り優勢の地合いに
     2.米株市場に上昇一服感、東京市場は利食い圧力が継続
     3.半導体や自動車株などに下落目立ち、全体押し下げる
     4.日米中銀の政策決定会合を控え、様子見ムード拭えず
     5.売買代金首位のレーザーテク大幅安、ディスコも軟調
     
     
     
    日経平均株価は323円安と大幅な下落。
    3営業日連続で3桁の下落となっており、この間の下げ幅は1000円を超えた。
    きょうは米国動向からは売り材料が乏しかった上に、半導体株はむしろ買われても良かったくらいであっただけに、300円を超える下落というのは印象が悪い。
    アドバンテストが引け後に決算を発表しており、1Qは大幅増益で通期見通しを上方修正している。これが全体の反転材料となるかどうかが、あすの焦点となるだろう。
     
    また、あすから日銀金融政策決定会合が開催される。東京株式市場では、木曜31日にFOMCと日銀会合の結果を消化する。本来ならあす30日は「待ち」の1日となるが、連日で指数に値幅が出ているだけに、あすも振れ幅が大きくなるかもしれない。上の場合は5日線(4万1225円、29日時点、以下同じ)を上回ることができるか、下の場合は25日線(4万0001円)を割り込まずに推移できるかに注目しておきたい。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)
     
    42135.00  ボリンジャー:+3σ(25日)
    41613.70  ボリンジャー:+2σ(26週)
    41586.14  ボリンジャー:+2σ(13週)
    41423.84  ボリンジャー:+2σ(25日)
    40983.61  6日移動平均線
    40718.13  均衡表転換線(日足)
    40712.67  ボリンジャー:+1σ(25日)
     
    40674.55  ★日経平均株価29日終値
     
    40248.57  ボリンジャー:+1σ(13週)
    40150.79  新値三本足陰転値
    40046.08  均衡表基準線(日足)
    40001.51  25日移動平均線
    39712.28  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39693.28  均衡表転換線(週足)
    39290.35  ボリンジャー:-1σ(25日)
    38911.00  13週移動平均線
    38579.19  ボリンジャー:-2σ(25日)
    38525.00  均衡表雲上限(週足)
    38235.51  200日移動平均線
    38041.58  均衡表雲上限(日足)
    37933.17  75日移動平均線
     
    ローソク足はマド空けを伴う陰線で終了。高値と安値も連続して切り下げて「黒三兵」を示現し、強い売り圧力を窺わせた。本日安値は24日の直近高値から1502.3円安と、25日移動平均線付近まで押された17日安値から24日高値までの上げ幅2695.40円の半値押しラインを下回り、スピード調整色が強まった。一方、プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は126.62%(昨日127.42%)と小幅低下にとどまり、短期的な調整圧力は依然として強いとみられる。
     
     

    【大引け概況】

    29日の日経平均株価は3日続落し、終値は前日比323円72銭安の4万0674円55銭だった。
     
    本日のマーケット動画
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    朝方から一貫して軟調に推移、4万円トビ台で売り物をこなす展開に終始した。前日は欧州株市場で主要国の株価が総じて弱かったことや、米国株市場でもNYダウが反落するなど買い疲れ感が出ており、東京株式市場でもこの流れに追随した格好だ。日経平均は前日まで2営業日で800円以上下落していたことで、目先押し目買いの動きもみられたが、利食い売り圧力がそれを上回った。半導体関連の値がさ株が売られたことで日経平均が押し下げられたほか、自動車株も目先筋の見切り売りが目立つ状況となった。今週は日米で金融政策決定会合が開かれることや、米中閣僚会議の行方を見守りたいとする思惑なども上値を押さえる要因となっている。売買代金は4兆円台にかろうじて乗せたものの低水準で、投資家の見送り姿勢を反映した。
     
    ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクなど値がさ株を中心に売りが優勢だった。日経平均は前週に4%強上昇し、2024年7月に付けた最高値の更新も視野に入れていた。高値警戒感が意識されやすかったうえ、今週は米中の閣僚級協議のほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合、国内外の主要企業の2025年4〜6月期決算発表と重要イベントが続く。相場を左右しかねない重要イベント前とあって、持ち高を整理する目的の売りが出やすかった。米中両政府は28日、スウェーデンで関税問題を巡る閣僚級協議を開いた。29日も交渉は継続するとみられている。結果を見極めたいとのムードも広がりやすく、積極的に下値を拾う買いは限られた。
     
    個別では前日の取引終了後に四半期決算を発表した日東電や、外資系証券が投資判断を引き下げたレーザーテクの下げが目立った。トヨタやマツダなど自動車株も下落した。午後に発表した4〜6月期決算が減収・減益だったコマツは大幅安となった。4〜6月期決算で売上高などが市場予想を上回った野村総研は上昇した。
     
    FOMCについては、政策金利の誘導目標を5会合連続の据え置きがコンセンサスとなっている。トランプ大統領によるパウエル批判が一段と強まる可能性があり、相場が大きく振らされる懸念は残るだろう。
    なお、取引終了後に第1四半期決算を発表したアドバンテスは、2026年3月期の業績予想の上方修正を発表した。コンセンサスを上回る修正であり、これを評価した動きをみせてくるようだと、センチメントを明るくさせそうだ。
     
     




    東証株価指数(TOPIX)は3日続落した。終値は22.09ポイント(0.75%)安の2908.64だった。JPXプライム150指数も3日続落し、11.37ポイント(0.89%)安の1267.92で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆90億円、売買高は16億740万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は970と全体の約6割だった。値上がりは585、横ばいは70だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、輸送用機器、証券・商品先物取引業、機械、精密機器などが下落。鉱業、石油・石炭製品、サービス業などが上昇した。
     
    個別では、売買代金首位となったレーザーテックが大幅安で下値模索が続いたほか、売買代金2位のディスコも軟調。アドバンテスト、東京エレクトロン、信越化学、TDKも冴えない。トヨタ自動車が売りに押され、ファナック、ソフトバンクグループも値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも弱い。コマツが安く、キーエンスも見送られた。さくらインターネットがストップ安に売り込まれ、ヤクルト本社、プリマハムの下落した。
     
    半面、フジクラが買われ、古河電気工業も堅調。SCREENホールディングスが頑強な値動きをみせ、リクルートホールディングスもしっかり。野村総合研究所が活況高に買われた。エンプラスが急騰で値上がり率トップ。良品計画、コナミG、第一工業製薬、日本車輌製造が値を飛ばし、システムリサーチも大きく水準を切り上げた。




     


     
    東証スタンダード市場は日米で中央銀行の会合が控えている上、今後発表される4〜6月期の企業業績を見極めたいとの姿勢も出て、買いが見送られた。先週の株価急上昇の反動による利益確定売りは続き、指数は下落した。
    スタンダードTOP20は小反発。出来高は3億4841万株。
    値上がり銘柄数559、値下がり銘柄数819と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではマツモト、unbankedがストップ高。日本電技、大盛工業、南海辰村建設、植木組、サンテックなど75銘柄は年初来高値を更新。ファブリカホールディングス、アルメディオ、クロップス、ぷらっとホーム、光陽社が買われた。
     
    一方、出前館、GFAが年初来安値を更新。SANEI、ピクセルカンパニーズ、日本鋳鉄管、リベルタ、AKIBAホールディングスが売られた。
     


     
    東証グロース市場は半導体関連を中心にプライム市場の大型株が売られた影響で、新興市場でも利益確定売りが優勢だった。前日までに年初来高値近辺まで上昇してきた反動も出やすかった。
    5連騰で高値圏にあり上げ一服となった。主力の一角でSynsが大きく下げたことも影響した。日米関税交渉決着で相場全体が上昇した流れに追随、その後プライム銘柄が調整する場面でも個別の材料による物色が続いた。ただ、5営業日で上昇率は3%を超え「きょうは利益確定の売りが優勢」となった。
    東証グロース市場250指数は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比11.68ポイント(1.53%)安の751.02だった。グロース250指数、グロースCoreはともに反落。
    グロース市場ではSynsやアストロHDなどが下落した。一方、ライフネットやフロンテオは上昇した。
    値上がり銘柄数187、値下がり銘柄数380と、値下がりが優勢だった。
     
    29日に名証メイン市場に新規上場した山忠は午前に公開価格と同じ2600円で初値を付け、終値は初値比68円(2.61%)安の2532円だった。
     
    個別ではVeritas In Silico、情報戦略テクノロジーがストップ高。かっこ、Rettyは一時ストップ高と値を飛ばした。L is B、ハッチ・ワーク、Will Smart、FRONTEO、トランスジェニックグループなど27銘柄は年初来高値を更新。モビルス、マーソ、SBIリーシングサービス、モンスターラボ、サスメドが買われた。
     
    一方、Synspectiveが一時ストップ安と急落した。Chordia Therapeutics、PRISM BioLab、オルツ、クリングルファーマは年初来安値を更新。ブランディングテクノロジー、リップス、TORICO、インフォメティス、デジタルグリッドが売られた。


     


     
    29日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比374円95銭安の4万0623円32銭だった。
     
    きょう前場は主力銘柄を中心にリスク回避目的の売りが続き、日経平均株価は続落した。
    前引けにかけて下げ幅を広げ、前場の安値圏で着地している。
    前日の欧州株市場で主要国の株価が総じて軟調だったほか、米国株市場でもNYダウが反落するなど上昇一服感が出ていることもあって、目先筋の利益確定売りが継続する状況となっている。米株市場では半導体関連株が強さを発揮したものの、東京株式市場はこれを引き継げず、同関連株に売られる銘柄が目立ち全体指数の足を引っ張っている。円安傾向にあった外国為替市場でも午前11時過ぎあたりから円高方向に押し戻されており、全般買い手控えムードを助長したようだ。
     
    前日に続き半導体関連の下げが目立ったほか、電子部品の一角にも売りが膨らんだ。日米合意で大きく買われた自動車の下げも目立ち、日経平均は前引けにかけて下げ幅を広げる展開となった。
    日経平均株価は前週に4%強上昇し、2024年7月に付けた最高値の更新も視野に入れていた。高値警戒感に加え、主要企業の25年4〜6月期決算発表も本格化するなか、いったん利益確定や持ち高整理の売りが出やすかった。前日の取引終了後に四半期決算を発表した日東電が大きく下落した。外資系証券の投資判断の引き下げが伝わったレーザーテクが急落し、東エレクやディスコなど他の半導体関連への売りに波及した。これから決算発表を控えるTDKも連れ安した。トヨタやホンダ、マツダなど自動車株も下げた。
     
    KDDIといった内需関連株の一角には買いが入り、相場の下値を支えた。野村総研は前日に発表した4〜6月期の連結決算で売上高などが市場予想を上回り、大きく上昇した。
     
    後場の日経平均は軟調な展開が続くか。半導体関連や電子部品株を中心とした利益確定売りが依然として優勢で、現状ライン付近のもみ合いが今後も続きそうだ。外資系短期筋の売り圧力も根強く、上値を追う動きは乏しい。ただ、内需株の一角に押し目買いも期待できるほか、米ハイテク株の堅調さが間接的な下支え材料となる可能性はある。しかしながら大きなトレンド転換は難しく、後場ももみ合い軟調の構図が継続すると予想されるだろう。



     
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは前日比27.78ポイント(0.95%)安の2902.95だった。JPXプライム150指数も続落で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8926億円、売買高は7億7700万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1156と全体の約7割だった。値上がりは396、横ばいは72だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、輸送用機器、精密機器、卸売業、海運業などが下落。鉱業、石油・石炭製品、情報・通信業が上昇した。
     
    個別では、レーザーテック、ディスコ、アドバンテスト、東京エレクトロン、信越化学などの半導体関連株が軟調に推移。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも下落している。また、三菱重工業、トヨタ自動車、東京電力HD、ソフトバンクグループ(SBG)、ファナックなどが下落した。ほか、前日決算発表の赤字拡大を嫌気されたACCESSが大幅安、日東紡績、杉本商事、トクヤマなどが値下がり率上位となった。
     
    半面、大塚HD、ホギメディカルなどの医薬品株が堅調に推移。フジクラが底堅く、古河電気工業も堅調。SCREENホールディングスが頑強な値動き。野村総合研究所が活況高に買われた。また、良品計画、サンリオ、野村マイクロ、バンナムHDなどが上昇した。ほか、エンプラス、日本車輌製造、システムリサーチなどが値上がり率上位となった。

     


     
    東証スタンダード市場は短期間の急上昇による過熱感が残る中、売りが優勢となった。買いを誘う新規材料もなく、値下がりする銘柄が多かった。
    スタンダードTOP20は続落。出来高は2億1222万株。
     
    値上がり銘柄数503、値下がり銘柄数807と、値下がりが優勢だった。
     
     個別では日本電技、大盛工業、南海辰村建設、植木組、サンテックなど58銘柄が年初来高値を更新。unbanked、クロップス、ぷらっとホーム、マックハウス、川岸工業が買われた。
     
     一方、出前館、GFAが年初来安値を更新。光陽社、SANEI、日本鋳鉄管、ピクセルカンパニーズ、ICDAホールディングスが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は前日まで5日続伸していた反動で、利益確定目的の売りが優勢だった。東証プライム市場に上場するデータセンター運営のさくらネットが今期の連結業績予想を大幅に下方修正し、新興の人工知能(AI)関連銘柄への期待の低下につながったとの見方もあった。
     
    東証グロース市場250指数は反落した。前引けは前日比11.82ポイント(1.55%)安の750.88だった。グロース250、グロースCoreはともに反落。
    グロース市場では新株予約権の発行により希薄化が意識されたSynsのほか、QPS研究所、データセクが下落した。一方、サンバイオやフロンテオ、ブルーイノベは上昇した。
    値上がり銘柄数163、値下がり銘柄数385と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではかっこが一時ストップ高と値を飛ばした。L is B、ハッチ・ワーク、情報戦略テクノロジー、Will Smart、FRONTEOなど20銘柄は年初来高値を更新。トランスジェニックグループ、モンスターラボ、ブルーイノベーション、フューチャーリンクネットワーク、マーソが買われた。
     
     一方、Synspectiveが一時ストップ安と急落した。Chordia Therapeutics、PRISM BioLab、オルツ、クリングルファーマは年初来安値を更新。ブランディングテクノロジー、アルファクス・フード・システム、勤次郎、サスメド、Heartseedが売られた。
     
     
     
     

    【寄り付き概況】
     
    29日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比230円50銭安の4万0767円77銭。
     
    全般は強弱観対立のなかも軟調なスタートとなった。目先は出遅れた向きの押し目買いも観測されるが、利食い急ぎの動きが引き続き上値の重石となっている。
    前日の欧州株市場ではドイツの主要株価指数であるDAXや仏CAC40など主要国の株式市場は総じて軟調な値動きを示した。米関税交渉で合意に至ったことはポジティブ材料ながら、これについては事前に織り込みが進んでいた面もある。また、米国株市場でもEUとの関税交渉合意に対しては反応薄でNYダウは小幅反落した。
     
    東京株式市場でも足もと外国為替市場でドル高・円安方向に振れていることは追い風材料ながら、動きが鈍い状況にあるだろう。




     

    「カバコ」

    「S&P500は一時6400ポイント台乗せ」

    週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
    S&P500とナスダック総合は連日の過去最高値更新。
    S&P500の最高値更新は6日連続。
    米国とEUが関税率15%で合意したことを市場は追認した格好。
    ナイキが3.89%上昇。
    10年国債利回りは4.413%。 
    5年国債利回りは3.971% 
    2年国債利回りは3.929%。
    30年国債利回りは4.959%。
    ドル円は148円台半ば。
    WTI原油先物9月限は前日比1.55ドル(2.38%)高の1バレル=66.71ドル。
    金先物8月限は前日比24.40ドル(0.73%)安の1オンス=3311.20ドル。
    ビットコイン が0.52%安の11万8205.38ドル。
    イーサリアム が0.61%安の3800.90ドル。
    SKEW指数は159.41→145.57→147.65。
    恐怖と欲望指数は73→74。
    7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
    4月8日の3がボトム。

    週明けのNYダウは64ドル(0.14%)安の44837ドルと反落。
    高値44946ドル、安値44739ドル。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは125.98(前日128.05)。
    NASDAQは70ポイント(0.33%)高の21178ポイントと4日続伸。
    高値21202ポイント、安値21122ポイント。
    サイコロは10勝2敗。
    騰落レシオは117.73(前日118.15)。
    S&P500は1ポイント(0.02%)高の6389ポイントと6日続伸。
    高値6401ポイント、安値6375ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは129.11(前日135.94)。
    週明けのダウ輸送株指数は7ポイント(0.05%)高の16372ポイントと続伸。
    SOX指数は91ポイント(1.62%)高の5737ポイントと3日続伸。
    VIX指数は15.03(前日14.93)。
    NYSEの売買高は10.98億株(前日10.22億株)。
    3市場の合算売買高は175.8億株(前日177億株。過去20日平均178.4億株)。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比115円安の40795円。
    ドル建ては大証日中比65円安の40845円。
    ドル円は148.53円。
    10年国債利回り4.413%。
    2年国債利回りは3.929%。

    「空売り比率は40.2%と11日ぶりに40%超」

    週明けの日経平均は寄り付き59円高。
    終値は457円(▲1.10%)安の40998円と続落。
    高値41534円。
    安値40997円。
    2日連続で日足陰線。
    6月24日は38368円→38665円にマド。
    6月26日は38944円→39056円にマド。
    7月24日は41342円→41554円にマド。
    日経平均は53日連続で一目均衡の雲の上。
    上限は38091円。
    下限は35124円。
    TOPIXは21.13ポイント(▲0.72%)安の2930ポイントと続落。
    7月24日の終値2977ポイントが年初来高値。
    7月24日のザラバ高値は2986ポイント。
    25日線(2839ポイント)を23日連続で上回った。
    75日線(2741ポイント)を58日連続で上回った。
    200線(2724ポイント)を57日連続で上回った。
    日足は2日連続で陰線。
    TOPIXコア30指数は続落。
    プライム市場指数は10.92ポイント(▲0.72%)安の1508.37ポイントと続落。
    東証グロース250指数は0.41ポイント(△0.05%)高の762.70と5日続伸。
    25日移動平均線からの乖離は△2.87%(前日△2.88%)。
    プライム市場の売買代金は4兆502億円(前日4兆5512億円)。
    売買高は17.16億株(前日17.67億株)。
    値上がり695銘柄(前日745銘柄)。
    値下がり860銘柄(前日818銘柄)。
    新高値173銘柄(前日228銘柄)。
    新安値0銘柄(前日0銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは127.43(前日124.09)。
    東証グロース市場の騰落レシオは101.50(前日95.74)。
    NTレシオは13.99倍(前日14.04倍)。
    20年12月30日が12.90倍。
    サイコロは4勝8敗で33.33%。
    TOPIXは6勝6敗で50.00%。
    東証グロース市場指数は8勝4敗で66.66%。
    上向きの25日線(39908円)から△2.73%(前日△4.15%)。
    65日連続で上回った。
    上向きの75日線は37813円。
    56日連続で上回った。
    上向きの200日線(38221円)から△7.27%(前日△8.50%)
    31日連続で上回った。
    上向きの5日線は41045円。
    9日ぶりに下回った。
    13週線は38935円。
    26週線は37823円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.477%(前日▲18.978%)。
    買い方▲2.033%(前日▲1.634%)。
    東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲10.572%(前日▲11.452%)。
    買い方▲8.724%(前日▲8.780%)。
    空売り比率は40.2%(前日38.5%、11日ぶりに40%超)。
    空売り規制なし銘柄の比率は8.9%(前日8.9%)。
    28日連続で1ケタ。
    3月14日が15.2%。
    3月7日が10.6%、
    2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
    日経VIは22.85(前日22.17)。
    日経平均採用銘柄のPERは16.36倍(前日16.47倍)。
    EPSは2506円(前日2517円)。
    直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
    直近ボトムは5月16日2186円。
    前期基準では15.77倍。
    前期基準のEPSは2599円(前日2582円)。
    225のPBRは1.48倍(前日1.49倍)。
    BPSは27701円(前日27822円)。
    日経平均の予益回りは6.11%。
    予想配当り利回りは2.09%。
    指数ベースではPERは20.54倍(前日20.74倍)。
    EPSは1996円(前日1998円)。
    PBRは2.00倍(前日2.02倍)。
    BPSは20499円(前日20522円)。
    益回りは4.87%(前日4.82%)。
    配当利回りは1.96%(1.93%)。
    10年国債利回りは1.560%(前日1.600%)。
    プライム市場の予想PERは16.09倍。
    前期基準では15.68倍。
    PBRは1.42倍。
    プライム市場の予想益回りは6.21%。
    配当利回り加重平均は2.43%。
    東証プライムのEPSは176.34(前日175.93)。
    2025年2月が180.62。
    2024年12月161.79。
    2024年2月が174.18。
    2024年1月が175.24。
    2023年10月が177.72。
    2022年4月が118.12。
    大商い株専有率(先導株比率)は35.7%(前日33.3%)。
    2月19日が48.3%だった。
    2月26日に26.0%まで低下。
    プライム市場の単純平均は10.75円安の2837円(前日は2848円)。
    24年末が2753円。23年末が2827円。
    プライム市場の売買単価は2358円(前日2574円)。
    プライム市場の時価総額1006兆円(前日1013兆円)。
    24日の1021兆円が過去最高。
    ドル建て日経平均は276.68(前日282.11)と続落。
    7月24日の286.07が年初来高値。
    2021年2月16日に付けた290.62ドルが過去最高値。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比115円安の40795円。
    高値41685円、安値40680円。
    週明けの大証夜間取引終値は日中比90円安の40820円。
    ボリンジャーのプラス1σが40675円。
    プラス2σが41441円。
    プラス3σが42208円。
    週足のボリンジャーのプラス1σが40308円。
    プラス2σが41681円。
    プラス3σが43054円。
    3月配当権利落ち前は37799円。
    ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
    ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
    ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
    ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
    17日(木)から水星逆行(→8月11日)。
    アノマリー的には29日(火)が「上げの特異日」そして「変化日」。
    30日(水)がTOPIX・東証REIT指数パッシブ売買インパクト。
    そして「リーマンショック以降株高の日」。
    月足陽線基準は39986円。

    《今日のポイント7月29日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
       S&P500とナスダック総合は連日の過去最高値更新。
       S&P500の最高値更新は6日連続。
       10年国債利回りは4.413%。 
       5年国債利回りは3.971% 
       2年国債利回りは3.929%。
       30年国債利回りは4.959%。
       ドル円は148円台半ば。
       SKEW指数は159.41→145.57→147.65。
       恐怖と欲望指数は73→74。
       7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
       4月8日の3がボトム。

    (2)週明けのダウ輸送株指数は7ポイント(0.05%)高の16372ポイントと続伸。
       SOX指数は91ポイント(1.62%)高の5737ポイントと3日続伸。
       VIX指数は15.03(前日14.93)。
       NYSEの売買高は10.98億株(前日10.22億株)。
       3市場の合算売買高は175.8億株(前日177億株。過去20日平均178.4億株)。
       週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比115円安の40795円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆502億円(前日4兆5512億円)。
       売買高は17.16億株(前日17.67億株)。
       値上がり695銘柄(前日745銘柄)。
       値下がり860銘柄(前日818銘柄)。
       新高値173銘柄(前日228銘柄)。
       新安値0銘柄(前日0銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは127.43(前日124.09)。
       東証グロース市場の騰落レシオは101.50(前日95.74)。
       NTレシオは13.99倍(前日14.04倍)。
       20年12月30日が12.90倍。
       サイコロは4勝8敗で33.33%。

    (4)上向きの25日線(39908円)から△2.73%(前日△4.15%)。
       65日連続で上回った。
       上向きの75日線は37813円。
       56日連続で上回った。
       上向きの200日線(38221円)から△7.27%(前日△8.50%)
       31日連続で上回った。
       上向きの5日線は41045円。
       9日ぶりに下回った。
       13週線は38935円。
       26週線は37823円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲17.477%(前日▲18.978%)。
       買い方▲2.033%(前日▲1.634%)。
       東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲10.572%(前日▲11.452%)。
       買い方▲8.724%(前日▲8.780%)。

    (6)空売り比率は40.2%(前日38.5%、11日ぶりに40%超)。
       空売り規制なし銘柄の比率は8.9%(前日8.9%)。
       日経VIは22.85(前日22.17)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは16.36倍(前日16.47倍)。
       EPSは2506円(前日2517円)。
       直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
       直近ボトムは5月16日2186円。
       前期基準では15.77倍。
       前期基準のEPSは2599円(前日2582円)。
       225のPBRは1.48倍(前日1.49倍)。
       BPSは27701円(前日27822円)。
       日経平均の予益回りは6.11%。
       予想配当り利回りは2.09%。
       指数ベースではPERは20.54倍(前日20.74倍)。
       EPSは1996円(前日1998円)。
       PBRは2.00倍(前日2.02倍)。
       BPSは20499円(前日20522円)。
       益回りは4.87%(前日4.82%)。
       配当利回りは1.96%(1.93%)。
       10年国債利回りは1.560%(前日1.600%)。

    (8)大商い株専有率(先導株比率)は35.7%(前日33.3%)。
       プライム市場の単純平均は10.75円安の2837円(前日は2848円)。
       24年末が2753円。23年末が2827円。
       プライム市場の時価総額1006兆円(前日1013兆円)。
       24日の1021兆円が過去最高。
       ドル建て日経平均は276.68(前日282.11)と続落。
       7月24日の286.07が年初来高値。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが40675円。
       プラス2σが41441円。
       プラス3σが42208円。
       週足のボリンジャーのプラス1σが40308円。
       プラス2σが41681円。
       プラス3σが43054円。
       3月配当権利落ち前は37799円。
       ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
       ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
       ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
       ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
       17日(木)から水星逆行(→8月11日)。
       アノマリー的には29日(火)が「上げの特異日」そして「変化日」。
       30日(水)がTOPIX・東証REIT指数パッシブ売買インパクト。
       そして「リーマンショック以降株高の日」。
       月足陽線基準は39986円。

    今年の曜日別勝敗(7月28日まで)

    月曜14勝13敗
    火曜17勝9敗
    水曜16勝13敗
    木曜17勝11敗
    金曜11勝18敗

    JPモルガンの24日付リポートは「カバコー候補銘柄」
    カバードコールは保有株に対してコール・オプションを売ってプレミアム収入を得る戦略。
    AI設備投資の追い風と米ドル安に支えられ、多国籍の大型株はアップサイド・サプライズに備える必要がある。
    約300銘柄から成るユニバースでコール売りの基準を満たす銘柄はわずか8%に限られるという。
    対象銘柄は、価格上昇がファンダメンタルズよりもポジショニング(持ち高)によって左右されている可能性がある高ベータ銘柄。
    あるいは買われ過ぎの銘柄から選出。
    下落リスクの軽減を求める投資家はコール売りのプレミアムでプットの保険を買う「プット・スプレッド・カラー」戦略を検討しても良いと呼びかけた。

    ・カバード・コールやプット・スプレッド・カラーが適した銘柄
    ティッカー 名称
    @RCL/U   ロイヤル・カリビアン・グループ
    @UAL/U   ユナイテッド航空グループ
    @GS/U    ゴールドマン・サックス
    @GE/U    GEエアロスペース

    8月7日:JPX日経400定期見直し発表
    8月13日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
    8月23日:FTSEの定期見直し結果発表
    8月29日:MSCI指数のリバランス
    9月上旬:日経平均株価の定期見直し結果発表
    9月6日早朝:S&P500の定期見直し結果発表
    9月22日:FTSEのリバランス
    9月30日:日経平均株価のリバランス
    10月7日:TOPIXの浮動株比率(FFW)定期見直し発表(1~3月決算期)
    11月4日:Russell/Nomura定期見直し結果発表
    11月6日:MSCIスタンダード定期見直し結果発表
    11月19日:Russell/Nomuraのリバランス
    11月24日:MSCI指数のリバランス
    12月6日早朝:S&P500の定期見直し結果発表
    12月13日:ナスダック100の定期見直し結果発表
    12月19日:ナスダック100のリバランス

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    セグエ(3968)・・・動兆

    セキュリティ品の輸入販売とソリューション関連が両輪。
    SE派遣に強み。
    自社開発品成長中。



    (兜町カタリスト櫻井)


    29日の東京株式市場は、軟調な展開が続きそう。
    日経平均株価の予想レンジは、4万500円-4万1200円を想定。(28日終値4万998円27銭)
    ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は64ドル安の44837ドルで取引を終えた。
     
    きのう28日の日経平均株価は、前週に大幅に上昇した反動が強く利益確定売りに押された。日経平均の短期的な過熱感を解消する間は、好業績銘柄への個別物色が中心になりそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=148円台の半ば(28日は148円28-30銭)とやや円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の前半(同173円11-15銭)と円高に振れている。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比115円安の4万795円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■Veritas In Silico <130A> 
    米国で「RNAの機能を制御する化合物のスクリーニング方法」に関する特許査定を受領。
     
    ■美樹工業 <1718> 
    今期経常を27%上方修正、配当も100円増額。
     
    ■ジェリービーンズグループ <3070> 
    中長期保有株主に対する株主優待を拡充。25年7月末以降に200株以上かつ半年以上継続保有する株主に、優待品を1点追加で贈呈する。また、25年1月末以降に200株以上かつ1年以上保有する株主に、優待品1点+5000円相当の優待ポイントを追加で贈呈する。
     
    ■ベルテクスコーポレーション <5290> 
    8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
     
    ■川岸工業 <5921> 
    今期経常を36%上方修正、配当も35円増額。
     
    ■日本車輌製造 <7102> 
    今期経常を19%上方修正。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
     
    29(火)
    【国内】
    2年国債入札
    配当・優待権利付き最終売買日
    《決算発表》
    キーエンス、アドバンテ、NEC、コマツ、JR東海、野村HD、シマノ、ANA、SCSK、中部電、清水建、ヤクルト、アコム、小糸製、群馬銀、日ガス、トクヤマ、エクセディ、十六FG、キッセイ薬、松井証、池田泉州、ゲンキードラ、SMS、黒崎播磨、トーエネク、日道路、小森、東エレデバ、PI、カンロ、不二家、JFE-SI、ゼンリン、一工薬、杉本商、トーメンデバ、サンワテクノス、北電事、東洋証、SBIリーシンク、コア、イントラスト、サイバトラスト、カノークス、SMK、ドリコム、大光銀、FDK、東北鋼

    【海外】
    FOMC(~7/30)
    米5月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
    米6月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(23:00)
    米7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)(23:00)
    米7年国債入札
    《米決算発表》
    ボーイング、P&G、メルク、シスコ、スターバックス、ペイパルHD、ビザ


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    28日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比64ドル36セント安の4万4837ドル56セント(速報値)で取引を終えた。
     
    米国がEUに課す関税について、15%に引き下げることで双方が27日に合意した。
    EUは米国からの7500億ドル相当のエネルギー購入や6000億ドル超の対米投資も約束した。
     
    市場では、高関税を巡る不透明感の後退が好感された半面、対米投資などの合意内容が「不明瞭」(市場参加者)との見方が広がり、売り買いが交錯。開催中の米中関税協議の動向を見極めたいとの思惑も重なり、ダウはおおむねマイナス圏で推移した。
     
     今週は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合に加え、7月の米雇用統計などの経済指標や、アマゾン・ドット・コムといった巨大テック企業の決算発表が控える。重要イベントが相次ぐ中、様子見ムードが漂ったことで相場の上値が抑えられた。
     一方、生成AI(人工知能)の成長見通しが引き続きナスダック相場を押し上げた。
     
    相互関税の上乗せ分の発動猶予期限は8月1日に迫っている。トランプ米大統領は28日、個別で交渉をしていない貿易相手に対する関税率が15〜20%になる可能性が高いとの認識を示した。
     
    ダウ平均は上げる場面があった。米政府が日本に続いてEUと合意し、高関税や貿易摩擦が世界経済の停滞を招くとの警戒が薄れた。米中についても、28〜29日に開く閣僚級の貿易協議で関税引き上げ停止の90日間延長に合意する見通しだと香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じている。
     
    午後に入ると売りが広がり、ダウ平均は下げ幅を広げた。
     
    7月の米雇用統計や6月の米個人消費支出(PCE)物価指数、4〜6月期の米国内総生産(GDP)速報値といった注目度の高い経済指標の発表も相次ぐ。米国株の割高感や過熱感も意識されやすいなか、利益確定や持ち高調整の売りが出た。
     
    ダウ平均の構成銘柄ではトラベラーズやアムジェン、ベライゾン・コミュニケーションズが売られた。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やコカ・コーラも安い。一方、アナリストが投資判断を引き上げたナイキは大幅高だった。エヌビディアやIBMも上げた。
     
    ナスダック総合株価指数は4日続伸した。前週末比70.268ポイント高の2万1178.585(速報値)と、連日で過去最高値を更新した。
     
    韓国サムスン電子と大型の半導体製造契約を結んだテスラが高い。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株への買いも目立った。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は小幅に6日続伸し、最高値を更新した。
     
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】
    28日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前週末比575円安の4万0795円で終えた。
    この日は上昇基調が続いた日経平均株価が利益確定の売りに押され、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    40795 ( -115 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    40845 ( -65 )

    ( )は大阪取引所終値比
     
     






    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
     
    28日の英FTSE100種総合株価指数は続落し、前週末比38.87ポイント(0.42%)安の9081.44で終えた。米国と欧州連合(EU)の貿易交渉が合意に達したことで投資家心理が上向き、取引開始直後にFTSE100種指数は最高値を上回る場面もあったが買いの勢いは続かなかった。
     
    FTSEの構成銘柄では、前週に上昇が目立っていた通信大手BTが5.07%安と急落。防衛大手バブコック・インターナショナル・グループが3.16%安、流通大手マークス&スペンサーが2.70%安で続いた。一方、石油大手BPは2.21%高、通信大手エアテル・アフリカは1.64%高、商業用不動産大手ランド・セキュリティーズは1.03%高となった。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     
    28日のドイツ株価指数(DAX)は続落し、前週末比247.14ポイント(1.02%)安の2万3970.36で終えた。DAXが2万4000を下回って終えるのは7月4日以来、約3週間ぶりとなる。
     
    米国と欧州連合(EU)が貿易交渉で合意に至ったものの、詳細については不透明な点が残り、警戒が根強い。関税率などについて最悪の選択肢は回避されたものの、企業活動や欧州景気に悪影響が及ぶとの懸念もくすぶる。
     
    個別では、高級車メーカーのポルシェが4.09%安、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が3.58%安、防衛大手ラインメタルが3.29%安と下げを主導。半面、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは1.43%高、不動産大手ボノビアは1.09%高、航空機エンジン大手MTUエアロ・エンジンズは1.06%高で終了した。
     
     


    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は反落し、前週末比0.43%安で終えた。






     



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