【市況一覧】
日経平均株価
40,198.39 -601.21 08/04
TOPIX
2,910.98 -37.67 08/04
マザーズ
761.67 -0.60 08/04
NYダウ平均
43,588.58 -542.40 08/02
ナスダック総合
20,650.13 -472.31 08/02


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    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    41826円34銭(△655円02銭=1.59%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2977.55(△51.17=1.75%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    759.48(△2.58=0.34%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】22億0899万株(▲8億1506万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】5兆7265億円(▲1兆3816億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】1357(前日:1373)
    【値下がり銘柄数】215(前日:231)
    --------------------------------------------
    【新高値銘柄数】251(前日:179)
    【新安値銘柄数】0(前日:2)
    --------------------------------------------
    【25日騰落レシオ】123.08(前日:119.88)
    --------------------------------------------
     
     
     
    ■本日のポイント
     
     1.日米関税交渉合意後のリスクオン継続
     2.一時4万2000円台に乗せ最高値接近
     3.上げ幅一時800円超、全33業種上昇
     4.後場は高値警戒の売りで伸び悩む
     5.TOPIXは1年ぶり最高値更新
     
     
    あすの東京株式市場は反落か。週末で利益確定売りに上値が抑えられる公算が大きい。米国株高による支援材料も想定されるが、高値警戒感も強く円高への懸念も重荷となりそうだ。
    きょうの日経平均は前日に1000円を超える上げ幅となった直後でもあり、上値に慎重な場面もあった。
    昨年7月高値時に形成したチャート上のマド埋め(4万2102円)が短期的な上値の目安となりやすく、きょうは完全に埋めき切れずに後場は伸び悩んだ。
    前日賑わった自動車株は早くもモメンタムが減速しており、業種別最上位に浮上した銀行株がどれだけモメンタムを維持できるかが指数の強弱感の焦点となりそうだ。
    いずれにしても、TOPIXが史上最高値を更新するなど好地合い中、決算発表が本格化する。決算内容の受け止め方は個別まちまちだろうが、株主還元策への期待は根強い。
    参議院選挙後に短期間で大きく上昇した2016年の上昇率を単純に当てはめた場合、月内には4万4000円台に乗せるシナリオも想定できるだろう。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(24日現在)
     
    43417.28  ボリンジャー:+3σ(26週)
    42851.08  ボリンジャー:+3σ(13週)
    41943.43  ボリンジャー:+3σ(25日)
     
    41826.34  ★日経平均株価24日終値
     
    41539.09  ボリンジャー:+2σ(26週)
    41448.65  ボリンジャー:+2σ(13週)
    41191.01  ボリンジャー:+2σ(25日)
    40677.37  均衡表転換線(日足)
    40438.59  ボリンジャー:+1σ(25日)
    40359.38  6日移動平均線
    40150.79   新値三本足陰転値
    40046.22  ボリンジャー:+1σ(13週)
    40046.08  均衡表基準線(日足)
    39686.17  25日移動平均線
    39660.90  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39616.42  均衡表転換線(週足)
     
     
    ローソク足はマドを空けて陽線を描いて上ヒゲは節目の42000円を突破し、株価下方で25日移動平均線が上昇角度を増したことと併せて、強い騰勢を窺わせた。一方、25日線との上方乖離率は5.39%、プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は123.07%といずれも過熱ラインの5%、120%を上回り、連騰後の短期的な反動安リスクが警戒される。ボリンジャーバンドでは目先の上値目標到達が意識される+3σ付近で推移。各バンド間隔が拡大する5本線発散に入っており、上下どちらにも値動きが大きくなる可能性にも留意したい。
     
     

    【大引け概況】

    24日の日経平均株価は大幅に続伸し、終値は前日比655円02銭高の4万1826円34銭だった。連日で年初来高値を更新し、2024年7月11日に付けた過去最高値(4万2224円)以来、約1年ぶりの高値を付けた。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:45 容量:45.70M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    前日の日米関税交渉の合意を受けたリスク選好ムードが続き、主力大型株を中心に断続的な買いが入った。東証の業種別指数では全33業種が上昇。銀行業が上昇率トップとなったほか、精密機器や非鉄金属など景気敏感セクターの上げが目立った。
     
    一方、株価指数の急ピッチな上昇を背景に短期過熱感が台頭したほか、高値警戒感も広がり、後場に入ると主力株の一角に利益確定目的の売りが出て日経平均は伸び悩んだ。ベッセント米財務長官がテレビ番組で、日本による貿易交渉の合意内容の実施にトランプ大統領が不満を感じた場合、相互関税と自動車関税を25%に戻す可能性について言及したことも、上値を圧迫する要因となったとみられている。
     
    日米関税交渉の合意を好感して前日の米株式相場が上昇した流れを引き継いだ。日本に続き、欧州連合(EU)や中国など主要国と米国との間でも貿易交渉が進展するとの期待感も追い風となった。東証株価指数(TOPIX)は過去最高値を更新した。
     
    日経平均の上げ幅は900円に迫り、約1年ぶりに4万2000円台に乗せる場面があった。米関税政策による世界景気の悪化懸念が後退したとして、海外短期筋を中心に運用リスクをとる動きが加速している。時価総額が大きい大型株で構成される「TOPIXコア30」の上昇率は2.31%と日経平均に比べて大きく、大型主力株に海外投資家の新規資金が流入しているとの見方があった。国内では与党の参院選大敗を受け、財政規律派とされる石破茂首相が退陣し、次期政権が財政拡張的な政策を進めるとの思惑を買い材料視する動きもあったという。
     
    午後はやや伸び悩む場面があった。日経平均は前日の1396円高に続く急伸となったうえ、日米合意を好感するのは2日目で、約1年ぶりの高値水準とあって、上値では戻り待ちや利益確定目的の売りが出た。東海東京インテリジェンス・ラボの長田清英チーフストラテジストは「過去最高値をつけた1年前に比べると、金利上昇と円高が進行しているほか、米相互関税の15%が今後かかることになり、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の観点ではマイナス材料が多い」と指摘。そのうえで、1年前の高値に並ぶ条件は不足しており、短期筋主導の急ピッチな株高の反動には注意が必要と話していた。
     
     

    TOPIXは3日続伸した。終値は51.17ポイント(1.75%)高の2977.55と、24年7月11日(2929.17)を上回り、約1年ぶりに過去最高値を更新した。日銀の追加利上げ観測の高まりを受けて三菱UFJや三井住友FGなど銀行株の上昇が押し上げ要因となった。JPXプライム150指数は続伸し、23.68ポイント(1.85%)高の1303.57で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で5兆7264億円、売買高は22億899万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1357。値下がりは215、横ばいは52だった。
     
    業種別株価指数は33業種すべて上昇。ゴム製品、非鉄金属、精密機器、銀行業、機械などの上昇率が高かった。
     
    個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなど銀行株が買われ、三菱重工業やフジクラ、古河電気工業が頑強。ファーストリテイリング、日立製作所や良品計画、ソシオネクスト、ソニーグループが値を飛ばし、ソフトバンクグループが高値を更新ほか、上半期大幅上方修正が買いインパクトにつながったKOAがストップ高に買われ、オービックビジネスコンサルタントや信越ポリマー、ブロンコビリーが急伸した。空港施設が後場終盤に上げ幅を広げ、UACJが大幅高となり、キヤノンマーケティングジャパンや大阪チタニウムテクノロジーズが株価水準を切り上げた。
     
    半面、トヨタ自動車が小安く、アドバンテストとレーザーテック、楽天グループ、三井海洋開発、メルカリが冴えない展開。日本航空電子工業が下値を探り、サンリオやフジ・メディア・ホールディングス、オリエンタルランドが値を下げ、MARUWAや芝浦メカトロニクス、マネックスグループが軟調だった。ほか、GMOインターネット、日本航空電子などが値下がり率上位となった。




     


     
    東証スタンダード市場は米国と各国の関税交渉が進展するとの期待が高まり、東京市場全般の続伸歩調に連動して買いが先行した。
    スタンダードTOP20は小幅続伸。出来高4億3440万株。
    値上がり銘柄数900、値下がり銘柄数496と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では西川計測がストップ高。明豊ファシリティワークス、大成温調、テクノ菱和、フィットイージー、中広など95銘柄は年初来高値を更新。ヤマト モビリティ & Mfg.、光陽社、リベルタ、川崎地質、中央発條が買われた。
     
     一方、東邦レマック、アルファ、オービーシステム、クオンタムソリューションズ、テクノマセマティカルが売られた。
     


     
    東証グロース市場は日経平均株価が連日で上昇するなかで投資家心理が上向き、新興株に買いが及んだ。大手証券が投資判断と目標株価を引き上げたQPS研究所など個別に材料が出た銘柄にも資金が向かった。
    世界的にリスク選好地合いになっていることは新興企業市場にとってもサポート要因だったが、最近上昇した銘柄には利益確定売りが出た上、「個人の買いの一部は上昇率が大きくなったプライム市場の大型株に吸い取られたようだ」とされ、グロース銘柄の4割は下落。グロース250がマイナスになる場面もあった。
    東証グロース市場250指数は3日続伸した。終値は前日比2.58ポイント(0.34%)高の759.48だった。グロース250は上昇。グロースCoreは反落。
    グロース市場ではサンバイオやフロンテオが上昇した。一方、ジーエヌアイやデータセクは下落した。
    値上がり銘柄数331、値下がり銘柄数242と、値上がりが優勢だった。
     
    24日に東証グロース市場に新規上場したフラーは買い気配のまま終えた。気配値を公開価格(1170円)の4倍にあたる4680円まで切り上げた。
     
    個別ではFRONTEO、ブランディングテクノロジーがストップ高。ファンデリー、WASHハウスは一時ストップ高と値を飛ばした。インフォメティス、イメージ情報開発、バリューゴルフ、サスメド、モビルスなど20銘柄は年初来高値を更新。YCPホールディングス(グローバル)リミテッド、VRAIN Solution、Delta-Fly Pharma、フレアス、デジタリフトが買われた。
     
     一方、クリングルファーマが年初来安値を更新。ZenmuTech、リボミック、トランスジェニックグループ、GreenBee、ジーエヌアイグループが売られた。
     


     
    24日午前の日経平均株価は大幅に続伸し、前引けは前日比812円18銭高の4万1983円50銭だった。2024年7月11日以来、約1年ぶりに4万2000円台に乗せる場面があった。
     
    前日に引き続き大きく買い優勢の地合いとなった。前日に明らかとなった日米関税交渉の電撃的な合意を受けて同日の日本株が大きく買われた後、この流れが欧米株市場にも波及し、米国株市場ではNYダウが約半年ぶりに年初来高値を更新。日本に続いて他の国々においても米国との関税交渉が進展するとの期待が高まった。一部報道で米国と欧州連合(EU)の合意が近いと伝わったことも追い風となった。日経平均は800円を超える上昇で一時4万2000円台に乗せた。TOPIXは昨年7月につけた終値ベースの最高値(2929.17)を上回っている。値上がり銘柄数は全体の8割強に達した。
     
    日米関税交渉の合意を好感して前日の米株式相場が上昇し、日本株は連日の急伸となった。日本以外の各国と米国との間でも貿易交渉が進展するとの期待が高まっており、短期資金を中心に運用リスクをとる動きが加速した。
     
    23日のNYダウ工業株30種平均は半年ぶりに年初来高値を更新し、24年12月以来の高値を付けた。ナスダック総合株価指数と多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は最高値を更新した。米欧の貿易協議の合意への期待感が株価を押し上げた。米国は中国とも月内に閣僚協議を開く見通しで、ベッセント米財務長官は8月12日と定めている一部関税停止の期限を延長する可能性について協議すると説明。米関税政策による世界景気の悪化懸念が後退したとの受け止めが広がり、投資家心理が強気に傾いた。
     
    前日の日経平均は日米合意を受けて1396円高と急伸したが、戻り待ちや利益確定の売りは目立たない。海外短期筋などは連日で日経平均先物に断続的な買いを入れているようだ。国内では与党の参院選大敗を受け、石破茂首相の退陣を求める声が自民党内で強まっている。市場では「財政規律派の石破氏が退陣すれば、次期政権が財政拡張的な政策を進めるとの思惑も日本株買いを後押しした」との声が聞かれた。
     
    後場の日経平均株価は、前場の上昇基調を維持すると予想される。米関税交渉の合意のインパクトは大きく、引き続き買い参入のタイミングを捉えた短期勢の追加買いが入りやすい環境だ。業種別では自動車や精密機器、銀行株などが相場全体を牽引し、株式市場全体が活況を帯びる展開が予想される。国内企業の好決算や自社株買いマインドも引き続き買い材料となろう。総じて後場も強気ムードが続き、一段高を試す動きが期待されるだろう。


     
     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは54.46ポイント(1.86%)高の2980.84で、24年7月11日につけた取引時間中の最高値(2946.60)を上回った。JPXプライム150指数は続伸した。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆8231億円、売買高は11億614万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1395。値下がりは193、横ばいは35だった。
     
    業種別では、精密機器、ゴム製品、銀行業などを筆頭に全業種が上昇した。
     
    個別では、トヨタ自動車やホンダ、SUBARUといった自動車株が前日の大幅高に続いて堅調な動きに。三菱重工業が水準を切り上げ、ソフトバンクグループ(SBG)、良品計画、フジクラ、アドバンテスト、日立、ファーストリテイリング、ソシオネクスト、ソニーグループも値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友などメガバンクも高い。ほか、KOAがストップ高カイ気配。25年1-6月期決算発表を好感されたブロンコビリーが大幅高、オービックビジネスコンサルタント、信越ポリマー、キヤノンMJなどが値上がり率上位となった。
     
    一方、サンリオ、オリエンタルランドなどのIP関連株が軟調に推移。楽天グループ、メルカリが軟調。日本航空電子工業が大幅安となった。また、第一三共、三井E&S、三井海洋開発、メルカリなどが下落した。ほか、日本航空電子工業、ジェイテックコーポレーション、GMOフィナンシャルゲートなどが値下がり率上位となった。

     


    東証スタンダード市場は前日に明らかとなった日米関税交渉の電撃的な合意を受けて同日の日本株が大きく買われた後、この流れが欧米株市場にも波及し、米国株市場ではNYダウが約半年ぶりに年初来高値を更新。米国との関税交渉が日本以外の国も進展するとの期待が高まり、幅広い銘柄が買われた。
    スタンダードTOP20は小幅続伸。出来高2億5623万株。
    値上がり銘柄数889、値下がり銘柄数462と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では明豊ファシリティワークス、大成温調、テクノ菱和、フィットイージー、中広など77銘柄が年初来高値を更新。光陽社、大豊工業、川崎地質、中央発條、愛眼が買われた。
     
    一方、東邦レマック、クオンタムソリューションズ、アルファ、オービーシステム、マツモトが売られた。
     
     
     


     
    東証グロース市場は、日経平均株価が節目の4万2000円を一時上回る上昇をみせたことから投資家心理が強気に傾き、新興株に買いが及んだ。大手証券が投資判断と目標株価を引き上げたQPS研究所の上昇も指数を押し上げた。寄り付き直後には利益確定売りに押されてやや下げる場面もあったが、すぐに持ち直した。
    東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比3.85ポイント(0.51%)高の760.75だった。グロース250とグロースCoreはともに堅調。
     
    グロース市場ではサンバイオやGENDAが上昇し、データセクやフリーは下落した。
    値上がり銘柄数310、値下がり銘柄数245と、値上がりが優勢だった。
     
    きょう東証グロース市場に新規上場したフラーは買い注文が膨らみ、午前は買い気配のまま取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は1996円と、公開価格(1170円)を826円(70.59%)上回る。
     
    個別ではブランディングテクノロジーがストップ高。WASHハウスは一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、インフォメティス、イメージ情報開発、バリューゴルフ、モビルスなど16銘柄は年初来高値を更新。デジタリフト、VRAIN Solution、ベースフード、サンバイオ、ハッチ・ワークが買われた。
     
    一方、クリングルファーマが年初来安値を更新。リボミック、ZenmuTech、トランスジェニックグループ、サスメド、colyが売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    24日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比486円66銭高の4万1657円98銭。
     
    前日の米株式市場では、日米関税交渉の合意を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まり、NYダウは上昇幅が500ドルを超え、年初来高値を更新。最高値に迫った。ナスダック総合株価指数は反発し、最高値を更新した。米国とEU(欧州連合)の貿易協議が合意に近づいているとの報道も追い風となった。ドル円相場は1ドル=146円台前半と前日夕方に比べてやや円高方向に振れているものの、東京株式市場は世界的な株高基調が支えとなっている。


     

     






     


    「天赦日」

    「恐怖と欲望指数は73→76」

    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
    S&P500とナスダック総合は終値で最高値を更新。
    S&Pは年初来約8%、ナスダックは約9%上昇。
    米国がEUに対する包括的な関税率を15%に設定することで合意する可能性の報道を好感。
    半導体大手エヌビディアや再生エネルギー企業GEベルノバが上昇を主導した。
    GEベルノバは14.6%急伸し過去最高値を更新。
    エヌビディアは2.25%上昇。
    アルファベットは0.58%下落。
    半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)は13%急落。
    テスラの第2四半期決算は、売上高が前年同期比12%減の225億ドル。
    過去10年以上で最悪の落ち込みとなった。
    減収は2四半期連続。
    市場予想の227億4000万ドルも下回った。
    テスラは時間外取引で1%下落。
    中古住宅販売戸数(季節調整済み)が年率換算で前月比2.7%減の393万戸。
    9カ月ぶりの低水準。
    10年国債利回りは4.383%。 
    5年国債利回りは3.936% 
    2年国債利回りは3.884%。
    30年国債利回りは4.938%。
    ドル円は146円台半ば。
    WTI原油先物9月限は前日比0.06ドル(0.09%)安の1バレル=65.25ドル。
    金先物8月限は前日比46.10ドル(1.34%)安の1オンス=3397.60ドル。
    SKEW指数は154.33→153.44→159.29。
    恐怖と欲望指数は73→76。
    7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
    4月8日の3がボトム。

    水曜のNYダウは507ドル(1.14%)高の45010ドルと続伸。
    高値45016ドル、安値44638ドル。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは120.29(前日119.65)。
    NASDAQは127ポイント(0.61%)高の21020ポイントと反発。
    高値21023ポイント、安値20870ポイント。
    サイコロは10勝2敗。
    騰落レシオは118.78(前日118.17)。
    S&P500は49ポイント(0.78%)高の6358ポイントと3日続伸。
    高値6360ポイント、安値6317ポイント。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは126.49(前日127.48)。
    水曜のダウ輸送株指数は157ポイント(0.97%)高の16267ポイントと続伸。
    SOX指数は0.92ポイント(0.02%)安の5637ポイントと続落。
    VIX指数は15.37(前日16.50)。
    NYSEの売買高は12.78億株(前日13.58億株)。
    3市場の合算売買高は191億株(前日188億株。過去20日平均177億株)。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比420円高の41640円。
    ドル建ては大証日中比480円高の41700円。
    ドル円は146.49円。
    10年国債利回り4.383%。
    2年国債利回りは3.884%。

    「プライム市場の時価総額1005兆円」

    水曜の日経平均は寄り付き415円高。
    終値は1396円(△3.51%)高の41171円と3日ぶりに大幅反発。
    上昇幅は4月10日(2894円)以来の大きさ。
    高値41342円。
    安値40087円。
    3日ぶりに日足大幅陽線。
    6月30日の年初来高値(40487円)を更新し、約1年ぶりの高値水準。
    6月24日は38368円→38665円にマド。
    6月26日は38944円→39056円にマド。
    日経平均は50日連続で一目均衡の雲の上。
    上限は38041円。
    下限は34838円。
    7月SQ値4万0004.61円には1勝7敗。
    TOPIXは90.19ポイント(△3.18%)高の2926ポイントと続伸。
    6月30日の2852ポイントを上抜いて年初来高値更新。
    7月23日のザラバ高値は2937ポイント。
    2024年7月11日に付けた過去最高値(2929.17)を上回った。
    25日線(2820ポイント)を20日連続で上回った。
    75日線(2719ポイント)を55日連続で上回った。
    200線(2720ポイント)を54日連続で上回った。
    日足は3日ぶりに陽線。
    TOPIXコア30指数は続伸。
    プライム市場指数は46.65ポイント(△3.18%)高の1506.13ポイントと続伸。
    東証グロース250指数は13.83ポイント(△1.86%)高の756.90と続伸。
    25日移動平均線からの乖離は△2.17%(前日△0.28%)。
    プライム市場の売買代金は7兆1081億円(前日4兆2077億円)。
    2024年10月30日以来の規模。
    売買高は30.24億株(前日16.83億株)。
    値上がり1373銘柄(前日687銘柄)。
    値下がり231銘柄(前日877銘柄)。
    新高値179銘柄(前日108銘柄)。
    新安値2銘柄(前日17銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは119.88(前日115.19)。
    東証グロース市場の騰落レシオは94.06(前日93.61)。
    NTレシオは14.07倍(前日14.02倍)。
    20年12月30日が12.90倍。
    サイコロは5勝7敗で41.66%。
    TOPIXは7勝5敗で58.33%。
    東証グロース市場指数は8勝4敗で66.66%。
    上向きの25日線(39568円)から△4.05%(前日△0.79%)。
    62日連続で上回った。
    上向きの75日線は37462円。
    53日連続で上回った。
    上向きの200日線(38181円)から△7.83%(前日△4.20%)
    28日連続で上回った。
    上向きの5日線は40065円。
    6日連続で上回った。
    13週線は38593円。
    26週線は37757円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.159%(前日▲19.451%)。
    買い方▲1.736%(前日▲3.814%)。
    2024年3月以来の水準を回復。
    東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲8.980%(前日▲10.911%)。
    買い方▲9.329%(前日▲8.877%)。
    連日の売り方買い方逆転。
    空売り比率は35.7%(前日38.7%、8日連続で40%割れ)。
    空売り規制なし銘柄の比率は7.8%(前日9.7%)。
    25日連続で1ケタ。
    3月14日が15.2%。
    3月7日が10.6%、
    2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
    7月18日時点の信用売り残は113億円増の8722億円。
    2週連続で増加。
    同信用買い残は290億円増の4兆330億円。
    3週連続で増加。
    2週連続で4兆円台。
    昨年6月21日時点は4兆9117億円。
    信用倍率は4.62倍(前週4.65倍)。
    4月4日が9.63倍、昨年8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
    日経VIは22.73(前日22.92)。
    日経平均採用銘柄のPERは16.30倍(前日15.71倍)。
    EPSは2525円(前日2537円)。
    直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
    直近ボトムは5月16日2186円。
    前期基準では15.76倍。
    前期基準のEPSは2612円(前日2616円)。
    225のPBRは1.47倍(前日1.42倍)。
    BPSは28007円(前日28010円)。
    日経平均の予益回りは6.13%。
    予想配当り利回りは2.10%。
    指数ベースではPERは20.48倍(前日19.78倍)。
    EPSは2010円(前日2010円)。
    PBRは2.00倍(前日1.93倍)。
    BPSは20585円(前日20608円)。
    益回りは4.88%(前日5.06%)。
    配当利回りは1.95%(2.02%)。
    10年国債利回りは1.590%(前日1.500%)。
    一時1.600%と2008年10月以来17年ぶりの高値水準まで上昇した。
    プライム市場の予想PERは16.02倍。
    前期基準では15.66倍。
    PBRは1.41倍。
    プライム市場の予想益回りは6.23%。
    配当利回り加重平均は2.43%。
    東証プライムのEPSは176.12(前日178.81)。
    2025年2月が180.62。
    2024年12月161.79。
    2024年2月が174.18。
    2024年1月が175.24。
    2023年10月が177.72。
    2022年4月が118.12。
    大商い株専有率(先導株比率)は37.8%(前日34.0%)。
    2月19日が48.3%だった。
    2月26日に26.0%まで低下。
    プライム市場の単純平均は42.80円高の2821円(前日は2778円)。
    24年末が2753円。23年末が2827円。
    プライム市場の売買単価は2350円(前日2499円)。
    プライム市場の時価総額1005兆円(前日974兆円)。
    ドル建て日経平均は280.13(前日269.06)と続伸。
    6月30日の281.26が年初来高値。
    水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比420円高の41640円。
    高値41745円、安値39620円。
    水曜の大証夜間取引終値は日中比510円高の41730円。
    ボリンジャーのプラス1σが40196円。
    プラス2σが40825円。
    プラス3σが41453円。
    週足のボリンジャーのプラス1σが39888円。
    プラス2σが41183円。
    プラス3σが42477円。
    3月配当権利落ち前は37799円。
    ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
    ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
    ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
    ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    17日(木)から水星逆行(→8月11日)。
    24日(木)は天赦日。

    《今日のポイント7月24日》

    (1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
       S&P500とナスダック総合は終値で最高値を更新。
       S&Pは年初来約8%、ナスダックは約9%上昇。
       10年国債利回りは4.383%。 
       5年国債利回りは3.936% 
       2年国債利回りは3.884%。
       30年国債利回りは4.938%。
       ドル円は146円台半ば。
       SKEW指数は154.33→153.44→159.29。
       恐怖と欲望指数は73→76。
       7月4日が78、昨年10月18日が75(4月8日が3、2023年10月5日が20)。
       4月8日の3がボトム。

    (2)水曜のダウ輸送株指数は157ポイント(0.97%)高の16267ポイントと続伸。
       SOX指数は0.92ポイント(0.02%)安の5637ポイントと続落。
       VIX指数は15.37(前日16.50)。
       NYSEの売買高は12.78億株(前日13.58億株)。
       3市場の合算売買高は191億株(前日188億株。過去20日平均177億株)。
       水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比420円高の41640円。

    (3)プライム市場の売買代金は7兆1081億円(前日4兆2077億円)。
       2024年10月30日以来の規模。
       売買高は30.24億株(前日16.83億株)。
       値上がり1373銘柄(前日687銘柄)。
       値下がり231銘柄(前日877銘柄)。
       新高値179銘柄(前日108銘柄)。
       新安値2銘柄(前日17銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは119.88(前日115.19)。
       東証グロース市場の騰落レシオは94.06(前日93.61)。
       NTレシオは14.07倍(前日14.02倍)。
       20年12月30日が12.90倍。
       サイコロは5勝7敗で41.66%。

    (4)上向きの25日線(39568円)から△4.05%(前日△0.79%)。
       62日連続で上回った。
       上向きの75日線は37462円。
       53日連続で上回った。
       上向きの200日線(38181円)から△7.83%(前日△4.20%)
       28日連続で上回った。
       上向きの5日線は40065円。
       6日連続で上回った。
       13週線は38593円。
       26週線は37757円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.159%(前日▲19.451%)。
       買い方▲1.736%(前日▲3.814%)。
       2024年3月以来の水準を回復。
       東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲8.980%(前日▲10.911%)。
       買い方▲9.329%(前日▲8.877%)。
       連日の売り方買い方逆転。

    (6)空売り比率は35.7%(前日38.7%、8日連続で40%割れ)。
       空売り規制なし銘柄の比率は7.8%(前日9.7%)。
       25日連続で1ケタ。
       3月14日が15.2%。
       3月7日が10.6%、
       2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
       7月18日時点の信用売り残は113億円増の8722億円。
       2週連続で増加。
       同信用買い残は290億円増の4兆330億円。
       3週連続で増加。
       2週連続で4兆円台。
       昨年6月21日時点は4兆9117億円。
       信用倍率は4.62倍(前週4.65倍)。
       4月4日が9.63倍、昨年8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
       日経VIは22.73(前日22.92)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは16.30倍(前日15.71倍)。
       EPSは2525円(前日2537円)。
       直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
       直近ボトムは5月16日2186円。
       前期基準では15.76倍。
       前期基準のEPSは2612円(前日2616円)。
       225のPBRは1.47倍(前日1.42倍)。
       BPSは28007円(前日28010円)。
       日経平均の予益回りは6.13%。
       予想配当り利回りは2.10%。
       指数ベースではPERは20.48倍(前日19.78倍)。
       EPSは2010円(前日2010円)。
       PBRは2.00倍(前日1.93倍)。
       BPSは20585円(前日20608円)。
       益回りは4.88%(前日5.06%)。
       配当利回りは1.95%(2.02%)。
       10年国債利回りは1.590%(前日1.500%)。
       一時1.600%と2008年10月以来17年ぶりの高値水準まで上昇した。

    (8)大商い株専有率(先導株比率)は37.8%(前日34.0%)。
       プライム市場の単純平均は42.80円高の2821円(前日は2778円)。
       24年末が2753円。23年末が2827円。
       プライム市場の時価総額1005兆円(前日974兆円)。
       ドル建て日経平均は280.13(前日269.06)と続伸。
       6月30日の281.26が年初来高値。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが40196円。
       プラス2σが40825円。
       プラス3σが41453円。
       週足のボリンジャーのプラス1σが39888円。
       プラス2σが41183円。
       プラス3σが42477円。
       3月配当権利落ち前は37799円。
       ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
       ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
       ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
       ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       17日(木)から水星逆行(→8月11日)。
       24日(木)は天赦日。

    今年の曜日別勝敗(7月23日まで)

    月曜14勝12敗
    火曜17勝9敗
    水曜16勝13敗
    木曜16勝11敗
    金曜11勝17敗

    考えることが好きなようも見えて実は考えることが嫌いな人たち。
    ワンセンテンスに反応する。
    中身ではなく、見出しの効果。
    今に始まったことではなかろうが・・・。

    市場関係者コロさんのメルマガにあった言葉。

    マネーの学び 投資判断誤る心理のワナ(日本経済新聞2022年8月20日)
    人が陥りやすい心理と投資行動
    ・損失回避バイアス:利益と損失は同じ金額でも損失の方が重大に感じる
              利益確定は早いが、損切は遅れる
    ・ハーディング現象:安心を得ようと周囲に追随したり同調したりする
              値上がりし過ぎと思いながらも投資に積極参加する。
    ・メンタルアカウンティング:自身の心でお金を色分けする
                  投資で得たお金は仕事で得たお金より簡単に失う
    ・自信過剰:自分の能力に自信を持ちすぎる
           過剰な取り引きを繰り返して損失を出す

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    JCRファーマ(4552)・・・動兆

    ヒト成長ホルモン製剤が主力、バイオ後続品も成長。
    希少疾病のバイオ新薬開発にも取り組む

    (兜町カタリスト櫻井)

     
    24日の東京株式市場は、続伸後も堅調展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、4万900円-4万1700円を想定。(23日終値4万1171円32銭)
    米国株は上昇。ダウ平均は507ドル高の45010ドルで取引を終えた。米国と日本が関税交渉で合意に至ったことに加え、フィナンシャル・タイムズ(FT)が米国とEUの関税交渉で合意が近いと報じたことも追い風となった。
    現地23日の米国株高を支えにきのうの強い地合いが継続するとみられる。日経平均株価が心理的なフシ目の4万円を大きく超えたことで投資家心理が好転し、自動車関連株を中心に上値を試す場面も想定される。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の半ば(23日は146円73-75銭)とやや円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=172円台の半ば(同172円28-32銭)と小動き。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所清算値比420円高の4万1640円だった。
     
    【好材料銘柄】
     
    ■ファンデリー <3137>
    「楽天マート」で国産ハイブランド冷食「旬をすぐに」の販売を開始。
     
    ■フライトソリューションズ <3753> 
    マルチ決済装置の新モデル「Incredist Premium 3」の大口受注を獲得。26年3月期の業績予想には織り込み済み。
     
    ■KOA <6999> 
    今期経常を一転38%増益に上方修正。
     
    ■信越ポリマー <7970> 
    非開示だった今期経常は6%増で2期連続最高益、未定だった配当は4円増配。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    24(木)
    【国内】
    《決算発表》
    中外薬、信越化、キヤノン、三菱自、MARUWA、富通ゼネ、未来工業、カワチ薬品、ナガセ、小松ウオル、空港施設、サーティワン、綿半HD、エイトレッド、SEH&I、光世証、植松商

    【海外】
    ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)
    米6月新築住宅販売件数(23:00)
    《米決算発表》
    インテル、ダウ、ハネウェル・インターナショナル、サウスウエスト航空、モービルアイ・グローバル、ニューモント、ユニオン・パシフィック、ブラックストーン

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    23日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比507ドル85セント(1.14%)高の4万5010ドル29セントで終え、半年ぶりに年初来高値を更新した。2024年12月以来の高値。
     
    トランプ米大統領は22日夜、日本との関税交渉が合意に達したと発表。日本からの輸入品に課す相互関税は15%とし、自動車・同部品関税を27.5%から15%に引き下げる。一方で日本側は最大5500億ドル(約80兆円)の公的な金融支援により、日本企業の米国への投資を後押しするほか、米国産のコメなどの輸入を拡大する。
    日米の合意を受けて、米国と各国との交渉が加速することへの期待が高まり、相場を押し上げた。ダウは昨年12月上旬に付けた終値ベースの過去最高値に迫った。
    英紙フィナンシャル・タイムズはこの日、米国と欧州連合(EU)が通商合意に近づいていると報じた。
    株買いの勢いが一段と強まった。ダウ平均は取引終了間際に24年12月につけた最高値(4万5014ドル)を上回る場面があった。
     
    23日、米国とEUが貿易協議で合意に近づいていると報じた。報道によると、米国はEUに対する関税を当初予定の30%から15%に引き下げる。米国とEUは互いに航空機や医療機器など一部分野の関税を免除する方針だという。関税交渉期限の8月1日に近づくなか、主要な貿易相手との関税交渉が前進し、米経済への悪影響が軽減されるとの見方につながった。
     
    ハイテク株が主導する形で米株相場は上値を切り上げる展開が続いている。株価上昇に乗り遅れないようにするための投資家の買いが入りやすいとの指摘もあった。
     
    ダウ平均の構成銘柄では、米国とEUの関税交渉を巡る報道を受け、ボーイングが2.3%高で終えた。メルクやユナイテッドヘルス・グループが上昇した。キャタピラーやゴールドマン・サックスも上げた。半面、トラベラーズとコカ・コーラが下げた。
     
    ナスダック総合株価指数は反発した。前日比127.332ポイント(0.60%)高の2万1020.017(速報値)で終え、2日ぶりに最高値を更新した。メタプラットフォームズや半導体のブロードコムが上昇した。半面、半導体のテキサス・インスツルメンツ(TI)が13.3%安と大きく下げた。22日夕に25年4〜6月期決算とあわせて発表した7〜9月期の収益見通しが慎重との受け止めから売りが膨らんだ。
     
    S&P500種株価指数は前日比49.29ポイント(0.78%)高の6358.91で終え、3日連続で最高値を更新した。
     
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】
     
    23日のシカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前日比2030円高の4万1640円で終えた。この日は日米関税交渉の合意を受けて日経平均株価と米主要株価指数が大幅に上昇し、シカゴ市場の日経平均先物にも買いの勢いが強まった。


    シカゴ日経225先物 (円建て)
    41640 ( +420 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    41700 ( +480 )
     
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
     
    23日の英FTSE100種総合株価指数は5日続伸し、最高値を再び更新した。終値は前日比37.68ポイント(0.41%)高の9061.49となった。日米の関税交渉が合意に達したことを受け、投資家心理が上向いた。22日のアジア主要株式相場の上昇も支えに、英国株には買いが優勢となった。
     
    FTSEの構成銘柄では、22日公表した2025年1〜6月期の業績が市場予想を上回ったビジネス情報会社インフォーマが4.94%高、小売り大手JDスポーツ・ファッションが4.64%高、製薬大手アストラゼネカが3.11%高と相場をけん引。一方、エネルギー小売り大手セントリカは3.26%安、エネルギー大手SSEは2.94%安、水道サービス会社ユナイテッド・ユーティリティーズは2.44%安と売られた。




    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     
    23日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前日比198.92ポイント(0.82%)高の2万4240.82で終えた。日米の関税交渉が合意に達したことを受け、米関税政策に対する警戒感が和らいだ。22日のアジアの主要株式相場の上昇も支えに、投資家が運用リスクをとりやすくなるとの見方が広がった。
     
    個別では、商用車大手ダイムラー・トラックが7.32%高、高級車メーカーのポルシェが6.72%高、エネルギー大手シーメンス・エナジーが6.35%高と急伸。半面、22日に増収増益の四半期決算を公表しながらも、2025年12月通期の業績見通しを据え置いた業務用ソフトウエア大手SAPは4.10%安、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは3.53%安、エネルギー大手イーオンは2.72%安で取引を終えた。






    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は3営業日ぶりに反発し、前日比1.36%高で終えた。


     



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