【市況一覧】
日経平均株価
40,198.39 -601.21 08/04
TOPIX
2,910.98 -37.67 08/04
マザーズ
761.67 -0.60 08/04
NYダウ平均
43,588.58 -542.40 08/02
ナスダック総合
20,650.13 -472.31 08/02


07月01日 マーケットコメント

07月02日 マーケットコメント

07月03日 マーケットコメント

07月04日 マーケットコメント

07月05日 マーケットコメント


    【大引け概況】

    7日の日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、終値は前週末比223円20銭安の3万9587円68銭だった。
     
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    きょうはリスク回避目的で買いポジションを軽くする動きが優勢だった。朝方取引開始時は強弱観が対立し、日経平均は前日終値を上回る瞬間もあったが、それ以外はほぼ終日にわたって軟調な値動きを強いられた。前週末の米国株市場は独立記念日で休場だったが、米関税政策に対する不透明感が全体相場に重荷となった。米国と貿易相手国の関税交渉の期限が迫るなか、トランプ米大統領は12~15カ国に対し、それぞれ適用する関税率を通知する書簡に署名し、7日に送付することを表明、その中身がどうなるかにマーケットの関心が向いている。この結果を前に積極的な買いは入りづらかったものの、下値を売り叩く材料にも乏しく、日経平均は比較的狭いレンジでの値動きに終始した。
     
    東京株式市場でも自動車株や鉄鋼株などが軟調だった。前週末に今期の収益見通しを下方修正した安川電が大幅に下落し、ファクトリーオートメーション(FA)関連のファナックやSMCの売りを促した。
     
    半面、4〜6月期の出荷が好調だったディスコが上昇したほか、アナリストによる目標株価の引き上げがあった良品計画は上場来高値を更新した。イオンや三越伊勢丹など消費関連株への買いも目立った。
     
    9日の猶予期限を前に投資家は動きにくく、目先の利益を確保する売りが優勢となったようだ。関税が実施されれば、自動車メーカーなどはサプライチェーン(供給網)の再構築を迫られるなど、業績悪化につながるのは確実で、それが地域経済の冷え込みにつながり、ひいては国内景気の悪化にも発展しかねず、投資家は慎重姿勢となるのは間違いないだろう。目先はその影響を見極めるまでは動きにくく、押し目を拾うスタンスで望みたいところだろう。


     


     
    東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は16.23ポイント安の2811.72だった。JPXプライム150指数は5日続落し、4.66ポイント安の1233.31で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆4347億円と5月27日(3兆3198億円)以来の低水準。売買高は13億4994万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は968。値上がりは597、横ばいは62だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、銀行業、非鉄金属、鉄鋼などが下落。サービス業、小売業、陸運業などが上昇した。
     
    個別では、レーザーテックや東エレクなどの一部半導体関連株、フジクラが冴えず、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどメガバンクが軟調。ソフトバンクグループ(SBG)も売りに押された。トヨタ自動車が見送られ、日立製作所、ソニーグループも安い。想定以上の業績下方修正を嫌気された安川電機が急落したほか、アスクルが値下がり率トップに売り込まれた。アスクル、東洋エンジニアリングも利益確定売りで急反落、SMCも大幅安となった。
     
    半面、売買代金で群を抜いたディスコが上昇三菱重工業や川崎重工業、IHIなどの防衛関連株が堅調に推移。減益懸念限定的として国内証券が目標株価を引き上げた良品計画も活況高で上値追い態勢に。IHIが買い優勢、キオクシアホールディングスも高い。リクルートホールディングスが堅調だった。円谷フィールズホールディングスが値上がり率首位に買われ、井関農機、セルシスも値を飛ばした。日本ヒュームが物色人気。インターメスティック、ジェイテックコーポレーションも大幅高となった。




     


     
    東証スタンダード市場は米国の各国に対する関税率の発表待ちとなり、積極的な買いを入れる投資家は少なかった。様子見姿勢が強かった上、週初で取引に参加する海外投資家も少なく、出来高や売買代金は伸びなかった。
    スタンダードTOP20は反発。出来高は5億2730万株。値上がり銘柄数710、値下がり銘柄数671と、値上がりが優勢だった。
    個別ではマックハウスがストップ高。富士ピー・エス、巴コーポレーション、三晃金属工業、暁飯島工業、クックパッドなど58銘柄は年初来高値を更新。ぷらっとホーム、ワイヤレスゲート、アヲハタ、インタートレード、ニューテックは値上がり率上位に買われた。
     
    一方、デュアルタップ、日本パワーファスニングが年初来安値を更新。アルテック、藤井産業、ミタチ産業、ダイケン、井筒屋は値下がり率上位に売られた。
     


     
    東証グロース市場は東証プライム市場の大型株がさえないなか、値動きの軽さから新興株に資金が向かったようだ。高性能な人工知能(AI)計算サービスの提供を4日の取引時間中に発表したデータセクがきょうも買われたほか、記事で老化抑制技術が注目されたレナなどの好材料銘柄が上昇した。
    東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前週末比7.48ポイント(1.05%)高の718.07だった。 グロース250は続伸。グロースCoreは小幅高。
    市場では「米相互関税の上乗せ分の停止期限が9日と目前に迫るなか、海外景気の影響を受けにくい内需依存型の銘柄が多いとされる新興株が選ばれやすい」との受け止めがあった。
    グロース市場では大手証券が投資調査を始めたdelyが買われたほか、リベラウェアも上昇した。一方、Synsやトヨコーは下落した。
    値上がり銘柄数364、値下がり銘柄数192と、値上がりが優勢だった。
     
     個別ではデータセクション、ワンダープラネット、ビーマップ、レナサイエンス、サーキュレーションなど7銘柄がストップ高。GreenBee、トリプルアイズは一時ストップ高と値を飛ばした。フルッタフルッタ、技術承継機構、GA technologies、リップス、環境フレンドリーホールディングスなど18銘柄は年初来高値を更新。売れるネット広告社グループ、いつも、イオレ、セカンドサイトアナリティカ、Liberawareが買われた。
     
     一方、SAAFホールディングス、ユカリア、ブッキングリゾート、GMO TECH、みらいワークスなど11銘柄が年初来安値を更新。リンクバル、ヒット、トヨコー、インフォメティス、TENTIALが売られた。
     

    7日午前の日経平均株価は反落し、午前終値は前週末比182円47銭安の3万9628円41銭だった。
     
    きょう前場は買い手控えムードの強いなか、日経平均は反落した。朝方は売り買いが交錯し一瞬プラス圏に浮上する場面もあったが、その後は漸次水準を切り下げる動きとなった。前週末の米国株市場が独立記念日の祝日で休場だったことから手掛かり材料に事欠くなか、トランプ米政権が打ち出す関税政策の成り行きを見守りたいとの思惑が輸出セクター中心にポジション調整の売りを誘発した。小売やサービスなどの内需株の一角が堅調な一方、自動車や鉄鋼株などが軟調で全体相場の足を引っ張っている。前引け時点の売買代金は1兆6000億円台と低調だった。
     
    4日に今期の収益見通しを下方修正した安川電が売られ、機械株の下げを促した。一方、小売りの一角などに買いが入り、日経平均は上昇する場面もあった。
     
    トランプ米大統領は日本時間7日午前、貿易相手国に対して新たな関税率を通知する文書を米東部時間7日正午(日本時間8日午前1時)から送り始めると自身のSNSに投稿した。トヨタやホンダなど輸出関連株には売りが優勢だった。市場では「過去1年あまりのPER(株価収益率)を分析すると、足元の自動車株には割高感がある」との指摘がある。
     
    一方、アナリストによる目標株価の引き上げがあった良品計画が上場来高値を更新。イオンや三越伊勢丹も上昇した。4〜6月期の出荷が好調だったディスコが堅調だった。
     
     
    後場の日経平均株価は、軟調もみ合い展開が継続しそうだ。前週末に第1四半期の決算を発表した安川電機は、想定以上の業績下方修正を嫌気されている。関税の影響を織り込んでいなかった従来予想の下振れ自体は想定線だが、それでも通期コンセンサスは500億円程度だったとみられ、想定以上の下方修正と受けとめられているようだ。同社決算を受けて、機械株にも売りが広がった。
    一方、今週は国内外ともに大きなイベントは乏しく、国内では主要小売企業の決算発表が主な関心事となる。前場時点で、本日は業種別騰落率で小売り関連がトップとなった。
     
     
     

    東証株価指数(TOPIX)は続落した。前引けは12.59ポイント(0.45%)安の2815.36だった。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6891億円、売買高は6億3162万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は827。値上がりは745、横ばいは54だった。
     
    業種別では、鉱業、非鉄金属、銀行業が下落する一方で、小売業、サービス業、パルプ・紙が上昇した。
     
    個別ではレーザーテック、アドバンテや東エレクなどの一部半導体関連株が小安く、フジクラも売りに押された。三菱UFJや三井住友などの金融株は軟調に推移。日立、ソフトバンクグループ、三菱重工業などが下落した。トヨタ自動車も冴えない。安川電機は急落した。アスクルが値下がり率トップに売り込まれ、東洋エンジニアリングも大きく利食われた。
     
    半面、良品計画も商いを膨らませ上値指向を強めている。IHIもしっかり。も買いが優勢。円谷が値を飛ばし、日本ヒュームも物色人気。インターメスティックも大幅高。
     
    一方、売買代金で断トツとなったディスコが堅調なほか、日本航空やANAホールディングスなどの空運株が堅調に推移。また、ファーストリテ、IHI、川崎重工業、リクルートホールディングスなどが上昇した。ほか、減益懸念限定的として国内証券が目標株価を引き上げた良品計画が大幅高、円谷フィールズホールディングスフィHD、マーケットエンタープライズ、日本ヒュームなどが値上がり率上位となった。

     


     
    東証スタンダード市場は米国による関税引き上げが警戒されて軟調だった。米国の関税率発表を前に様子見姿勢は強かった。
    スタンダードTOP20は反発。出来高は3億2056万株。
    値上がり銘柄数753、値下がり銘柄数569と、値上がりが優勢だった。
     
     個別ではマックハウスがストップ高。富士ピー・エス、巴コーポレーション、三晃金属工業、暁飯島工業、クックパッドなど51銘柄は年初来高値を更新。ワイヤレスゲート、インタートレード、RVH、アヲハタ、ぷらっとホームが買われた。
     
     一方、デュアルタップが年初来安値を更新。アルテック、ミタチ産業、藤井産業、ダイケン、バイク王&カンパニーが売られた。
     


     
    東証グロース市場は東証プライム市場の大型株がさえないなか、相対的に値動きの軽い中小型株に資金が向かったようだ。大手証券の投資判断を手掛かりにdelyが買われるなど、好材料銘柄への資金流入も目立った。
    東証グロース市場250指数が続伸した。前引けは前週末比7.63ポイント(1.07%)高の718.22だった。グロース250は続伸。グロースCoreは小幅高。
    値上がり銘柄数370、値下がり銘柄数185と、値上がりが優勢だった。
    グロース市場ではレナなどのバイオ関連が上昇した。一方、Synsやテンシャルは下落した。
     
     個別ではビーマップ、トリプルアイズ、いつもがストップ高。レナサイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。フルッタフルッタ、技術承継機構、リップス、ヒット、プロパティデータバンクなど14銘柄は年初来高値を更新。イオレ、セカンドサイトアナリティカ、GreenBee、Liberaware、ククレブ・アドバイザーズが買われた。
     
     一方、SAAFホールディングス、ユカリア、ブッキングリゾート、GMO TECH、QDレーザなど10銘柄が年初来安値を更新。リンクバル、インフォメティス、TENTIAL、エクスモーション、Birdmanが売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    7日の日経平均株価は反落で始まった。始値は前週末比81円32銭安の3万9729円56銭。
     
    東京株式市場は足もと様子見ムードが拭えない状況となっている。前週末4日の米国株市場が独立記念日の祝日に伴い休場であったことで手掛かり材料難が意識されやすい一方、トランプ関税を巡るニュースフローに影響されやすい時間軸にある。前週末の欧州株市場は総じて軟調な値動きで、やはり米国との関税交渉の成り行きに神経質となっている。日本はトランプ米大統領が関税引き上げを示唆するなど強硬姿勢にあることで、これを警戒して買いが入りにくい。ただ、下値では空売りの買い戻しなどが作用して深押しが避けられる可能性もあるだろう。

    東証株価指数(TOPIX)は続落している。

    個別では、ホンダ、TDKが下落している。一方、リクルートや中外薬、良品計画が上昇している。




     

    「至高の味」

    「休場」

    週末のNY株式市場で独立記念日で休場。

    週間ベースでNYダウは2.3%高、3週続伸(累計6.2%上昇)。
    ナスダック総合指数は1.6%高、3週続伸(同6.2%上昇)。
    S&P500指数は1.7%高、2週続伸(同5.2%上昇)。
    SOX指数は1.8%高、6週続伸(同20.1%上昇)。 

    ★AAIISentiment Survey(全米個人投資家協会投資心理調査)
    (7月2日)
    Bullish(強気)45.0% (前週 35.1%)
    Neutral(中立)21.9%(同24.7%) 
    Bearrish(弱気)33.1%(同40.3%)
    過去1年最大値

    強気最大 24年7月17日52.7%。
    弱気最大 25年4月2日61.9%)

    https://www.aaii.com/sentimentsurvey

    「東証スタンダード市場指数は13週ぶり反落」

    週末の日経平均は寄り付き209円高
    終値は24円(△0.06%)高の39801円と小幅続伸。
    高値40012円。
    安値39693円。
    2日連続で陰線。
    日経平均は週間で339円下落。
    週足は3週ぶりに陰線。
    6月24日は38368円→38665円にマド。
    6月26日は38944円→39056円にマド。
    日経平均は39日連続で一目均衡の雲の上。
    上限は37121円。
    下限は34643円。
    TOPIXは1.04ポイント(▲0.04%)安の2827ポイントと反落。
    6月30日の2852ポイントが年初来高値。
    ザラバ高値は2869ポイント。
    25日線(2793ポイント)を8日連続で上回った。
    75日線(2705ポイント)を43日連続で上回った。
    200線(2706ポイント)を42日連続で上回った。
    日足は3日ぶりに陰線。
    TOPIXコア30指数は小幅続伸。
    プライム市場指数は0.50ポイント(▲0.03%)安の1455.36ポイントと小幅反落。
    東証グロース250指数は0.88ポイント(△0.12%)高の710.59と4日ぶりに反発。
    25日移動平均線からの乖離は▲5.10%(前日▲5.39%)。
    プライム市場の売買代金は3兆8803億円(前日5兆320億円)。
    売買高は15.51億株(前日19.88億株)。
    値上がり785銘柄(前日827銘柄)。
    値下がり757銘柄(前日735銘柄)。
    新高値74銘柄(前日59銘柄)。
    新安値11銘柄(前日9銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは106.26(前日104.76)。
    東証グロース市場の騰落レシオは91.28(前日93.39)。
    NTレシオは14.08倍(前日14.06倍)。
    20年12月30日が12.90倍。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    TOPIXは6勝6敗で50.00%。
    東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
    上向きの25日線(38678円)から△2.93%(前日△3.06%)。
    50日連続で上回った。
    上向きの75日線は37002円。
    41日連続で上回った。
    上向きの200日線(38010円)から△4.74%(前日△4.72%)
    15日連続で上回った。
    下向いた5日線は39966円。
    3日連続で下回った。
    13週線は37321円。
    26週線は37642円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.540%(前日▲19.184%)。
    買い方▲4.080%(前日▲3.830%)。
    東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲4.602%(前日▲3.494%)。
    買い方▲13.874%(前日▲14.266%)。
    空売り比率は41.8%(前日43.4%、4日連続で40%超)。
    空り規制なし銘柄の比率は9.8%(前日7.5%)。
    15日連続で1ケタ。
    3月14日が15.2%。
    3月7日が10.6%、
    2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
    日経VIは26.67(前日25.83)。
    日経平均採用銘柄のPERは15.72倍(前日15.78倍)。
    EPSは2532円(前日2521円)。
    直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
    直近ボトムは5月16日2186円。
    前期基準では15.21倍。
    前期基準のEPSは2616円(前日2605円)。
    225のPBRは1.42倍(前日1.43倍)。
    BPSは28035円(前日27822円)。
    日経平均の予益回りは6.36%。
    予想配当り利回りは2.16%。
    指数ベースではPERは19.79倍(前日19.85倍)。
    EPSは2011円(前日2004円)。
    PBRは1.93倍(前日1.95倍)。
    BPSは20627円(前日20403円)。
    益回りは5.05%(前日5.04%)。
    配当利回りは2.01%(1.98%)。
    10年国債利回りは1.430%(前日1.440%)。
    プライム市場の予想PERは15.51倍。
    前期基準では15.12倍。
    PBRは1.37倍。
    プライム市場の予想益回りは6.44%。
    配当利回り加重平均は2.52%。
    東証プライムのEPSは176.76(前日176.50)。
    2025年2月が180.62。
    2024年12月161.79。
    2024年2月が174.18。
    2024年1月が175.24。
    2023年10月が177.72。
    2022年4月が118.12。
    大商い株専有率(先導株比率)は36.2%(前日33.6%)。
    2月19日が48.3%だった。
    2月26日に26.0%まで低下。
    プライム市場の単純平均は3円高の2741円(前日は2738円)。
    24年末が2753円。23年末が2827円。
    プライム市場の売買単価は2501円(前日2530円)。
    プライム市場の時価総額972兆円(前日972兆円)。
    ドル建て日経平均は275.91(前日276.54)と4日続落。
    6月30日の281.26が年初来高値。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比390円安の39770円。
    高値40140円、安値39610円。
    週末の大証夜間取引終値は日中比20円安の39750円。
    ボリンジャーのプラス1σが39567円。
    プラス2σが40455円。
    プラス3σが41344円。
    週足のボリンジャーのプラス1σが39075円。
    プラス2σが40829円。
    プラス3σが41334円。
    3月配当権利落ち前は37799円。
    ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
    ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
    ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
    ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    アノマリー的には「株安の日」。

    《今日のポイント7月7日》

    (1)週末のNY株式市場で独立記念日で休場

    (2)プライム市場の売買代金は3兆8803億円(前日5兆320億円)。
       売買高は15.51億株(前日19.88億株)。
       値上がり785銘柄(前日827銘柄)。
       値下がり757銘柄(前日735銘柄)。
       新高値74銘柄(前日59銘柄)。
       新安値11銘柄(前日9銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは106.26(前日104.76)。
       東証グロース市場の騰落レシオは91.28(前日93.39)。
       NTレシオは14.08倍(前日14.06倍)。
       20年12月30日が12.90倍。
       サイコロは7勝5敗で58.33%。

    (3)上向きの25日線(38678円)から△2.93%(前日△3.06%)。
       50日連続で上回った。
       上向きの75日線は37002円。
       41日連続で上回った。
       上向きの200日線(38010円)から△4.74%(前日△4.72%)
       15日連続で上回った。
       下向いた5日線は39966円。
       3日連続で下回った。
       13週線は37321円。
       26週線は37642円。

    (4)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲18.540%(前日▲19.184%)。
       買い方▲4.080%(前日▲3.830%)。
       東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲4.602%(前日▲3.494%)。
       買い方▲13.874%(前日▲14.266%)。

    (5)空売り比率は41.8%(前日43.4%、4日連続で40%超)。
       空り規制なし銘柄の比率は9.8%(前日7.5%)。
       日経VIは26.67(前日25.83)。

    (6)日経平均採用銘柄のPERは15.72倍(前日15.78倍)。
       EPSは2532円(前日2521円)。
       直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
       直近ボトムは5月16日2186円。
       前期基準では15.21倍。
       前期基準のEPSは2616円(前日2605円)。
       225のPBRは1.42倍(前日1.43倍)。
       BPSは28035円(前日27822円)。
       日経平均の予益回りは6.36%。
       予想配当り利回りは2.16%。
       指数ベースではPERは19.79倍(前日19.85倍)。
       EPSは2011円(前日2004円)。
       PBRは1.93倍(前日1.95倍)。
       BPSは20627円(前日20403円)。
       益回りは5.05%(前日5.04%)。
       配当利回りは2.01%(1.98%)。
       10年国債利回りは1.430%(前日1.440%)。

    (7)大商い株専有率(先導株比率)は36.2%(前日33.6%)。
       プライム市場の単純平均は3円高の2741円(前日は2738円)。
       24年末が2753円。23年末が2827円。
       プライム市場の時価総額972兆円(前日972兆円)。
       ドル建て日経平均は275.91(前日276.54)と4日続落。
       6月30日の281.26が年初来高値。

    (8)ボリンジャーのプラス1σが39567円。
       プラス2σが40455円。
       プラス3σが41344円。
       週足のボリンジャーのプラス1σが39075円。
       プラス2σが40829円。
       プラス3σが41334円。
       3月配当権利落ち前は37799円。
       ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
       ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
       ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
       ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       アノマリー的には「株安の日」。

    今年の曜日別勝敗(7月4日まで)

    月曜13勝10敗
    火曜15勝8敗
    水曜14勝12敗
    木曜15勝10敗
    金曜11勝15敗

    週間ベースで日経平均株価は0.9%安、4週ぶり反落。
    TOPIXは0.4%安、3週ぶり反落。
    東証プライム市場指数は0.4%安、3週ぶり反落。
    グロース250指数は3.4%安、3週続落(累計5.6%下洛)。
    東証スタンダード市場指数は0.9%安、13週ぶり反落。
    東証グロース指数は3.1%安、2週続落(同4.9%下洛)。
    東証REIT指数は0.3%安、6週ぶり反落。

    美味しい町中華のお店ではよく首や背中が曲がったご主人に遭遇する。
    「長い間重い鍋を振ってきたから」というのが理由とされる。
    しかし、これはすごいことだといつも思う。
    何十年も同じ作業をしながら、料理の味を昇華させてきた結果に他ならない。
    何十年も同じ作業をするという意味では株式市場だって一緒だが決してその結果が料理の味に反映する訳でない。
    せいぜいペンだこが残っているか、指が腱鞘炎になるくらい。
    近視も乱視も老眼も進むが、それでも至高の味にはまだ遠い。

    あれから30年。
    平成7年7月7日の相場のことだ。
    10年前の7月7日にもこんなことを書いていた。

    きっかけは、ある大手証券会社の創業77周年記念の大商い
    夏が来れば思い出すという訳ではありませんが、七夕になると必ず甦る記憶は平成7年(1995年)7月7日(金)の動き。
    寄り付きの日経平均株価は15039円。
    高値16389円で大引けは16213円。
    前日比956高の大暴騰でした。

    同年4月に歴史的円高水準を付けてからの巻き戻しと言ってしまえば結果論。
    7月3日に14485円で底打ちした株価はその後96年6月26日の22666円までほぼ1年の間一気に上昇しました。
    たまたまのきっかけは、かつてのある大手証券会社の創業77周年記念の大商い。
    今はもうなき言葉ですが{ご祝儀」を含めてツケウメツケが乱舞。
    最初はせせら笑っていた(当然でしょうが)他の証券会社も次第に争うように参加。
    結局ほぼ1000円高となりました。

    相場がそこで単発的なものであったなら「アナクロニズム的愚行」という歴史の1コマ。
    その後1年の上昇の端緒になったという点では愚行も時には善行になることがあったようです。

    この大手証券会社は相場巧者が創業した会社でした。
    今思えば株について大手証券としてはなかなかの相場観があったような気がします。
    単なるお祭りだったのかも知れません。
    でも、他社にしてみれば「何アレ?」という感じだったでしょう。

    しかし旗振り役としての証券会社のケジメはキッチリとしていたようです。
    当時、その証券会社の新宿支店の営業課長をしていました。
    とにかく朝から即転玉が続出。
    うなだれて「株なんて売り買いしても仕方がない」というモードだった平成入社の社員も瞠目していた光景が甦ってきます。

    今でも相場の節目に演出された「七夕の日の七七営業」として語り草の出来事。
    結局、今は昔の物語にしか過ぎませんが、その日もヤケに暑い日でした。

    もっとも翌96年の七夕は大曲がり。
    97年の金融破たん相場につながり98年10月の12873円まで刻苦したのも歴史。
    そして2000年4月ITバブルの20833円につながったのも歴史。
    歴史の中に埋没してしまいましたが、その時間軸で戦っていたこともまた現実でした。
    今年もやってきた7月7日。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    LIFULL(2120)・・・動兆

    不動産・住宅情報サイトの「ホームズ」を運営。
    南米・東南アジアでも不動産サイト事業展開


    (兜町カタリスト櫻井)


    7日の東京株式市場は、もみ合い展開が続きそう。
    日経平均株価の予想レンジは、3万9600円-4万円を想定。(4日終値3万9810円88銭)
    米国株は独立記念日により休場で、ドル円は足元144円50銭近辺で推移している。
    日経平均株価は、前週末3、4日と続けてクロージングオークションでプラスに転じ、底堅い動きだった。
    ただ、積極的に買い進む手がかりに乏しいことから、模様眺めムードが強まりそう。個別では、日産自 <7201> が台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業とEV(電気自動車)分野の協業に向け協議を開始したと報じられており、投資家の関心が向かいそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の半ば(前週末4日は144円40-41銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=170円台の前半(同169円95-99銭)とやや円安方向にある。
     
    日経平均先物は大阪取引所ナイトセッションで前週末4日の清算値比20円安の3万9750円だった。
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■ニューテック <6734> 
    3-5月期(1Q)経常は4.2倍増益で着地。
     
    ■ハイレックスコーポレーション <7279> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の2.1%にあたる80万株(金額で15億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月4日から26年3月31日まで。
     
    ■サーキュレーション <7379> 
    PKSHA Technology <3993> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株901円で4日終値を34.1%上回る水準。買い付け期間は7月7日から8月19日まで。
     
    ■マックハウス <7603> 
    トリプルアイズ <5026> 子会社で暗号資産マイニング国内トップのゼロフィールドと暗号資産事業に関する基本契約を締結。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    7(月)
    【国内】
    5月毎月勤労統計調査(8:30)
    5月景気動向指数(14:00)
    《決算発表》
    ネクステージ、トーセイ、WNIウェザー、メディ一光、ジャパニアス、カルラ
     
    【海外】
    予定はありません
     

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。



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    《マーケットストラテジーメモ》 7月 第2週

    30日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。S&P500とナスダック総合が終値で過去最高値を更新。トランプ大統領は相互関税上乗せ分の猶予期限となっている7月9日は確定した期限ではないとの考えを示した。ベセント財務長官はこれに先立ち9月1日のレーバーデーまでに合意できるとの見通しを示していた。エヌビディアが1.8%上昇。時価総額は4兆ドルに迫った。スポーツ用品大手ナイキが15.2%高。
     
    日経平均株価は336円高の4万487円と5日続伸。2024年7月17日以来、約11カ月ぶりの高値水準。ただ上値では利益確定売りも出やすく、前場に700円超上昇した後は上昇幅を縮小した。TOPIXも5日続伸。2024年7月19日以来の高値水準。東証プライムの売買代金は5兆6107億円。オリンパス、任天堂が上昇。日立、三菱重が下落。
     
     1日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。S&P500とナスダック総合は過去最高値を更新。両指数とも四半期では2桁台の上昇率。1年超ぶりの大きさとなった。S&P500は第2四半期に10.57%、ナスダックは17.75%、NYダウは4.98%、それぞれ上昇。小型株のラッセル2000指数は8.28%上昇。日経平均株価は501円安の3万9986円と6日ぶりに反落。3日ぶりに4万円を下回って終えた。
     
    日経平均は前日まで2000円強上昇しており、短期的な過熱感を警戒した売りが幅広い銘柄に出たとの解釈。下落幅は一時600円あまりに拡大。7月相場入りで、国内の機関投資家が四半期の初めに持ち高の評価益を実現益にする「益出しの売り」が膨らんだとの見方もあった。日銀短観では、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)の大企業・製造業はプラス13。前回3月調査のプラス12から改善した。TOPIXは反落。東証プライムの売買代金は4兆6031億円。フジクラ、千葉銀が上昇。ファストリ、任天堂が下落。6月27日時点の信用買い残は2149億円減の3兆8390億円。
     
     2日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。S&P500とナスダック総合は反落。NYダウは続伸。6月月間では1824ドル高で2か月続伸だった。「一部のハイテク銘柄への投資集中に警戒感が拡大」との解釈。NYFANG指数は1.8%安。トランプ大統領は「米国との貿易協定交渉期限である7月9日の延長は考えていない」とコメント。テスラが5%超下落。6月のISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0。前月の6カ月ぶり低水準となる48.5から小幅上昇した。ただ4カ月連続で50を下回った。市場予想はほぼ横ばいの48.8。
     
    日経平均株価は223円安の3万9762円と続落。日経平均の下落幅は一時500円を超えた。TOPIXは続落。東証プライムの売買代金は4兆8488億円。ダイキン、ニトリが上昇。コナミ、フジクラが下落。3日ぶりに日足陽線
     
     3日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。米国がベトナムと関税交渉で合意。貿易戦争長期化への懸念が後退した。S&P500とナスダック総合は反発し過去最高値を更新。エヌビディアやアップル、テスラが上昇。6月30日に付けた最高値を更新した。NYダウは小反落。テスラが5%上昇。医療保険のセンティーンが40%急落して8年ぶりの安値水準。6月のADP全米雇用報告で民間雇用者数は3万3000人減。市場予想は9万5000人増で予想外の減少。減少は2023年3月以来、2年超ぶり。
     
    日経平均株価は23円高の3万9785円と3日ぶりに小反発。前日の米ハイテク株の上昇を好感。大型株中心に買いもの優勢の展開。ただ全体的に方向感が乏しく、日経平均は小幅に下げる場面もあった。TOPIXは3日ぶりに小幅反発。東証プライムの売買代金は5兆319億円。大引けにかけて株価指数の銘柄入れ替えに絡んだ売買で膨らんだ。TDK、トヨタが上昇。住友不、コナミが下落。大引けの日経平均採用銘柄入れ替えでプラ転。
     
     4日(金):
    短縮取引となった木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。S&P500とナスダック総合は過去最高値更新。「FRBが9月まで利下げを行わないとの見方が高まった」との解釈。半導体大手エヌビディアが1.3%上昇。時価総額は4兆ドルに迫った。旅行情報サイト運営トリップアドバイザーが16.7%上昇。クラウドセキュリティ企業のデータドッグも14.9%高。6月の雇用統計で非農業部門雇用者数は14万7000人増。5月は14万4000人増に上方修正。市場予想は、非農業部門雇用者数が11万人増(予想レンジ:5万─16万人増)。失業率は4.1%。5月の4.2%から予想外に低下した。市場予想は4.3%だった。恐怖と欲望指数は63→78と今年の最高水準。
     
    日経平均株価は24円高の39810円と小幅続伸。半導体関連など一部の値がさ株の上昇がけん引。朝方には一時4万円台に乗せた。TOPIXは反落。 東証プライムの売買代金は3兆8803億円。コナミ、ダイキンが上昇。京セラ、ファストリが下落。
     
    (2)欧米動向
     
    トランプ米大統領は12カ国の貿易相手国に対する関税率などをまとめた書簡に署名したという。
    7日に送付される方向。
    関税率などは国によって異なるという。
    大半が8月1日に発効する予定だという。
     
    (3)新興国動向
     
    TSMCが熊本県で予定する第2工場建設計画を先延ばしし、米国事業を優先する方針だとの報道。
    これに対し、TSMCは、米国での投資計画が他地域での既存の投資計画に影響を与えることはないと表明した。
    TSMCは声明で「市場のうわさにコメントしない」。
    世界的な製造拡大戦略は顧客のニーズ、ビジネスチャンス、経営効率、政府の支援レベル、コスト経済性に基づくものだ」とコメントした。
     
     
    (兜町カタリスト 櫻井英明)

07月07日 毎日コラム
【要注意】本当に怖い!不眠の悩み
・・・続き

07月08日 マーケットコメント



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