【市況一覧】
日経平均株価
40,198.39 -601.21 08/04
TOPIX
2,910.98 -37.67 08/04
マザーズ
761.67 -0.60 08/04
NYダウ平均
43,588.58 -542.40 08/02
ナスダック総合
20,650.13 -472.31 08/02


07月01日 マーケットコメント

07月02日 マーケットコメント

07月03日 マーケットコメント


     
     






    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    39810円88銭(△24円98銭=0.06%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2827.95(▲1.04=0.04%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    710.59(△0.88=0.12%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】15億5102万株(▲4億3746万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】3兆8803億円(▲1兆1516億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】785(前日:827)
    【値下がり銘柄数】757(前日:735)
    --------------------------------------------
    【新高値銘柄数】74(前日:59)
    【新安値銘柄数】11(前日:9)
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    【25日騰落レシオ】104.76(前日:106.26)
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    今週は、軟調となった。
    週明け6月30日の日経平均は大幅高となったが、4万800円台に乗せた後に失速して終値では4万500円を下回っており、高値警戒感が台頭した。
    7月に入って1日は円高に神経質な反応を示して500円を超える下落となり、終値で4万円を下回った。
    2日はトランプ大統領が日本に対する関税引き上げを示唆したことが伝わったことから、連日で3桁の下落。3日は米雇用統計の発表を前に様子見姿勢が強まる中で、小幅に上昇。
    米国の6月雇用統計は良好な内容となり、結果を受けた米国株は大幅上昇。ただ、この動きに対する日本株の反応は小幅なプラスにとどまった。
    日経平均は週間では約339円の下落となり、週足では3週ぶりに陰線を形成した。
     
     
    来週は不安定な相場展開か。
    トランプ政権が関税の猶予期限としていた7月9日を迎える。直近でトランプ大統領が日本の自動車やコメの貿易に不満を示しており、交渉難航はある程度織り込まれていると思われるが、期限のタイミングで大統領が改めて日本批判を強める可能性もあるだけに油断はできない。
    一方、小売関連の決算発表が増えてくる時期で、ファーストリテイリングやセブン&アイなどの決算も週内に消化する。
    来週前半には、上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための換金売りが1兆3000億円超控えており、それを見越した先回り売りなどが出る可能性も警戒されていることで短期的な需給悪化局面がありそうだ。
    「関税リスク」が意識される中で、内需株には資金が向かいそう。
    ナスダックやS&P500が最高値を更新するなど、米国株の動きが良いことも下支え要因として期待できる。トランプ政権絡みのニュースに振り回されるだろうが、悲観一辺倒にはならず、大幅安もあれば大幅高もあるといった荒い動きが続くと予想する。
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(4日現在)
     
    42583.20  ボリンジャー:+3σ(13週)
    41344.29  ボリンジャー:+3σ(25日)
    41029.62  ボリンジャー:+2σ(26週)
    40829.20  ボリンジャー:+2σ(13週)
    40455.79  ボリンジャー:+2σ(25日)
    39997.30  6日移動平均線
     
    39810.88  ★日経平均株価4日終値
     
    39759.08  均衡表転換線(日足)
    39567.28  ボリンジャー:+1σ(25日)
    39336.14  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39086.63  均衡表基準線(日足)
    39075.20  ボリンジャー:+1σ(13週)
    38942.07   新値三本足陰転値
    38729.63  均衡表転換線(週足)
    38678.78  25日移動平均線
     
     昨日23.42円高に続いて本日24.98円高と上げ幅は小さく、4万円手前での上値の重さを再確認する形となった。ローソク足は日足、週足ともに陰線で終了。株価上方の5日移動平均線が下向きに転じたこともあり、足元では売り圧力がやや優勢とみられる。もっとも株価下方では25日線や13週線が上向きをキープし、三役好転の強気形状が続く一目均衡表でも転換線が上向いており、大勢ではアップトレンドが維持されている模様だ。

     
     

    【大引け概況】

    4日の日経平均株価は小幅に続伸し、終値は前日比24円98銭高の3万9810円88銭だった。
     
    本日のマーケット動画
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    前日の米株式市場では、NYダウは344ドル高と反発し、ナスダック指数は最高値を更新した。米6月雇用統計が堅調だったことなどが好感された。これを受け、東京株式市場も値を上げて始まり、寄り付き直後に日経平均株価は4万12円まで上昇した。
    米ハイテク株の上昇を引き継ぎ、東京株式市場でもアドバンテストや東京エレクトロン、スクリンなどの半導体関連株の一角が買われた。
     
    しかし、上値は重く買い一巡後は伸び悩みマイナス圏に売られる場面があった。後場は前日終値近辺での攻防となったが、結局小幅高で取引を終えた。日米関税交渉への警戒感が強まったほか、今晩は米国が独立記念日で休場となることもあり、積極的に上値を買う動きは限られた。
     
    トランプ米大統領は、関税交渉を行っている10~12カ国に関税率を通知する書簡の送付を4日から開始するとも報じられた。
    日本は譲歩の余地が乏しいとも伝わっており、日米関税交渉の停滞が日本経済や企業業績、株価を押し下げることへの警戒が高まっている。外国為替市場で円相場は対ドルで下落したが、市場関係者は個人投資家の動向について「最近の相場上昇や配当金の受け取りで投資余力は大きいが、米関税政策の動向が不透明とあって様子見姿勢が強い」と指摘。同証券の顧客動向を見ると、積極的な売買は手控えられていると話していた。
    更に、為替が午後にかけ1ドル=144円台前半へ円高方向に振れたことも警戒された。トヨタなど自動車株はさえない値動きとなった。
     
    4日の米国市場は独立記念日のため休場となるだけに、海外投資家の動きは鈍く、短期筋の売り買いが中心だった。来週前半には、上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための換金売りが1兆3000億円超控えており、それを見越した先回り売りなどが出る可能性も警戒されていることで短期的な需給悪化局面がありそうだ。今後の上昇には米利下げ観測の再燃による米国株の急伸や今月下旬から始まる2025年4-6月期決算での堅調な業績推移などが不可欠だろう。
     

     


    東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は1.04ポイント(0.04%)安の2827.95だった。JPXプライム150指数は4日続落し、2.66ポイント(0.21%)安の1237.97で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆8803億円、売買高は15億5102万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は785。値下がりは757、横ばいは85だった。
     
     
    業種別株価指数(33業種)は電気・ガス業、銀行業、証券・商品先物取引業などが上昇した。海運業、鉄鋼、非鉄金属などは下落。
     
     
    個別銘柄では、アドバンテストや東京エレクトロンが高く、また、ソフトバンクグループ、ソニーグループ、信越化学、ダイキン、任天堂、キーエンス、良品計画などが上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループといった大手銀行株が買われた。東京電力ホールディングスや任天堂が値を上げ、リクルートホールディングスや富士通がしっかり。また、大幅増益決算や株式分割を好感された霞ヶ関キャピタルが大幅高、キユーピー、東洋エンジニア、クスリのアオキHDなどが値上がり率上位となった。
     
    半面、レーザーテックやディスコが安く、フジクラやサンリオが値を下げた。三菱重工業、川崎重工業やIHIが軟調で、日立製作所や日本製鉄が下落。トヨタ自動車やホンダ、スズキといった自動車株が軟調で、ファーストリテイリングや三菱商事、郵船、ソシオネクストなどが下落した。ほか、キオクシアホールディングス、メドレー、宮越ホールディングス、などが値下がり率上位となった。








     


     
    東証スタンダード市場は相場全体に方向感を与えるような新規材料は見当たらず、売り買いともに勢いは鈍かった。前日終値を挟んだ小幅な値動きに終始した。
    スタンダードTOP20は小幅安。
    出来高3億9455万株。値上がり銘柄数664、値下がり銘柄数695と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、アヲハタ、アジュバンホールディングスがストップ高。レントは一時ストップ高と値を飛ばした。巴コーポレーション、暁飯島工業、YE DIGITAL、Aoba-BBT、片倉工業など53銘柄は年初来高値を更新。セキド、篠崎屋、アイフリークモバイル、キユーソー流通システム、ULSグループが買われた。
     
     一方、イーサポートリンク、デュアルタップ、ジョルダンが年初来安値を更新。アールシーコア、エス・サイエンス、ナルミヤ・インターナショナル、Abalance、マリオンが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は4日ぶりに反発。前日まで3日続落したことで目先的に売り需要が後退しているようだ。
    東証グロース市場250指数の終値は前日比0.88ポイント(0.12%)高の710.59だった。
    グロース250は小幅高。グロースCoreは続落。
    日米関税交渉の不透明感から大型株が手掛けにくいなか、米関税影響が比較的少ない中小型株に物色が広がった。前日まで3日続落していたことから、押し目買いも入りやすかった。市場では「航空や宇宙関連などのテーマ株が総じて買い直された。新規上場銘柄にも資金が向かった」との声が聞かれた。
    グロース市場ではトヨコーやデータセクが上昇した。一方、QPS研究所やトライアルは下落した。
    値上がり銘柄数271、値下がり銘柄数297と、売り買いが拮抗した。
     
    4日に東証グロース市場に新規上場したヒットは公開価格(1500円)を666円(44.4%)上回る2166円で初値を付けた。午後に初値比500円(23.08%)高の2666円と、制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇。その後買い気配となり、終値は同水準で配分された。
     
    個別ではヒット、データセクション、ビーマップ、ブライトパス・バイオがストップ高。いつもは一時ストップ高と値を飛ばした。フルッタフルッタ、農業総合研究所、リップス、バリューゴルフ、rakumoなど12銘柄は年初来高値を更新。トヨコー、Synspective、ブルーイノベーション、GreenBee、ELEMENTSが買われた。
     
     一方、Chordia Therapeutics、GMO TECH、みらいワークス、日本ホスピスホールディングス、ステムセル研究所など6銘柄が年初来安値を更新。トランスジェニックグループ、ソフトマックス、エータイ、ナイル、モンスターラボが売られた。
     


    4日午前の日経平均株価は小幅に続伸し、前引けは前日比42円30銭高の3万9828円20銭だった。
     
    3日の米株式市場では、米6月雇用統計が堅調だったことが好感されNYダウは344ドル高と反発。ナスダック指数は最高値を更新した。米株高を受け、東京株式市場も値を上げて始まり、寄り付き直後に日経平均株価は4万12円まで上昇した。
    しかし、上値は重く買い一巡後は伸び悩む展開。一時、前日終値に比べマイナス圏に売られる場面があった。日米関税交渉への警戒感も強まるなか積極的に上値を買う動きは限られている。銀行や電力株が高く、自動車株は安い。
     
    3日に発表された6月の米雇用統計が米景気の堅調さを示唆する結果となり、投資家心理が強気に傾いた。S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数はともに最高値を更新。アドバンテストや東京エレクトロン、スクリンなどの半導体関連株に買いが波及した。
     
    トランプ米大統領は3日、関税交渉をしている貿易相手国に対し、早ければ4日から新たな関税率に関する通知を送ると述べた。市場関係者は「目先は米相互関税の上乗せ分の停止期限が9日と目前に迫っているとあって、交渉決裂を警戒する投資家からの売りが出やすい」と指摘。そのうえで、日本株の上値追いには、米利下げ観測の高まりによる米国株の上昇や、日本の主要企業の2025年4〜6月期決算が想定よりは良い内容が示されるなど追加の好材料が必要とみていた。
     
    後場の日経平均はこう着感の強い値動きとなりそうだ。朝方に4万円台に乗せる場面がみられたが、利益確定や戻り待ちの売りも目立つなか、トランプ米政権の相互関税の上乗せ分の停止期限を9日に控え、日米関税交渉の先行き不透明感が引き続き投資家心理の重石となっている。
    また、本日の米株市場は独立記念日のため休場となるため、週末要因も相まって後場は手掛かり材料に乏しい。そのほか、6月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想以上に増加したため、FRBによる利下げ期待は後退した。今後は6月の米消費者物価指数(CPI)の発表に注目が集まるが、市場の関心は9月のFOMCへ移りつつあることは頭の片隅に置いておきたい。



     
     
    東証株価指数(TOPIX)は小幅に続伸した。前引けは0.68ポイント(0.02%)高の2829.67だった。JPXプライム150指数は続落し、1.12ポイント(0.09%)安の1239.51で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆9545億円、売買高は7億4503万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は838。値下がりは690、横ばいは99だった。
     
    業種別では、銀行業、電気・ガス業、証券・商品先物取引業などが値上がり率上位、非鉄金属、鉄鋼、海運業などが値下がり率上位に並んでいる。
     
     
    個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなどの銀行株が堅調に推移。また、アドバンテスト、東京エレクトロン、ソニーグループ、サンリオ、ダイキン、任天堂、キーエンス、良品計画などが上昇した。また、大幅増益決算や株式分割を好感された霞ヶ関キャピタルが大幅高、キユーピー、東洋エンジニアリング、クスリのアオキなどが値上がり率上位となった。
     
    一方、川崎重工業や三菱重工業、IHIなどの防衛関連が軟調に推移。また、レーザーテック、ディスコ、トヨタ自動車、郵船、ファーストリテ、ソシオネクスト、日立、フジクラなどが下落した。ほか、メドレー、アドバンスクリエイト、キオクシアホールディングスなどが値下がり率上位となった。


     


     
     4日前引けの東証スタンダード市場は雇用統計の強さを背景に米国株が上昇した流れを引き継ぎ、買いが先行したが、日米関税交渉など不透明要因が多い中で上値追いは強まらず株価は伸び悩んだ。
    スタンダードTOP20は小幅安。出来高2億4110万株。
     
    値上がり銘柄数748、値下がり銘柄数527と、値上がりが優勢だった。
     
     個別では、アジュバンホールディングスがストップ高。レントは一時ストップ高と値を飛ばした。YE DIGITAL、Aoba-BBT、神栄、サイボー、ICDAホールディングスなど42銘柄は年初来高値を更新。放電精密加工研究所、スターシーズ、戸田工業、くろがね工作所、ULSグループが買われた。
     
     一方、イーサポートリンク、デュアルタップが年初来安値を更新。エス・サイエンス、ナルミヤ・インターナショナル、Abalance、ラピーヌ、フジタコーポレーションが売られた。
     
     
     


     
    東証グロース市場は前日の米株式相場の上昇を受け、個人投資家心理が上向いた。前日まで3日続落していたことから、幅広い銘柄に買い戻しの動きが強まった。
    東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比3.43ポイント(0.48%)高の713.14だった。グロース250は小反発。グロースCoreは小幅続落。
    グロース市場ではデータセクやエレメンツが上昇した。一方、トライアルやゼンムテックは下落した。
    値上がり銘柄数321、値下がり銘柄数221と、値上がりが優勢だった。
     
    4日に東証グロース市場に新規上場したヒットは10時19分に公開価格(1500円)を666円(44.4%)上回る2166円で初値を付けた。前引け時点は2350円だった。
     
    個別では、いつもがストップ高。フルッタフルッタ、農業総合研究所、リップス、バリューゴルフ、rakumoなど9銘柄は年初来高値を更新。トヨコー、GreenBee、データセクション、ELEMENTS、POPERが買われた。
     
    一方、みらいワークスが年初来安値を更新。ソフトマックス、トランスジェニックグループ、ナイル、エータイ、リプロセルが売られた。
     
     
     

    【寄り付き概況】
     
    4日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比208円74銭高の3万9994円64銭。その後4万円台を付ける場面があった。取引時間中としては1日以来の4万円台乗せとなる。
     
    3日の米株式市場は、米6月雇用統計が堅調だったことが好感されNYダウは344ドル高と反発。ナスダック指数は最高値を更新した。
    為替も円安が進行した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場は4万円に迫りスタートした。為替は1ドル=144円70銭前後で推移している。


    東証株価指数(TOPIX)は続伸している。

    個別では、ソニーGや任天堂などのゲーム株が買われ、コナミGやリクルートも上げている。一方、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が売られ、富士フイルムや日東電も下げている。

     


    「週足陽線基準は40487円」

    「恐怖と欲望指数は63→78と今年の最高水準」

    短縮取引となった木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
    S&P500とナスダック総合は過去最高値更新。
    「FRBが9月まで利下げを行わないとの見方が高まった」との解釈。
    半導体大手エヌビディアが1.3%上昇。
    時価総額は4兆ドルに迫った。
    旅行情報サイト運営トリップアドバイザーが16.7%上昇。
    クラウドセキュリティ企業のデータドッグも14.9%高。
    6月の雇用統計で非農業部門雇用者数は14万7000人増。
    5月は14万4000人増に上方修正。
    市場予想は、非農業部門雇用者数が11万人増(予想レンジ:5万─16万人増)。
    失業率は4.1%。5月の4.2%から予想外に低下した。
    市場予想は4.3%だった。
    時間当たり平均賃金は前月比0.2%上昇。
    5月の0.4%上昇から減速。
    前年比でも3.7%と5月の3.8%から鈍化した。
    週間新規失業保険申請件数は4000件減の23万3000件。
    6週間ぶりの低水準。
    市場予想の24万件を下回った。
    週間継続受給件数はほぼ変わらずの196万4000件。
    2021年秋以来の高水準だった。
    6月のISM非製造業総合指数は50.8。
    5月の49.9から上昇した。
    市場予想は50.5だった。
    新規受注指数は51.3。
    前月の46.4から回復。
    雇用指数は前月の50.7から47.2に低下。
    投入価格指数は67.5。
    2022年11月以来の高水準となった前月の68.7からは低下した。
    5月の製造業新規受注は前月比8.2%増加。
    市場予想と同水準。
    前年同月比では3.2%増。
    5月の貿易赤字は、前月比18.7%増の715億ドル。
    市場予想は710億ドルの赤字だった。
    7月のFOMCで金利据え置きを決定する確率は95.3%。
    前日の76.2%から上昇。
    FRBの利下げ再開は9月になるとの見方が強まった
    10年国債利回りは4.347%。 
    5年国債利回りは3.939% 
    2年国債利回りは3.886%。
    30年国債利回りは4.862%。
    ドル円は144円台後半。
    WTI原油先物8月限は前日比0.45ドル安の1バレル=67.00ドル。
    金先物8月限は前日比16.8ドル安の1オンス=3342.9ドル。
    SKEW指数は140.07→139.28→141.36。
    恐怖と欲望指数は63→78。
    昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
    4月8日の3がボトム。

    木曜のNYダウは344ドル(0.77%)高の44828ドルと反発。
    高値44885ドル、安値44550ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは137.46(前日124.25)。
    NASDAQは207ポイント(1.02%)高の20601ポイントと続伸。
    高値20624ポイント、安値20480ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは118.25(前日111.74)。
    S&P500は51ポイント(0.83%)高の6279ポイントと続伸。
    高値6284ポイント、安値6246ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは133.25(前日122.04)。
    木曜のダウ輸送株指数は28ポイント(0.18%)高の16046ポイントと3日続伸。
    SOX指数は36ポイント(0.64%)高の5647ポイントと続伸。
    VIX指数は16.38(前日16.64)。
    NYSEの売買高は7.42億株(前日13.00億株)。
    3市場の合算売買高は108.5億株(前日169.5億株、過去20日平均は178.2億株)。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比400円高の40120円。
    ドル建ては大証日中比485円高の40205円。
    ドル円は144.92円。
    10年国債利回り4.347%。
    2年国債利回りは3.886%。

    「大引けの日経平均採用銘柄入れ替えでプラ転」

    木曜の日経平均は寄り付き34円高
    終値は23円(△0.06%)高の39785円と3日ぶりに反発。
    高値39865円。
    安値39667円。
    2日ぶりに陰線。
    大引けの日経平均採用銘柄入れ替えでプラ転した。
    6月24日は38368円→38665円にマド。
    6月26日は38944円→39056円にマド。
    6月27日は39615円→39847円にマドは埋めた。
    6月30日は40267円→40322円のマドは埋めた。
    日経平均は38日連続で一目均衡の雲の上。
    上限は36978円。
    下限は34643円。
    TOPIXは2.95ポイント(△0.10%)高の2828ポイントと3日ぶりに反発。
    6月30日の2852ポイントが年初来高値。
    ザラバ高値は2869ポイント。
    25日線(2791ポイント)を7日連続で上回った。
    75日線(2702ポイント)を42日連続で上回った。
    200線(2704ポイント)を41日連続で上回った。
    日足は2日連続で陽線。
    TOPIXコア30指数は3日ぶりに反発。
    プライム市場指数は1.52ポイント(△0.10%)高の1455.86ポイントと3日ぶりに反発。
    東証グロース250指数は4.30ポイント(▲0.60%)安の709.71と3日続落。
    25日移動平均線からの乖離は▲5.39%(前日▲4.97%)。
    プライム市場の売買代金は5兆320億円(前日4兆8489億円)。
    売買高は19.88億株(前日19.23億株)。
    値上がり827銘柄(前日834銘柄)。
    値下がり735銘柄(前日728銘柄)。
    新高値59銘柄(前日88銘柄)。
    3日連続で2ケタ。
    新安値9銘柄(前日14銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは106.26(前日109.52)。
    東証グロース市場の騰落レシオは93.39(前日94.60)。
    NTレシオは14.06倍(前日14.07倍)。
    20年12月30日が12.90倍。
    サイコロは7勝5敗で58.33%。
    TOPIXは7勝5敗で58.33%。
    東証グロース市場指数は4勝8敗で33.33%。
    上向きの25日線(38604円)から△3.06%(前日△3.14%)。
    49日連続で上回った。
    上向きの75日線は36970円。
    40日連続で上回った。
    上向きの200日線(37993円)から△4.72%(前日△3.10%)
    14日連続で上回った。
    上向きの5日線は40034円。
    2日連続で下回った。
    13週線は37319円。
    26週線は37641円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.184%(前日▲19.589%)。
    買い方▲3.830%(前日▲4.099%)。
    東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲3.494%(前日▲4.283%)。
    買い方▲14.266%(前日▲14.105%)。
    空売り比率は43.4%(前日40.7%、2日連続で40%超)。
    空り規制なし銘柄の比率は7.5%(前日9.5%)。
    14日連続で1ケタ。
    3月14日が15.2%。
    3月7日が10.6%、
    2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
    日経VIは25.83(前日25.41)。
    日経平均採用銘柄のPERは15.78倍(前日15.78倍)。
    EPSは2521円(前日2519円)。
    直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
    直近ボトムは5月16日2186円。
    前期基準では15.27倍。
    前期基準のEPSは2605円(前日2603円)。
    225のPBRは1.43倍(前日1.43倍)。
    BPSは27822円(前日27805円)。
    日経平均の予益回りは6.34%。
    予想配当り利回りは2.15%。
    指数ベースではPERは19.85倍(前日19.88倍)。
    EPSは2004円(前日2000円)。
    PBRは1.95倍(前日1.95倍)。
    BPSは20403円(前日20391円)。
    益回りは5.04%(前日5.03%)。
    配当利回りは1.98%(1.98%)。
    10年国債利回りは1.440%(前日1.425%)。
    プライム市場の予想PERは15.52倍。
    前期基準では15.13倍。
    PBRは1.37倍。
    プライム市場の予想益回りは6.44%。
    配当利回り加重平均は2.51%。
    東証プライムのEPSは176.50(前日176.43)。
    2025年2月が180.62。
    2024年12月161.79。
    2024年2月が174.18。
    2024年1月が175.24。
    2023年10月が177.72。
    2022年4月が118.12。
    大商い株専有率(先導株比率)は33.6%(前日33.5%)。
    2月19日が48.3%だった。
    2月26日に26.0%まで低下。
    プライム市場の単純平均は1円安の2738円(前日は2739円)。
    24年末が2753円。23年末が2827円。
    プライム市場の売買単価は2530円(前日2521円)。
    プライム市場の時価総額972兆円(前日971兆円)。
    ドル建て日経平均は276.54(前日276.61)と3日続落。
    6月30日の281.26が年初来高値。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比400円高の40120円。
    高値40125円、安値39660円。
    木曜の大証夜間取引終値は日中比400円高の40120円。
    ボリンジャーのプラス1σが39472円。
    プラス2σが40340円。
    プラス3σが41208円。
    週足のボリンジャーのプラス1σが39070円。
    プラス2σが40821円。
    プラス3σが42573円。
    3月配当権利落ち前は37799円。
    ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
    ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
    ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
    ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    週足陽線基準は40487円。
    前週末比プラス基準は40150円。
    今夜のNYは独立記念日で休場。

    《今日のポイント7月4日》

    (1)短縮取引となった木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
       10年国債利回りは4.347%。 
       5年国債利回りは3.939% 
       2年国債利回りは3.886%。
       30年国債利回りは4.862%。
       ドル円は144円台後半。
       SKEW指数は140.07→139.28→141.36。
       恐怖と欲望指数は63→78。
       昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
       4月8日の3がボトム。

    (2)木曜のダウ輸送株指数は28ポイント(0.18%)高の16046ポイントと3日続伸。
       SOX指数は36ポイント(0.64%)高の5647ポイントと続伸。
       VIX指数は16.38(前日16.64)。
       NYSEの売買高は7.42億株(前日13.00億株)。
       3市場の合算売買高は108.5億株(前日169.5億株、過去20日平均は178.2億株)。
       木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比400円高の40120円。

    (3)プライム市場の売買代金は5兆320億円(前日4兆8489億円)。
       売買高は19.88億株(前日19.23億株)。
       値上がり827銘柄(前日834銘柄)。
       値下がり735銘柄(前日728銘柄)。
       新高値59銘柄(前日88銘柄)。
       3日連続で2ケタ。
       新安値9銘柄(前日14銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは106.26(前日109.52)。
       東証グロース市場の騰落レシオは93.39(前日94.60)。
       NTレシオは14.06倍(前日14.07倍)。
       20年12月30日が12.90倍。
       サイコロは7勝5敗で58.33%。

    (4)上向きの25日線(38604円)から△3.06%(前日△3.14%)。
       49日連続で上回った。
       上向きの75日線は36970円。
       40日連続で上回った。
       上向きの200日線(37993円)から△4.72%(前日△3.10%)
       14日連続で上回った。
       上向きの5日線は40034円。
       2日連続で下回った。
       13週線は37319円。
       26週線は37641円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲19.184%(前日▲19.589%)。
       買い方▲3.830%(前日▲4.099%)。
       東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲3.494%(前日▲4.283%)。
       買い方▲14.266%(前日▲14.105%)。

    (6)空売り比率は43.4%(前日40.7%、2日連続で40%超)。
       空り規制なし銘柄の比率は7.5%(前日9.5%)。
       14日連続で1ケタ。
       2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
       日経VIは25.83(前日25.41)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.78倍(前日15.78倍)。
       EPSは2521円(前日2519円)。
       直近ピークは2月13日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
       直近ボトムは5月16日2186円。
       前期基準では15.27倍。
       前期基準のEPSは2605円(前日2603円)。
       225のPBRは1.43倍(前日1.43倍)。
       BPSは27822円(前日27805円)。
       日経平均の予益回りは6.34%。
       予想配当り利回りは2.15%。
       指数ベースではPERは19.85倍(前日19.88倍)。
       EPSは2004円(前日2000円)。
       PBRは1.95倍(前日1.95倍)。
       BPSは20403円(前日20391円)。
       益回りは5.04%(前日5.03%)。
       配当利回りは1.98%(1.98%)。
       10年国債利回りは1.440%(前日1.425%)。

    (8)大商い株専有率(先導株比率)は33.6%(前日33.5%)。
       プライム市場の単純平均は1円安の2738円(前日は2739円)。
       24年末が2753円。23年末が2827円。
       プライム市場の時価総額972兆円(前日971兆円)。
       ドル建て日経平均は276.54(前日276.61)と3日続落。
       6月30日の281.26が年初来高値。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39472円。
       プラス2σが40340円。
       プラス3σが41208円。
       週足のボリンジャーのプラス1σが39070円。
       プラス2σが40821円。
       プラス3σが42573円。
       3月配当権利落ち前は37799円。
       ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
       ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
       ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
       ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       週足陽線基準は40487円。
       前週末比プラス基準は40150円。
       今夜のNYは独立記念日で休場。

    今年の曜日別勝敗(7月3日まで)

    月曜13勝10敗
    火曜15勝8敗
    水曜14勝12敗
    木曜15勝10敗
    金曜10勝15敗

    6月第4週(6月23日→6月27日)の需給動向

    海外投資家は現物3398億円買い越し(13週連続で買い越し)。
    4月第1週以来のこの間の累計買越し額は4.4兆円。
    23年6月の12週連続以来2年ぶりの長期買い越し。
    過去最高は13年3月までの18週連続。
    「10週以上の連続買い越しは大相場の起点」という声もある。
    13週間累計の買越額は4兆4009億円となった。
    12年11月から18週連続で買い越したときの当初13週間の買越額は3兆4909億円。
    今回は当時よりも買越額が大きい。
    因みに18週では海外勢が合計で5兆6692億円を買い越していた。
    先物285億円買い越し(5週連続で買い越し)。
    合計3683億円買い越し(11週連続で買い越し)。
    個人は現物5917億円売り越し(3週連続で売り越し)。
    信用960億円売り越し(4週連続で売り越し)。
    合計6877億円売り越し(3週連続で売り越し)。
    信託銀行は現物473億円売り越し(10週連続で売り越し)。
    先物801億円買い越し(10週ぶりに買い越し)。
    合計328億円買い越し(10週ぶりに買い越し)。

    6月第4週(6月23日→6月27日)の投資部門別売買代金。

    個人が現物4305億円売り越し(前週2822億円売り越し)。
    信用1611億円売り越し(前週496億円買い越し)。
    海外投資家が3398億円買い越し(前週884億円買い越し)。
    自己売買が530億円買い越し(前週383億円売り越し)。
    あ信託銀行が473億円売り越し(前週1073億円売り越し)。
    事業法人が420億円買い越し(前週2975億円買い越し)。
    13週連続で買い越し。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    インバウンドプラットフォーム(5587)・・・動兆

    訪日客へWi-Fi端末のレンタル、国内企業向けも。
    海外展開に積極的。
    インバウンド関連銘柄



    (兜町カタリスト櫻井)


    4日の東京株式市場は、続伸後も堅調展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万9500円-4万200円を想定。(3日終値3万9785円90銭)
    米国株は上昇。ダウ平均は344ドル高の44828ドルで取引を終えた。
    現地3日の米国株式市場は、NYダウ、ナスダック指数がともに上昇。きのう3日の底堅い展開が継続し、買い優勢スタートが見込まれる。
    為替相場は、ドル・円が1ドル=145円前後(3日は143円86-88銭)、ユーロ・円が1ユーロ=170円台の半ば(同169円76-80銭)と円安に振れている。
    円安の流れを受け輸出関連銘柄を中心にしっかりした値動きが期待され、心理的なフシ目の4万円台を回復する場面もありそう。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所清算値比400円高の4万120円だった。
     
     
    【好材料銘柄】  

    ■Veritas In Silico <130A>
    三菱ガス化学 <4182> と核酸医薬の創出及び製造方法確立を目的とする共同研究契約を締結。

    ■キユーピー <2809>
    アヲハタ <2830> を株式交換で完全子会社化する。上期最終は50%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.91%にあたる960万株(金額で240億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月4日から26年5月31日まで。

    ■アヲハタ <2830>
    親会社のキユーピー <2809> が株式交換で完全子会社化する。11月1日付で同社株1株に対し、キユーピー株0.91株を割り当てる。

    ■霞ヶ関キャピタル <3498>
    9-5月期(3Q累計)経常が2倍増益で着地・3-5月期も95%増益。また、8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

    ■ADR120S <3750>
    中国有数の官民ファイナンス企業集団である光彩国際投資集団と新たな細胞治療技術の国際的な普及を実現するためのMOUを締結。

    ■放電精密加工研究所 <6469>
    上期経常を30%上方修正。

    ■アニコム ホールディングス <8715>
    ダルトン インベストメンツが3日付で大量保有報告書を提出。ダルトンのアニコムHD株式保有比率は5.08%となり、新たに5%を超えたことが判明した。
     
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    4(金)
    【国内】
    5月家計調査(8:30)
    《決算発表》
    安川電、サンエー、アークス、アスクル、ハイデ日高、薬王堂HD、岡野バル、ミタチ、バイク王、メディ工房、暁飯島、ダイケン、アルテック、ニューテック、きょくと、エクスモーション
     
    【海外】
    休場:米(独立記念日)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    3日のNYダウ工業株30種平均は反発した。前日比344ドル11セント(0.77%)高の4万4828ドル53セントと2月上旬以来の高値で終えた。
    この日発表された6月の米雇用統計は、就業者数の伸びが市場の事前予想を上回り、失業率も前月から低下した。米景気に対する楽観が広がり、ダウ平均、ナスダックともに買いが加速した。
    米半導体大手エヌビディアは1.3%高の159.34ドルと、史上最高値を塗り替えて終了した。一時2.4%高まで上昇し、時価総額は米アップルが昨年末に付けた3兆9150億ドル(約568兆円)を上回る場面があった。
    雇用統計の市場予想からの上振れを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による7月の利下げ観測はほぼ消え、9月利下げ期待もやや後退した。ただ、市場参加者は「州政府や自治体の教育部門の採用が強かった一方、民間の就業者数は予想を下回った。実際の内容はそれほど強くない」との指摘が聞かれた。
     
    雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比14万7000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(11万人増)を上回った。失業率は4.1%と5月(4.2%)を下回り、4.3%に上昇するとの予想に反して低下した。前日発表の6月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が減少した後で、雇用統計が市場予想を上回る内容だったことから安心感が広がった。
     
    米政府が5月に導入した半導体設計ソフトの対中輸出規制を撤回したことが2日に明らかになった。米中関係の改善や通商交渉の進展への期待が高まり、半導体関連株の一角に買いが波及した。
     
    独立記念日の前日で3日の米株式市場は午後1時までの短縮取引だった。市場参加者が少なく、薄商いのなかで、値動きが大きくなったとの声があった。
     
    ダウ平均ではトラベラーズやJPモルガン・チェース、ボーイングが上げた。シスコシステムズやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトも高い。一方、メルクやスリーエム、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は下げた。
     
    ナスダック総合株価指数は続伸した。前日比207.971ポイント(1.01%)高の2万0601.101(速報値)で終え、連日で過去最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数への採用が決まったクラウド監視・分析のデータドッグが大幅高だった。米政府の対中輸出規制緩和を受けて半導体設計ソフトのシノプシスやケイデンス・デザイン・システムズも買われた。
     
    S&P500種株価指数は続伸した。前日比51.93ポイント(0.83%)高の6279.35で終え、連日の高値更新となった。
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】
    3日のシカゴ日経平均先物は上昇した。9月物は前日比405円高の4万120円で終えた。3日発表の6月の米雇用統計で雇用者数が市場予想を上回って増えた。米景気懸念が後退したのを受けて米株式相場が上昇し、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが優勢となった。
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    40120 ( +400 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    40205 ( +485 )
     
    ( )は大阪取引所終値比
     


    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
    3日の英FTSE100種総合株価指数は反発し、前日比48.51ポイント(0.55%)高の8823.20で終えた。前日に強まった、将来的に英国で財政規律が緩みかねないとの不安がひとまず収まった。前日に大きく上昇した英金利が3日は水準を切り下げたことも、投資家心理の改善につながった。
     
    3日発表された米経済指標が市場予想を上回り、米景気の減速懸念が和らいだことも支えとなった。
    前日は、財政規律を重んじることで知られるリーブス英財務相の退任観測が一時浮上し、英国財政の先行きに不安が強まる場面があった。その後、スターマー英首相がリーブス氏を支持する考えを示したと伝わり、不安が後退した。
     
    FTSEの構成銘柄では、飲料大手コカ・コーラ・ヘレニック・ボトリング・カンパニーが3.93%高、金融大手ナットウエストが3.21%高、同業ロイズ・バンキング・グループが3.18%高と相場をけん引。一方、資源大手リオティントは1.94%安、製薬大手アストラゼネカは1.79%安、投資会社メルローズ・インダストリーズは1.17%安と売られた。

     

    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     
    3日のドイツ株価指数(DAX)は続伸し、前日比144.02ポイント(0.60%)高の2万3934.13で終えた。米国とベトナムが関税交渉で合意したことを受け、米国と他の相手国の交渉も進むとの期待につながった。3日発表された米雇用統計が市場予想を上回ったことなどを受け、米景気の減速懸念が和らいだのも投資家心理の支えとなった。
     
    個別では、コメルツ銀行が2.44%高、日用品大手ヘンケルが2.03%高、業務用ソフトウエア大手SAPが2.02%高と上昇。半面、化学大手BASFは2.18%安、防衛大手ラインメタルは1.79%安、医療機器のザルトリウスは1.74%安で取引を終えた。




    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は続伸し、前日比0.20%高で終えた。
     

07月04日 毎日コラム
【要注意】本当に怖い!不眠の悩み
・・・続き

07月05日 マーケットコメント

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07月08日 マーケットコメント



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