05月29日 株ちゃんの明日読み
直近高値の3万8494円を上回るか
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注目の米エヌビディアの決算を好感して、日経平均は大幅上昇。
大引けは前日比710円58銭高の3万8432円98銭だった。
2月21日(3万8776円)以来、約3カ月ぶりの高値水準となる。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1117/値下がり437。
半導体株や電線株が大きく上昇し、半導体株以外にも強い動きが見られた。
きのうは3万8000円より上では買いが続かなかったが、
きょうは安値が3万8035円で、終日38000円より上で推移した。
スタンダード指数が史上最高値を更新しており、TOPIXも3月につけた今年の高値に接近。
日本株全体で水準が切り上がっている。
本日の米国株が上昇するであろうことは織り込み済みであるだけに、
あす一段高となるハードルは高いだろう。
ただ、下げたとしても利益確定売りの範ちゅうにとどまり、地合いが悪化することはないだろう。
プラスで推移する展開も十分期待できるだけに、今週のうちに5月13日につけた直近高値の3万8494円を上回ることができるかに注目したい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(29日現在)
40938.55 ボリンジャー:+3σ(13週)
40165.33 ボリンジャー:+3σ(25日)
39565.23 ボリンジャー:+1σ(26週)
39451.88 ボリンジャー:+2σ(13週)
39091.07 ボリンジャー:+2σ(25日)
38432.98 ★日経平均株価29日終値
38016.80 ボリンジャー:+1σ(25日)
37965.21 ボリンジャー:+1σ(13週)
37888.11 均衡表雲上限(週足)
37795.36 200日移動平均線
37795.21 26週移動平均線
37654.95 均衡表転換線(日足)
37592.89 6日移動平均線
37503.33 新値三本足陰転値
36942.54 25日移動平均線
36804.90 75日移動平均線
36791.45 均衡表雲下限(週足)
36478.54 13週移動平均線
36301.96 均衡表基準線(日足)
05月29日 相場概況(大引け)
東京株式(大引け)=大幅反発 3カ月ぶり高値、エヌビディア決算や円下落で
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【大引け概況】
29日の日経平均株価は大幅に反発し、大引けは前日比710円58銭高の3万8432円98銭だった。
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2月21日(3万8776円)以来、約3カ月ぶりの高値水準となる。
きょうは主力株を中心にリスクを取る動きが一気に強まった。日経平均は高く始まった後も先物を絡め急速に上げ足を強める格好となった。前日の欧米株市場は総じて軟調な値動きとなったが、日本時間早朝に開示された米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算内容がおおむね好調で、時間外で大きく買われたことから、これを横にらみに東京市場でも半導体関連をはじめ幅広い銘柄に物色の矛先が向いた。
また、朝方にニューヨークの国際貿易裁判所がトランプ関税について一部差し止める決定を下したことが伝わると、外国為替市場ではドル高・円安が加速、これも自動車やハイテクなど輸出セクターなどを中心に市場センチメントを強気に傾ける背景となった。日経平均は後場に入っても緩まず、結局この日の高値近辺で取引を終えている。
米国時間28日にエヌビディアが発表した2025年2〜4月期決算は売上高が前年同期比69%増の440億6200万ドルと市場予想を上回った。生成人工知能(AI)の強い需要は続いているとの見方から、東エレク、アドテストなど半導体関連株に連想買いが入り、日経平均の押し上げ要因となった。
米国際貿易裁判所が28日(日本時間29日午前)、トランプ米大統領が発動した関税を違法だとして阻止する判断を下したことも投資家心理を強気に傾けた。米国の通商政策による世界経済の減速懸念が後退するとの思惑を誘い、海外短期筋による円売り・ドル買いと株価指数先物への買いが加速した。
大引けにかけては赤沢亮正経済財政・再生相の発言を受けた日米関税交渉の進展期待から、日経平均はさらに強含んだ。市場関係者は「エヌビディア決算やトランプ米政権の強気姿勢が続かないとの見方が株高の主な背景だが、米株市場の一極集中から資金を世界各地に分散する動きが多くの機関投資家に出ていることも後押ししている」と話した。
東証株価指数(TOPIX)は5日続伸し、終値は42.51ポイント(1.53%)高の2812.02と3月27日以来の高い水準だった。JPXプライム150指数は反発し、22.33ポイント(1.83%)高の1242.37で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆7521億円、売買高は18億6979万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1117。値下がりは437、横ばいは71だった。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、輸送用機器、保険業などが上昇。パルプ・紙、陸運業、海運業が下落した。
個別では、断トツの売買代金をこなしたフジクラが大幅高に買われ、ディスコ、アドバンテストなどが急伸をみせたほか、東京エレクトロン、レーザーテック、ルネサスエレクトロニクスなど半導体主力株が全面高。三菱重工業、川崎重工業なども大商いでしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも堅調。ファーストリテイリングも上昇した。日本ヒュームが急騰、イー・ギャランティ、ネクセラファーマなども値を飛ばした。
フジクラ、住友電工、古河電工など電線株も買われた。また、川崎重工業、トヨタ自動車、任天堂、ソニーグループ、リクルートHD、日立などが上昇した。
政府が大規模下水道更新工事を30年度までに完了目標と伝わり物色が向かった日本ヒュームが大幅高、楽天銀行、SBIホールディングス、テイカなどが値上がり率上位となった。
半面、第一三共が冴えず、バンダイナムコホールディングスも売りに押された。ベイカレントが大きく値を下げ、FOOD & LIFE COMPANIESも安い。SUMINOE、gumi、パルグループホールディングスなどの下げも目立つ。
JR東やJR東海などの陸運株がやや軟調。また、ソシオネクスト、ニチレイ、資生堂などが下落した。高利回り銘柄として配当権利落ちの影響強まったタマホームが大幅安、ビーウィズ、ライクなどが値下がり率上位となった。
05月29日 東証スタンダード(大引け)
【市況】東証スタンダード市場(大引け)=値上がり優勢、堅調な米エヌビディア決算も好感
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東証スタンダード市場は米裁判所がトランプ関税の一部に差し止めを命じたことで、リスクを取る動きが広がり大幅広い銘柄が買われた。円安に加え、堅調な米エヌビディア決算も好感された。
スタンダードTOP20は大幅続伸。出来高4億6866万株。値上がり銘柄数740、値下がり銘柄数623と、値上がりが優勢だった。
個別ではリベルタ、住信SBIネット銀行がストップ高。ぷらっとホーム、あんしん保証は一時ストップ高と値を飛ばした。コーアツ工業、太洋基礎工業、大豊建設、大盛工業、日本ドライケミカルなど66銘柄は年初来高値を更新。テクニスコ、日本鋳鉄管、ジーデップ・アドバンス、リーダー電子、巴コーポレーションが買われた。
一方、エスクリがストップ安。ファブリカホールディングス、田谷、サン電子、小津産業、近鉄百貨店など6銘柄は年初来安値を更新。THE WHY HOW DO COMPANY、テーオーホールディングス、アウンコンサルティング、のむら産業、日本精密が売られた。
05月29日 東証グロース(大引け)
【市況】東証グロース(大引け)=売り買い拮抗、売りに押され気味
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東証グロース市場は個人投資家の資金も、米裁判所によるトランプ関税一部差し止めを受けて大きく値を上げたプライム市場の大型株に向かい、新興企業市場は売りに押され気味だった。
前日までグロース250が連日で年初来高値を更新しており、「利食い売りも出やすかった」という。個人の一部が、派手に値上がりする大型株に主戦場を移したことで、グロース全体の売買代金も前日に比べてやや少なくなった。ただ、人工知能(AI)開発のエクサWizなど好材料が出た銘柄には買いが続き、指数を下支えした。
東証グロース市場250指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比2.55ポイント(0.34%)安の740.39だった。
グロース市場ではジーエヌアイやSynsが下落し、GENDAやセーフィーは上昇した。
値上がり銘柄数275、値下がり銘柄数293と、売り買いが拮抗した。
個別ではデータセクションがストップ高。ブルーイノベーションは一時ストップ高と値を飛ばした。D&Mカンパニー、豆蔵デジタルホールディングス、ジーエヌアイグループ、ククレブ・アドバイザーズ、富士山マガジンサービスなど37銘柄は年初来高値を更新。セーフィー、オキサイド、ジェイドグループ、プレイド、Ridge−iが買われた。
一方、FIXER、GENDAが年初来安値を更新。Birdman、シイエヌエス、リビングプラットフォーム、ispace、ダイナミックマッププラットフォームはが売られた。
05月29日 東証プライム(前場)
東証プライム市場(前引け)=633円高と大幅反発、円安を追い風にリスクオン加速
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29日午前の日経平均株価は大幅に反発し、前引けは前日比633円30銭高の3万8355円70銭だった。
きょう前場は買い優勢で始まった後、一段とリスク選好の流れが強まり、日経平均は大幅高となった。600円を超える上昇で3万8300円台に駆け上がり、前場の高値近辺で取引を終えている。前日は欧米株市場が安かったものの、日本時間早朝に発表されたエヌビディア<NVDA>の決算が好調な内容を示し時間外取引で大きく買われたことから、マーケットのセンチメントが強気に傾いた。値がさのハイテク株などに買いが先行した。その後も米関税措置の違法判断をきっかけとした急速な円安・ドル高進行を手掛かりに、海外短期筋が株価指数先物への買いを膨らませたことで、日経平均は一方的に上げ幅を拡大した。
米国時間28日にエヌビディアが発表した2025年2〜4月期決算は売上高が前年同期比69%増の440億6200万ドルと四半期としては過去最高となり、市場予想も上回った。生成人工知能(AI)の強い需要は続いているとの見方から東エレク、アドテストなど半導体関連株が買われ、日経平均の押し上げ要因となった。
ニューヨークの国際貿易裁判所が28日、トランプ関税について一部差し止める決定を下したと報じられたことも、外国為替市場での円安進行と合わせ先物への買いを誘導し、上げ足を助長する格好となった。
米国際貿易裁判所は28日(日本時間29日午前)、トランプ米大統領が発動した関税を違法だとして阻止する判断を下した。米国の通商政策による世界経済の減速懸念が後退したとの楽観的な受け止めから、29日午前の東京外国為替市場で円相場は1ドル=146円近辺まで下落する場面があった。海外短期筋が円安進行に歩調をあわせて日経平均先物に断続的な買いを入れたことが、日経平均の一段高をけん引した面も大きかった。
市場関係者は、「エヌビディアの決算、米関税措置の違法判断、いずれも日本株の強いポジティブ材料だ。特に米国の関税措置は輸出企業の多い日本株の重荷だっただけに、企業業績が上振れすることへの思惑を高めている」とみていた。
後場の日経平均株価は、プラス圏で堅調に推移しそうだ。前場の終盤にかけて本日高値付近まで上げ幅を広げており、後場も引き続き半導体関連企業と輸出株が指数を牽引する可能性があろう。一方、一昨日27日の日本経済新聞の記事では、参議院選挙が7月に迫るなか、日本株市場では政権運営の不安定さに注目が集まっていると報じられていた。足元は物価高への国民の不満が強く、支持率が低迷。与野党からは消費減税を求める声があがっており、減税政策は株価を押し上げる材料となることが多いが、金利上昇を招くとの警戒も強いようだ。マクロ環境がやや落ち着きを見せ始める中、まだ先のイベントにはなるが参院選の動向も頭の片隅には置いておきたい。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前引けは40.62ポイント(1.47%)高の2810.13だった。JPXプライム150指数は反発し、21.35ポイント(1.75%)高の1241.39で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆3370億円、売買高は8億3407万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1130。値下がりは420、横ばいは75だった。
業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、電気機器、輸送用機器、証券・商品先物取引業などが上昇。パルプ・紙、陸運業が下落した。
個別では、売買代金トップに躍り出たフジクラが大幅高、アドバンテスト、ディスコ、東京エレクトロン、ルネサスエレクトロニクスなど半導体関連が軒並み上昇した。川崎重工業も買いが優勢、三井住友や三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも堅調。トヨタ自動車やホンダなど自動車株が高い。日本ヒュームが急騰、楽天銀行、SBIホールディングスも値を飛ばした。ソニーGが株式分割を考慮した上場来高値を更新し、任天堂、リクルートHD、日立などが上昇した。ほか、政府が大規模下水道更新工事を30年度までに完了目標と伝わり物色が向かった日本ヒュームが大幅高、楽天銀行、SBIホールディングス、テイカなどが値上がり率上位となった。
半面、バンナムHD、ニトリHDが安い。JR東やJR東海などの陸運株がやや軟調に推移。第一三共が冴えず、ソシオネクスト、ベイカレントが大幅安。gumi、GMOインターネットなども安い。そのほか、高利回り銘柄として配当権利落ちの影響強まったタマホームが大幅安、ビーウィズ、ライク、パルグループHDなどが値下がり率上位となった。
05月29日 東証スタンダード(前場)
【市況】東証スタンダード(前引け)=値上がり優勢、投資家心理が改善
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東証スタンダード市場は米裁判所がトランプ関税の一部差し止めを命じ投資家心理が改善、円安も進行し幅広い銘柄が買われた。米エヌビディア決算を好感した半導体関連株の上昇も目立った。スタンダードTOP20は大幅高。出来高2億4201万株。
値上がり銘柄数764、値下がり銘柄数544と、値上がりが優勢だった。
個別ではあんしん保証が一時ストップ高と値を飛ばした。コーアツ工業、太洋基礎工業、大豊建設、大盛工業、日本ドライケミカルなど59銘柄は年初来高値を更新。ぷらっとホーム、リベルタ、日本鋳鉄管、ジーデップ・アドバンス、アップガレージグループが買われた。
一方、ファブリカホールディングス、田谷、サン電子、小津産業、近鉄百貨店など6銘柄が年初来安値を更新。テーオーホールディングス、アウンコンサルティング、日本精密、ナガホリ、タケダ機械が売られた。
05月29日 東証グロース(前場)
【市況】東証グロース(前引け)=値上がり優勢、個人の投資家余力が回復
・・・続き
東証グロース市場は東証プライムの大型株が上昇するなかで個人の投資家余力が回復しており、新興株にも買いが波及した。大手証券が投資判断を引き上げたセーフィーなど好材料が出た銘柄への買いも支援材料となった。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比1.43ポイント(0.19%)高の744.37と、取引時間中としてはおよそ1年2カ月ぶりの高水準となった。グロースCoreも続伸。
グロース市場ではGENDAやエクサWizが上昇し、Synsやアイスペースなど宇宙関連は下落した。
値上がり銘柄数309、値下がり銘柄数238と、値上がりが優勢だった。
個別では、ブルーイノベーションが一時ストップ高と値を飛ばした。D&Mカンパニー、ジーエヌアイグループ、ククレブ・アドバイザーズ、富士山マガジンサービス、ティーケーピーなど31銘柄は年初来高値を更新。データセクション、セーフィー、トヨコー、cotta、プレイドが買われた。
一方、FIXER、GENDAが年初来安値を更新。HPCシステムズ、ダイナミックマッププラットフォーム、リビングプラットフォーム、note、フィスコが売られた。
05月29日 相場概況(寄り付き後)
【市況】東京株式(寄り付き) =反発スタート、米エヌビディア好決算との受け止め
・・・続き
【寄り付き概況】
29日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比324円57銭高の3万8046円97銭。
前日の欧州株市場が総じて軟調で、米国株市場でもNYダウが朝方高く始まったもののその後は下値を探る動きに終始した。
ただ、注目されたエヌビディアの決算発表は売上高や一株利益が市場コンセンサスを上回るなど好調な内容だった。同社株は時間外で大きく買われるなど人気化したことから、東京株式市場でも半導体セクターなどを中心に追い風材料となっている。外国為替市場で急速にドル高・円安方向に振れていることも投資家のセンチメント改善に寄与し、全体相場に浮揚力が加わっている。
一方、3万8000円近辺では累積売買代金が高水準で、戻り売り圧力をこなせるかどうかがポイントとなる。
05月29日 カタリストコメント
「反落」
・・・続き
「エヌビディアは通常取引で0.5%安、引け後の時間外取引当初は5%高」
「反落」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
半導体大手エヌビディアは通常取引で0.5%安。
引け後に発表した第1四半期決算は売上高が市場予想を上回った。
株価は時間外取引当初は5%上昇。
ただ、第2・四半期の売上高見通しは市場予想を下回った。
通常取引は0.5%安で終えた。
FTは「トランプ政権が半導体設計ソフトを提供する米企業に対し、
中国企業に対するサービス提供を停止するよう命じた」と報道。
これを受け、ケイデンス・デザイン・システムズは10.7%安。
の大幅安となった。
S&P500は年初来で0.1%高。
ただ2月19日最高値を依然として下回っている。
9月FOMCでFRBが利下げを再開すると確率は58%。
10月FOMCでの利下げの確率は79%。
10年国債利回りは4.475%。
5年国債利回りは4.061%
2年国債利回りは3.992%。
30年債利回りは4.972%。
ドル円は144円台後半。
円は40年国債に対する応札倍率が1年ぶりの低水準となり需要低迷を受けて弱含んだ。
WTI原油先物7月限は前日比0.95ドル(1.56%)高の1バレル=61.84ドル。
金先物8月限は前日比前日比5.50ドル(0.17%)安の1オンス=3294.90ドル。
SKEW指数は139.34→148,89→137.65。
2月18日の183は4月急落の伏線だったという後講釈も聞こえる。
恐怖と欲望指数は65→65。
昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
水曜のNYダウは244ドル(0.58%)安の42098ドルと反落。
高値42448ドル、安値42042ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは128.75(前日148.50)。
NASDAQは98ポイント(0.51%)安の19100ポイントと反落。
高値19276ポイント、安値19084ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは115.94(前日125.66)。
S&P500は32ポイント(0.56%)安の5888ポイントと反落。
高値5939ポイント、安値5881ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは124.08(前日141.84)。
水曜のダウ輸送株指数は163ポイント(1.10%)安の14667ポイントと反落。
SOX指数は26ポイント(0.55%)高の4834ポイントと反落。
VIX指数は19.31(前日18.96)。
NYSEの売買高は10.92億株(前日11.33億株)。。
3市場の合算売買高は156億株(前日169.9億株、過去20日平均177億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比170円高の37870円。
ドル建ては大証日中比185円高の37885円。
ドル円は144.82円。
10年国債利回り4.475%。
2年国債利回りは3.992%。
エヌビディアの2026年度第1四半期(1月27日-4月27日)の業績は増収、営業増益。
売上高は前年同期比69.2%増の440億ドル。
営業利益は28.0%増の216億ドル。
営業利益率は49.1%へ低下した。
前年同期は64.9%だった。
1株利益(希薄化後)は0.76ドル(前年同期0.60ドル)。
四半期配当は前年同期と同額の0.01ドル。
「新高値109銘柄と3ケタ」
水曜の日経平均は寄り付き370円高。
終値は1.71円(▲0.00%)安の37722円と4日ぶりに反落。
高値38178円。
安値37709円。
3日ぶりに日足陰線。
3月月中平均の37311円を3日連続で上回った。
3月23日に37100円→37111円にマド。
日経平均は12日連続で一目均衡の雲の上。
上限は35187円。
下限は33757円。
TOPIXは0.02ポイント(△0.00%)高の2769ポイントと4日続伸。
25日線(2695ポイント)を22日連続で上回った。
75日線(2681ポイント)を17日連続で上回った。
200線(2682ポイント)を16日連続で上回った。
日足は5日ぶりに陰線。
TOPIXコア30指数は4日ぶりに反落。
プライム市場指数は0.05ポイント(△0.00%)高の1425,37ポイントと4日続伸。
東証グロース250指数は6.22ポイント(△0.84%)高の742.94と3日続伸。
25日移動平均線からの乖離は△7.01%(前日△6.56%)。
プライム市場の売買代金は4兆2871億円(前日3兆3199億円)。
4日ぶりに4兆円台。
売買高は18.04株(前日13.31億株)。
値上がり792銘柄(前日1115銘柄)。
値下がり763銘柄(前日437銘柄)。
新高値109銘柄(前日69銘柄)。
新安値8銘柄(前日4銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは122.22(前日130.92)。
東証グロース市場の騰落レシオは112.61(前日119.34)。
NTレシオは13.62倍(前日13.62倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
TOPIXは7勝5敗で58.33%。
東証グロース市場指数は9勝3敗で75.00%。
上向きの25日線(36776円)から△2.57%(前日△2.91%)。
23日連続で上回った。
下向きの75日線は36810円。
14日連続で上回った。
下向きの200日線(37798円)から▲0.20%(前日▲0.21%)
10日連続で下回った。
上向きの5日線は37424円。
3日連続で上回った。
13週線は36423円。
26週線は37767円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.204%(前日▲16.078%)。
買い方▲4.918%(前日▲4.827%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲8.796%(前日▲8.025%)。
買い方▲6.951%(前日▲7.322%)。
3日連続で売り方買い方逆転。
空売り比率は36.5%(前日39.1%、4日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は7.9%(前日10.1)。
2日ぶりに1ケタ。
3月14日が15.2%。
3月7日が10.6%、
2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
昨年12月26日が14.4%。
5月23日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.47%(前週▲8.71%)
7月19日時点の▲5.54%、7月12日時点の▲4.62%がボトムだった。
4月11日時点は▲15.31%。
5月23日時点の裁定売り残は214億円減の364億円。
3週ぶりに減少。
当限は214億円減、翌限以降はゼロ。
裁定買い残は36256億円増の1兆7465億円。
2週ぶりに増加。
当限は33807億円増、翌限以降は245億円増。
日経VIは23.20(前日24.15)。
日経平均採用銘柄のPERは15.56倍(前日15.56倍)。
前期基準では14.98倍。
EPSは2424円(前日2424円)。
前期基準のEPSは2518円(前日2526円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
225のPBRは1.41倍(前日1.41倍)。
BPSは26753円(前日26754円)。
日経平均の予益回りは6.43%。
予想配当り利回りは2.22%。
指数ベースではPERは18.90倍(前日18.91倍)。
EPSは1995円(前日1994円)。
PBRは1.85倍(前日1.85倍)。
BPSは20390円(前日20397円)。
10年国債利回りは1.510%(前日1.475%)。
プライム市場の予想PERは15.28倍。
前期基準では14.82倍。
PBRは1.34倍。
プライム市場の予想益回りは6.54%。
配当利回り加重平均は2.57%。
東証プライムのEPSは175.26(前日168.44)。
2025年2月が180.62。
2024年12月161.79。
2024年2月が174.18。
2024年1月が175.24。
2023年10月が177.72。
2022年4月が118.12。
大商い株専有率(先導株比率)は34.5%(前日35.3%)。
2月19日が48.3%だった。
2月26日に26.0%まで低下。
プライム市場の単純平均は2円高の2678円(前日は2675円)。
プライム市場の売買単価は2376円(前日2494円)。
プライム市場の時価総額955兆円(前日955兆円)。
ドル建て日経平均は261.45(前日263.55)と4日ぶりに反落。
5月27日の263.55が年初来高値。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比170円高の37870円。
高値38330円、安値37660円。
水曜の大証夜間取引終値は日中比240円高の37940円。
ボリンジャーのプラス1σが37925円。
プラス2σが39075円。
マイナス1σが35626円。
マイナス2σが34477円。
週足のボリンジャーのプラス1σが37849円。
プラス2σが39275円。
マイナス1σが34998円。
マイナス2σが33572円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
月足陽線基準は36452円。
前月比プラス基準は36045円。
一応5月権利配当落ち日。
アノマリー的には「強い株高の日」。
《今日のポイント5月29日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
半導体大手エヌビディアは通常取引で0.5%安。
引け後に発表した第1四半期決算は売上高が市場予想を上回った。
株価は時間外取引で5%上昇。
10年国債利回りは4.475%。
5年国債利回りは4.061%
2年国債利回りは3.992%。
30年債利回りは4.972%。
ドル円は144円台後半。
SKEW指数は139.34→148,89→137.65。
2月18日の183は4月急落の伏線だったという後講釈も聞こえる。
恐怖と欲望指数は65→65。
昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
4月8日の3がボトム。
(2)水曜のダウ輸送株指数は163ポイント(1.10%)安の14667ポイントと反落。
SOX指数は26ポイント(0.55%)高の4834ポイントと反落。
VIX指数は19.31(前日18.96)。
NYSEの売買高は10.92億株(前日11.33億株)。。
3市場の合算売買高は156億株(前日169.9億株、過去20日平均177億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比170円高の37870円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆2871億円(前日3兆3199億円)。
4日ぶりに4兆円台。
売買高は18.04株(前日13.31億株)。
値上がり792銘柄(前日1115銘柄)。
値下がり763銘柄(前日437銘柄)。
新高値109銘柄(前日69銘柄)。
新安値8銘柄(前日4銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは122.22(前日130.92)。
東証グロース市場の騰落レシオは112.61(前日119.34)。
NTレシオは13.62倍(前日13.62倍)。
20年12月30日が12.90倍。
サイコロは5勝7敗で41.66%。
(4)上向きの25日線(36776円)から△2.57%(前日△2.91%)。
23日連続で上回った。
下向きの75日線は36810円。
14日連続で上回った。
下向きの200日線(37798円)から▲0.20%(前日▲0.21%)
10日連続で下回った。
上向きの5日線は37424円。
3日連続で上回った。
13週線は36423円。
26週線は37767円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.204%(前日▲16.078%)。
買い方▲4.918%(前日▲4.827%)。
東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲8.796%(前日▲8.025%)。
買い方▲6.951%(前日▲7.322%)。
3日連続で売り方買い方逆転。
(6)空売り比率は36.5%(前日39.1%、4日連続で40%割れ)。
空売り規制なし銘柄の比率は7.9%(前日10.1)。
2日ぶりに1ケタ。
5月23日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.47%(前週▲8.71%)
7月19日時点の▲5.54%、7月12日時点の▲4.62%がボトムだった。
4月11日時点は▲15.31%。
5月23日時点の裁定売り残は214億円減の364億円。
3週ぶりに減少。
当限は214億円減、翌限以降はゼロ。
裁定買い残は36256億円増の1兆7465億円。
2週ぶりに増加。
当限は33807億円増、翌限以降は245億円増。
日経VIは23.20(前日24.15)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.56倍(前日15.56倍)。
前期基準では14.98倍。
EPSは2424円(前日2424円)。
前期基準のEPSは2518円(前日2526円)。
直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2488円。
直近ボトムは5月16日2186円。
225のPBRは1.41倍(前日1.41倍)。
BPSは26753円(前日26754円)。
日経平均の予益回りは6.43%。
予想配当り利回りは2.22%。
指数ベースではPERは18.90倍(前日18.91倍)。
EPSは1995円(前日1994円)。
PBRは1.85倍(前日1.85倍)。
BPSは20390円(前日20397円)。
10年国債利回りは1.510%(前日1.475%)。
(8)大商い株専有率(先導株比率)は34.5%(前日35.3%)。
プライム市場の単純平均は2円高の2678円(前日は2675円)。
プライム市場の時価総額955兆円(前日955兆円)。
ドル建て日経平均は261.45(前日263.55)と4日ぶりに反落。
5月27日の263.55が年初来高値。
(9)ボリンジャーのプラス1σが37925円。
プラス2σが39075円。
マイナス1σが35626円。
マイナス2σが34477円。
週足のボリンジャーのプラス1σが37849円。
プラス2σが39275円。
マイナス1σが34998円。
マイナス2σが33572円。
3月配当権利落ち前は37799円。
★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
日経平均株価の9月月中平均は37162円。
TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
月足陽線基準は36452円。
前月比プラス基準は36045円。
一応5月権利配当落ち日。
アノマリー的には「強い株高の日」。
今年の曜日別勝敗(5月28日まで)
↓
月曜10勝8敗
火曜12勝6敗
水曜10勝11敗
木曜12勝7敗
金曜8勝12敗
5月23日時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.47%(前週▲8.71%)
7月19日時点の▲5.54%、7月12日時点の▲4.62%がボトムだった。
4月11日時点は▲15.31%。
5月23日時点の信用売り残は488億円増の7814億円。
6週連続で増加。
同信用買い残は819億円増の3兆9238億円。
2週連続で増加。
昨年6月21日時点は4兆9117億円。
7週連続で3兆円台。
信用倍率は5.02倍(前週5.24倍)。
4週連続で3月21日時点(5.28倍)以来の5倍台。
4月4日が9.63倍、8月9日が7.48倍、8月2日が8.72倍。
5月23日時点の裁定売り残は214億円減の364億円。
3週ぶりに減少。
当限は214億円減、翌限以降はゼロ。
裁定買い残は36256億円増の1兆7465億円。
2週ぶりに増加。
当限は33807億円増、翌限以降は245億円増。
メモリアルデーの翌週の米株には強い経験則があるが、近年はその強さが鈍っているという。
1971年から1995年にかけ、メモリアルデーの翌週にダウとS&P500は68%の確率で上昇。
平均騰落率はプラス0.8%だったという。
しかし1996年以降、メモリアルデーの翌週のダウの上昇確率は41.4%。
平均騰落率はプラス0.02%。
今年の3連休明けのNYダウは1.78%高と5日ぶりに急反発だった。
水曜は0.58%安。
TOPIX構成銘柄で5月と11月に本決算を迎える企業は50社に満たない。
金額は60億円超と推計。
大引けにTOPIXの月末リバランスが発生する。
ターンオーバーは片道約0.15%と推計。
自己株式消却に伴い、日本郵政(6178)やENEOS(5020)などに売り需要が発生。
各銘柄の想定需要は下記の通り。
TOPIX連動資産を約110兆円と推計。
売買日数は過去3カ月間の平均売買代金を基に算出。
・売り需要上位10銘柄
コード 銘柄略称 株数(千株)金額(百万円)売買日数(日)
6178 日本郵政 -39,466 -52,549.24 -5.90
5020 ENEOS -55,124 -37,236.17 -3.88
9787 イオンディライ -1,655 -8,935.11 -12.57
9602 東 宝 -1,052 -8,159.76 -1.74
7958 天 馬 -1,779 -6,349.89 -42.63
3328 BEENOS -1,550 -6,184.64 -25.49
5019 出光興産 -6,936 -5,877.55 -1.28
7832 バンダイナム -1,146 -5,463.98 -0.42
4887 サワイGHD -2,169 -4,132.34 -3.62
8309 三住トラスト -1,057 -3,927.51 -0.38
・買い需要上位10銘柄
コード 銘柄略称 株数(千株)金額(百万円)売買日数(日)
7203 トヨタ 2,131 5,585.29 0.07
6758 ソニーG 1,383 5,170.81 0.08
8306 三菱UFJ 2,532 4,950.33 0.04
6501 日 立 1,030 3,970.64 0.07
7974 任天堂 253 3,027.58 0.05
8316 三井住友 815 2,936.67 0.05
6098 リクルートHD 314 2,662.88 0.05
6861 キーエンス 40 2,482.36 0.07
8058 三菱商 784 2,284.55 0.06
7011 三菱重 708 2,261.69 0.01
市場関係者コロさんのメルマガ。
↓
米国で「TACOトレード」と言う言葉があるらしいです。
「TACO」とは「Trump Always Chickens Out」(トランプはいつも土壇場でびびる)の略と。
どうしても「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の悪役ビフ・タネンとダブってしまう。
因みに・・・。
タネン家の人物はPART1、PART2、PART3でそれぞれ肥やしまみれになるという災難に遭っている。
マンハッタンからレポート。
↓
連邦裁判所は水曜日東部標準時7時19分頃、トランプ大統領には経済緊急事態法に
基づき、世界的な関税を課す権限がないとの判決を下した。
Axiosが報じた。
トランプ大統領は、関税問題でこれまで適用されたことのない1977年の法律を利用
し、世界中で一方的に広範な貿易関税を課した。
原告団である企業と州は、大統領の命令は、憲法が議会に輸入関税に関する権限を
与えていることに違反しているとして訴訟を起こした。
判事の見解
本件2件の訴訟における争点は、「1977年国際緊急経済権限法(IEEPA)が、世界中
のほぼすべての国からの製品に無制限の関税を課す権限という形で、大統領にこれ
らの権限を委譲しているかどうかである」と、3人の判事からなる合議体は述べてい
る。裁判所はIEEPAがそのような無制限の権限を付与しているとは解釈せず、同法
に基づいて課された争点となっている関税を破棄するとしている。
記録のために記すと、ホワイトハウスは水曜日の夕方、Axios のコメント要請にす
ぐには応じなかった。
原告らは、1977年の国際緊急経済権限法(IEPPA)は関税の使用を認めていないと主
張している。仮に認めていたとしても、今回の貿易赤字は、緊急事態は「異常かつ
並外れた脅威」によってのみ引き起こされるという同法の要件を満たしていないと
原告らは主張する。米国は49年連続で世界との貿易赤字を抱えている。
トランプ大統領は、アメリカの巨額かつ長年の貿易赤字を解消するため、世界のほ
とんどの国に関税を課した。それ以前にも、不法移民の流入や米国国境を越える合
成オピオイドの流入に対抗するため、カナダ、中国、メキシコからの輸入品に関税
を課した。トランプ大統領政権は、1971年に当時のリチャード・ニクソン大統領が緊
急関税を発動したことを裁判所が承認しており、大統領の緊急事態宣言の根拠が法
律に準拠しているかどうかという「政治的」問題を判断できるのは裁判所ではなく
議会のみであると主張している。
トランプ大統領が課した関税は、世界の金融市場を揺るがし、多くのエコノミスト
がアメリカの経済成長見通しを引き下げた。しかしながら、今のところ、関税は世
界最大の経済大国であるアメリカにほとんど影響を与えていないようだ。
この判断を受け、米国株の先物は上昇している。
◇━━━ カタリスト━━━◇
キッズスター(248A)・・・動兆
子ども向け社会体験アプリ「ごっこランド」、関連イベント展開。
くふうカンパニーHD子会社
(兜町カタリスト櫻井)
05月29日 相場展望(寄り付き前)
【オープニングコメント】
堅調展開か
・・・続き
29日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均予想レンジは、3万7500円-3万8000円を想定。(28日終値3万7722円40銭)
米国株は下落。ダウ平均は244ドル安の42098ドルで取引を終えた。
現地28日の米国株式は下落したものの、注目されていたエヌビディアの決算は、売上高が市場予想の平均を上回り、同社の株価は時間外取引で上昇。日本株も半導体関連を中心に買いが先行するとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の後半(28日は144円14-16銭)、ユーロ・円が1ユーロ=163円台の半ば(同163円27-31銭)と円安方向に振れていることも支え。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比170円高の3万7870円だった。
【好材料銘柄】
■cotta <3359>
今期経常を6%上方修正。
■イー・ギャランティ <8771>
株主還元方針を変更。累計配当を導入するほか、28年3月期末までの間に100億円の自己株式取得を目指す。あわせて、発行済み株式数(自社株を除く)の6.26%にあたる300万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。買い付け期間は6月2日から26年3月31日まで。
■売れるネット広告社グループ <9235>
東証が29日売買分から信用取引の臨時措置を解除する。日証金も増担保金徴収措置を解除。また、M&A仲介・アドバイザリー事業を展開するエムレイスと業務提携。
【主な経済指標・スケジュール】
29(木)
【国内】
予定はありません
【海外】
米1-3月期GDP改定値(21:30)
米7年国債入札
《米決算発表》
コストコ、デル、アルタ・ビューティー、ベストバイ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
05月28日 NY株/欧州株概況
【市況】ダウ反落244ドル安、エヌビディア決算控え様子見
・・・続き
28日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前日比244ドル95セント(0.57%)安の4万2098ドル70セントで終えた。28日の取引終了後にエヌビディアが2025年2〜4月期決算を発表するのを控えて持ち高調整の売りが主力株に出た。米連邦準備理事会(FRB)の利下げが目先は見込みにくいとの観測も株価の重荷だった。
エヌビディアはこの日の取引終了後に決算を発表。日系証券筋はこれに先立ち、「米政府による半導体の対中輸出規制の影響や、製品の需要見通しなどに関する説明に注目している」と語った。この日は前日の米株式相場が大幅高となった反動から利食い売りも出やすかった。
また午後には、トランプ政権が半導体設計ソフトを提供する米企業に対し、中国企業に対するサービス提供を停止するよう指示したとの英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道が嫌気されてダウは下げ幅を拡大した。
FRBが28日に公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6〜7日開催分)によると、参加者らは「経済見通しを巡る不確実性はさらに高まっている」との見解で一致した。金融政策の判断にあたっては、トランプ米大統領による関税政策の影響が明らかになるまでは「注意深く取り組むのが適切だ」とした。利下げに慎重な姿勢が改めて示され、ダウ平均は下げ幅を300ドルあまりに広げる場面があった。
米長期金利は4.4%台後半と前日終値(4.44%)を上回っている。金利と比べた相対的な割高感が意識されたことも主力株への売りを促した。
フィナンシャル・タイムズは28日午後、トランプ政権が半導体設計ソフトを手掛ける企業に対して中国への販売を停止するよう伝えたと報じた。半導体を巡る対中規制の強化に対する懸念が広がり、エヌビディアが下げた。ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体設計ソフトのケイデンス・デザイン・システムズが急落した。
ダウ平均の構成銘柄ではメルクやナイキ、シェブロンが下落した。ゴールドマン・サックスにも売りが出た。半面、ユナイテッドヘルス・グループとボーイングは上昇した。
ナスダック総合株価指数は反落した。前日比98.225ポイント(0.51%)安の1万9100.938(速報値)で終えた。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株のほか、テスラが下げた。
【シカゴ日本株先物概況】
28日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前日比480円安の3万7870円で終えた。この日は米主要株価指数が軟調だったため、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが波及した。
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
28日の英FTSE100種総合株価指数は反落し、前日比52.04ポイント(0.59%)安の8726.01で終えた。米関税政策を巡る警戒感が根強い。ドイツやフランスなど他の欧州の株式相場が下げ、英国株にも売りが優勢となった。
FTSEの構成銘柄では、ホームセンター大手キングフィッシャーが3.55%安、流通大手セインズベリーが3.07%安、金融大手ロイズ・バンキング・グループが2.37%安と下げを主導。一方、産金大手エンデバー・マイニングは2.06%高、投資持ち株会社パーシングスクエア・ホールディングスは2.01%高、学生向け住宅の開発・運営を手掛けるユナイト・グループは1.83%高となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
28日のドイツ株価指数(DAX)は3営業日ぶりに反落し、前日比188.30ポイント(0.77%)安の2万4038.19で終えた。米国と欧州連合(EU)の貿易交渉の成り行きを見極めたいと、慎重な見方が根強い。
米東部時間28日夕に米半導体大手エヌビディアが公表する四半期決算にも投資家の関心が向かう。DAXが最高値圏で推移するなか、持ち高調整や利益確定の売りが出やすかった面もある。
個別では、商用車大手ダイムラー・トラックが4.21%安、通販大手ザランドが3.16%安、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが2.46%安と下落。半面、自動車大手BMWは4.32%高、同業メルセデス・ベンツは2.71%高、自動車部品大手コンチネンタルは1.39%高で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
フランスの株価指数CAC40は続落し、前日比0.49%安で終えた。
05月29日 毎日コラム
「なぜ、あの人とは話が通じない!」イラッとくる
・・・続き