【市況一覧】
日経平均株価
38,354.09 -49.14 06/23
TOPIX
2,761.18 -10.08 06/23
マザーズ
751.02 +0.31 06/23
NYダウ平均
42,206.82 +35.16 06/21
ナスダック総合
19,447.41 -98.86 06/21


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    【大引け概況】

    23日の日経平均株価は3日ぶりに反発し、終値は前日比174円60銭高の3万7160円47銭だった。
     
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    前日の米株式市場では、NYダウが小幅安だったものの、ハイテク株は堅調でナスダック指数は上昇した。為替も前日夕方に比べやや円安で推移するなか、日経平均株価は値を上げてスタート。大手重工など防衛関連株や半導体株などに買いが流入した。午前10時30分過ぎには日経平均株価は380円を超える上昇となった。ただ、3万7400円に近づいた水準では売りが膨らみ上値は抑えられた。週末には3回目の日米関税交渉も予定されるなか、後場は様子見姿勢が強まり3万7100円台を中心とする一進一退が続いた。
     
    米長期金利の低下(債券価格は上昇)を受け、外国為替市場で円相場は1ドル=143円台後半で推移する場面が目立つなど、前日夕時点に比べて円安・ドル高方向に振れた。円安進行に歩調を合わせた買いが株価指数先物に断続的に入り、日経平均を押し上げた。
     
    前日の米債券市場で長期金利は4.5%台に低下した。米財政悪化懸念から朝方には一時4.62%と約3カ月ぶりの水準に上昇したが、持ち高整理の債券買いが優勢となり、金利上昇が一服した。米株市場では金利低下を支えにナスダック総合株価指数が3日ぶりに反発。きょうの東京市場でもアドテストなど値がさの半導体関連株の一角が買われた。国内長期金利も低下し、株式の相対的な割高感が和らいだと受け止められたことも株買いにつながった。決算発表が一巡し、ゲーム関連や原子力発電関連など個別に材料の出た銘柄を物色する動きも活発だった。
     
    ただ、大引けにかけては週末を前に持ち高調整目的の売りが出て、急速に伸び悩んだ。赤沢亮正経済財政・再生相が23日から訪米し、週末には日米関税交渉の3回目の協議に臨む。赤沢氏のカウンターパートであるベッセント米財務長官が欠席する見通しとも伝わるが、交渉の結果を見極めたいとの雰囲気も強かった。
     
    石破茂首相は23日、トランプ米大統領と電話で45分間協議し、米国の関税措置への対応や経済安全保障分野の協力について意見を交わした。市場では「米国側による円安是正要求への警戒感はなお強く、午後に円が下げ渋ったことも日経平均の上値を抑えた」との声が聞かれた。
     
    日米通商交渉ではベッセント財務長官が欠席する見通しとあって、交渉に大きな進展は期待できないのではないかとの見方がある。米国では23日、クック米連邦準備理事会(FRB)理事の講演が予定されるなど複数の米金融当局幹部の発言機会もあり、為替相場に影響を及ぼす可能性はありそうだ。26日は、米国がメモリアルデー、英国がスプリング・バンクホリデーでそれぞれ休場となるため、海外投資家の動きが鈍くなることが予想されるだけに、目先は3万7000円を挟んだレンジ内の動きになりそうだ。

    東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発した。終値は18.43ポイント(0.68%)高の2735.52だった。JPXプライム150指数も3日ぶりに反発し、9.05ポイント(0.76%)高の1202.75で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆9321億円、売買高は15億7815万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1118。値下がりは450、横ばいは64だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は、非鉄金属、機械、その他製品などが上昇。鉱業、電気・ガス業、証券・商品先物取引業などが下落した。
     
    個別銘柄では、三菱重工業や川崎重工業、IHI、日製鋼が高く、フジクラや古河電気工業が買われた。アドバンテストや東京エレクトロンもしっかり。
    ファストリや東京海上が高い。任天堂やコナミG、バンナムHDなどゲーム株の上昇が目立った。三井住友フィナンシャルグループ、豊田自動織機が堅調。日本製鋼所や三井E&S、名村造船所が買い人気を集めた。
     
    半面、レーザーテックやディー・エヌ・エーが安く、サンリオや三菱UFJフィナンシャル・グループが値を下げた。信越化学工業やリクルートホールディングス、SMC、京セラが下落し、セブン&アイ・ホールディングスやオリックス、日本郵船、ニトリホールディングス、エーザイが軟調だった。






     

    東証スタンダード市場は利益確定売りに押され、前日終値を挟んだもみ合いとなった。

    スタンダードTOP20は続伸。出来高は4億8483万株。

    値上がり銘柄数771、値下がり銘柄数632と、値上がりが優勢だった。


    個別では、ぷらっとホーム、ピープル、BSNメディアホールディングスがストップ高。内海造船、イー・ロジットは一時ストップ高と値を飛ばした。アズパートナーズ、松井建設、日東富士製粉、B-R サーティワンアイスクリーム、クエストなど45銘柄は年初来高値を更新。テリロジーホールディングス、エヌエフホールディングス、ジオマテック、児玉化学工業、巴川コーポレーションが買われた。


     一方、ボルテージ、リミックスポイントがストップ安。メタプラネットは一時ストップ安と急落した。滝沢ハム、太平製作所、やまやは年初来安値を更新。ネクスグループ、シダー、木徳神糧、フォーシーズHD、AIフュージョンキャピタルグループが売られた。

     

    東証グロース市場は朝方は高く始まったものの、外国為替市場で円相場が前日夕に比べ対ドルで下落していることが、これまで上昇基調にあった内需系の銘柄などへの利益確定売りを促し、指数は下げに転じた。


    市場では「新興株の先高観は崩れていないが、25日移動平均線より上振れて推移していた銘柄が目立ち、利益確定を目的とした売りが出たようだ」との声が聞かれた。

    東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比2.34ポイント(0.33%)安の711.55だった。

    グロース市場ではサンバイオやトヨコーが下落した。一方、QPS研究所やカバーは上昇した。

    値上がり銘柄数236、値下がり銘柄数340と、値下がりが優勢だった。

    個別では、ジーエヌアイグループがストップ高。Veritas In Silico、いつもは一時ストップ高と値を飛ばした。ジンジブ、TENTIAL、ZenmuTech、デジタルグリッド、リネットジャパングループなど22銘柄は年初来高値を更新。イード、HENNGE、ステラファーマ、ワンダープラネット、オキサイドが買われた。


     一方、トヨコーが一時ストップ安と急落した。オルツ、Schoo、Arentpは年初来安値を更新。フィスコ、Unipos、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、グローバルウェイ、イオレが売られた。

     


    23日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比294円97銭高の3万7280円84銭だった。
     
    前日の米国市場でナスダック指数が上昇し、東京株式市場でも半導体関連株などが堅調な値動きとなった。また、為替相場は前日夕方に比べ1ドル=143円台後半と円安で推移していることも安心感を呼んでいる。日経平均株価は一時380円を超える上昇となったが、3万7400円に接近すると売りが膨らみ上値は抑えられた。
     
    前日の米債券市場で長期金利は4.5%台と、前の日の4.60%から低下した。米連邦議会下院がトランプ減税の恒久化を含む大型法案を可決。米財政悪化懸念から朝方に一時4.62%と約3カ月ぶりの水準に上昇した後、持ち高整理の債券買いが優勢となり、金利の上昇が一服した。米株市場では金利低下を支えに半導体大手エヌビディアなどハイテク株が買われ、ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発した。きょうの東京株式市場でもアドバンテストなど値がさの半導体関連株の一角が買われた。
     
    米金利の低下を受けて国内長期金利も低下し、株式の相対的な割高感が和らいだと受け止められたことも株買いにつながった。前日22日の日経平均は続落し、8日以来2週間ぶりの安値で終えたとあって、下値では押し目買いを入れる動きが活発だった。
     
    前場のプライム市場の売買代金は1.8兆円ほどと様子見ムードは強い。後場の東京株式市場も目立った売買材料に乏しいことから、動意に欠ける展開となりそうだ。日米通商交渉は目立った進展は期待できないとの見方は強まっているが、足元の日経平均は1000円ほど調整したことで下値は限定的と見る。為替動向を横目に見る必要はあるが、後場の日経平均は37200円水準でのもみ合いを想定する。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは22.04ポイント(0.81%)高の2739.13だった。JPXプライム150指数も反発した。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8608億円、売買高は7億3216万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1217。値下がりは361、横ばいは53だった。
     
    業種別では、非鉄金属、その他製品、機械、電気機器、パルプ・紙などが上昇した一方、鉱業、医薬品、証券・商品先物、電気・ガスの4セクターのみ下落した。
     
    個別銘柄では、会社説明会の内容が材料視されて住友電工が大幅高となったほか、フジクラ、古河電工など電線株がつれ高。また、政府が防衛装備品の輸出拡大に向けて、護衛艦や戦闘機の売り込みに注力すると報じられたことなどから、三菱重工業、日本製鋼所、IHI、川崎重工業など防衛関連銘柄が買われた。このほか、富士通、パナソニックHD、東ソー、日本電気、任天堂やコナミG、バンナムHDなどが買われた。

    一方、住友ファーマ、エーザイ、協和キリン、第一三共など医薬品株が総じて軟調推移となったほか、ソシオネクスト、スクリーンHDなど半導体株の一角も弱い。このほか、京成電鉄、ニチレイ、東海カーボン、シャープSMC、ニトリHD、ニチレイなどが売られた。
     

     


    東証スタンダード市場は株式市場の重しとなっていた長期金利が日米ともに上昇一服となり投資家心理が改善。為替が円安方向となっていることも支えとなった。
    スタンダードTOP20は続伸。出来高は2億6779万株。
    値上がり銘柄数782、値下がり銘柄数525と、値上がりが優勢だった。
     
     個別では内海造船、BSNメディアホールディングスがストップ高。ぷらっとホームは一時ストップ高と値を飛ばした。アズパートナー、日東富士製粉、クエスト、日本食品化工、シノブフーズなど37銘柄は年初来高値を更新。ピープル、テリロジーホールディングス、巴川コーポレーション、日本ラッド、エヌエフホールディングスが買われた。
     
     一方、ボルテージ、リミックスポイントがストップ安。メタプラネットは一時ストップ安と急落した。滝沢ハム、太平製作所、やまやは年初来安値を更新。ネクスグルー、シダー、木徳神糧、GFA、AIフュージョンキャピタルグループが売られた。

     


    東証グロース市場は朝方は高く始まったものの、外国為替市場で円相場が前日夕に比べ対ドルで下落していることが、これまで上昇基調にあった内需系の銘柄などへの利益確定売りを促し、指数は下げに転じた。
     
    市場では「新興株の先高観は崩れていないが、25日移動平均線より上振れて推移していた銘柄が目立ち、利益確定を目的とした売りが出たようだ」との声が聞かれた。
     
    東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前日比2.34ポイント(0.33%)安の711.55だった。
    グロース市場ではサンバイオやトヨコーが下落した。一方、QPS研究所やカバーは上昇した。
    値上がり銘柄数230、値下がり銘柄数329と、値下がりが優勢だった。
     
     個別では、ジンジブ、TENTIAL、ZenmuTech、デジタルグリッド、リネットジャパングループなど19銘柄が年初来高値を更新。イード、トゥエンティーフォーセブン、ワンダープラネット、HENNGE、HPCシステムズが買われた。
     
     一方、オルツ、Schoo、Arentが年初来安値を更新。フィスコ、Unipos、グローバルウェイ、イオレ、トヨコーが売られた。
     
     
     
     
     
     

    【寄り付き概況】
     
    23日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比175円87銭高の3万7161円74銭。
     
    前日の米株式市場では、NYダウが1ドル安と小幅安だったが、ナスダック指数は上昇した。半導体関連株などが値を上げた。これを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。また、為替は1ドル=143円90銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。

    東証株価指数(TOPIX)は反発している。

    個別では、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が高い。バンナムHDやコナミG、任天堂が上昇した。フジクラや住友電も買われた。一方、ニトリHDが安い。スズキや大塚HDが下落した。京成やオリックスが売られた。


     



    「紙風船」

    「ビットコインは過去最高値を更新」

    木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
    トランプ大統領の大型減税を盛り込んだ税制・歳出法案を僅差で可決。
    債券利回りは一時上昇したもののその後低下。
    S&P500NYダウはほぼ変わらず。
    ナスダック総合は小幅に反発。
    エヌビディア、アマゾン、テスラなどの大型成長株は上昇。
    アルファベットは1.3%高。
    一時、約3カ月ぶりの高値を付けた。
    アップルは0.36%安。
    クラウド上でデータ管理・分析を手がけるスノーフレイクが13%高。
    トランプ大統領の税制法案で多くのグリーンエネルギー補助金が打ち切られる見込み。
    太陽光発電のファースト・ソーラーが4.3%安。
    5月のS&Pグローバル米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.1。
    前月の50.6から上昇した。
    製造業PMIは52.3。
    前月の50.2から上昇。
    市場予想の50.1を上回った。
    サービス業PMIは52.3。
    前月の50.8から上昇。
    市場予想は前月から横ばいだった。
    4月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比0.5%減少し400万戸。
    供給増加と住宅ローン金利の一時的な低下にもかかわらず予想外に減少。
    4月としては2009年以来の低水準。
    市場予想は410万戸。
    前年同月比は2.0%減だった。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2000件減の22.7万件。
    市場予想は23万件。
    週間継続受給件数は3.6万件増の190.3万件・。
    2021年後半以来の水準に戻った。
    10年国債利回りは4.528%。
    5年国債利回りは4.091%
    2年国債利回りは3.990%。
    30年債利回りは5.040%。
    ドル円は144円水準。
    WTI原油先物7月限は前日比前日比0.37ドル(0.60%)安の1バレル=61.20ドル。
    金先物6月限は前日比18.50ドル(0.56%)安の1オンス=3295.00ドル。
    ビットコインは一時3.4%上昇し11万1965.62ドルと過去最高値を更新。
    SKEW指数は137.27→137.28→139.04。
    恐怖と欲望指数は66→66。
    昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
    4月8日の3がボトム。

    木曜のNYダウは1ドル(0.00%)安の41859ドルと3日続落。
    高値42090ドル、安値41714ドル。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは135.65(前日128.44)。
    NASDAQは53ポイント(0.28%)高の18925ポイントと3日ぶりに反発。
    高値19061ポイント、安値18840ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは121.82(前日118.78)。
    S&P500は2ポイント(0.04%)安の5842ポイントと3日続落。
    高値5878ポイント、安値5825ポイント。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは131.96(前日126.82)。
    木曜のダウ輸送株指数は63ポイント(0.44%)高の14623ポイントと4日ぶりに反発。
    SOX指数は27ポイント(0.57%)安の4775ポイントと6日続落。
    VIX指数は20.28(前日20.87)。
    NYSEの売買高は11.49億株(前日12.57億株)。。
    3市場の合算売買高は169.9億株(前日193.9億株、過去20日平均175.6億株)。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比20円高の37040円。
    ドル建ては大証日中比55円高の37075円。
    ドル円は144.01円。
    10年国債利回り4.528%。
    2年国債利回りは3.990%。

    「空売り規制なし銘柄の比率は10.6%と16日ぶりに2ケタ」

    木曜の日経平均は寄り付き367円安。
    終値は313円(▲0.84%)安の36985円と続落。
    高値37100円。
    安値36855円。
    2日ぶりに日足陽線。
    3月月中平均の37311円を2日連続で下回った。
    5月SQ値37572円を3日連続で下回り5勝5敗。
    5月21日は37299円→36262円にマド。
    日経平均は9日連続で一目均衡の雲の上。
    上限は35237円。
    下限は33611円。
    TOPIXは15.79ポイント(▲0.58%)安の2717ポイントと続落。
    25日線(2658ポイント)を18日連続で上回った。
    75日線(2682ポイント)を13日連続で上回った。
    200線(2682ポイント)を12日連続で上回った。
    日足は3日ぶりに陽線。
    TOPIXコア30指数は続落。
    プライム市場指数は8.13ポイント(▲0.58%)安の1398,35ポイントと続落。
    東証グロース250指数は2.68ポイント(▲0.37%)安の713.89と続落。
    25日移動平均線からの乖離は△4.81%(前日△5.70%)。
    プライム市場の売買代金は4兆935億円(前日4兆1957億円)。
    3日連続で4兆円台。
    売買高は16.73株(前日18.12億株)。
    値上がり510銘柄(前日747銘柄)。
    値下がり1067銘柄(前日816銘柄)。
    新高値28銘柄(前日35銘柄)。
    新安値25銘柄(前日12銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは121.67(前日132.07)。
    東証グロース市場の騰落レシオは117.08(前日120.97)。
    NTレシオは13.61倍(前日13.65倍)。
    20年12月30日が12.90倍。
    サイコロは5勝7敗で41.66%。
    TOPIXは7勝5敗で58.33%。
    東証グロース市場指数は9勝3敗で75.00%。
    上向きの25日線(36262円)から△1.99%(前日△3.20%)。
    19日連続で上回った。
    下向きの75日線は36893円。
    10日連続で上回った。
    下向きの200日線(37810円)から▲2.18%(前日▲1.38%)。
    6日連続で下回った。
    下向きの5日線は37413円。
    6日連続で下回った。
    13週線は36366円。
    26週線は37779円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.489%(前日▲14.216%)。
    買い方▲6.182%(前日▲5.945%)。
    東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲6.276%(前日▲5.349%)。
    買い方▲8.889%(前日▲8.602%)。
    空売り比率は41.2%(前日43.2%、2日連続で40%超)。
    空売り規制なし銘柄の比率は10.6%(前日9.2%)。
    16日ぶりに2ケタ。
    3月14日が15.2%。
    3月7日が10.6%、
    2月20日が11.5%、1月6日が12.2%。
    昨年12月26日が14.4%。
    日経VIは25.40(前日23.53)。
    日経平均採用銘柄のPERは15.27倍(前日16.06倍)。
    前期基準では14.70倍。
    EPSは2422円(前日2322円)。
    前期基準のEPSは2515円(前日2520円)。
    直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2387円。
    直近ボトムは11月14日2425円。
    225のPBRは1.39倍(前日1.40倍)。
    BPSは26608円(前日26642円)。
    日経平均の予益回りは6.55%。
    予想配当り利回りは2.28。
    指数ベースではPERは18.56倍(前日19.11倍)。
    EPSは1992円(前日1951円)。
    指数ベースは2日ぶりに上昇。
    PBRは1.82倍(前日1.83倍)。
    BPSは20321円(前日20381円)。
    10年国債利回りは1.570%(前日1.515%)。
    プライム市場の予想PERは15.09倍。
    前期基準では14.56倍。
    PBRは1.32倍。
    プライム市場の予想益回りは6.62%。
    配当利回り加重平均は2.61%。
    東証プライムのEPSは174.18(前日167.06)。
    2025年2月が180.62。
    2024年12月161.79。
    2024年2月が174.18。
    2024年1月が175.24。
    2023年10月が177.72。
    2022年4月が118.12。
    大商い株専有率(先導株比率)は28.9%(前日32.1%)。
    2月19日が48.3%だった。
    2月26日に26.0%まで低下。
    プライム市場の単純平均は7円安の2628円(前日は2636円)。
    プライム市場の売買単価は2445円(前日2314円)。
    プライム市場の時価総額938兆円(前日944兆円)。
    ドル建て日経平均は258.16(前日259.94)と3日ぶりに反落。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比20円高の37040円。
    高値37210円、安値36705円。
    木曜の大証夜間取引終値は日中比130円高の371500円。
    ボリンジャーのプラス1σが37593円。
    プラス2σが39044円。
    プラス3σが40495円。
    マイナス1σが34691円。
    マイナス2σが33240円。
    週足のボリンジャーのプラス1σが37790円。
    プラス2σが39190円。
    マイナス1σが34990円。
    マイナス2σが33530円。
    3月配当権利落ち前は37799円。
    ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
    ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
    ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
    ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    週足陽線基準は37498円。
    前週比プラス基準は37753円。

    《今日のポイント5月23日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
       10年国債利回りは4.528%。
       5年国債利回りは4.091%
       2年国債利回りは3.990%。
       30年債利回りは5.040%。
       ドル円は144円水準。
       SKEW指数は137.27→137.28→139.04。
       恐怖と欲望指数は66→66。
       昨年10月18日の75がピーク(2023年10月5日が20)。
       4月8日の3がボトム。

    (2)木曜のダウ輸送株指数は63ポイント(0.44%)高の14623ポイントと4日ぶりに反発。
       SOX指数は27ポイント(0.57%)安の4775ポイントと6日続落。
       VIX指数は20.28(前日20.87)。
       NYSEの売買高は11.49億株(前日12.57億株)。。
       3市場の合算売買高は169.9億株(前日193.9億株、過去20日平均175.6億株)。
       木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比20円高の37040円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆935億円(前日4兆1957億円)。
       3日連続で4兆円台。
       売買高は16.73株(前日18.12億株)。
       値上がり510銘柄(前日747銘柄)。
       値下がり1067銘柄(前日816銘柄)。
       新高値28銘柄(前日35銘柄)。
       新安値25銘柄(前日12銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは121.67(前日132.07)。
       東証グロース市場の騰落レシオは117.08(前日120.97)。
       NTレシオは13.61倍(前日13.65倍)。
       20年12月30日が12.90倍。
       サイコロは5勝7敗で41.66%。

    (4)上向きの25日線(36262円)から△1.99%(前日△3.20%)。
       19日連続で上回った。
       下向きの75日線は36893円。
       10日連続で上回った。
       下向きの200日線(37810円)から▲2.18%(前日▲1.38%)。
       6日連続で下回った。
       下向きの5日線は37413円。
       6日連続で下回った。
       13週線は36366円。
       26週線は37779円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.489%(前日▲14.216%)。
       買い方▲6.182%(前日▲5.945%)。
       東証グロース250指数ネットスック信用損益率で売り方▲6.276%(前日▲5.349%)。
       買い方▲8.889%(前日▲8.602%)。

    (6)空売り比率は41.2%(前日43.2%、2日連続で40%超)。
       空売り規制なし銘柄の比率は10.6%(前日9.2%)。
       16日ぶりに2ケタ。
       日経VIは25.40(前日23.53)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.27倍(前日16.06倍)。
       前期基準では14.70倍。
       EPSは2422円(前日2322円)。
       前期基準のEPSは2515円(前日2520円)。
       直近ピークは2月14日2564円、10月15日2514円、3月4日2387円。
       直近ボトムは11月14日2425円。
       225のPBRは1.39倍(前日1.40倍)。
       BPSは26608円(前日26642円)。
       日経平均の予益回りは6.55%。
       予想配当り利回りは2.28。
       指数ベースではPERは18.56倍(前日19.11倍)。
       EPSは1992円(前日1951円)。
       指数ベースは2日ぶりに上昇。
       PBRは1.82倍(前日1.83倍)。
       BPSは20321円(前日20381円)。
       10年国債利回りは1.570%(前日1.515%)。

    (8)大商い株専有率(先導株比率)は28.9%(前日32.1%)。
       プライム市場の単純平均は7円安の2628円(前日は2636円)。
       プライム市場の時価総額938兆円(前日944兆円)。
       ドル建て日経平均は258.16(前日259.94)と3日ぶりに反落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが37593円。
       プラス2σが39044円。
       プラス3σが40495円。
       マイナス1σが34691円。
       マイナス2σが33240円。
       週足のボリンジャーのプラス1σが37790円。
       プラス2σが39190円。
       マイナス1σが34990円。
       マイナス2σが33530円。
       3月配当権利落ち前は37799円。
       ★25年3月日経平均の月中平均は37311円。
       ☆24年3月日経平均の月中平均は39844円。
       ★25年3月TOPIXの月中平均は2743.52ポイント。
       ☆24年3月TOPIXは2728ポイント。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       週足陽線基準は37498円。
       前週比プラス基準は37753円。

    今年の曜日別勝敗(5月22日まで)

    月曜9勝8敗
    火曜11勝6敗
    水曜10勝10敗
    木曜12勝7敗
    金曜7勝12敗

    5月第3週(5月12日→5月16日)の需給動向

    海外投資家は現物6232億円買い越し(7週連続で買い越し)。
    先物490億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    合計6722億円買い越し(5週連続で買い越し)。
    個人は現物2579億円売り越し(6週連続で売り越し)。
    先物550億円買い越し(6週ぶりに買い越し)。
    合計2029億円売り越し(6週連続で売り越し)。
    信託銀行は現物2893億円売り越し(4週連続で売り越し)。
    先物2522億円売り越し(4週連続で売り越し)。
    合計5416億円売り越し(4週連続で売り越し)。

    5月第2週(5月12日→5月16日)の投資部門別売買代金。

    個人が現物3553億円売り越し(前週3250億円売り越し)。
    信用973億円買い越し(前週325億円売り越し)。
    海外投資家が6232億円買い越し(前週3570億円買い越し)。
    昨年4月第1週以来の大きさ。
    自己売買が1388億円買い越し(前週2168億円売り越し)。
    信託銀行が2893億円売り越し(前週2680億円売り越し)。
    事業法人が2560億円買い越し(前週1565億円買い越し)。
    7週連続で買い越し。

    日経平均採用銘柄のEPSの変化が大きい。
    5月12日2410円→2383円→2401円→2317円→2186円。
    今週は19日2444円→2444円→2322円→2422円
    PERは12日15,62倍→16.02倍→15.88倍→16.29倍→17.27倍。
    今週は15.34倍→15.35倍→16.06倍→15.27倍。
    日経1面には「上場企業、6年ぶり減益」の見出し。
    26年3月の純利益は7%減の見通し。
    25年3月期も今頃は減益予想だったが結局は増益だったのが歴史。
    それにしても日経平均採用銘柄はほぼ決算を通過したのにEPSとPERがこれだけ変動するのは結構は不可解。

    市場は業績を注視する。
    当たり前のことだ。
    しかし・・・。
    先日あるバイオ企業のCFOと話したこと。
    「当社は売上ゼロです。
    世界で当社以下の売り上げの会社はありません。
    だから世界で一番決算が悪い会社です。
    開発コストで赤字の連続です。
    でも時価総額は250億円。
    これは開発の未来に期待する投資家さんのマネーということです」。
    「株価=業績×需給×心理」。
    この側面を忘れると「増益だ減益だ」と鉛筆をなめるような議論で獣道に入り込むことがある。

    相場は紙風船みたいなもの。
    風船の中の空気が気圧と一致していれば浮いている。
    下から仰いであげないといつの間にか落ちてくる。
    これは地球の引力のせいだ。
    かといってさらに上まで目指そうとヘリウムなど入れると爆発してしまう。
    株価も時折材料という風を与えないと落ちてくる。
    「適度な風」というのは結構難しい。
    70年代の赤い鳥の曲は「紙風船」。
    ♪落ちてきたら
    今度はもっと
    高く高く打ちあげようよ


    スケジュールを見てみると・・・。


    【6月】(6勝4敗:勝率60%)

    6月 2日(月)法人企業統計、米ISM製造業景況感、2日新甫
    6月 3日(火)マネタリーベース、植田日銀総裁講演、米JOLTS求人件数、製造業受注、
            中国財新製造業PMI、韓国大統領選挙、変化日、一粒万倍日
    6月 4日(水)米ADP雇用レポート、ISM非製造業景況感、ベージュブック、一粒万倍日
    6月 5日(木)毎月勤労調査、米貿易収支、ECB理事会、一粒万倍日
    6月 6日(金)家計調査、景気動向指数、米雇用統計、消費者信用残高、6月最弱の日、株安の日、一粒万倍日
    6月 9日(月)GDP2次速報、米アップル年次開発者会議、中速消費者・生産者物価、貿易収支、株安の日L
    6月10日(火)マネーストック
    6月11日(水)国内企業物価指数、米消費者物価、財政収支、株高の日L、満月(ストロベリームーン)
    6月12日(木)法人企業景気予測調査、都心オフィス空室率、米生産者物価、変化日
    6月13日(金)第三次産業活動指数、都議会選挙告示、メジャーSQ、米ミシガン大学消費者信頼感
    6月15日(日)G7サミット(→17日、カナダ)、
    6月16日(月)日銀金融政策決定会合(→17日)、米NY連銀製造業景況感、中国各種経済指標、株安の日L、不成就日
    6月17日(火)植田日銀総裁会見、米FOMC(→18日)、小売売上高、輸出入物価、鉱工業生産、
            NAHB住宅価格、独ZEW景況感、一粒万倍日
    6月18日(水)貿易統計、機械受注、米パウエルFRB議長会見、住宅着工件数、USスチール買収注視命令期限
            ロシア・サンクトペルブルグ国際情勢フォーラム(→21日)、
            モバイル関連見本市「MWC上海」(→20日)、変化日、一粒万倍日
    6月19日(木)首都圏新築マンション発売、ジューンティーンズでNY休場
    6月20日(金)消費者物価、フィラデルフィア連銀製造業景況感、クアドルプル・ウイッチング、
            FTSE日本指数パッシブ売買インパクト
    6月22日(日)東京都議会選挙
    6月23日(月)米中古住宅販売、S&Pグローバル米製造業PMI
    6月24日(火)米経常収支、FHFA住宅価格、CS住宅価格指数、CB消費者信頼感、独IFO景況感、
            NATO首脳会合(蘭ハーグ→26日)、変化日、不成就日
    6月25日(水)企業向けサービス価格指数、米新築住宅販売、株安の日L、新月
    6月26日(木)米GDP確定値、耐久財受注、中古住宅販売仮契約
    6月27日(金)失業率、有効求人倍率、商業動態統計、米個人所得、
            東証REITCore指数パッシブ売買インパクト、イスラムヒジュラ暦の新年
    6月30日(月)鉱工業生産、中国PMI、6月最強の日、不成就日、一粒万倍日

    6月には第71回ビルダーバーグ゙会議が開催予定

    第70回ビルダーバーグ会議は、2024年5月30日から6月2日まで、スペインのマドリードで開催された。

    昨年の議論の主なトピックは次のとおり。

    AIの現状
    AIの安全性
    生物学の変貌
    気候
    戦争の未来
    地政学的景観
    欧州の経済的課題
    米国経済の課題
    米国の政治情勢
    ウクライナと世界
    中東
    中国
    ロシア

    良い週末を・・・。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ガーデン(274A)・・・動兆

    M&A活用し、首都圏で飲食事業展開。
    家系ラーメン「壱角家」が大黒柱。
    好業績。
    「企業価値のナンバー1」目指す。


    (兜町カタリスト櫻井)

     
    23日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万6700円-3万7100円を想定。(22日終値3万6985円87銭)
     
    米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇した。ダウ平均は1ドル安の41859ドルで取引を終えた。
    現地22日の米国株式は、NYダウが小幅に下落した一方、ナスダック総合指数は3日ぶりに反発するなど、まちまち。日経平均株価は、きのうの弱い地合いや手がかり材料に乏しいことなどから、売り優勢スタートとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=144円前後(22日は143円04-06銭)、ユーロ・円が1ユーロ=162円台の半ば(同161円94-98銭)と円安方向に振れている。輸出関連銘柄には見直しの動きがありそうだ。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比20円高の3万7040円だった。

     
     
    【好材料銘柄】  

    ■スターティアホールディングス <3393>
    今期配当を8円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.51%にあたる15万株(金額で4億5000万円)を上限に、5月23日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。そのほか、中期経営計画を策定。28年3月期に営業利益50億円(M&A+シナジー領域の8億円を含む)を目指す。

    ■バロックジャパンリミテッド <3548>
    株主優待制度を拡充。新制度では毎年8月末と2月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて年間4000~5万2000円相当(従来は4000~8000円相当)の株主優待券を贈呈する。

    ■イード <6038> 
    25年6月末に創立25周年記念株主優待を実施するが、26年6月末以降も株主優待を継続する。毎年6月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、QUOカード(継続保有期間1年未満で1万円分、1年以上で1万5000円分)を贈呈する。

    ■野崎印刷紙業 <7919> 
    発行済み株式数(自社株を除く)の3.20%にあたる53万株(金額で1億0017万円)を上限に、5月23日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    23(金)
    【国内】
    4月消費者物価指数(CPI)(8:30)
    《決算発表》
    タカショー
     
    【海外】
    米4月新築住宅販売件数(23:00)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    22日のNYダウ工業株30種平均は小幅に3日続落し、前日比1ドル35セント安の4万1859ドル09セントで終えた。
     
    米議会下院はこの日朝、トランプ大統領肝煎りの大型減税を盛り込んだ法案を可決。景気浮揚につながる半面、債務膨張が避けられないとの警戒感からダウは取引開始後、方向感を欠いた値動きが続いた。
     その後は、米長期金利の上昇が一服したことが好感されたことに加え、前日に大きく下げた反動から安値拾いの買いも入り、ダウの上げ幅は一時200ドルを超えた。ただ、米財政の持続可能性を巡る懸念が改めて意識される中、引けにかけて上げ幅が縮小し、マイナス圏に沈んだ。
     
    米長期金利の指標である10年債利回りは朝方に一時4.62%と2月中旬以来の水準に上昇(債券価格は下落)した。20年債や30年債の利回りは23年以来の高水準を付けた。米連邦議会下院が22日朝にトランプ減税の恒久化を含む減税法案を可決したこと

    減税法案については上院で内容が修正される可能性が高い。2025年末に失効するトランプ減税の延長で実質増税が避けられることや、債務上限引き上げの条項を含むことから上院で協議が進展すれば、株式市場では好材料と受け止められる可能性がある。半面、歳入減による米財政悪化や米長期金利の上昇を懸念する市場参加者も多かった。

    同日発表の米経済指標が米景気の底堅さを示したことが好感され、ダウ平均は高く推移する場面が目立った。一時は200ドルあまり上昇した。週間の米新規失業保険申請件数は22万7000件と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(23万件)を下回った。S&Pグローバルが発表した5月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値は製造業とサービス業がともに改善した。好不況の境目の50を上回っており、関税政策を巡って不透明感が強いなかでも米経済の成長が続いていることを示した。

    10年債利回りは朝高後に前日終値(4.60%)を下回る4.5%台に水準を切り下げた。足元で米長期金利が急激に上昇した後で、米国債の売りは続かなかった。前日は米20年債入札が低調で米長期金利の上昇に弾みが付き、ダウ平均は800ドルあまり下げていた。「金利急上昇で前日はパニック的な株売りが出たが、一夜明けて米債券相場が反発したことは安心感につながった」(シーミス・トレーディングのジョゼフ・セルッジ氏)との声があった。

    ダウ平均の構成銘柄ではユナイテッドヘルス・グループやベライゾン・コミュニケーションズ、ホーム・デポが売られた。一方、ナイキやメルク、キャタピラーが上げた。エヌビディアやアマゾン・ドット・コムなどハイテク株の一角も上昇した。

    ナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発した。前日比53.092ポイント(0.28%)高の1万8925.735で終えた。アルファベットやテスラが高い。
     
     
     
     
     


    【シカゴ日本株先物概況】


    22日のシカゴ日経平均先物は上昇した。6月物は前日比120円高の3万7040円で終えた。この日は日経平均株価が下落したものの、米株式相場は底堅く推移しており、シカゴ市場では日経平均先物に買いが優勢となった。
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    37040 ( +20 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    37075 ( +55 )
     
    ( )は大阪取引所終値比








    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
     
    22日の英FTSE100種総合株価指数は6営業日ぶりに反落し、前日比47.20ポイント(0.53%)安の8739.26で終えた。米国での財政悪化を懸念した前日の米国債相場の下落(金利は上昇)を受け、投資家が慎重姿勢を強めた。一方で前日に下落した米国株相場が22日は底堅く推移しており、相場を下支えした。
     
    最高経営責任者(CEO)が年内に退任すると発表した英豪リオ・ティントをはじめ、資源に売りが優勢だった。指数への寄与度が大きいエネルギーの下げが重荷となったほか、不動産投資信託(REIT)や住宅建設が下げた。半面、航空機エンジン大手ロールス・ロイス・ホールディングス、防衛大手の英BAEシステムズが上昇。通信大手BTグループなど通信が買われた。
     
    FTSEの構成銘柄では、複合企業DCCが4.90%安、資産運用大手インターメディエイト・キャピタル・グループが4.16%安、酒造大手ディアジオが3.38%安と下げを主導。一方、保険会社ヒスコックスは7.54%高と急伸し、通信大手BTが3.60%高、投資持ち株会社パーシングスクエア・ホールディングスが3.49%高で続いた。


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     
    22日のドイツ株価指数(DAX)は6営業日ぶりに反落し、前日比123.23ポイント(0.51%)安の2万3999.17で終えた。米財政悪化を警戒して足元の米国債相場が下落(金利は上昇)傾向にあり、投資家心理を冷やした。
     
    22日発表の景気指標をきっかけに、ユーロ圏景気の不透明感が改めて意識されたのも相場の重荷となった。DAXが前日まで最高値を連日で更新するなど相場水準が切り上がっていたため、利益確定などの売りも出た。
     
    個別では、高級車メーカーのポルシェが4.31%安、医薬大手メルクが2.93%安、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが2.41%安と下落。半面、エネルギー大手シーメンス・エナジーは3.18%高、製薬大手バイエルは2.72%高、コメルツ銀行は1.29%高と買われた。





    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は続落し、前日比0.58%安で終えた。

     

05月23日 毎日コラム
【損する癖】「いや」が口グセの人の性格って?
・・・続き



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