【市況一覧】
日経平均株価
39,276.39 +27.53 12/04
TOPIX
2,740.60 -12.98 12/04
マザーズ
638.08 -8.67 12/04
NYダウ平均
44,705.53 -76.47 12/04
ナスダック総合
19,480.91 +76.96 12/04


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    --------------------------------------------
    【日経平均】
    38283円85銭(△257円68銭=0.68%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2696.53(△13.72=0.51%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    634.81(▲0.83=0.13%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】16億8134万株(△129万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】3兆7897億円(△689億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】1116(前日:731)
    【値下がり銘柄数】470(前日:851)
    【新高値銘柄数】29(前日:35)
    【新安値銘柄数】18(前日:27)
    【25日騰落レシオ】94.21(前日:89.09)
    --------------------------------------------
     
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は257円高と3日ぶり反発、一時3万8400円台に
     2.前日のNYダウは461ドル高と大幅続伸、ナスダック指数も反発
     3.米株高を背景に東京市場も上昇、半導体や銀行株などが買われる
     4.東エレクやアドテスト、ディスコが値を上げ、三菱UFJが堅調
     5.IHIや郵船、商船三井が安く、任天堂やSMC、第一三共が軟調
     
     
    今週は軟調展開となった。
    週明け18日の日経平均は、米国株安や円安一服を嫌気して400円を超える下落。
    19日は上昇し、20日は下落したが、この両日は米エヌビディアの決算発表を先に控えて方向感に欠ける動きとなった。
    エヌビディアの決算は、市場予想を上回る好内容。ただ、発表後の時間外で株価が下落したことから、これを嫌気した21日は大幅安となり、一時節目の3万8000円を割り込んだ。米国株にも強い動きが見られたことから22日は大幅高。
    日経平均は週間では約359円の下落。週初に寄り付きから大幅安となった分、週足では陽線を形成した。
     
    来週は堅調展開か。
    米国は28日が感謝祭で休場。29日はブラックフライデーで年末商戦に突入する。
    米3指数はそろって11月に史上最高値を更新しており、株高の中での年末商戦は活況が見込まれる。
    高値圏にある米国株が感謝祭を前に利益確定売りに押されたとしても、リスクオフには傾きづらい。年末商戦が米国株の上昇を後押しするとの期待から、日本株は下げづらい地合いが続くだろう。日米で経済指標の発表が多く、基本的にはドル円や長期金利をにらみながらの一進一退が続くイメージ。好材料の方に強めに反応することで、週間ではやや水準を切り上げると予想する。
     
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(22日現在)
     
    39383.04  ボリンジャー:+1σ(13週)
    39203.47  ボリンジャー:+1σ(25日)
    38954.21  均衡表転換線(週足)
    38905.97  均衡表転換線(日足)
    38798.10  均衡表基準線(日足)
    38695.06  25日移動平均線
    38582.34  200日移動平均線
    38566.09  均衡表雲上限(日足)
    38467.47  26週移動平均線
    38368.64  13週移動平均線
    38323.43  6日移動平均線
     
    38283.85  ★日経平均株価22日終値
     
    38186.65  ボリンジャー:-1σ(25日)
    37929.42  75日移動平均線
    37680.85  均衡表雲上限(週足)
    37678.25  ボリンジャー:-2σ(25日)
    37354.25  ボリンジャー:-1σ(13週)
    37169.84  ボリンジャー:-3σ(25日)
    37079.58  ボリンジャー:-1σ(26週)
    36791.45  均衡表基準線(週足)
    36339.85  ボリンジャー:-2σ(13週)
    35787.71  均衡表雲下限(週足)
    35706.73  均衡表雲下限(日足)
    35691.70  ボリンジャー:-2σ(26週)
     
    高値と安値も前日水準を超え、ローソク足は陽線で終了。終値は11日以来9営業日ぶりに5日移動平均線を上回り、一旦下げ止まる格好となった。
    ただ、5日線や25日線は下降を継続して短期的な下落局面の継続を示唆。一目均衡表では株価は昨日に続いて雲上限を上回ることなく推移しており、反騰開始の明確なシグナルを発生するには至らなかった。
     
     
     

    【大引け概況】

    22日の日経平均株価は3日ぶりに反発し、終値は前日比257円68銭高の3万8283円85銭だった。
     
    本日のマーケット動画
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    前日の米株式市場では、NYダウは461ドル高と大幅続伸し、ナスダック指数も反発した。これを受け、東京株式市場も買いが優勢となり値を上げてスタート。朝方の買い一巡後は一時50円超高まで上昇幅が縮小し3万8000円ラインに接近する場面があったが、下値には買いが入り、その後3万8400円台まで値を上げた。後場に入ってからは、3万8300円台を中心とする一進一退の展開が続き上値は重い展開となった。半導体関連や銀行、電線株が買われ、海運株が軟調だった。
     
    決算を20日夕に発表した米半導体大手エヌビディアは時間外取引で下落したが、21日の通常取引で上昇に転じたことが東エレクやアドテストなど関連株の追い風となった。アクティビスト(物言う株主)による買い増しが明らかとなった帝人が大幅高になるなど、材料が出た銘柄への個別物色も活発だった。短期筋によるショートカバー(売り方の買い戻し)の動きも相場を押し上げたとの見方があった。
     
    日経平均の上げ幅は午前に400円に迫る場面もあったが、午後は明確な上値追いの材料を欠き、戻り待ちや利益確定の売りが上値を抑えた。今年の日経平均の価格帯別売買高は3万8000〜3万9000円の水準で最も膨らんでおり、同水準では売り圧力が強まりやすいとされる。日銀が12月の金融政策決定会合で政策金利を引き上げるとの観測が高まっており、円高進行や金利上昇への警戒も投資家の買いの手を鈍らせた。
     
    日経平均は反発したものの、75日線(3万7900円程度)水準を下値に、200日線(3万8500円程度)を上値にしたレンジ内の動きにとどまっている。足元では、次期トランプ政権の関税引き上げ政策への警戒感、日本企業の業績伸び悩み懸念、ウクライナとロシアを巡る地政学リスクの高まりなど見極め材料が山積していることが主な要因と言えるだろう。目先的にはロシア・ウクライナ情勢で、今週末に一段と戦闘状態が激化するのかどうかなどを見極める必要がある。
    一方、米国では来週26日に11月のコンファレンスボードによる消費者信頼感指数、27日には10月の個人消費支出(PCE)デフレーターなどの経済指標の発表が予定されており、米国市場の動きをにらみながらの展開に変化はなさそうだ。
     
     


     
    東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発した。終値は13.72ポイント(0.51%)高の2696.53だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反発し、4.54ポイント(0.38%)高の1190.59で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆7897億円、売買高は16億8134万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1116。値下がりは470、横ばいは59だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、繊維製品、非鉄金属、サービス業などが上昇。下落は海運業、医薬品など。
     
     
    個別銘柄では、半導体株では、外資系証券のポジティブなレポートを材料にディスコが買われ、アドバンテスト、東京エレクトロンが高く、三井化学、トクヤマ、UBEなど化学関連株が上昇。大林組が証券会社のポジティブなレポートを材料に上場来高値を更新。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、東京海上ホールディングスが値を上げた。フジクラや古河電気工業、住友電気工業が買われた。ファーストリテイリングやリクルートホールディングスがしっかり。
    このほか、クレディセゾン、横河電機、レゾナックHD、ニトリHD、太平洋セメントなどが上昇した。
     
    一方、太陽誘電、オムロン、ニデックなど電気機器関連が弱かったほか、IHI、三菱重工など防衛関連銘柄がやや軟調。SOMPOホールディングス、三越伊勢丹HD、ルネサスエレクトロニクス、スズキ、日本郵船や商船三井などが下げた。
    このほか、ディー・エヌ・エーが安く、任天堂、SMC、第一三共、楽天グループ、中外製薬、オリエンタルランドが下落した。







     


     
    東証スタンダード市場は前日の米半導体株高などを受けて投資家心理が上向き、幅広く値上がりした。新規材料が少なく、商いは伸びなかった。
    スタンダードTOP20は上昇。出来高4億1840万株。
    値上がり銘柄数820、値下がり銘柄数540と、値上がりが優勢だった。
     
     個別ではリミックスポイント、Speee、GMOアドパートナーズがストップ高。インタートレードは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、佐田建設、日本ドライケミカル、クシム、ムゲンエステートなど19銘柄は年初来高値を更新。リベルタ、新日本理化、サン電子、エリアリンク、チエルが買われた。
     
    一方、福留ハム、タカギセイコー、シーボン、ダントーホールディングス、サンコールなど10銘柄が年初来安値を更新。大谷工業、ホリイフードサービス、ビート・ホールディングス・リミテッド、ハーモニック・ドライブ・システムズ、SMNが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は朝小高く始まった後は、前日終値を挟んで上下に小動きとなった。一日を通して値上がり銘柄と値下がり銘柄の数は拮抗(きっこう)していた。 プライム市場では、企業の決算発表が一段落したことに加え、日米の金融政策の先行きが不透明なことから、「投資家は様子見姿勢」といい、日経平均株価は小康状態だった。一方、「値動きを求めて新興市場に買いが入りやすくなっている」との声も聞かれ、グロース市場の売買代金は伸びた。
    グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は反落した。終値は前日比0.83ポイント(0.13%)安の634.81だった。
    グロース市場ではGENDAやカバー、フリーが下落した一方、トライアルやインテグラル、タイミーが上昇した。
    値上がり銘柄数273、値下がり銘柄数272と、売り買いが拮抗した。
     
    22日に東証スタンダード市場に新規上場したガーデンは公開価格(3200円)を140円(4.37%)下回る3060円で初値をつけた。寄り付き直後は3080円まで買われたが、その後は利益確定売りに押される場面が目立った。終値は2895円と初値を大きく下回った。
     
    個別では、オルツ、HOUSEI、フィードフォースグループ、T.S.Iがストップ高。雨風太陽は一時ストップ高と値を飛ばした。レジル、Schoo、LAホールディングス、アンビション DX ホールディングス、アズームなど14銘柄は年初来高値を更新。カイオム・バイオサイエンス、ストリームメディアコーポレーション、Chordia Therapeutics、Solvvy、オンコリスバイオファーマが買われた。
     
     一方、ジンジブ、マテリアルグループ、アミタホールディングス、ユナイテッド&コレクティブ、ビープラッツなど10銘柄が年初来安値を更新。Def consulting、アジャイルメディア・ネットワーク、Hmcomm、クオリプス、Finatextホールディングスが売られた。
     


     
    22日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比389円15銭高の3万8415円32銭だった。
     
    前日の米株式市場は、トランプ次期米大統領の政策に対する期待から金融やエネルギー株などが買われ、NYダウは461ドル高と大幅続伸した。これを受け、東京株式市場も買い先行でスタート。寄り付きの買い一巡後には、一時上昇幅は50円強に縮小したが、3万8000円ラインに接近すると下値に買いが流入し、再び上昇基調を強め3万8400円台に値を上げた。半導体関連や銀行株などが買われた。為替相場は1ドル=154円30銭前後と前日夕方に比べ、やや円高で推移している。
     
    20日夕に四半期決算を発表したエヌビディアは時間外取引で下落したが、通常取引で上昇したことは投資家心理を支えた。前日に下げていた値がさの東エレクやアドテストなど半導体関連株に買いが波及した。アクティビスト(物言う株主)として知られるエフィッシモ・キャピタル・マネジメントの買い増しが明らかとなった帝人が大幅に上昇するなど、材料が出た個別銘柄への物色も相場を支えた。
     
    前日の日経平均は取引時間中に節目の3万8000円をおよそ3週間ぶりに下回った。市場では「日本株はこのところ下げが目立っていたこともあり、押し目買いが相場を押し上げた」との見方もあった。
     
    ランチタイムの為替は1ドル154円台半ばで朝方比では目立った動きは観測されず。日経平均は前日終値水準を上回って推移しているが、プライム市場の売買代金は先週比では減少しており力強さには欠ける展開が継続している。決算発表一巡やトランプ次期政権への不透明感などが売買手控え要因として意識されている様子だ。今週は20日まで38500円水準で上げ一服となっていることから、薄商いの状況下、後場の日経平均も38500円水準で上値は重くなろう。
     

     

     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは21.53ポイント(0.80%)高の2704.34だった。JPXプライム150指数は反発し、8.82ポイント(0.74%)高の1194.87で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8109億円、売買高は8億1346万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1265。値下がりは316、横ばいは64だった。
     
    業種別では、石油・石炭、繊維、サービス、非鉄金属、卸売などが上昇した一方、医薬品、電気・ガス、海運の3セクターのみ下落した。
     
    個別銘柄では、ディスコ、アドバンテスト、レーザーテックが買われ、フジクラやさくらインターネットが高い。三井化学、トクヤマ、UBEなど化学関連株が上昇。大林組が証券会社のポジティブなレポートを材料に上場来高値を更新。三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループがしっかり。このほか、クレディセゾン、横河電機、レゾナック、ニトリHD、太平洋セメントなどが上昇した。
     
    一方、太陽誘電、オムロン、ニデックなど電気機器関連が弱かったほか、IHI、三菱重工業、川崎重工業など防衛関連銘柄がやや軟調。このほか、SOMPOホールディングス、三越伊勢丹、ルネサスエレクトロニクス、スズキなどが下げた。セブン&アイ・ホールディングスが値を下げた。日本郵船や任天堂も安い。
     

     


     
    東証スタンダード市場は米国株の上昇を受けて買い戻しが入った。ドルの対円相場が東京時間に入って底堅さを見せたことも、株価のサポート要因になった。
    スタンダードTOP20は反発。出来高2億2084万株。値上がり銘柄数730、値下がり銘柄数552と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではGMOアドパートナーズがストップ高。日本電技、佐田建設、クシム、ムゲンエステート、丸千代山岡家など16銘柄は年初来高値を更新。リミックスポイント、インタートレード、新日本理化、リベルタ、サン電子が買われた。
     
     一方、福留ハム、シーボン、サンコール、ケル、アールシーコアなど6銘柄が年初来安値を更新。REVOLUTION、大谷工業、SMN、ANAP、UNBANKEDが売られた。
     
     
     


     
    東証グロース市場は前日の米株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、きょうの東京市場で日経平均株価が上昇しており、新興株市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。
    グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比1.40ポイント(0.22%)高の637.04だった。グロース市場ではトライアルやGENDA、インテグラルが上昇した一方、カバーやフリー、ジーエヌアイが下落した。
    値上がり銘柄数276、値下がり銘柄数256と、売り買いが拮抗した。
     
    22日に東証スタンダード市場に新規上場したガーデンは9時6分に公開価格(3200円)を140円(4.37%)下回る3060円で初値をつけた。前引け時点では2895円だった。
     
     
    個別ではオルツがストップ高。レジル、Schoo、LAホールディングス、アズーム、プレイドなど10銘柄は年初来高値を更新。カイオム・バイオサイエンス、フィードフォースグループ、ストリームメディアコーポレーション、T.S.I、Solvvyが買われた。
     
    一方、ビープラッツ、リビン・テクノロジーズ、リグア、フーディソン、タカヨシホールディングスなど6銘柄が年初来安値を更新。Def consulting、アジャイルメディア・ネットワーク、インバウンドプラットフォーム、INFORICH、ソラコムが売られた。
     
     

    【寄り付き概況】

     
    22日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比120円81銭高の3万8146円98銭。
     
    前日の米株式市場は、NYダウが461ドル高と大幅続伸。トランプ次期米大統領の政策に対する期待から金融やエネルギー株などが買われた。この流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。
     
    主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.61%高で終えた。エヌビディア株の時間外取引での下落に伴い、前日に下げていた東エレクとソフトバンクグループ(SBG)などに押し目買いが入っている。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発している。
     
    個別では、リクルートやNTTデータ、帝人が上昇している。一方、ディーエヌエやZOZO、協和キリンが下落している。
     




     


    「事業法人が20週連続で買い越し」

    「主要3指数揃って上昇」

    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
    NYダウとS&P500は1週間ぶりの高値。
    セールスフォースが目標株価引き上げを受けて3.1%上昇。
    エヌビディアは反発し0.5%高。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)は1.6%上昇。
    四半期決算が好調だった農業機械大手のディアが8%上昇。
    通期の製品売上高見通しを上方修正したスノーフレイクは32.7%高。
    アルファベットが4.7%下落し4週間ぶりの安値。
    アマゾンが2.2%下落。
    10月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比3.4%増の396万戸。
    市場予想の393万戸を上回った。
    前年同月比は2.9%増で2021年7月以来のプラスに転じた。
    30年固定住宅ローンの平均金利は9月下旬には6.08%。
    前週は6.78%。
    10月の中古住宅の在庫は前月比0.7%増の137万戸。
    前年同月比では19.1%増。
    週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比6000件減の21万3000件。
    4月以来の低水準。
    市場予想は22万件。
    予想外に減少た。
    ハリケーンやストライキの影響で減速した雇用の伸びが11月に回復した可能性があるとの解釈。
    12月FOMCでの0.25%利下げ確率は56%。
    1月FOMCでの0.25%の追加利下げ確率は13%。
    10年国債利回りは4.419%。
    5年国債利回りは4.299%。
    2年国債利回りは4.348%。
    ドル円は154円台半ば。
    WTI原油先物1月限は1.35ドル(1.96%)高の1バレル=70.10ドル。
    ビットコインは続伸し、10万ドルに迫った。
    SKEW指数は149.46→153.00→155.72。
    恐怖と欲望指数は50→58。
    10月18日の75がピークだった。
    (昨年10月5日が20)。

    木曜のNYダウは461ドル(1.06%)高の43870ドルと続伸。
    高値44020ドル、安値43345ドル。
    サイコロは6勝6敗。
    騰落レシオは94.79(前日92.29)。
    NASDAQは6ポイント(0.03%)高の18972ポイントと反発。
    高値19110ポイント、安値18714ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは91.53(前日88.25)。
    S&P500は31ポイント(0.53%)高の5948ポイントと4日続伸。
    高値5963ポイント、安値5887ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは99.21%(前日93.01%)。
    木曜のダウ輸送株指数は169ポイント(1.00%)高の17172ポイントと6日ぶりに反発。
    SOX指数は78ポイント(1.61%)高の4963ポイントと反発。
    VIX指数は16,87(前日17.16)。
    NYSEの売買高は10.05億株(前日9.29億株)。
    3市場の合算売買高は153.2億株(前日132億株。直近20日平均は145.5億株)。
    木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比190円高の38230円。
    ドル建ては大証日中比225円高の38265円。
    ドル円は154.50円。
    10年国債利回りは4.419%。
    2年国債利回りは4.348%。

    「週足陽線基準は38220円」

    木曜の日経平均は寄り付き0.53円高。
    終値は326円(▲0.85%)安の38026円と続落。
    高値38374円。
    安値38945円。
    日足は2日連続で陰線。
    38642円→38548円にマド。
    SQ値39901円を終値で下回っており0勝11敗で「幻」のまま。
    日経平均は2日連続で一目均衡の雲の中。
    上限は38555円。
    下限は35706円。
    TOPIXは15.48ポイント(▲0.57%)安の2682ポイントと続落。
    25日線(2689ポイント)を11日ぶりに下回った。
    75日線(2649ポイント)を11日連続で上回った。
    2日ぶりに日足陰線。
    TOPIXコア30指数は続落。
    プライム市場指数は7.86ポイント(▲0.57%)安の1380.69ポイントと続落。
    東証グロース250指数は4.48ポイント(△0.71%)高の635.64と反発。
    25日移動平均線からの乖離は△2.20%(前日△1.50%)。
    プライム市場の売買代金は3兆7207億円(前日3兆7494億円)。
    売買高は16.80億株(前日16.53億株)。
    値上がり731銘柄(前日600銘柄)。
    値下がり851銘柄(前日997銘柄)。
    新高値35銘柄(前日32銘柄)。
    新安値27銘柄(前日35銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオ89.09(前日85.70)。
    東証グロース市場の騰落レシオは91.62(前日87.39)。
    NTレシオは14.17倍(前日14.21倍)。
    サイコロは5勝7敗で41.66%。
    TOPIXは5勝7敗で41.66%。
    東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
    下向きの25日線(38720円)から▲1.79%(前日▲1.07%)。
    7日連続で下回った。
    下向きの75日線は37897円。
    18日連続で上回った。
    上向きの200日線(38572円)からは▲1.42%(前日▲0.55%)。
    4日連続で下回った。
    下向きの5日線は38331円。
    8日連続で下回った。
    13週線は38348円。
    26週線は38457円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.067%(前日▲16.046%)。
    買い方▲9.374%(前日▲9.248%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲12.332%(前日▲12.586%)。
    買い方▲18.566%(前日▲19.576%)。
    空売り比率は42.8%(前日41.7%、9日連続で40%超)。
    空売り規制なしの銘柄の比率は9.0%(前日8.3%)。
    9月13日が16.4%だった。
    日経VIは26.15(前日23.42)。
    日経平均採用銘柄のPERは15.53倍(前日15.83倍)。
    前期基準では15.93倍。
    EPSは2448円(前日2453円)。
    直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.41倍(前日1.42倍)。
    BPSは26968円(前日27008円)。
    日経平均の予想益回りは6.44%。
    予想配当り利回りは2.03%。
    指数ベースではPERは20.19倍(前日20.36倍)。
    EPSは1883円(前日1883円)。
    PBRは1.95倍(前日1.96倍)。
    BPSは19500円(前日19567円)。
    10年国債利回りは1.095%(前日1.065%)。
    4か月ぶりの高水準。
    プライム市場の予想PERは15.33倍。
    前期基準では15.78倍。
    PBRは1.33倍。
    プライム市場の予想益回りは6.51%。
    配当利回り加重平均は2.40%。
    プライム市場の単純平均は4円安の2693円(前日は2698円)。
    プライム市場の売買単価は2214円(前日2267円)。
    プライム市場の時価総額は932兆円(前日937兆円)。
    ドル建て日経平均は245.69(前日246.86)と続落。
    8月13日以来約3か月ぶりの低水準。
    木曜のシカゴ225先物は大証前日比190円高の38230円。
    高値38375円、安値37700円。
    大証夜間取引終値は日中比190円高の38230円。
    気学では金曜は「前場の足取りに反して動く日」。
    月曜は「安値にある時は急変する」
    火曜は「強象日にして高値を見る日。買い方針良し」
    水曜は「変化注意日にして不時安をみることあり」
    木曜は「後場へかけてよく動く日。前止めの足取りにつけ」
    金曜は「よく動く日にして前後場仕成りが変わる」
    ボリンジャーのプラス1σが39223円。
    プラス2σが39726円。
    マイナス1σが38217円。
    マイナス2σが37714円。
    マイナス3σが37211円。
    週足のプラス1σが39367円。
    マイナス1σが37330円。
    マイナス2σが36312円。
    半値戻しは36841円。
    9月配当権利落ち前は38925円。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    週足陽線基準は38220円。
    月足陽線基準は38053円。
    アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日。11月最強の日」。

    《今日のポイント11月22日》

    (1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
       NYダウとS&P500は1週間ぶりの高値。
       10年国債利回りは4.419%。
       5年国債利回りは4.299%。
       2年国債利回りは4.348%。
       ドル円は154円台半ば。
       SKEW指数は149.46→153.00→155.72。
       恐怖と欲望指数は50→58。
       10月18日の75がピークだった。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)木曜のダウ輸送株指数は169ポイント(1.00%)高の17172ポイントと6日ぶりに反発。
       SOX指数は78ポイント(1.61%)高の4963ポイントと反発。
       VIX指数は16,87(前日17.16)。
       NYSEの売買高は10.05億株(前日9.29億株)。
       3市場の合算売買高は153.2億株(前日132億株。直近20日平均は145.5億株)。
       木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比190円高の38230円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆7207億円(前日3兆7494億円)。
       売買高は16.80億株(前日16.53億株)。
       値上がり731銘柄(前日600銘柄)。
       値下がり851銘柄(前日997銘柄)。
       新高値35銘柄(前日32銘柄)。
       新安値27銘柄(前日35銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオ89.09(前日85.70)。
       東証グロース市場の騰落レシオは91.62(前日87.39)。
       NTレシオは14.17倍(前日14.21倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.66%。

    (4)下向きの25日線(38720円)から▲1.79%(前日▲1.07%)。
       7日連続で下回った。
       下向きの75日線は37897円。
       18日連続で上回った。
       上向きの200日線(38572円)からは▲1.42%(前日▲0.55%)。
       4日連続で下回った。
       下向きの5日線は38331円。
       8日連続で下回った。
       13週線は38348円。
       26週線は38457円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.067%(前日▲16.046%)。
       買い方▲9.374%(前日▲9.248%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲12.332%(前日▲12.586%)。
       買い方▲18.566%(前日▲19.576%)。

    (6)空売り比率は42.8%(前日41.7%、9日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は9.0%(前日8.3%)。
       9月13日が16.4%だった。
       日経VIは26.15(前日23.42)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.53倍(前日15.83倍)。
       前期基準では15.93倍。
       EPSは2448円(前日2453円)。
       直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.41倍(前日1.42倍)。
       BPSは26968円(前日27008円)。
       日経平均の予想益回りは6.44%。
       予想配当り利回りは2.03%。
       指数ベースではPERは20.19倍(前日20.36倍)。
       EPSは1883円(前日1883円)。
       PBRは1.95倍(前日1.96倍)。
       BPSは19500円(前日19567円)。
       10年国債利回りは1.095%(前日1.065%)。
       4か月ぶりの高水準。

    (8)プライム市場の単純平均は4円安の2693円(前日は2698円)。
       プライム市場の時価総額は932兆円(前日937兆円)。
       ドル建て日経平均は245.69(前日246.86)と続落。
       8月13日以来約3か月ぶりの低水準。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39223円。
       プラス2σが39726円。
       マイナス1σが38217円。
       マイナス2σが37714円。
       マイナス3σが37211円。
       週足のプラス1σが39367円。
       マイナス1σが37330円。
       マイナス2σが36312円。
       半値戻しは36841円。
       9月配当権利落ち前は38925円。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       月足陽線基準は38053円。
       アノマリー的には「リーマンショック以降株高の日。11月最強の日」。
     

    今年の曜日別勝敗(11月21日まで)

    月曜20勝16敗
    火曜28勝18敗
    水曜17勝28敗
    木曜23勝24敗
    金曜27勝18敗

    11月第2週(11月11日─11月15日)の海外投資家動向。
    現物1521億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    先物1029億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
    合計491億円買い越し(2週連続で買い越し)。
    個人は現物14億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
    現物1231億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
    合計1246億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
    信託銀行は現物153億円買い越し(3週連続で買い越し)。
    先物406億円売り越し(7週連続で売り越し)。
    合計252億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。

    投資部門別売買代金では個人が現物で1557億円売り越し(前週5931億円売り越し)。
    信用で1571億円買い越し(前週1504億円売り越し)。
    海外投資家が1521億円買い越し(前週1938億円買い越し)。
    自己売買が3039億円売り越し(前週4507億円買い越し)。
    信託銀行が153億円買い越し(前週766億円買い越し)。
    事業法人が3275億円買い越し(前週1594億円買い越し)。
    20週連続で買い越し。

    政府が近く閣議決定する総合経済対策の内容。
    経済成長や物価高克服などへの財政支出は21.9兆円。
    民間も含む事業規模は39.0兆円。
    (1)日本経済・地方経済の成長
    (2)物価高の克服
    (3)国民の安心・安全の確保
    財政支出のうち経済成長に10.4兆円、物価高克服に4.6兆円。
    安心・安全確保は6.9兆円。
    事業規模では経済成長で19.1兆円になると想定。
    物価高克服で12.7兆円、安心・安全の確保では7.2兆円。
    22日の閣議で対策を正式決定。
    裏付けとなる2024年度補正予算案の編成に着手。
    28日召集の臨時国会に提出し、年内成立をめざす構え。
    財政支出21.9兆円のうち一般会計の支出は13.9兆円。
    このほか特別会計で0.9兆円。
    財政投融資で1.1兆円。

    昨日の日経朝刊で報じられた日本企業の業績。
    2024年4-9月期の純利益は約27.2兆円。
    前年同期比15%増で4年連続で過去最高となった。
    金融が好調。
    海運や鉄道なども伸び、自動車や鉄鋼の不振を補った。
    ソフトバンクグループ(9984)を除いたベースでも5%増益だった。
    けん引したのは利益全体の6割を占める非製造業だ。
    純利益は36%増と4年連続。
    一方、製造業は6%減益。
    減益は4年ぶり。
    中国などの景気減速が重荷。
    不振なのが自動車。
    減益額は約1.2兆と全業種で最も大きかった。


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    サイバーセキュリティクラウド(4493)・・・動兆

    Webサイトをサイバー攻撃から守るWAF「攻撃遮断くん」で国内首位。
    管理・運用代行も





    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■自動車税制 環境負荷・重量の新基準 26年度改正へ経産省案
     
    ■大和証券G<8601>
    航空機リース 欧州系の日本法人に50%出資
     
    ■金融庁 仮想通貨仲介業を新設へ 交換業より規制軽く
     
    ■ビットコイン最高値更新 9万7000ドル 米政策期待や取引解禁
     
    ■キオクシア 来月中旬上場 データセンター需要照準
     
    ■日立製作所<6501>
    車載ソフト点検AI 更新時の不具合発見 作業時間4割短縮
     
    ■ダイキン工業<6367>
    エンジニア育成VR活用 世界で展開へ
     
    ■東京メトロ<9023>
    社長 不動産など非鉄道分野でM&Aを模索
     
    ■大日本印刷<7912>
    27-28年めどガラス中間基板量産 AI向け大型化対応
     
    ■三菱HCキャピタル<8593>
    アイデア共創で新事業
     
    ■三井化学<4183>
    住友精化<4008>と協業でEPDMラテックス事業化へ
     


    22日の東京株式市場は反発後、もみ合い展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万7900円-3万8300円を想定。(21日終値3万8026円17銭)
    米国株は上昇。ダウ平均は461ドル高の43870ドルで取引を終えた。
    現地21日の米国株式が上昇したことから、買い戻しの動きが先行するとみられる。ただ、買い一巡後は、手がかり材料難のなか週末要因もあり、様子見姿勢が強まって方向感に欠ける展開になりそうだ。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の半ば(21日は154円89-92銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の後半(同163円21-25銭)と円高方向にある。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所清算値比190円高の3万8230円だった。


    【好材料銘柄】  

    ■ユナイテッド <2497>
    今期経常を22%上方修正。

    ■HOUSEI <5035>
    KAYTUS SYSTEMSと提携し、KAYTUS社のAI用高性能サーバーなどの製品を仕入れて日本で販売する事業を開始する。

    ■フィードフォースグループ <7068>
    今期は上場来初配当10円実施へ。

    ■チヨダ <8185> 
    今期経常を44%上方修正。


     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    22(金)
    【国内】
    10月全国消費者物価指数(CPI)(8:30)
     
    【海外】
    米11月購買担当者景気指数(PMI)(23:45)

    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    21日のNYダウ工業株30種平均は続伸し、前日比461ドル88セント(1.06%)高の4万3870ドル35セントで終えた。
     
    トランプ氏が打ち出す減税措置や規制緩和が企業業績を押し上げるとの見方から、金融やエネルギー銘柄などに買いが入った。
    米経済の底堅さを背景に景気敏感株が買われ、指数を押し上げた。主力ハイテク株の一角が売られた半面、景気敏感株や出遅れ感のあった銘柄への循環物色につながった。ダウ平均の上げ幅は一時600ドルを超えた。
     
    21日発表の週間の新規失業保険申請件数は21万3000件と前週の改定値から6000件減り、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(22万件)を下回った。労働市場は底堅さを保っていると受け止められた。ダウ平均の構成銘柄ではないが、21日発表の四半期決算が市場予想を上回った建機のディアが大幅高となった。「米経済や企業業績に対する楽観が景気敏感株などへの買いを誘った」との声が聞かれた。
     
    トランプ次期米大統領による減税や規制緩和が景気を押し上げるとの観測が根強く、景気敏感株や内需株の買いにつながったとの見方もあった。内需の中小型株を中心に構成するラッセル2000株価指数は2%近く上昇した。
     
    ダウ平均の構成銘柄ではないが、アルファベットが5%近く下げた。前日に米司法省が裁判所に傘下のグーグルのインターネット閲覧ソフト(ブラウザー)「クローム」事業の売却を含む是正案を提出した。アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトも売られた。「主力ハイテク株を売って(内需や出遅れ感のあった銘柄など)ハイテク株以外へと資金が向かった」といい、幅広い銘柄への買いを勢いづけた。
     
    ダウ平均は朝方は小幅に下げる場面があった。ウクライナ軍が21日、ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)でウクライナ領を攻撃したと発表した。西側諸国はこの見方を否定し、ロシアは中距離弾道ミサイルを発射したとみられる。ウクライナとロシアの戦闘激化への警戒は引き続き投資家心理の重荷となる面があった。
     
    個別銘柄ではシャーウィン・ウィリアムズやホーム・デポ、ゴールドマン・サックス、キャタピラーへの買いが目立った。昨年末と比べて株価が下落しているナイキやメルクも買われた。アナリストが目標株価を引き上げたセールスフォースも高い。
     
    半導体大手エヌビディアは0.5%高。20日の取引終了後に発表した2024年8~10月期決算は売上高が前年同期比94%増、純利益が2.1倍に膨らみ、いずれも四半期ベースで過去最高となった。堅調な業績見通しも示したものの、一部投資家の高い期待に届かず、小幅上昇にとどまった。
     エヌビディアは人工知能(AI)ブームに乗り急成長してきたが、市場関係者からは「エヌビディア1強となっていたが、他社も開発を進めていることも意識されている」(日系証券)との声も聞かれた。
     
    ナスダック総合株価指数は小幅に反発した。前日比6.277ポイント(0.03%)高の1万8972.420で終えた。巨大ハイテク株の一角が売られた半面、ソフトウエア関連や半導体製造装置株などを中心に買いが入った。

     
    NYダウ 43870.35 ( +461.88 )
    S&P500 5948.71 ( +31.60 )
    NASDAQ 18972.42 ( +6.27 )
    米10年債利回り 4.421 ( +0.015 )
     
    NY(WTI)原油 70.10 ( +1.23 )
    NY金 2674.9 ( +23.2 )
    VIX指数 16.87 ( -0.29 )

     


    【シカゴ日本株先物概況】
     
    21日のシカゴ日経平均先物は小幅に下落した。12月物は前日比50円安の3万8230円で終えた。
     
    NYダウ平均は、トランプ次期米大統領が掲げる経済政策への期待感から金融株などが買われ、続伸した。
    この日は景気敏感株がけん引して米株式相場が上昇したものの、日経平均株価は下げていたためシカゴ市場の日経平均先物には売りがやや優勢となった。
     
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    38230 ( +190 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    38265 ( +225 )
     
    ( )は大阪取引所終値比
     







    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
     
    21日の英FTSE100種総合株価指数は3日ぶりに反発し、前日比64.20ポイント(0.79%)高の8149.27で終えた。原油先物相場の上昇を背景にエネルギー株が上昇し、指数を支えた。外国為替市場で英ポンドが対ドルで下落し、ポンド安が収益の追い風となる銘柄への買いを誘った面もあった。
     
    ロシアとウクライナの緊張といった地政学リスクへの警戒感は投資家心理の重荷で、上値を追う勢いは限られた。
     
    FTSEの構成銘柄では、21日公表した4〜9月期決算で売上高が前年同期比2ケタ増となった医療・安全装置メーカーのハルマが5.72%高、保険大手ビーズリーが3.60%高、航空機エンジン大手ロールス・ロイスが2.77%高と相場をけん引。一方、さえない通期業績予想を示した小売り大手JDスポーツ・ファッションが15.50%安と急落したほか、通信大手ボーダフォンは3.31%安、送電大手ナショナル・グリッドも1.89%安となった。
     


    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    21日のドイツ株価指数(DAX)は5営業日ぶりに反発し、前日比141.39ポイント(0.74%)高の1万9146.17で終えた。ウクライナとロシアの戦闘激化に対する警戒感は根強いものの、21日の米株式市場で主要な株価指数が上げ幅を広げ、投資家心理を支えた。

    個別では、エネルギー大手シーメンス・エナジーが3.62%高、分子診断大手キアゲンが3.55%高、ハノーバー再保険が2.55%高と買われた半面、化学品商社ブレンタークは2.26%安、高級車メーカーのポルシェは1.92%安、自動車部品大手コンチネンタルは1.51%安で取引を終えた。
     


    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は3日ぶりに反発し、前日比0.20%高で終えた。


     

11月22日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典?【に行】
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