【市況一覧】
日経平均株価
38,026.17 -326.17 11/21
TOPIX
2,682.81 -15.48 11/21
マザーズ
635.64 +4.48 11/21
NYダウ平均
43,408.47 +139.53 11/21
ナスダック総合
18,966.14 -21.33 11/21


11月21日 マーケットコメント

11月20日 マーケットコメント

11月19日 マーケットコメント

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11月14日 マーケットコメント


     
     
     
     
     
    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    38721円66銭(▲654円43銭=1.66%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2708.42(▲33.10=1.21%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    628.84(▲2.66=0.42%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】23億3946万株(▲1億2060万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】4兆9078億円(▲1080億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】587(前日:800)
    【値下がり銘柄数】1012(前日:784)
    【新高値銘柄数】42(前日:85)
    【新安値銘柄数】31(前日:24)
    【25日騰落レシオ】83.24(前日:88.87)
    --------------------------------------------
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は大幅続落、欧米株安受けリスクオフ
     2.後場値を崩し、一時770円あまり急落する場面も
     3.米長期金利上昇を警戒、先物主導で大陰線形成
     4.一段と円安が進行するも、好材料視する動きなし
     5.大型株軟調も、値下がり銘柄数は6割にとどまる
     
     
    日経平均は大幅安。大型株が全般弱く、印象の悪い下げとなった。3万9000円や25日線(3万8964円、13日時点)など節目がサポートになっておらず、チャートの形状も悪化。決算発表が終盤戦に差しかかったタイミングで4万円が遠くなってきたことから、目先は高くなる場面があれば戻り売りが上値を抑えるだろう。
     
    本日の米国では10月の消費者物価指数(CPI)が発表される。
    物価指数が強いとインフレへの警戒が浮上してマーケットが混乱するリスクもあるだけに、結果が米長期金利の低下を促すことを期待したい。
    ただ、その場合、為替市場ではドル安(円高)が進む可能性があるし、金融株は買いづらくなる。半導体株などグロース色の強い銘柄に出直りの動きが見られるかが注目されるだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(13日現在)
     
    40412.73  ボリンジャー:+2σ(13週)
    40025.77  ボリンジャー:+2σ(25日)
    39910.55  新値三本足陽転値
    39872.66  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39494.98  ボリンジャー:+1σ(25日)
    39396.81  ボリンジャー:+1σ(13週)
    39332.25  6日移動平均線
    38984.77  均衡表基準線(日足)
    38964.18  25日移動平均線
    38915.34  均衡表転換線(日足)
     
    38721.66  ★日経平均株価13日終値
     
    38505.51  200日移動平均線
    38484.43  26週移動平均線
    38433.39  ボリンジャー:-1σ(25日)
    38380.89  13週移動平均線
    38139.52  均衡表雲上限(日足)
    38042.94  均衡表転換線(週足)
    37902.59  ボリンジャー:-2σ(25日)
    37892.00  75日移動平均線
    37751.39  均衡表雲上限(週足)


    高値と安値も前日から切り下がり、ローソク足は陰線で終了。下降角度を増した5日移動平均線を下放れ、節目の39000円や下向きに転じた25日線(38964.18円)割れで大引けを迎えた。一目均衡表では、遅行線が弱気シグナル発生を開始しており、地合いの悪化を裏付ける形となった。ただ、ザラ場安値38600.26円が11月5日高値を下端とする直近のマドを埋める一方で、200日線(38501.51円)割れは回避しており、短期的な下値到達となった可能性もありそうだ。
     
     
     

    【大引け概況】

    13日の日経平均株価は続落し、終値は前日比654円43銭安の3万8721円66銭だった。節目の3万9000円を割り込むのは5日以来。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:18 容量:16.46M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    きょうの東京株式市場は主力株への売りがかさむ展開となり、日経平均は波乱含みの下げに見舞われ、フシ目の3万9000円台を大きく下回った。短期筋による株価指数先物への売りが膨らみ、日経平均の下げ幅は一時700円を超えた。
    前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて下落し、米国株市場でも米長期金利の上昇が嫌気され、NYダウが3日ぶりに反落。これを受けて東京株式市場でもリスク回避目的の売りが噴出した。外国為替市場ではドル高・円安が一段と進んだが、これをポジティブ視する動きはみられなかった。先物主導の下げで日経平均は大陰線を形成し、25日移動平均線も一気に下抜ける形に。もっとも時価総額の大きい売買代金上位の銘柄に売りが目立った一方、中小型株の中にはプラス圏で引けた銘柄も少なくなく、値下がり銘柄数は全体の6割強にとどまっている。
     
    12日の米株式市場では前の日まで連日で最高値を更新していたダウ工業株30種平均が3営業日ぶりに反落。欧州株式市場でもドイツやロンドンの株価指数が大幅安となり、短期的な過熱感を警戒した売りが出やすかった。13日にトランプ・トレードの象徴として急騰していたビットコインが下落したことも投資家心理の重荷となり、株式を含むリスク資産全体に手じまい売りを出すきっかけになったとの声が聞かれた。
     
    日経平均は午後に下げ幅を広げた。このところのトランプ・トレードは海外ヘッジファンドなど短期筋による先物買いが主体だったとの見方は多く、いったん株売りに傾くと、株安に拍車がかかりやすいようだ。日本時間13日午後の取引で米長期金利が高止まりするなど、米金利の先高観が強まっており、株式には相対的な割高感を意識した売りも出やすかった。
     
    一方、東京外国為替市場で円相場は1ドル=155円台と前日夕時点に比べて円安・ドル高方向に振れている。輸出関連の一角には買いが入り、日経平均は小幅ながら上昇に転じる場面もあった。
     
    市場の一部からは、相場反転のきっかけとして注目されるのが、米国で13日発表される10月の消費者物価指数(CPI)だろう。トランプ次期大統領の政策がインフレ再加速に繋がるとの懸念が強まるなかで、12月の追加利下げを改めて織り込みにいくのかどうかを見極めたいところ。
     

    東証株価指数(TOPIX)は反落した。終値は33.10ポイント(1.21%)安の2708.42だった。JPXプライム150指数は続落し、20.62ポイント(1.69%)安の1202.80で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆9077億円、売買高は23億3946万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1012。値上がりは587、横ばいは46だった。
     
    業種別株価指数(33業種)はその他金融業、精密機器、輸送用機器などが下落。上昇は石油・石炭製品、小売業、海運業など。
     
    個別では、決算発表を材料に買い優勢で売買代金トップとなったソフトバンクグループ(SBG)は買い一巡後、マイナス圏に沈んだ、ディスコ、アドバンテスト、レーザーテックなど半導体主力銘柄が総じて下落した。IHI、川崎重工業が値を下げ、リクルートホールディングスも下値を探った。キーエンスが値を下げ、第一三共、日立、東京建物ディスコ、SUMCO、デンソーなども売られた。今期業績予想が市場予想を下回ったネクソンが急落、JPホールディングスも大幅安。このほか、住友金属鉱山の下げも目立った。
     
    一方、東京エレクトロンは決算が好感され小幅ながらプラス圏で着地。上期営業損益が黒字化したシャープも買われた。MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化の検討が明らかとなったセブン&アイ・ホールディングスが大幅高となり、みずほフィナンシャルグループも堅調だった。
    また、古河電工、フジクラなど電線株も堅調。アグロカネショウへのTOBを発表した出光興産が買われ、アグロカネショウはストップ高買い気配。このほか、レゾナックHD、リコー、カシオ、住友ファーマなどが買われた。青山商事、エル・ティー・エス、THKが急騰、いずれも値幅制限いっぱいまで上値を伸ばした。中越パルプ工業、朝日工業社、シャープなども大幅高。なお、後場、決算を材料にENEOSホールディングスが買われた。

     


     
    東証スタンダード市場は欧米株安、米トランプ次期政権懸念などから幅広い銘柄に売りが出て大幅に下落した。
    スタンダードTOP20は下落。出来高は4億8216万株。
    値上がり銘柄数584、値下がり銘柄数822と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではアグロ カネショウがストップ高。メディアリンクス、京都きもの友禅ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。クシム、ウェルネット、ランドネット、ムゲンエステート、IGポートなど18銘柄は年初来高値を更新。タツミ、ミナトホールディングス、ヴィア・ホールディングス、大和重工、トリニティ工業が買われた。
     
     一方、ハーモニック・ドライブ・システムズがストップ安。ケア21、ハピネス・アンド・ディ、フライトソリューションズ、タカギセイコー、城南進学研究社など17銘柄は年初来安値を更新。セーラー広告、アソインターナショナル、ホリイフードサービス、CSSホールディングス、コメ兵ホールディングスが売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は相場全体の弱い地合いに引きずられて売りがやや優勢になった。
    日経平均株価が節目の3万9000円を割り込むなど相場全体の地合いが悪化するなか、運用リスクを避ける動きが強まり、東証グロース市場250指数は午後に下げに転じた。
    グロースCoreは軟調。東証グロース市場250指数は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比2.66ポイント(0.42%)安の628.84だった。
     
    決算で上期の好業績が確認されたカバーは7%上昇。1銘柄だけで売買代金は500億円を超え、グロース市場全体の3分の1を占めた。売買代金2位はフルッタフルッタの151億円で、3位(Sapeet、34億円)以下を大きく引き離しており、材料株や、価格変動率の大きい特定銘柄に集まる傾向が顕著に表れた。
    グロース全体では値上がり銘柄が41%、値下がりが54%と騰落数に大きな差はなく、相場全体は売り買い交錯状態。値上がり銘柄数244、値下がり銘柄数320と、値下がりが優勢だった。
    「米中対立が連想されて半導体株が下落したプライム市場に比べると、小型株市場に明確な方向感はなかった」という。
     
    グロース市場ではジーエヌアイやQPS研究所が下落した。一方、カバーやGENDAは上昇した。
     
    個別では、Sapeet、プレイド、オープンワーク、旅工房がストップ高。ジェイフロンティア、エクストリーム、トゥエンティーフォーセブンは一時ストップ高と値を飛ばした。タスキホールディングス、Aiロボティクス、ネクストジェン、kubell、Rebaseなど7銘柄は年初来高値を更新。ヤプリ、エクサウィザーズ、ファーストアカウンティング、Solvvy、ブティックスが買われた。
     
     一方、博展が一時ストップ安と急落した。学びエイド、タイミー、トランスジェニックグループ、ゼネラル・オイスター、アルファクス・フード・システムなど12銘柄は年初来安値を更新。マーキュリー、イーディーピー、GMOフィナンシャルゲート、フルッタフルッタ、トヨクモが売られた。
     

     

     
    13日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比422円65銭(1.07%)安の3万8953円44銭だった。取引時間中としては1週間ぶりに節目の3万9000円を割り込んだ。
     
    前日の欧州株市場で主要国の株価が軒並み下落したほか、米国株市場でもトランプラリーが一巡し利益確定の動きが強まり、NYダウが400ドル近い下落で3日ぶりに下値を試す展開となった。これを受けて東京市場でも投資家のセンチメントが悪化した。外国為替市場では円安方向に振れているものの、これを好感する動きは限定的で半導体関連株や自動車株などを中心に輸出セクターは売りに押された。
    短期筋が株価指数先物に断続的に売りを出した。日経平均の下げ幅は一時500円を超えた。
     
    12日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落するなど、主要3指数がそろって下落した。ダウ平均は前の日まで連日で最高値を更新しており、市場ではトランプ・トレードの動きが一服したと受け止められ、短期的な過熱感を意識した売りが出やすくなっている。12日は欧州株式市場でもドイツやロンドンの株価指数が大幅安となり、きょうの東京株式市場でも投資家心理の重荷になった。
     
    「トランプ・トレードは短期筋による先物主導の上昇だったとみられるだけに、いったん株価が下落すると、売りが売りを呼ぶ展開となり、下げ幅が大きくなりやすい」との声が聞かれた。トランプ次期米政権の人事をめぐり、主要ポストに対中強硬派の名が相次いでいることも株売りを促しているとの見方があった。
     
    朝方は小幅ながら上昇に転じる場面もあった。東京外国為替市場で円相場は1ドル=154円台と前日夕時点に比べて円安・ドル高方向に振れており、輸出関連の一角には買いが入った。
     
    後場の東京株式市場は、トランプ次期政権への警戒を受けて、欧州投資家が参加し始める14時頃に一段安となる可能性もあろう。
     
    東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは26.98ポイント(0.98%)安の2714.54だった。JPXプライム150指数は続落した。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2867億円、売買高は11億1251万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は849。値上がりは738、横ばいは56だった。
     

     

     
    業種別株価指数(33業種)はその他金融業、医薬品、精密機器などが下落。上昇は石油・石炭製品、水産・農林業、倉庫・運輸関連業など。
     
    個別では売買代金トップとなったソフトバンクグループが、買い一巡後に前日比マイナス圏に沈んだほか、が冴えず、ディスコも軟調。川崎重工業、日立製作所なども安い。第一三共も売られた。今期業績予想が市場予想を下回ったネクソンは大幅安で年初来安値を更新。
    昨日急騰したリクルートHDも反落となった。このほか、住友金属鉱山、日揮HD、東京建物などが下落した。
     
    半面、好業績を受けて東京エレクトロンが商い増勢のなか上昇、フジクラ、古河電気工業など電線大手が上値追い。エル・ティー・エスがストップ高に買われ、中越パルプ工業も値を飛ばした。朝日工業社が急騰、上期営業損益が黒字化したシャープも買われた。
    アグロカネショウへのTOBを発表した出光興産が買われ、アグロカネショウはストップ高買い気配となった。このほか、レゾナックHD、リコー、カシオ、住友ファーマなどが買われた。


     


     
    東証スタンダード市場は短期資金が利益確定売りをしやすくなっている。
    市場では「これまで上昇していた米株先物に達成感からの利食いが出て連れ安している」との見方があった。
    スタンダードTOP20は下落。出来高は2億6558万株。値上がり銘柄数606、値下がり銘柄数678と、値下がりが優勢だった。
     
    個別ではメディアリンクスがストップ高。京都きもの友禅ホールディングスは一時ストップ高と値を飛ばした。ウェルネット、ランドネット、ムゲンエステート、IGポート、要興業など10銘柄は年初来高値を更新。ベクターホールディングス、ヴィア・ホールディングス、大和重工、トリニティ工業、ヤマト モビリティ & Mfg.が買われた。
     
    一方、ハーモニック・ドライブ・システムズがストップ安。フライトソリューションズ、城南進学研究社、ケミプロ化成、日本製罐、エスケーエレクトロニクスなど8銘柄は年初来安値を更新。ホリイフードサービス、CSSホールディングス、ウイルプラスホールディングス、JFLAホールディングス、ネクスグループが売られた。
     


     
    東証グロース市場は好決算を発表したカバーなど個別株物色が活発だった。市場では「ラボロAIやエクサWizなど人工知能(AI)関連企業で決算内容が好調な銘柄も目立ち、資金を集めている」との声が聞かれた。
    グロースCoreは小幅安。東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比1.80ポイント(0.29%)高の633.30だった。
     
    グロース市場ではGENDAやSapeetが上昇した。一方、タスキHDやグロースxPは下落した。
    値上がり銘柄数259、値下がり銘柄数271と、売り買いが拮抗した。
     
    個別では、Sapeetがストップ高。ジェイフロンティアは一時ストップ高と値を飛ばした。タスキホールディングス、Aiロボティクス、kubell、MTGは年初来高値を更新。ヤプリ、エクサウィザーズ、Solvvy、カバー、ブティックスが買われた。
     
    一方、博展が一時ストップ安と急落した。学びエイド、タイミー、トランスジェニックグループ、ゼネラル・オイスター、アルファクス・フード・システムなど10銘柄は年初来安値を更新。マーキュリー、イーディーピー、GMOフィナンシャルゲート、WASHハウス、フィスコが売られた。
     
     
     

    【寄り付き概況】
    13日の日経平均株価は続落で始まった。始値は前日比58円94銭安の3万9317円15銭。
     
    前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて軟調となり、トランプ次期政権の対中強硬姿勢などを警戒視してリスク回避ムードが強く、下落幅も比較的大きくなった。また、米国株市場でもトランプラリーが一服し、NYダウが一時400ドルの下落をみせるなど利益確定の動きに押された。
    これを受け東京株式市場でも投資家のセンチメントが冷やされ、足もとで見送りムードとなっている。
    外国為替市場でドル高・円安が進んでいることは輸出セクターなどを中心に株価の下支え材料となるが、日本時間今晩に発表が予定される10月の米消費者物価指数(CPI)を控え、積極的な買いは見込みにくいだろう。
     
    12日に2025年3月期(今期)の連結純利益予想を上方修正した東エレクは一時、前日比7%高となった。12日発表の24年4〜9月期の連結決算(国際会計基準)で、最終損益が1兆53億円の黒字(前年同期は1兆4087億円の赤字)だったソフトバンクグループ(SBG)も大きく上昇し、2銘柄で日経平均を140円程度押し上げている。

    東証株価指数(TOPIX)は反落している。

    個別では、ファストリやアドテストが安い。テルモや中外薬、第一三共が下落した。一方、スクリンやレゾナックが高い。トレンドや出光興産が上昇した。

     

    [株価材料]

     
    ■トヨタ<7203>やホンダ<7267> 
    米ロビー費増加 関税やEV優遇巡り

    ■太陽光パネル・車 リサイクル拠点全国に 政府が整備支援

    ■ソフトバンクG<9984>
    傘下ビジョン・ファンド 9四半期ぶり黒字化

    ■三井住友トラスト<8309> 
    4-9月純利益 3倍の1328億円に
     
    ■りそなHD<8308> 
    4-9月の純利益38%増 法人融資伸び

    ■NXHD<9147>
    逆風下の増益 7-9月人件費増も法人向け回復

    ■シャープ<6753>
    純利益4.6倍 4-9月 有価証券売却が寄与

    ■出光興産<5019>
    アグロカネショウ<4955>買収 230億円でTOB

    ■クボタ<6326>
    全国で営農太陽光 耕作放棄地を再生

    ■デクセリアルズ<4980>
    車内装設計の独社に出資 欧州向け強化

    ■ルネサス<6723>
    価格15%安いマイコン 高機能家電向け

    ■東京エレクトロン<8035>
    今期上振れ 純利益45%増

    ■住友金属鉱山<5713>
    今期純利益下振れ 円高で在庫評価損

    ■コスモエネHD<5021>
    56%減益 4-9月最終 原油安で

    ■トライアルHD<141A>
    中古車参入 独自ポイントで販促

    ■日本触媒<4114>
    JSR系72億円で買収

    ■伊藤忠商事<8001>
    eスポーツ新興に出資

    ■カネカ<4118>
    健康サポート重点 事業売上高30年1000億円

    ■三井化学<4183>
    3次元積層向け新接着材 低温で永久接合
     
     
     


    13日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万8900円-3万9500円を想定。(12日終値3万9376円09銭)
    米国株は下落。ダウ平均は382ドル安の43910ドルで取引を終えた。
    日経平均株価は、現地12日の米国株式が下落したことから、きのう12日の弱い地合いが継続し、軟調な動きとなりそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=154円台の半ば(12日は153円81-83銭)とやや円安方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=164円台の前半(同163円51-55銭)と小動き。多くの決算が発表されるなか、好業績や増配などを公表する銘柄への個別物色が中心になりそう。
     
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比150円安の3万9260円だった。

     
     
    【好材料銘柄】  

    ■タスキホールディングス <166A> 
    今期経常は2.1倍増益、前期配当を1円増額・今期は19円増配へ。

    ■朝日工業社 <1975>
    今期経常を一転27%増益に上方修正・最高益、配当も40円増額。

    ■ウェルディッシュ <2901>
    上期最終は黒字浮上・通期計画を超過。

    ■川田テクノロジーズ <3443>
    今期経常を31%上方修正、配当も10円増額。

    ■ブロードリーフ <3673>
    今期最終を39%上方修正。

    ■中越パルプ工業 <3877>
    今期経常を4%上方修正、配当も10円増額。

    ■レゾナック・ホールディングス <4004>
    今期経常を21%上方修正。

    ■プレイド <4165> 
    今期営業は2.6倍増益へ。

    ■ヤプリ <4168> 
    今期最終を65%上方修正。

    ■東京応化工業 <4186>
    1-9月期(3Q累計)経常が45%増益で着地・7-9月期も2.1倍増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.05%にあたる250万株(金額で70億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月13日から25年1月31日まで。

    ■エクサウィザーズ <4259> 
    上期経常が赤字縮小で着地・7-9月期は黒字浮上。

    ■JDSC <4418> 
    7-9月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。

    ■アール・エス・シー <4664>
    上期経常を一転6%増益に上方修正、通期も増額。

    ■新日本製薬 <4931>
    今期経常は10%増で9期連続最高益、7円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.50%にあたる54万株(金額で11億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月13日から12月12日まで。

    ■Laboro.AI <5586> 
    今期経常は37%増で2期ぶり最高益更新へ。

    ■エイチワン <5989>
    上期最終が23倍増益で着地・7-9月期も3.7倍増益。

    ■THK <6481>
    発行済み株式数(自社株を除く)の16.31%にあたる2000万株(金額で400億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月13日から25年11月12日まで。一方、今期最終を一転34%減益に下方修正。

    ■シャープ <6753>
    上期最終は4.6倍増益・通期計画を超過。

    ■名村造船所 <7014>
    今期経常を一転20%増益に上方修正・11期ぶり最高益、配当も5円増額。

    ■ヴィア・ホールディングス <7918>
    上期経常は3.4倍増益で着地。また、株主優待制度を拡充。優待割引券の割引額を1000円につき250円?500円(50%割引)に引き上げる。年間5000~4万円相当の贈呈となる。

    ■東京エレクトロン <8035>
    今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も52円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.8%にあたる350万株(金額で700億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月13日から25年1月31日まで。

    ■青山商事 <8219>
    今期経常を4%上方修正、配当も66円増額。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
    13(水)
    【国内】
    10月国内企業物価指数(8:50)
    30年利付国債入札
    《決算発表》
    ENEOS、楽天G、TOPPANHD、ミツコシイセタン、ロート、クラレ、小田急、すかいHD、博報堂DY、三浦工、ニッパツ、デクセリアルス、堀場製、ラクス、上 組、ペプチド、トライアル、タウンズ、Aiロボティク、ROXX、カウリス、アスア
     
    【海外】
    米10月消費者物価指数(CPI)(22:30)
    米10月財政収支(11/14 4:00)
    《米決算発表》シスコシステムズ
    《アジア決算発表》
    テンセント・ホールディングス
     
    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    12日のNYダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比382ドル15セント(0.86%)安の4万3910ドル98セントで終えた。
    トランプ次期米大統領による規制緩和への期待を背景に相場をけん引してきた金融大手ゴールドマン・サックスなどが売られた。長期金利の上昇も相場を圧迫し、ダウの下げ幅は一時400ドルを超えた。
    トランプ氏を支援する米実業家イーロン・マスク氏率いる電気自動車(EV)大手テスラは6.2%安。同株もナスダックを押し上げてきたが、高値警戒感から売りが先行した。翌13日に10月の米消費者物価指数(CPI)発表を控えて様子見ムードも漂う中、投資家が重視するS&P500種株価指数は米大統領選後、終値ベースで初めて下落して取引を終えた。
     
    トランプ氏の勝利とともに連邦議会選で共和党が上院の多数派議席を獲得し、下院でも共和党が過半数を占める可能性が高まっている。大統領と上下両院すべてを共和党が制する「トリプルレッド」となれば、トランプ氏の掲げる政策が実現しやすくなる。規制緩和や現行の所得税減税の恒久化、法人税減税などへの期待は高い。一方、移民政策の強化や関税引き上げなどの米経済への影響を懸念する声もあった。
     
    米債券市場で長期金利が前週末の4.30%から4.4%台に上昇(債券価格は下落)した。足元の米景気の底堅さに加え、次期トランプ政権の政策がインフレの再加速や財政赤字の拡大につながる可能性が意識されている。金利上昇で株式の相対的な割高感が強まることへの懸念も投資家心理の重荷だった。
     
    ダウ平均ではアムジェンやボーイング、メルクなどが売られた。12日に四半期決算を発表したホーム・デポも安い。一方、アクティビスト(物言う株主)による株式取得が明らかになったハネウェル・インターナショナルが高い。エヌビディアやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムも上げた。
     
    ナスダック指数は6営業日ぶりに反落した。前日比17.362ポイント(0.08%)安の1万9281.401で終えた。ブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)などが安い。一方、ネットフリックスが上昇した。
    NYダウ 43910.98 ( -382.15 )
    S&P500 5983.99 ( -17.36 )
    NASDAQ 19281.40 ( -17.36 )
    米10年債利回り 4.428 ( +0.122 )
     
    NY(WTI)原油 68.12 ( +0.08 )
    NY金 2606.3 ( -11.4 )
    VIX指数 14.71 ( -0.26 )
     
     

    【シカゴ日本株先物概況】
    12日のシカゴ日経平均先物は下落した。12月物は前日比375円安の3万9260円で終えた。
    NYダウ平均は、史上最高値を連日更新した反動から利食い売りが優勢となり、3営業日ぶりに反落した。
    この日は米主要株価指数が下落し、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが広がった。
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    39260 ( -150 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    39300 ( -110 )
     
    ( )は大阪取引所終値比





    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
     
    12日のFTSE100種総合株価指数は反落し、前日比99.42ポイント(1.22%)安の8025.77と8月上旬以来、約3カ月ぶりの安値で終えた。米国の次期政権下で米中関係が悪化しかねないとの懸念などを背景に12日の中国・上海や香港の株式相場が下げ、投資家心理を冷やした。
     
    銅やアルミニウムといった非鉄金属の先物や貴金属の相場が下落しスイスのグレンコア、英アングロ・アメリカンといった資源株の下げにつながった。エネルギーや銀行を含め、幅広い業種で売りが優勢となった。
     
    FTSEの構成銘柄では、12日公表した2024年4〜9月期決算で売上高が市場予想を下回った通信大手ボーダフォンが8.19%安、産金大手フレスニロが7.84%安、住宅大手ビストリー・グループが5.56%安と下げを主導した。
    一方、通期業績予想を上方修正した医療機器のコンバテックは22.07%高と急伸したほか、複合企業DCCも14.18%高と大きく買われた。



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     
    12日のドイツ株価指数(DAX)は反落し、前日比414.96ポイント(2.13%)安の1万9033.64と10月上旬以来の安値で終えた。米国の次期政権の顔ぶれに市場参加者の関心が向かうなかで12日の中国・上海や香港などの株式相場が下落し、投資家心理が悪化した。
     
    12日の米株式市場で主要な株価指数が下げ幅を広げると、DAXも取引終了にかけて一段と下落した。
     
    個別では、2024年12月期通期の調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)見通しを下方修正した製薬大手バイエルが14.50%安、化学品商社ブレンタークが8.16%安、化学大手BASFが4.28%安。半面、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズは3.66%高、防衛大手ラインメタルは1.59%高、医療機器のザルトリウスは0.17%高で引けた。




    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は反落し、前日比2.69%安の7226.98と8月上旬以来、約3カ月ぶりの安値で終えた。幅広い業種・銘柄に売りが広がり、同指数を構成する40銘柄のうち半導体のSTマイクロエレクトロニクス(スイス)を除く39銘柄が下落した。


     

11月13日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【か行】
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