【市況一覧】
日経平均株価
38,026.17 -326.17 11/21
TOPIX
2,682.81 -15.48 11/21
マザーズ
635.64 +4.48 11/21
NYダウ平均
43,408.47 +139.53 11/21
ナスダック総合
18,966.14 -21.33 11/21


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    8日のNYダウ工業株30種平均は反発した。前日比259ドル65セント(0.59%)高の4万3988ドル99セントで終え、過去最高値を更新した。週間の上げ幅は1936ドルと、2022年5月以来の大きさとなった。

    米大統領選でトランプ前大統領が勝利を確実にし、次期政権の経済政策が米景気を支えるとの見方が引き続き買いを促した。


    トランプ氏が目指す法人税率引き下げや規制緩和などが企業業績を押し上げるとの見方から、ゴールドマン・サックスを含む金融株など幅広い銘柄に買いが入った。同氏を選挙戦で支援した実業家イーロン・マスク氏率いる電気自動車(EV)大手テスラも8%高と引き続き相場をけん引した。
    米連邦準備制度理事会(FRB)が前日まで開いた金融政策会合で追加利下げを決めたことも買い安心感につながった。


    市場では、「大統領選を受けた陶酔感が膨らんでおり、トランプ・トレードの流れに乗る投資家が多くみられる」との声が聞かれた。米連邦準備理事会(FRB)が7日に追加利下げを決めたことも投資家心理の追い風となった。


    8日にミシガン大学が発表した11月の米消費者態度指数(速報値)は73.0と7カ月ぶりの高水準を付けた。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(71.0)を上回り、前月(70.5)からも改善した。1年先の予想インフレ率は2.6%と前月(2.7%)から低下した。


    市場では「ゴルディロックス(適温)相場が続く」との受け止めがあった。ダウ平均の上げ幅は420ドルを超え、4万4000ドル台に上昇する場面もあった。


    8日からダウ平均の構成銘柄となったシャーウィン・ウィリアムズは上昇する一方、エヌビディアは下げて終えた。


    その他のダウ平均の構成銘柄では、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やホーム・デポ、ウォルマートといった消費関連株の一角が高かった。ゴールドマン・サックスやユナイテッドヘルス・グループ、セールスフォースも上昇した。半面、キャタピラーやアマゾン・ドット・コム、マイクロソフトは下落した。


    ナスダック総合株価指数は4日続伸した。前日比17.318ポイント(0.08%)高の1万9286.777で終え、連日で最高値を更新した。テスラが8.1%上昇し、時価総額が1兆ドルを超えた。


    S&P500種株価指数も4日続伸した。前日比22.44ポイント(0.37%)高の5995.54で終えた。連日で最高値を更新し、節目の6000を上回る場面があった。



    NYダウ    43988.99 ( +259.65 )
    S&P500    5995.54 ( +22.44 )
    NASDAQ  19286.77 ( +17.31 )
    米10年債利回り  4.306 ( -0.022 )

    NY(WTI)原油   70.38 ( -1.98 )
    NY金      2694.8 ( -11.0 )
    VIX指数    14.94 ( -0.26 )



     

    【シカゴ日本株先物概況】
     
    8日のシカゴ日経平均先物は下落した。12月物は前日比555円安の3万9135円で終えた。
    NYダウ平均は、トランプ次期米大統領が掲げる減税などの政策が景気拡大につながるとの期待感から金融株などが買われ、反発した。
    ただ、週半ばにかけて大幅に上昇した後で、利益確定売りが出やすかった。
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    39135 ( -365 )

    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    39170 ( -330 )

    ( )は大阪取引所終値比
     
     



    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数

    8日のFTSE100種総合株価指数は4日続落し、前日比68.35ポイント(0.83%)安の8072.39で終えた。中国当局が8日に地方政府の債務上限引き上げなどを発表したものの、需要喚起につながる政策は今のところ打ち出されていない。内容が物足りないとの受けとめから、業績が中国景気の影響を受けやすい銘柄に売りが出た。

    中国当局の発表を受けて銅やアルミニウムなどの先物相場が下落し、英豪リオティントやスイスのグレンコアといった資源株に売りが優勢となった。

    FTSEの構成銘柄では、住宅大手ビストリー・グループが15.51%安と急落。産銅大手アントファガスタは6.61%安、資源大手グレンコアも4.96%安となった。一方、航空大手インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は7.18%高、産金大手エンデバー・マイニングは4.25%高、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループは2.78%高と相場を支えた。



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     

    8日のドイツ株価指数(DAX)は反落し、前日比147.04ポイント(0.75%)安の1万9215.48で終えた。中国当局が8日に地方政府の財政支援策を発表したものの、市場が期待する需要拡大につながる政策は打ち出されず、投資家の失望を誘った。

    5日投開票された米大統領選挙を経て、米国の次期政権下で関税強化などが実現すれば欧州経済に悪影響が及ぶとの懸念がくすぶるのも重荷だった。

    個別では、化学大手BASFが5.19%安、商用車大手ダイムラー・トラックが3.99%安、自動車大手BMWが3.21%安と下げを主導。半面、不動産大手ボノビアは2.72%高、エネルギー大手シーメンス・エナジーは2.62%高、通販大手ザランドは2.10%高と買われた。

     


    ■フランス・パリ株価指数

    フランスのCAC40は反落し、前日比1.17%安で終えた。「グッチ」などを抱える仏ケリングやエルメス・インターナショナルなど高級ブランド銘柄が下げた。「カルティエ」をもつスイスのリシュモンが8日公表した2024年4〜9月期の収益が市場予想を下回り、フランスの高級ブランド株に売りが波及した。半面、ホテル大手の仏アコーが上昇した。

     

11月09日 毎日コラム
櫻井英明の株式辞典【い行】
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