【市況一覧】
日経平均株価
38,026.17 -326.17 11/21
TOPIX
2,682.81 -15.48 11/21
マザーズ
635.64 +4.48 11/21
NYダウ平均
43,408.47 +139.53 11/21
ナスダック総合
18,966.14 -21.33 11/21


11月21日 マーケットコメント

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    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    39480円67銭(△1005円77銭=2.61%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2715.92(△51.66=1.94%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    621.45(△3.32=0.54%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】24億5518万株(△5億5860万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】5兆6352億円(△1兆5867億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】1099(前日:983)
    --------------------------------------------
    【値下がり銘柄数】486(前日:620)
    --------------------------------------------
    【新高値銘柄数】50(前日:31)
    --------------------------------------------
    【新安値銘柄数】5(前日:20)
    --------------------------------------------
    【25日騰落レシオ】94.02(前日:85.10)
    --------------------------------------------
     
    今月1日の大幅な下げ(1027円安)を完全に埋めてきた。さらに、米大統領選でトランプ氏勝利の流れが見えてきた中盤以降は一段高へ。一足早いトランプラリーを演じている。
     
    きょうは値幅が大きくなる中で、プライムの売買代金も概算で5兆6300億円と商いが盛り上がった。米大統領選を通過するまでは売買を手控えていた投資家も少なくないと推測される。国内では引き続き注目度の高い企業の決算が多く出てくる。先高期待が強まる中で、あす以降も売買代金5兆円超えが続くかどうかに注目しておきたい。
     
    当面はマイナス材料がなく日経平均は上値4万円を捉えてくる11月相場となりそうだ。
     
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は1005円高と大幅続伸、一時3万9600円台に上昇
     2.米大統領選は共和党のトランプ氏優勢で大幅な株高・円安が進行
     3.半導体や防衛、銀行株などが上昇する一方で自動車株は安い
     4.ディスコが高く、三菱重やIHIが急伸し三菱UFJも値を上げる
     5.ホンダや日産自、マツダは関税引き上げ懸念で売りに押される
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
     
    40452.53  ボリンジャー:+3σ(25日)
    40353.39  ボリンジャー:+2σ(13週)
    39910.55  新値三本足陽転値
    39909.32  ボリンジャー:+2σ(25日)
    39874.37  ボリンジャー:+1σ(26週)
     
    39480.67  ★日経平均株価6日終値
     
    39366.12  ボリンジャー:+1σ(25日)
    39341.03  ボリンジャー:+1σ(13週)
    38954.21  均衡表基準線(日足)
    38878.59  6日移動平均線
    38822.91  25日移動平均線
    38688.36  均衡表転換線(日足)
    38486.20  26週移動平均線
    38418.31  200日移動平均線
    38328.68  13週移動平均線
    38279.71  ボリンジャー:-1σ(25日)
    37919.00  75日移動平均線
    37778.49  均衡表雲上限(週足)
    37752.61  均衡表転換線(週足)
    37736.50  ボリンジャー:-2σ(25日)
     
    節目の39000円や上向きに転じた25日移動平均線(38822.91円)を越え、終値1005.77円高と急伸。高値と安値も前日水準を上回り、ローソク足はマド空けを伴う大陽線で上値追いの勢いの強さを窺わせた。5日線が25日線を上抜いて短期ゴールデンクロス(GC)を示現したことから、短中期の上昇局面入りが期待できよう。
     
     
     

    【大引け概況】

    6日の日経平均株価は大幅に続伸し、終値は前日比1005円77銭高の3万9480円67銭だった。

     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:22 容量:17.26M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    前日の米株式市場では、NYダウは427ドル高と反発した。米株高を好感して日経平均株価も上昇してスタートした。
    5日の米株式市場でのハイテク株高の流れを受け、東京株式市場でも朝方から東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株が買われて日経平均を押し上げた。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した10月の非製造業(サービス業)景況感指数は56.0と2年3カ月ぶりの高水準となり、市場予想も上回った。景況感の改善のほか、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ継続観測も株買いを誘い、ダウ工業株30種平均も反発した。
     
    また、米大統領選は開票序盤で激戦州のジョージア州でトランプ氏が優勢と伝わるとドル高・円安が進行するとともに、日経平均株価も上伸。その後も、トランプ氏優勢の報道が続き、為替市場では一時1ドル=154円台に乗せ前日夕方に比べ2円近いドル高・円安が進んだ。
    日経平均株価も前日に比べ1100円超の3万9600円台まで上昇する場面があった。半導体関連株や銀行株、防衛関連の大手重工株などが買われた。ただ、買い一巡後は利益確定売りも膨らみ、午後2時頃にかけやや上昇幅は縮小したが、激戦州のノースカロライナやジョージアなどでのトランプ氏の勝利が伝わると再び値を上げた。米議会選挙も共和党が上院の多数派を奪還したと報じられ、大統領と上下両院の議会選も共和党が勝利する「トリプルレッド」に対する期待が高まった。結局、トランプ氏の勝利を織り込む格好で日経平均株価は1005円高で取引を終えた。
     
    ただ、買い一巡後は伸び悩む場面もみられた。場中に決算を発表したホンダは2025年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比14%減の9500億円になる見通しを明らかにした。10%減の1兆円を見込んでいた従来予想から下方修正し、市場予想の平均であるQUICKコンセンサスの1兆696億円(10月25日時点、17社)を下回ったことで、株価は下げ幅を午後に拡大し、日経平均の上値を抑えた。
     
    注目を集めたトヨタは、2024年4〜9月期の連結決算(国際会計基準)で純利益が前年同期比26%減の1兆9071億円だった。市場予想の平均であるQUICKコンセンサス(10月25日時点、7社、2兆3444億円)を下回ったが、株価は上昇して終わった。市場では「系列のデンソーなどの決算が良くなかったので、トヨタの決算が良くないことは市場で織り込み済みだった」との声が聞かれた。
     
    さて、東京株式市場は米株高に円安と良好な外部環境が揃い日経平均は大きく上昇。今月1日の大幅な下げ(1027円安)を完全に埋めてきた。さらに、米大統領選でトランプ氏勝利の流れが見えてきた中盤以降は一段高へ。一足早いトランプラリーを演じている。当面はマイナス材料がなく日経平均は上値4万円を捉えてくる11月相場となりそうだ。

     
     

     
    東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は51.66ポイント(1.94%)高の2715.92だった。JPXプライム150指数も続伸し、25.60ポイント(2.15%)高の1216.84で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で5兆6352億円、売買高は24億5518万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1099。値下がりは486、横ばいは62だった。日経平均は15時25分時点では3万9426円52銭で、クロージング・オークションを経て54円15銭上昇した。
     
    個別銘柄では、トランプトレードの影響で、三菱重工業、IHI、日本製鋼所、川崎重工業など防衛関連の一角が上げ幅を拡大。IHIは強い決算も発表したことからストップ高となった。また、一部証券会社のポジティブなレポートを受けてアドバンテストも大幅高したほか、ディスコ、レーザーテックが値を上げ、時間外の米10年国債利回りが4.4%台まで上昇したことなどが刺激材料となり、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、りそなHD、みずほFG、千葉銀行など銀行株も買われた。日立製作所や三菱電機が高く、信越化学工業やコマツ、HOYAが上昇した。ソニーグループやトヨタ自動車、任天堂も高い。
     
    半面、決算の内容や成長率鈍化などが嫌気されてメルカリが急落したほか、構造改革などが影響し通期営業赤字に下方修正したコニカミノルタも売られた。トランプ氏が勝利した場合の関税引き上げ懸念でホンダや日産自動車、SUBARUといった自動車株が下落。日本郵船や商船三井が値を下げ、村田製作所やヤマハ発動機、住友林業が下落した。



     


     
    東証スタンダード市場は米大統領選などで大幅に上昇した東証プライム市場の銘柄に連れ高となった。大統領選の開票が進む中、トランプ氏優勢との見方が強まり、先物主導で買いが広がった。為替が円安に振れたことも買いを後押しした。
    値上がり銘柄数798、値下がり銘柄数586と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、住石ホールディングス、ホリイフードサービス、メタプラネットがストップ高。ベクターホールディングス、マックハウス、ビート・ホールディングス・リミテッドは一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、富士古河E&C、弘電社、テクノ菱和、フィットイージーなど22銘柄は年初来高値を更新。マネーパートナーズグループ、TAC、太陽工機、日本アビオニクス、田辺工業が買われた。
     
     一方、日東ベスト、ハピネス・アンド・ディ、アクサスホールディングス、南海化学、アトミクスなど10銘柄が年初来安値を更新。マツモト、MCJ、トミタ電機、日本製罐、セーラー広告が売られた。
     
     


     
    東証グロース市場は米大統領選の途中経過を受けて為替市場が円安に進み、東京株式市場は大幅高。投資家心理が改善する中でグロース市場にも買いが入った。
    日経平均株価の上げ幅が後場に一時1100円を超えるなか、投資余力が増した個人投資家などの買いが新興株にも波及した。決算発表を手掛かりにした個別の銘柄への物色も広がった。
    「新興市場にはトランプ氏に直接関連しやすい銘柄は少ない」として、上昇率は小幅にとどまった。市場では「大統領選による株高であれば、当面はプライム市場の大型株の物色が中心になる」との声が聞かれた。
     
    東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比3.32ポイント(0.54%)高の621.45だった。
     
    グロース市場ではGENDAやジーエヌアイが上昇した。一方、カバーやグロースxPは下落した。
    値上がり銘柄数303、値下がり銘柄数235と、値上がりが優勢だった。
     
     個別ではSapeetがストップ高。データホライゾンは一時ストップ高と値を飛ばした。フルッタフルッタ、Schoo、スマレジ、Def consulting、INTLOOPなど6銘柄は年初来高値を更新。イメージ情報開発、クラウドワークス、ピクスタ、Liberaware、ACSLが買われた。
     
     一方、グロースエクスパートナーズがストップ安。ワンダープラネット、モンスターラボホールディングス、ブルーイノベーション、バルミューダは年初来安値を更新。ストリームメディアコーポレーション、JIG-SAW、エヌ・ピー・シー、Delta-Fly Pharma、ドリコムが売られた。
     


     
    6日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比866円54銭高の3万9341円44銭だった。
     
    前日の米株式市場で、NYダウは427ドル高と反発。米10月ISM非製造業景況感指数が発表した10月の非製造業(サービス業)景況感指数は56.0と2年3カ月ぶりの高水準となり、市場予想も上回った。景況感の改善のほか、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ継続観測も株買いを誘った。ナスダック総合株価指数は1.42%高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.68%高となるなど、ハイテクや半導体株が買われた。
    これを受け、日経平均株価は上昇してスタートした。朝方から東エレクなど半導体関連株が上昇した。
     
    現地時間5日に投開票日を迎えた米大統領選の開票結果を横目に見ながらの売買となるなか、開票速報で一部の激戦州などで共和党のトランプ氏が優勢との報道が流れドル高・円安が進行した。1ドル=153円台まで円安が進み、日経平均株価も上昇基調を強め3万9300円台まで急伸した。
     
    開票が続く米大統領選を巡り、激戦州の1つであるノースカロライナ州などで共和党候補のトランプ氏が優勢との報道が伝わると、東京外国為替市場では急速に円売り・ドル買いが膨らんだ。円安進行に歩調を合わせるように指数も上げ足を速めた。市場では「ヘッドラインでトランプ氏が優勢と伝わるたびに日経平均は上昇しているので、東京株式市場では『トランプラリー』的な動きがみられる」との声が聞かれた。
     
    後場も引き続き米大統領選挙の開票速報を横目に見た展開となろう。為替、金利市場はともにトランプ勝利を織り込んだ動きが見られるので、日経平均の後場一段高を期待したいところだ。

     
     
    東証株価指数(TOPIX)も続伸した。前引けは51.77ポイント(1.94%)高の2716.03だった。JPXプライム150指数は続伸し、22.87ポイント(1.92%)高の1214.11で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2063億円、売買高は10億4688万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1417。値下がりは199、横ばいは29だった。
     
    全業種が上昇したなか、銀行、その他製品、機械、保険、不動産の上昇が目立った。
     
    個別銘柄では、トランプトレードの影響で、三菱重、IHI、日本製鋼所、川崎重など防衛関連の一角が上げ幅を拡大したほか、アドバンテストも強い動き。ディスコやアドバンテスト、レーザーテックが高く、時間外の米10年国債利回りが4.4%台まで上昇したことなどが刺激材料となり、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、りそなHD、みずほ、千葉銀行など銀行株も買われた。フジクラ、TDK、ファナック、古河電工などが上昇した。
     
    一方、決算の内容や成長率鈍化などが嫌気されてメルカリが急落したほか、構造改革などが影響し通期営業赤字に下方修正したコニカミノルタも売られた。このほか、キーエンス、ニトリHD、村田製作所、パナソニック ホールディングスなどがさえない。

     


     
    東証スタンダード市場は米ハイテク株高を受け、朝方から半導体株が買われた。米大統領選でトランプ氏が優位との報道で、為替が円安に振れていることも追い風となった。スタンダードTOP20は堅調。出来高は1億9929万株。
    値上がり銘柄数928、値下がり銘柄数397と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではベクターホールディングス、ホリイフードサービス、メタプラネット、マックハウスが一時ストップ高と値を飛ばした。日本電技、富士古河E&C、弘電社、フィットイージー、ウェルネットなど16銘柄は年初来高値を更新。マネーパートナーズグループ、太陽工機、アライドテレシスホールディングス、TAC、ウェルディッシュが買われた。
     
     一方、アクサスホールディングス、南海化学、アトミクス、ダントーホールディングス、日本製罐など7銘柄が年初来安値を更新。トミタ電機、マツモト、MCJ、Shinwa Wise Holdings、アール・エス・シーが売られた。
     


     
    東証グロース市場は外国為替市場での円安進行などを背景に日経平均株価の上げ幅が一時800円を超えるなか、投資家心理が強気に傾き、新興株にも買いが波及した。
    グロース250とグロースCoreはともに反発。
    東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比5.54ポイント(0.90%)高の623.67だった。
    グロース市場ではクラウドWやGENDAが上昇した。一方、カバーやグロースxPは下落した。
    値上がり銘柄数353、値下がり銘柄数178と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では、Sapeetがストップ高。フルッタフルッタ、Def consulting、INTLOOPなど4銘柄は年初来高値を更新。クラウドワークス、Liberaware、ブルーイノベーション、Birdman、データホライゾンが買われた。
     
    一方、モンスターラボホールディングス、ブルーイノベーションが年初来安値を更新。フレアス、JIG-SAW、インバウンドプラットフォーム、ミクリード、総医研ホールディングスが売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    6日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比203円5銭高の3万8677円95銭。
     
    前日の米株式市場で、NYダウは427ドル高と反発。米10月ISM非製造業景況感指数が予想を上回ったことなどが好感された。米大統領選の投開票日で結果を見極めたいとの見方も強かった。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げて始まった。為替は1ドル=151円50銭前後で推移している。
     
    東証株価指数(TOPIX)も続伸している。
     
    個別では、アドテストやTDK、リクルートが上昇している。一方、ファストリや中外薬、村田製が下落している。


    「道」

    「反発」

    火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
    大統領選挙の結果をにらんだ展開。
    トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは一時18.64%上昇。
    ただ最大8.42%下落する場面もあった。
    ボラティリティーを理由に複数回にわたって売買停止。
    終値は1.16%安。
    データ解析企業パランティア・テクノロジーズが23.47%急伸し過去最高値を更新。
    売上高見通しの3度目の上方修正を好感。
    3市場の合算出来高は126.4億株と増加。
    10月のISM非製造業総合指数は56.0。
    前月の54.9から上昇し、2022年7月以来2年3カ月ぶりの高水準。
    市場予想は53.8への低下だった。
    9月の貿易収支の赤字額は前月比19.2%増の844億ドル。
    前月の修正値は708億ドル。
    「物品への関税引き上げを見越して企業が輸入を増やしたことで赤字額は大幅に拡大」との解釈。
    市場予想は841億ドルの赤字だった
    輸入は3.0%増加し、過去最高の3523億ドルとなった。
    財(モノ)の輸入は4.0%増の2850億ドルとなり、2022年3月以来の高水準。
    医薬品を中心とした消費財の輸入が40億ドル増加したことが主因。
    10年国債利回りは4.280%。
    5年国債利回りは4.158%。
    2年国債利回りは4.188%。
    ドル円は151円台半ば。
    WTI原油先物12月限は0.52ドル (0.73%)高の1バレル=71.99ドル。
    ビットコインは2.76%高の6万8928ドル。
    SKEW指数は146.66?148.95?152.68。
    恐怖と欲望指数は42?44。
    10月18日の75がピークだった。
    (昨年10月5日が20)。

    火曜のNYダウは427ドル(1.02%)高の42221ドルと反発。
    高値42258ドル、安値41766ドル。
    サイコロは3勝9敗。
    騰落レシオは101,35(前日94.03)。
    NASDAQは242ポイント(1.33%)高の18422ポイントと反発。
    高値18449ポイント、安値18250ポイント。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは97.18(前日90.58)。
    S&P500は70ポイント(1.23%)高の5782ポイントと反発。
    高値5783ポイント、安値5722ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは102.93%(前日94.13%)。
    火曜のダウ輸送株指数は284ポイント(1.74%)高の16571ポイントと反発。
    SOX指数は79ポイント(1.59%)高の5053ポイントと反発。
    VIX指数は20,45(前日21.98)。
    3市場の合算売買高は126.4億株(前日113.1億株。直近20日平均は117.7億株)。
    火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比310円高の38970円。
    ドル建ては大証日中比380円高の39040円。
    ドル円は151.53円。
    一時151.35円と、10月23日以来の安値を付ける場面もあった。
    10年国債利回りは4.280%。
    2年国債利回りは4.188%。

    「11月3連休明けの株高アノマリーは成立」

    火曜の日経平均は寄り付き221円高。
    終値は421円(△1.11%)高の38474円と3日ぶりに反発。
    高値38620円。
    安値38159円。
    9月27日高値39829円は下回ったまま。
    日足は3日ぶりに陽線。
    「11月3連休明けの株高」アノマリーは成立。
    これで今年の3連休明けは9勝1敗。
    70年ぶりの大引け延長のシステムトラブルもなく終えた。
    10月16日のマドは39415円?39362円。
    30日は38903円?39094円にマド。
    1日は38832円?38512円にマド。
    日経平均は27日連続で一目均衡の雲の上。
    上限は37683円。
    下限は36455円。
    TOPIXは20.00ポイント(△0.76%)高の2664ポイントと3日ぶりに反発。
    25日線(2679ポイント)を2日連続で下回った。
    75日線(2661ポイント)を2日ぶりに上回った。
    3日ぶりに日足陽線。
    TOPIXコア30指数は3日ぶりに反発。
    プライム市場指数は10.29ポイント(△0.76%)高の1371.12ポイントと3日ぶりに反発。
    東証グロース250指数は1.83ポイント(▲0.30%)安の618.13と続落。
    25日移動平均線からの乖離は▲1.99%(前日▲0.69%)。
    プライム市場の売買代金は4兆485億円(前日4兆4906億円)。
    クロージング・オークションでの売買代金は5723億円だった。
    日経平均は約80円上昇幅を縮小。
    売買高は18.96億株(前日19.96億株)。
    値上がり983銘柄(前日196銘柄)。
    値下がり620銘柄(前日1404銘柄)。
    新高値31銘柄(前日16銘柄)。
    新安値20柄(前日22銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは85.10(前日82.35)。
    東証グロース市場の騰落レシオは76.49(前日78.71)。
    NTレシオは14.44倍(前日14.39倍)。
    サイコロは6勝6敗で50.00%。
    TOPIXは5勝7敗で41.66%。
    東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
    下向きの25日線(38760円)から▲0.74%(前日▲1.96%)。
    2日連続で下回った。
    下向きの75日線は37940円。
    6日連続で上回った。
    上向きの200日線(38400円)からは▲0.19%(前日▲0.87%)。
    2日ぶりに上回った。
    下向きの5日線は38758円。
    2日連続で下回った。
    13週線は38251円。
    26週線は38447円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.810%(前日▲15.889%)。
    買い方▲9.196%(前日▲9.753%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.173%(前日▲8.740%)。
    買い方▲20.696%(前日▲20.278%)。
    空売り比率は38.2%(前日43.2%、2日ぶりに40%割れ)。
    空売り規制なしの銘柄の比率は9.2%(前日9.8%)。
    9月13日が16.4%だった。
    日経VIは27.15(前日26.03)。
    高値は31.76。
    日経平均採用銘柄のPERは15.58倍(前日15.48倍)。
    前期基準では15.86倍。
    EPSは2469円(前日2458円)。
    直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.38倍(前日1.36倍)。
    BPSは27880円(前日27980円)。
    日経平均の予想益回りは6.42%。
    予想配当り利回りは1.98%。
    指数ベースではPERは20.58倍(前日20.40倍)。
    EPSは1869円(前日1865円)。
    PBRは1.92倍(前日1.89倍)。
    BPSは20039円(前日20134円)。
    10年国債利回りは0.935%(前日0.940%)。
    プライム市場の予想PERは15.40倍。
    前期基準では15.73倍。
    PBRは1.31倍。
    プライム市場の予想益回りは6.49%。
    配当利回り加重平均は2.35%。
    プライム市場の単純平均は18円高の2688円(前日は2669円)。
    プライム市場の売買単価は2134円(前日2249円)。
    プライム市場の時価総額は928兆円(前日922兆円)。
    ドル建て日経平均は252.54(前日249.47)と3日ぶりに反発。
    火曜のシカゴ225先物は大証前日比310円高の38970円。
    高値39105円、安値382170円。
    大証夜間取引終値は日中比480円高の38960円。
    気学では水曜は「安日柄にして後場急落すること多し」。
    木曜は「一方に偏して動く。足取りにつくを良しとす」。
    金曜は「初め高いと後安し」。
    ボリンジャーのプラス1σが39314円。
    プラス2σが39867円。
    マイナス1σが38206円。
    マイナス2σが37653円。
    マイナス3σが37089円。
    週足のプラス1σが39209円。
    プラス2σが40168円。
    マイナス1σが37292円。
    マイナス2σが36334円。
    半値戻しは36841円。
    9月配当権利落ち前は38925円。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    アノマリー的には木曜が「下げの特異日」そして「11月最弱の日」。

    《今日のポイント11月6日》

    (1)火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
       10年国債利回りは4.280%。
       5年国債利回りは4.158%。
       2年国債利回りは4.188%。
       ドル円は151円台半ば。
       SKEW指数は146.66?148.95?152.68。
       恐怖と欲望指数は42?44。
       10月18日の75がピークだった。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)ダウ輸送株指数は284ポイント(1.74%)高の16571ポイントと反発。
       SOX指数は79ポイント(1.59%)高の5053ポイントと反発。
       VIX指数は20,45(前日21.98)。
       3市場の合算売買高は126.4億株(前日113.1億株。直近20日平均は117.7億株)。
       火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比310円高の38970円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆485億円(前日4兆4906億円)。
       クロージング・オークションでの売買代金は5723億円だった。
       日経平均は約80円上昇幅を縮小。
       売買高は18.96億株(前日19.96億株)。
       値上がり983銘柄(前日196銘柄)。
       値下がり620銘柄(前日1404銘柄)。
       新高値31銘柄(前日16銘柄)。
       新安値20柄(前日22銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは85.10(前日82.35)。
       東証グロース市場の騰落レシオは76.49(前日78.71)。
       NTレシオは14.44倍(前日14.39倍)。
       サイコロは6勝6敗で50.00%。

    (4)下向きの25日線(38760円)から▲0.74%(前日▲1.96%)。
       2日連続で下回った。
       下向きの75日線は37940円。
       6日連続で上回った。
       上向きの200日線(38400円)からは▲0.19%(前日▲0.87%)。
       2日ぶりに上回った。
       下向きの5日線は38758円。
       2日連続で下回った。
       13週線は38251円。
       26週線は38447円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.810%(前日▲15.889%)。
       買い方▲9.196%(前日▲9.753%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.173%(前日▲8.740%)。
       買い方▲20.696%(前日▲20.278%)。

    (6)空売り比率は38.2%(前日43.2%、2日ぶりに40%割れ)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は9.2%(前日9.8%)。
       9月13日が16.4%だった。
       日経VIは27.15(前日26.03)。
       高値は31.76。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.58倍(前日15.48倍)。
       前期基準では15.86倍。
       EPSは2469円(前日2458円)。
       直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.38倍(前日1.36倍)。
       BPSは27880円(前日27980円)。
       日経平均の予想益回りは6.42%。
       予想配当り利回りは1.98%。
       指数ベースではPERは20.58倍(前日20.40倍)。
       EPSは1869円(前日1865円)。
       PBRは1.92倍(前日1.89倍)。
       BPSは20039円(前日20134円)。
       10年国債利回りは0.935%(前日0.940%)。

    (8)プライム市場の単純平均は18円高の2688円(前日は2669円)。
       プライム市場の時価総額は928兆円(前日922兆円)。
       ドル建て日経平均は252.54(前日249.47)と3日ぶりに反発。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39314円。
       プラス2σが39867円。
       マイナス1σが38206円。
       マイナス2σが37653円。
       マイナス3σが37089円。
       週足のプラス1σが39209円。
       プラス2σが40168円。
       マイナス1σが37292円。
       マイナス2σが36334円。
       半値戻しは36841円。
       9月配当権利落ち前は38925円。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       アノマリー的には木曜が「下げの特異日」そして「11月最弱の日」。

    今年の曜日別勝敗(11月2日まで)
    ?
    月曜19勝15敗
    火曜27勝17敗
    水曜17勝25敗
    木曜23勝21敗
    金曜25勝17敗

    S&P500株価指数の構成銘柄のうち、
    11月1日までに70%の企業が第3四半期の決算発表を終えた。
    前年同期と比べた増益率(発表済み企業の実績と未発表企業の推計の合算値)は5.1%となる見込み。
    5四半期連続の増益となるが、過去5年平均(10%)は下回る。
    決算後の株価反応をみると、
    利益が市場予想に届かなかった銘柄で売り込まれる傾向が例年以上に強い。
    ファクトセットによると、利益が市場予想を下回った銘柄の株価を
    決算発表の2日前と2日後で比べると、
    下落率は平均3.9%と過去5年平均(2.3%下落)を大きく上回った。

    5日の朝日新聞「天声人語」にあった魯迅の言葉。
    「もともと地上に道はない。
    歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」。
    「もともと市場に道はない。
    その株を買う人が多くなれば、それが道になるのだ」と換言可能だ。

    「いちいち反応しない」こそ相場の生命の大極意。
    欧米経済、わかったフリ。
    バイオやITわかったフリ。
    「わかったフリ」では儲からぬ。
    翻訳力こそ相場の源泉。
    仲間社会でだけ通じる言葉は他の世界では全く通じない。
    「見て聞いて感動できた銘柄」
    現場は利益の源泉だ。

    曖昧模糊として相場をムードで捉えない。
    負けなければ勝てる。

    明けの明星を眺めながら今日の展開を読み、宵の明星を眺めながら今日の反省をする。
    相場は心理の万華鏡。

    市場にも企業にも欲しいのは「プライド」。
    長年の意識は捨てて「プライドを持った媚びない市場」になるべきだ。

    株価=業績×需給×心理。
    業績も需給も数値で表現できる定量の部分。
    ここは変化させようがない。
    しかし心理と言う定性の部分は可変の部分。
    そんなに難しいことではなかろう。

    数字は裏切らない。
    しかし、しばしばその解釈が間違う。
    イベントも粛々と通過する。
    しかし、その意味合いの理解が人によって異なるし、これも誤解と錯覚満載となる。

    相場には一体感が必要だ。

    常識というのは時として非常識であることがある、

    株式市場と仲良くなりたかったら株式市場を愛することだ。
    文句ばかり言っていたって神様は訪れない。
    「今だけ、金だけ、自分だけ」の思考では、市場は常に微笑まない。
    市場に対するうわべの愛情ではなく、真に永遠に愛し続けること。
    これが究極の秘訣だと思う。

    もっともらしさに対する疑問の中にこそマーケットの真実と未来があるような気がする。
    同感ではなく疑問の中に明日があることはマーケットの辛く冷たいところでもある。

    起きているのは「産業革命」

    ニュースが相場になるのではなく、相場をニュースが後追いする。
    見極めるのは銘柄の社会に対する必要性と未来像。

    「もう免罪符の相場観はいらない」。
    曖昧模糊より旗幟鮮明。
    (櫻井英明)

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    川重(7012)・・・動兆

    総合重機大手。
    旅客機分担品や鉄道車両、大型2輪に特長。
    自衛隊の潜水艦、航空機も担う

    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■東京電力HD<9501> 
    福島第1原発 デブリ取り出し可能に
     
    ■地銀配当 15年度以降で最高の3600億円 今期総額13%増
     
    ■任天堂<7974>
    4-9月純利益60%減 後継機控え、知財保護前面に
     
    ■三菱商事<8058>
    吉本と提携 お笑い軸に食品や雑貨
     
    ■明治HD<2269>
    傘下 ビスケット増産 41億円投じ米工場増強
     
    ■大和ハウス工業<1925> 
    米不動産に35%出資 賃貸住宅開発
     
    ■LINEヤフー<4689>
    49%増益 4-9月営業 企業向け広告好調
     
    ■メルカリ<4385>
    米法人CEOが退任へ 創業者の山田氏兼務
     
    ■ヤマトHD<9064>
    今期純利益87%減 宅配単価 想定下回る
     
    ■ニチレイ<2871>
    10%増益 4-9月最終 株式2分割、特別配も
     
    ■川崎汽船<9107>
    年100円に増配 自社株買い900億円
     
    ■ワコールHD<3591>
    矢島社長「聖域なく不動産売却」 再建資金に
     
    ■株私設市場「オークション」解禁へ 金融庁、年内にも
     
    ■ゲーム・アニメ支援 戦略策定 経産省来春にも 書店振興策も
     
    ■iPhone受託生産の鴻海 10月売上高は8.6%増に減速 需要懸念強まる
     
    ■住友ファーマ<4506>
    ゲノム解析受託参入 米社と協業
     


    6日の東京株式市場は、堅調な展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万8300円-3万9000円を想定。(5日終値3万8474円90銭)
    米国株は上昇。ダウ平均は427ドル高の42221ドルで取引を終えた。

    日経平均株価は現地5日の米国株式が反発した動きから、きのう5日の好地合いが継続し、買い先行スタートとなりそう。ただ、注目される米大統領選挙の行方が不透明ななか、積極的な売買は期待しにくく、上値では戻り待ちの売りに押される場面も想定される。

    為替相場は、ドル・円が1ドル=151円台の半ば(5日は152円27-28銭)と円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=165円台の後半(同165円80-84銭)と小動き。

    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比310円高の3万8970円だった。

     

    【好材料銘柄】 

    ■アグレ都市デザイン <3467>
    上期経常が305倍増益で着地・7-9月期も4.6倍増益。

    ■クラウドワークス <3900> 
    今期営業は20%増益へ。また、株主優待制度を拡充。25年12月末時点で300株以上を1年以上継続保有する株主に対し、QUOカード1万円分を贈呈する。24年12月末は上場10周年記念株主優待を実施する(8月に発表)。

    ■綜研化学 <4972>
    今期経常を51%上方修正・最高益予想を上乗せ。

    ■じもとホールディングス <7161>
    上期経常を一転10%増益に上方修正。

     

    【主な経済指標・スケジュール】

    6(水)

    【国内】
    日銀金融政策決定会合の議事要旨(9/19~20開催分)
    《決算発表》
    トヨタ、伊藤忠、ホンダ、ダイキン、NTTデータG、郵船、ニトリHD、シスメックス、キッコーマン、ヤマハ発、オムロン、IHI、JFE、ミネベアミツミ、JR九州、ALSOK、SBIレオス

    【海外】
    FOMC(~11/7)
    米30年国債入札
    《米決算発表》
    クアルコム、アメリカン・エレクトリック・パワー、CVSヘルス、トリンブル、センプラ・エナジー


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    5日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比427ドル28セント(1.02%)高の4万2221ドル88セントで終えた。
    この日発表された経済指標が米景気の強さを示す内容で、市場で投資リスクの高い株を買う動きが強まった。金融や半導体の銘柄を中心にほぼ全面高となった。
     
    市場では、投開票日を迎えた米大統領選の結果にかかわらず、経済について「底堅さを示唆する指標が相次ぎ、連邦準備制度理事会(FRB)による緩やかな利下げも見込まれる」(日系大手証券)と、強気な見方が出ている。
     
    政治分析サイト「ファイブサーティーエイト」の最終集計では、大統領選の勝者が民主党候補のハリス副大統領になる確率が50%、共和党のトランプ前大統領は49%と互角となっている。接戦となり、結果判明に時間がかかるとの予想は多い。僅差による票の再集計など選挙後の混乱への懸念もくすぶった。
     
    一方、過去の選挙を振り返ると投開票日と結果判明後は相場が上昇しやすい傾向があり「結果が想定の範囲内で出れば選挙を巡る不透明感が払拭され、株は買われやすくなる」との見方があった。議会選挙も接戦が予想され「大統領と上下両院の支配政党が異なる『ねじれ議会』となれば、財政悪化が抑制されるなど投資家には好まれる」との観測もみられた。
     
    5日午前に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した10月の非製造業(サービス業)景況感指数は56.0と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(53.7)に反して前月(54.9)から上昇した。個別指数では「雇用」が、拡大と縮小の分かれ目とされる50を上回る水準に改善した。景気鈍化への懸念もくすぶるなか「サービス業の伸びが加速したことは株式相場にとってポジティブだ」と受け止められた。
     
    FRBは6〜7日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決めるとみられている。米経済が底堅さを維持するなかで緩やかながらも利下げが継続するとの観測も、景気敏感株を中心に買いが入りやすかった。
     
    個別銘柄では、前日に下げが目立ったインテルの上昇率が3%を超えた。ゴールドマン・サックスやキャタピラー、アメリカン・エキスプレスといった景気敏感や消費関連株の買いも目立った。アマゾン・ドット・コムも高い。半面、4日に組合員投票で新たな労働協約が承認され、ストライキが終結したボーイングは安い。シェブロンやメルクも下げた。
     
    ナスダック総合株価指数は反発した。前日比259.187ポイント(1.42%)高の1万8439.171で終えた。エヌビディアやブロードコムといった半導体株のほか、テスラが買われた。
     

    【シカゴ日本株先物概況】

    5日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前日比595円高の3万8970円で終えた。この日は日米株式相場がともに上昇し、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが広がった。
     

    シカゴ日経225先物 (円建て)

    38970 ( +310 )


    シカゴ日経225先物 (ドル建て)

    39040 ( +380 )
     

    ( )は大阪取引所終値比







    【欧州株式市場】


    ■イギリス・ロンドン株価指数

    5日のFTSE100種総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前日比11.85ポイント(0.14%)安の8172.39で終えた。米大統領選挙の成り行きを見極めたいと様子見の雰囲気が広がる中、午後に製薬大手アストラゼネカ株に売りが膨らみ、指数を下押しした。

    FTSEの構成銘柄では、2024年7〜9月期に20億ポンド超の資金流出があったと公表したシュローダーが13.70%安と急落したほか、中国部門の幹部が医療保険詐欺事件に関与した疑いがあると報じられた製薬大手アストラゼネカも8.40%安と大きく売られた。

    一方、投資会社メルローズ・インダストリーズは5.19%高、プライベート・エクイティ会社3i(スリーアイ)グループは4.34%高、通信大手BTは3.69%高となった。



    ■ドイツ・フランクフルト株価指数

    5日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前日比108.42ポイント(0.56%)高の1万9256.27で終えた。5日に投開票日を迎えた米大統領選挙に市場の関心が高い。様子見の雰囲気が広がるなか、5日の米株式相場が上げ幅を広げる場面があり、投資家心理を支えた。

    前日終値を下回る場面があるなど、上値を追う勢いは限られた。

    個別では、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが2.74%高、防衛大手ラインメタルが2.56%高、航空機エンジン大手MTUエアロ・エンジンズは2.16%高と買われた半面、郵便・物流大手ドイツポストは4.04%安、化学大手BASFは2.13%安、自動車部品大手コンチネンタルは1.20%安で取引を終えた。



    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は反発し、前日比0.48%高で終えた。


     

11月06日 毎日コラム
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