【市況一覧】
日経平均株価
38,026.17 -326.17 11/21
TOPIX
2,682.81 -15.48 11/21
マザーズ
635.64 +4.48 11/21
NYダウ平均
43,408.47 +139.53 11/21
ナスダック総合
18,966.14 -21.33 11/21


11月21日 マーケットコメント

11月20日 マーケットコメント

11月19日 マーケットコメント

11月18日 マーケットコメント

11月17日 マーケットコメント

11月16日 マーケットコメント

11月15日 マーケットコメント

11月14日 マーケットコメント

11月13日 マーケットコメント

11月12日 マーケットコメント

11月11日 マーケットコメント

11月10日 マーケットコメント

11月09日 マーケットコメント

11月08日 マーケットコメント

11月07日 マーケットコメント

11月06日 マーケットコメント


     






    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    38474円90銭(△421円23銭=1.11%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2664.26(△20.00=0.76%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    618.13(▲1.83=0.30%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】18億9658万株(▲9970万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】4兆0485億円(▲4421億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】983(前日:219)
    【値下がり銘柄数】620(前日:1404)
    【新高値銘柄数】31(前日:16)
    【新安値銘柄数】20(前日:22)
    【25日騰落レシオ】85.10(前日:82.35)
    --------------------------------------------
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は急反発、一時500円超上昇する場面も
     2.前日の米株安でリスク回避ムードも次第高の展開に
     3.前週末に先物を絡め1000円安、その巻き戻しが利く
     4.米大統領選を直前に控え、個別株物色意欲は限定的
     5.30分取引時間延長も売買代金は前週末を下回る水準
     
     
    日経平均は大幅上昇。1日の下げ分(1027円安)は埋められなかったが、半分程度は戻した。市場予想を下回る米10月雇用統計を受けても円高(ドル安)加速とはならなかったことで、悲観に傾きすぎた分の修正が入った。
    ただ、米大統領選の結果が判明しないと新規のポジションが持ちにくく、買い一巡後はやや模様眺め商状となっている。日経平均は75日、200日移動平均線上にあり中長期的には安定基調。今年最大のイベントと言ってもいい大統領選後に次なるトレンドが生まれてこよう。
     
     
    日経平均は自律反発の域を抜けていない。
    投資家の最大の関心は米大統領選の行方だ。トランプ前大統領、ハリス副大統領の両候補は
    接戦を演じており、結果が判明するまでに時間がかかる可能性もある。
    それまでは動くに動けないと考える投資家が多いだろう。
    また、機関投資家も選挙結果次第で日米株や為替市場に大きな影響を及ぼす公算が大きいだけに、結果を見極めたいとみているだろう。
    米大統領選を通過しても米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えており、
    目先は主要企業の決算内容を確認しながら、選別色の強い展開が続きそうだ。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(5日現在)
     
    40421.37  ボリンジャー:+3σ(25日)
    40168.02  ボリンジャー:+2σ(13週)
    39910.55  新値三本足陽転値
    39867.73  ボリンジャー:+2σ(25日)
    39821.37  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39314.10  ボリンジャー:+1σ(25日)
    39209.66  ボリンジャー:+1σ(13週)
    38954.21  均衡表基準線(日足)
    38760.47  25日移動平均線
    38732.74  6日移動平均線
    38565.04  均衡表転換線(日足)
     
    38474.90  ★日経平均株価5日終値
     
    38447.52  26週移動平均線
    38400.42  200日移動平均線
    38251.31  13週移動平均線
    38206.84  ボリンジャー:-1σ(25日)
    37940.56  75日移動平均線
    37778.49  均衡表雲上限(週足)
    37752.61  均衡表転換線(週足)
    37683.88  均衡表雲上限(日足)
    37653.20  ボリンジャー:-2σ(25日)
    37292.96  ボリンジャー:-1σ(13週)
    37099.57  ボリンジャー:-3σ(25日)
     
    高値と安値も先週末から切り上がり、ローソク足は陽線で終了。終値は200日移動平均線の上方に復帰した。一方、25日線や5日線は株価上方で下降を続け、一目均衡表では応当日株価の上昇で弱気シグナルが増大しており、足元では依然として売り手優勢の地合いにあると推察される。
     

    【大引け概況】


    5日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、終値は前週末比421円23銭高の3万8474円90銭だった。


     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:48 容量:22.64M

    過去のマーケット動画はこちら
     
    3連休明けとなったきょうは朝方からリスク選好の地合いとなり、日経平均は自律反発局面に移行した。前日の米国株市場ではNYダウが一時400ドルを超える下げに見舞われるなど不安定な展開だったが、東京株式市場では特にこれを嫌気することはなく、前週末に先物主導で過剰に売り叩かれた分の買い戻しが利いた。
    米大統領選の投開票を控えるなか、結果判明には時間を要するとの見方もあり、個別株への実需の買いは手控えられた印象も強い。売買代金は取引時間の延長効果が期待されたが、4兆円台はキープされたものの前週末の売買代金に届かなかった。
     
    日経平均は後場に強含むと14時過ぎに570円ほど上昇する場面があった。5日に投開票を控える米大統領・議会選挙では民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領の支持率は僅差で、大接戦が予想される。市場の一部にはトランプ氏勝利となれば短期的には株高要因とする向きがある一方、結果判明には時間がかかるとの見方から様子見姿勢の投資家は多かった。
    しかし、日本市場は先進国のなかでもボラティリティー(変動率)が相対的に高いとされ、相場が大きく動いた局面で短期の値幅取りの好機とみた投機筋の買いが一時強まった。15時以降は動意に欠く展開となった。
     
    半導体関連が買われたほか、決算発表を受けた売買も目立ち、プライム市場では野村が上昇。サンリオや住友電も大幅高となった。一方、ヤマハは急落した。三菱重が下げ幅を拡大するなど取引時間中の決算発表を受けた物色もみられた。

    日経平均は自律反発の域を抜けていない。投資家の最大の関心は米大統領選の行方だ。トランプ前大統領、ハリス副大統領の両候補は接戦を演じており、結果が判明するまでに時間がかかる可能性もある。それまでは動くに動けないと考える投資家が多いだろう。また、機関投資家も選挙結果次第で日米株や為替市場に大きな影響を及ぼす公算が大きいだけに、結果を見極めたいとみているだろう。米大統領選を通過しても米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えており、目先は主要企業の決算内容を確認しながら、選別色の強い展開が続きそうだ。
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比20.00ポイント(0.76%)高の2664.26だった。JPXプライム150指数も3営業日ぶりに反発し、8.69ポイント(0.73%)高の1191.24で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆484億円、売買高は18億9658万株だった。きょうから東証の取引時間は30分延長となったが、売買代金、売買高ともに前営業日を下回った。東証プライムの値上がり銘柄数は983、値下がりは620、横ばいは43だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、非鉄金属、金属製品などが上昇。下落は空運業、その他製品、サービス業など。
     
    個別では、売買代金トップのディスコが大幅高となり、レーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロン、スクリーンHDなど半導体製造装置大手が高い。サンリオも大商いで株価を急伸させている。住友電工、TDK、三菱ケミG、野村ホールディングスは決算が材料視されて買い優勢となったほか、キーエンス、イビデン、パナソニックHD、村田製作所、豊田通商、京セラなども買われた。エフ・シー・シーが20%を超える上昇で値上がり率首位。オルガノはストップ高人気。後場は、決算を発表した東ソーが一段高となった。
     
    半面、中国でピアノ事業が不振で今期純利益見通しを下方修正したヤマハが急落したほか、日本ハムも決算内容が嫌気されて売られた。サイバーエージは証券会社のネガティブなレポートを受けて売り優勢。後場は、決算を発表した三菱重工業が安く、日立製作所も冴えない。任天堂、リクルートホールディングスなどが下落したほか、三菱電機も値を下げた。日東紡績が急落、エンプラス、ヤマハも大幅安。DMG森精機、日本ハムなども大きく水準を切り下げた。このほか、中外製薬、塩野義製薬などが下落した。








     


     
    東証スタンダード市場は好決算銘柄が値上がりしたほか、値頃感からの買いが押し上げた。しかし、米大統領選を前に様子見姿勢が強く商いは伸び悩んだ。
    スタンダードTOP20は上昇。出来高は3億3375万株。
    値上がり銘柄数720、値下がり銘柄数656と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では富士古河E&C、太陽工機、ジオマテック、マネーパートナーズグループがストップ高。TAC、マツモトは一時ストップ高と値を飛ばした。弘電社、テクノ菱和、イフジ産業、ムゲンエステート、No.1など16銘柄は年初来高値を更新。GameWith、トミタ電機、共栄タンカー、Shinwa Wise Holdings、クボテックが買われた。
     
    一方、アルメディオがストップ安。アール・エス・シー、ザインエレクトロニクスは一時ストップ安と急落した。リスクモンスター、ケミプロ化成、ダントーホールディングス、ジェイ・イー・ティ、MS&Consultingなど11銘柄は年初来安値を更新。ニチダイ、助川電気工業、情報企画、ジェクシード、シンポが売られた。
     


     
    東証グロース市場は米大統領選の5日の投開票を前に持ち高調整の動きが交錯し、全体的に方向感が乏しかった。
    グロースCoreは下落。東証グロース市場250指数は続落した。終値は前週末に比べ1.83ポイント(0.30%)安の618.13だった。
     
    グロース市場ではタイミーやジーエヌアイ、クオリプスが下落した。一方、カバーやGENDAは上昇した。
    値上がり銘柄数256、値下がり銘柄数300と、値下がりが優勢だった。
     
    個別では、Sapeet、Def consultingがストップ高。Birdmanは一時ストップ高と値を飛ばした。グロースエクスパートナーズ、Aiロボティクス、Schooなど4銘柄は年初来高値を更新。ランサーズ、フルッタフルッタ、ACSL、ベースフード、エヌ・ピー・シーが買われた。
     
    一方、日本ナレッジ、モンスターラボホールディングスが年初来安値を更新。コンヴァノ、Liberaware、クオリプス、モダリス、ROXXが売られた。
     


     
    5日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前週末比420円99銭(1.11%)高の3万8474円66銭だった。
     
    きょう前場は主力株中心に広範囲に買い戻され、日経平均は大きく切り返す展開をみせた。前日の米国株市場ではNYダウが反落、ここ11営業日で9営業日下げる調整色の強い地合いとなっている。ナスダック総合株価指数は下げたものの底堅さを発揮しており、日本株への売りを誘発するには至らなかった。前週末に日経平均は先物主導で1000円超の急落をみせたが、売られ過ぎとの見方も強いなか、きょうは空売り筋の買い戻しなどが寄与している。一時500円を超える上昇を示したものの、ショートカバーが一巡した後は上値が重い。
     
    5日に投開票を控える米大統領・議会選挙では民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領の両候補者の支持率は僅差となっており、大接戦が予想されている。結果判明には時間がかかるとの見方も多いなかで、目先の値幅取りを狙った海外投機筋の買いが強まったようだ。
     
    決算発表を受けた売買も目立ち、プライム市場では野村が上昇。サンリオや住友電も大幅高となった。一方、ヤマハは急落した。
     
    本日から後場の終了時刻が30分延長されて15時30分となる。15時ジャストに決算発表を予定している企業も多いことから、15時以降の売買も活況となろう。米大統領選やFOMC開催などを控えていることで日経平均の上値は重くなると考える。後場は、取引時間中に発表される決算銘柄中心の地合いを想定する。
     


     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは前週末比19.32ポイント(0.73%)高の2663.58だった。JPXプライム150指数は反発で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆8840億円、売買高は9億2551万株だった。きょうから東証の取引時間は延長となるが、前引け時点では売買代金、売買高ともに前週末を下回った。東証プライムの値上がり銘柄数は978、値下がりは599、横ばいは67だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は証券・商品先物取引業、非鉄金属、鉱業などが上昇。下落
     
    個別では売買代金首位となったディスコが大幅高、前週末に急落に見舞われたレーザーテック、スクリーンHDなども買い戻す動きが優勢。このほかアドバンテストが高く9000円台復帰を目前に捉えた。住友電工、TDK、三菱ケミG、野村ホールディングスは決算が材料視されて買い優勢となったほかサンリオが大幅高、ファーストリテイリングも値を上げた。ドリームインキュベータが上昇率トップに買われ、オルガノはストップ高に買われる人気で値上がり率2位となった。
    このほか、パナHD、村田製作所、デンソー、豊田通商、京セラなどが買われた。
     
    半面、中国でピアノ事業が不振で今期純利益見通しを下方修正したヤマハが急落したほか、日本ハムも決算内容が嫌気されて売られた。サイバーエージェントは証券会社のネガティブなレポートを受けて売り優勢。三菱商事、任天堂が冴えず、リクルートホールディングスが下値を探った。また、追加の利上げ観測の高まりを背景に買われていたりそなHD、ふくおか、しずおかFGなど銀行株が売られた。三菱電機、中外製薬、塩野義製薬なども冴えない。日東紡績が急落。DMG森精機も大幅安だった。

     


     
    東証スタンダード市場は堅調展開。日経平均株価は前週末に1000円超下落した反動で値頃感からの買いが入り、堅調だった。
    スタンダードTOP20は上昇。出来高は1億8186万株。
    値上がり銘柄数731、値下がり銘柄数596と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では富士古河E&C、TACがストップ高。マツモトは一時ストップ高と値を飛ばした。弘電社、テクノ菱和、No.1、要興業、トミタ電機など11銘柄は年初来高値を更新。GameWith、クボテック、ジオマテック、共栄タンカー、ヤマザキが買われた。
     
    一方、ザインエレクトロニクス、アルメディオが一時ストップ安と急落した。ケミプロ化成、ジェイ・イー・ティ、カクヤスグループ、広島電鉄、藤井産業は年初来安値を更新。アール・エス・シー、情報企画、ニチダイ、シンポ、セーラー広告が売られた。
     


     
    東証グロース市場は、米大統領・議会選挙の投開票を現地時間5日に控え、持ち高調整の売りなどが出た。
    グロースCoreは下落。
    東証グロース市場250指数は続落した。前引けは前週末に比べ2.76ポイント(0.45%)安の617.20だった。
     
    グロース市場ではタイミーやジーエヌアイが下落した。一方、カバーやSchooは上昇した。
    値上がり銘柄数239、値下がり銘柄数290と、値下がりが優勢だった。
     
     個別ではBirdmanが一時ストップ高と値を飛ばした。グロースエクスパートナーズ、Aiロボティクス、Schoo、Sapeetは年初来高値を更新。フルッタフルッタ、BCC、ベースフード、ドリコム、カバーが買われた。
     
     一方、モンスターラボホールディングスが年初来安値を更新。ROXX、夢展望、キャンバス、クオリプス、Liberawareが売られた。
     



    《マーケットストラテジーメモ一覧へ》


    coulumn_06.jpg
    《マーケットストラテジーメモ》11月第1週

    《マーケットストラテジーメモ》 11月第1週
     
    28日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチ。ナスダック総合は続伸。エヌビディアは5.29%高で時価総額がアップルを抜いて世界首位となった。テスラが3.36%高。9月の耐久財受注統計で航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は0.5%増加。市場予想は0.1%増だった。日経平均株価は728円高の3万8642円と反発。朝方は国内政治の不安定化を警戒した売りが先行。ただ与党の過半数割れは前週末までの報道で織り込みが進んでいたとの見方もあり、その後は買い戻しの動きが優勢だった。
     
    日経平均は前週に1000円あまり下落していたため、自律反発狙いの買いも入りやすかったという見方もある。円相場が153円台後半まで下落したのも追い風。東証プライムの売買代金は3兆8858億円。中外薬、アドテストが上昇。信越化、オリンパスが下落。日経VIは32.14→25.86。
     
    29日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。NYダウ前週末までの5営業日で1161ドル下落。「短期間で大きく下げた後で、ハイテク株や金融株を中心に持ち高調整の買い」との解釈。ナスダック総合株価指数は3日続伸。サイコロは10勝2敗。一時7月10日に付けた過去最高値(18654ドル)を上回った。
     
    日経平均株価は298円高の3万8903円と高値引けで続伸。イベント通過で買い戻す動きが続いた。TOPIXは続伸。東証プライムの売買代金は3兆5920億円。三菱UFJ、日東電が上昇。中外薬、TOTOが下落。
     
    30日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。ナスダック総合は終値ベースで過去最高値を更新。S&P500は続伸。NYダウは不安定な取引の中で下落した。アルファベットは引け後に発表した決算が市場予想を上回った。SOX指数は2.31%高と反発。9月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数は41.8万件減の744.3万件。2021年1月以来、約3年半ぶりの低水準。市場予想は800万件だった。
     
    日経平均株価は373円高の3万9277円と3日続伸。日経平均の上昇幅は一時500円を超えた。東証プライムの売買代金は7兆9625億円と8月5日以来の大きさ。TOPIXのリバランスが影響した。フジクラ、テルモが上昇。中外薬、村田が下落。日経平均は上向きの25日線(38747円)を6日ぶりに上回った。
     
    31日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。半導体セクターはAMDとコルボのさえない見通しを受けて軟調。SOX指数は3.35%安。10月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数は23万3000人増。ハリケーンやストライキによる一時的な混乱への懸念にもかかわらず急増。市場予想は11万4000人増だった。
     
    日経平均株価は196円安の3万9081円と4日ぶりに反落。下落幅は400円を超える場面があった。日銀は金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めた。据え置きは想定内との受け止めから株式市場での反応は限定的。東証プライムの売買代金は4兆9740億円。フジクラ、信越化が上昇。ファストリや、トヨタが下落。
     
     1日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。マイクロソフトとメタがAI向け投資の資本費用が増加していると明らかにしたことで、利益率を不安視する見方が広がった。メタは4.1%安、マイクロソフトは6%安。アルファベットは1.9%下落。エヌビディアが4.7%安。フィラデルフィア半導体指数(SOX)は4%下落。9月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年比2.1%上昇。前月の2.3%から鈍化、2021年2月以来3年7か月ぶりの小幅な上昇となった。前月比は0.2%上昇で市場予想と一致、変動の大きい食品とエネルギー成分を除いたコアPCE価格指数は前年比2.7%上昇。
     
    日経平均株価は1027円安の3万8053円と大幅続落。前日の米ハイテク株安や、日銀による追加利上げの思惑から、半導体関連株を中心に幅広い銘柄に売りが先行。東京市場は3連休控え。米国では重要イベントが相次ぐとあって、午後は株の買い持ち高を手じまう動きが強まった。東証プライムの売買代金は4兆4905億円。パナ、富士電機が上昇。アドテスト、レーザーテクが下落。
     
    (2)欧米動向
     
    第3四半期の米国国内GDP速報値は年率換算で前期比2.8%増。
    市場予想は3.0%増。第2四半期は3.0%増だった。個人消費は3.7%増。
    2021年第1四半期以来の高い伸び。
    第2四半期は2.8%増だった。設備投資は11.1%増。
    2023年第2・四半期以来の急成長となった。
    航空機部門がけん引した。
    ソフトウェアへの投資は鈍化した。
     
    (3)新興国動向
     
    IMFのアジア地域の経済見通し報告書。
    「貿易摩擦の激化、中国不動産業界の低迷、さらなる市場混乱の可能性によりリスクが高まり、見通しが不透明になっている」。
    中国からの持続的なデフレ圧力が、同様な輸出構造を持つ近隣諸国の産業に打撃を与え「貿易摩擦を引き起こす」可能性があると指摘した。
     
     


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

    【寄り付き概況】

     
    5日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前週末比220円55銭高の3万8274円22銭。
     
    前日の米国株市場ではNYダウが一時400ドルを超える下げに見舞われるなど不安定な地合いとなったが、ナスダック総合株価指数の方は相対的に底堅く、下げは小幅にとどまった。
     
    米国大統領選の投開票を現地時間5日に控えるなか、この結果を見極めたいとの思惑は買い手控え要因ながら、日経平均株価は前週末に先物主導で1000円超の急落をみせており、主力株中心に自律反発狙いの買いが優勢となっている。ただ、米大統領選はトランプ・ハリス両候補の支持率が拮抗し接戦が見込まれており、結果判明には時間を要するとの観測も根強い。
     
    東京株式市場でも目先は積極的に上値を買い進む動きが見込みづらく、買い一巡後は上値が重くなる可能性もあるだろう。
     
    東証株価指数(TOPIX)は上昇している。

    個別では、TDK、アドテスト、ソニーGが高い。一方、リクルート、アステラス、三菱商、エムスリーが安い。



    「熊手を買うのが酉の市」

    「反落」

    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
    大統領選とFOMCを控え不安定な値動き。
    「トランプ・トレード」が民主党のハリス副大統領がアイオワ州でリードしていることを示す世論調査を受けてやや巻き戻された。
    ドルや国債利回り、ビットコインが下落。
    トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは一時6%近く下落。
    ただ、その後切り返して12.37%高。
    エヌビディアは0.48%高。
    ホテル大手マリオット・インターナショナルは1.59%安。
    9月の製造業新規受注は前月比0.5%減少。
    市場予想と一致した。
    減少は2カ月連続。
    航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は0.7%増。
    当初発表は0.5%増だった。
    国債利回りは低下。
    アイオワ州の世論調査で、民主党のハリス副大統領の支持率が共和党のトランプ前大統領を上回ったことが背景。
    10年国債利回りは4.266%。
    5年国債利回りは4.149%。
    2年国債利回りは4.166%。
    共和党が圧勝する「レッドウエーブ」なら、関税や減税、規制緩和、中国の見通しへのマイナスの影響に支えられた「米国例外主義」の記憶が再燃。
    「ドル大幅上昇の引き金となるだろう」との見方。
    一方、民主党勝利の「ブルーウエーブ」なら、トランプトレードやヘッジ解消の動きが進むほか、増税や規制強化の可能性から米国株がアンダーパフォーム。
    「ドルの弱体化を招く恐れがある」という見方。
    ドル円は152円台前半。
    WTI原油先物12月限は1.98ドル(2.85%)高の71.47ドル。
    ビットコインは2.08%安の6万7758ドル。
    SKEW指数は152.07?146.66?148.95。
    恐怖と欲望指数は48?43。
    10月18日の75がピークだった。
    (昨年10月5日が20)。

    週明けのNYダウは257ドル(0.61%)安の41794ドルと反落。
    高値42035ドル、安値41647ドル。
    サイコロは3勝9敗。
    騰落レシオは94,03(前日98.14)。
    NASDAQは59ポイント(0.33%)安の18179ポイントと反落。
    高値18308ポイント、安値18112ポイント。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは90.58(前日90.52)。
    S&P500は16ポイント(0.28%)安の5712ポイントと反落。
    高値5741ポイント、安値5696ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは94.13%(前日95.43%)。
    週明けのダウ輸送株指数は63ポイント(0.39%)安の16287ポイントと反落。
    SOX指数は27ポイント(0.54%)安の973ポイントと反落。
    VIX指数は21,98(前日21.88)。
    NYSEの売買高は9.27億株(前日9.26億株)。
    3市場の合算売買高は113.1億株(前日121.3億株。直近20日平均は117.1億株)。
    週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比255円高の38375円。
    ドル建ては大証日中比340円高の38460円。
    ドル円は152.14円。
    10年国債利回りは4.286%。
    2年国債利回りは4.166%。

    「雇用統計は軟調だったが反発」

    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
    アマゾンが好調な第3四半期決算を受けて6.2%上昇。
    予想を上回る売上高見通しを受けてインテルが7.8%上昇。
    石油大手シェブロンが2.8%高。
    一方、アップルは1.2%安。
    週間でS&P500が1.38%、ナスダック総合が1.51%、NYダウが0.16%下落。
    10月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比1.2万人増。
    市場予想の11.3万人増を大幅に下回り2020年12月以来の最小の伸び。
    ボーイングのストライキや大型ハリケーンの被害といった一時的な影響が響いた。
    9月は22.3万人増に下方修正。
    8月9月分の増加数は合計11.2万人下方修正された。
    失業率は4.1%で前月と変わらず。
    10月の時間当たり平均賃金は前月比0.4%上昇。
    前年比は4.0%上昇。
    10月のISM製造業景気指数は46.5。
    前月の47.2から低下し2023年7月以来の低水準。
    50を7カ月連続で下回った。
    先行指標となる新規受注は9月の46.1から47.1に上昇した。
    一方、生産は49.8から46.2に低下。
    支払価格は23年12月以来の低水準だった9月の48.3から54.8に急上昇。
    9月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.1%増だった。
    市場予想は変わらずだった。
    前年同月比では4.6%増加。
    国債利回りは上昇。
    雇用統計を受け利回りは一時低下したものの10年国債利回りは4カ月ぶりの高水準を付けた。
    トランプ氏の新たな関税導入などの政策はインフレを助長するとの見方。
    FOMCで0.25%利下げ確率は98%。
    雇用統計発表前は93%だった。
    2年国債と10年国債の利回り格差は0.16%と拡大。
    10年国債利回りは4.385%。
    7月5日以来の高水準。
    5年国債利回りは4.226%。
    2年国債利回りは4.211%。
    一時は4.247%と3カ月ぶり高水準を付けた。
    ドル円は152円台後半。
    WTI原油先物12月限は0.23ドル(0.33%)高の1バレル=69.49ドル。
    週間では、3.19%安。
    ビットコインは0.57%高の6万9531ドル
    SKEW指数は153.45?152.07?146.66。
    恐怖と欲望指数は43?49。
    10月18日の75がピークだった。
    (昨年10月5日が20)。

    週末のNYダウは288ドル(0.69%)高の42052ドルと4日ぶりに反発。
    高値42326ドル、安値41869ドル。
    サイコロは4勝8敗。
    騰落レシオは98,14(前日100.81)。
    NASDAQは144ポイント(0.86%)高の18239ポイントと3日ぶりに反発。
    高値18363ポイント、安値18181ポイント。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは90.52(前日91.25)。
    S&P500は23ポイント(0.41%)高の5728ポイントと3日ぶりに反発。
    高値5772ポイント、安値5723ポイント。
    サイコロは5勝7敗。
    騰落レシオは95.43%(前日98.23%)。
    週末のダウ輸送株指数は99ポイント(0.61%)高の16351ポイントと反発。
    SOX指数は54ポイント(1.11%)高の5001ポイントと3日ぶりに反発。
    VIX指数は21.88(前日23.16)。
    NYSEの売買高は9.26億株(前日12.50億株)。
    3市場の合算売買高は121.3億株。直近20日平均は117.1億株。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比435円高の38575円。
    ドル建ては大証日中比545円高の38665円。
    ドル円は152.98円。
    10年国債利回りは4.385%。
    2年国債利回りは4.211%。

    週間ベースでNYダウは0.2%安。
    ナスダック総合指数は1.5%安。
    S&P500指数は1.4%安。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は5.46%高、2週ぶり大幅反発。

    10月月間ベースでNYダウは1.3%安、6カ月ぶり反落。
    ナスダック総合指数は0.5%安、3カ月ぶり反落。
    S&P500指数は1.0%安、6カ月ぶり反落。
    SOX指数は4.4%安、2カ月ぶり反落。

    「それでも週足は3週ぶりに陽線」

    週末の日経平均は寄り付き577円安。
    終値は1027円(▲2.63%)安の38053円と大幅続落。
    高値38512円。
    安値37946円。
    一時38000円を割れたのは10月28日以来5日ぶり。
    9月27日高値39829円は下回ったまま。
    日足は2日連続で陰線。
    10月16日のマドは39415円?39362円。
    30日は38903円?39094円にマド。
    1日は38832円?38512円にマド。
    日経平均は26日連続で一目均衡の雲の上。
    上限は37270円。
    下限は36791円。
    日経平均は週間で139円上昇。
    週足は3週ぶりに陽線。
    TOPIXは51.25ポイント(▲1.90%)安の2644ポイントと続落。
    25日線(2682ポイント)を3日ぶりに下回った。
    75日線(2664ポイント)を4日ぶりに下回った。
    2日連続で日足陰線。
    TOPIXコア30指数は続落。
    プライム市場指数は26.39ポイント(▲1.90%)安の1360.83ポイントと続落。
    東証グロース250指数は10.32ポイント(▲1.64%)安の619.96と5日ぶりに反落。
    25日移動平均線からの乖離は▲2.06%(前日▲0.69%)。
    プライム市場の売買代金は4兆4906億円(前日4兆9741億円)。
    売買高は19.96億株(前日21.91億株)。
    値上がり196銘柄(前日1136銘柄)。
    値下がり1404銘柄(前日458銘柄)。
    新高値16銘柄(前日33銘柄)。
    新安値22柄(前日5銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは82.35(前日94.36)。
    東証グロース市場の騰落レシオは78.71(前日82.69)。
    NTレシオは14.39倍(前日14.50倍)。
    サイコロは5勝7敗で41.66%。
    TOPIXは4勝8敗で33.33%。
    東証グロース市場指数は5勝7敗で41.66%。
    下向いた25日線(38814円)から▲0.87%(前日△0.60%)。
    4日ぶりに下回った。
    下向きの75日線は37977円。
    5日連続で上回った。
    上向きの200日線(38385円)からは▲0.87%(前日△1.85%)。
    5日ぶりに下回った。
    上向きの5日線は38784円。
    5日ぶりに下回った。
    13週線は37985円。
    26週線は38438円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.889%(前日▲16.938%)。
    買い方▲9.753%(前日▲7.968%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.740%(前日▲11.220%)。
    買い方▲20.238%(前日▲19.148%)。
    空売り比率は43.2%(前日38.7%、2日ぶりに40%超)。
    空売り規制なしの銘柄の比率は9.8%(前日8.7%)。
    9月13日が16.4%だった。
    日経VIは26.03(前日25.75)。
    高値は32.20。
    日経平均採用銘柄のPERは15.48倍(前日15.76倍)。
    前期基準では15.74倍。
    EPSは2458円(前日2479円)。
    直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.36倍(前日1.38倍)。
    BPSは27980円(前日28319円)。
    日経平均の予想益回りは6.46%。
    予想配当り利回りは2.00%。
    指数ベースではPERは20.40倍(前日20.889倍)。
    EPSは1865円(前日1871円)。
    PBRは1.893(前日1.93倍)。
    BPSは20134円(前日20249円)。
    10年国債利回りは0.940%(前日0.935%)。
    プライム市場の予想PERは15.29倍。
    前期基準では15.61倍。
    PBRは1.30倍。
    プライム市場の予想益回りは6.53%。
    配当利回り加重平均は2.36%。
    プライム市場の単純平均は48円安の2669円(前日は2718円)。
    プライム市場の売買単価は2249円(前日2269円)。
    プライム市場の時価総額は922兆円(前日939兆円)。
    ドル建て日経平均は249.47(前日256.18)と続落。
    週末のシカゴ225先物は大証前日比455円高の38575円。
    高値38785円、安値37950円。
    大証夜間取引終値は日中比480円高の38600円。
    週明けのシカゴ225先物は日中比255円高の38375円。
    高値38655円、安値38250円。
    気学では火曜は「吹き値売りの日。初め高くても後安し」。
    水曜は「安日柄にして後場急落すること多し」。
    木曜は「一方に偏して動く。足取りにつくを良しとす」。
    金曜は「初め高いと後安し」。
    ボリンジャーのプラス1σが39402円。
    プラス2σが39991円。
    マイナス1σが38226円。
    マイナス2σが37636円。
    マイナス3σが37049円。
    週足のプラス1σが39266円。
    プラス2σが40550円。
    マイナス1σが36709円。
    マイナス2σが35420円。
    半値戻しは36841円。
    9月配当権利落ち前は38925円。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    アノマリー的には「11月3連休明けの株高」。

    《今日のポイント11月1日》

    (1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
       10年国債利回りは4.266%。
       5年国債利回りは4.149%。
       2年国債利回りは4.166%。
       ドル円は152円台前半。
       SKEW指数は152.07?146.66?148.95。
       恐怖と欲望指数は48?43。
       10月18日の75がピークだった。
       (昨年10月5日が20)。

       週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
       10年国債利回りは4.385%。
       5年国債利回りは4.226%。
       2年国債利回りは4.211%。
       ドル円は152円台後半。
       SKEW指数は153.45?152.07?146.66。
       恐怖と欲望指数は43?49。
       10月18日の75がピークだった。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)週明けのダウ輸送株指数は63ポイント(0.39%)安の16287ポイントと反落。
       SOX指数は27ポイント(0.54%)安の973ポイントと反落。
       VIX指数は21,98(前日21.88)。
       NYSEの売買高は9.27億株(前日9.26億株)。
       3市場の合算売買高は113.1億株(前日121.3億株。直近20日平均は117.1億株)。
       週明けのシカゴ225先物円建ては大証日中比255円高の38375円。
       
       週末のダウ輸送株指数は99ポイント(0.61%)高の16351ポイントと反発。
       SOX指数は54ポイント(1.11%)高の5001ポイントと3日ぶりに反発。
       VIX指数は21.88(前日23.16)。
       NYSEの売買高は9.26億株(前日12.50億株)。
       3市場の合算売買高は121.3億株。直近20日平均は117.1億株。
       週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比435円高の38575円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆4906億円(前日4兆9741億円)。
       売買高は19.96億株(前日21.91億株)。
       値上がり196銘柄(前日1136銘柄)。
       値下がり1404銘柄(前日458銘柄)。
       新高値16銘柄(前日33銘柄)。
       新安値22柄(前日5銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは82.35(前日94.36)。
       東証グロース市場の騰落レシオは78.71(前日82.69)。
       NTレシオは14.39倍(前日14.50倍)。
       サイコロは5勝7敗で41.66%。

    (4)下向いた25日線(38814円)から▲0.87%(前日△0.60%)。
       4日ぶりに下回った。
       下向きの75日線は37977円。
       5日連続で上回った。
       上向きの200日線(38385円)からは▲0.87%(前日△1.85%)。
       5日ぶりに下回った。
       上向きの5日線は38784円。
       5日ぶりに下回った。
       13週線は37985円。
       26週線は38438円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.889%(前日▲16.938%)。
       買い方▲9.753%(前日▲7.968%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲8.740%(前日▲11.220%)。
       買い方▲20.238%(前日▲19.148%)。

    (6)空売り比率は43.2%(前日38.7%、2日ぶりに40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は9.8%(前日8.7%)。
       9月13日が16.4%だった。
       日経VIは26.03(前日25.75)。
       高値は32.20。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.48倍(前日15.76倍)。
       前期基準では15.74倍。
       EPSは2458円(前日2479円)。
       直近ピークは10月15日2514円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.36倍(前日1.38倍)。
       BPSは27980円(前日28319円)。
       日経平均の予想益回りは6.46%。
       予想配当り利回りは2.00%。
       指数ベースではPERは20.40倍(前日20.889倍)。
       EPSは1865円(前日1871円)。
       PBRは1.893(前日1.93倍)。
       BPSは20134円(前日20249円)。
       10年国債利回りは0.940%(前日0.935%)。

    (8)プライム市場の単純平均は48円安の2669円(前日は2718円)。
       プライム市場の時価総額は922兆円(前日939兆円)。
       ドル建て日経平均は249.47(前日256.18)と続落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが39402円。
       プラス2σが39991円。
       マイナス1σが38226円。
       マイナス2σが37636円。
       マイナス3σが37049円。
       週足のプラス1σが39266円。
       プラス2σが40550円。
       マイナス1σが36709円。
       マイナス2σが35420円。
       半値戻しは36841円。
       9月配当権利落ち前は38925円。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       アノマリー的には「11月3連休明けの株高」。

    今年の曜日別勝敗(11月1日まで)
    ?
    月曜19勝15敗
    火曜26勝17敗
    水曜16勝26敗
    木曜23勝21敗
    金曜25勝18敗

    週間ベースで日経平均株価は0.4%%高、3週ぶり反落。
    TOPIXは1.0%高、3週ぶり反落。
    東証プライム市場指数は1.0%高、3週ぶり反落。
    グロース250指数は5.2%高、5週ぶり反発。
    東証スタンダード市場指数は1.3%高、5週ぶり反発。
    東証グロース指数は5.0%高、5週ぶり反発。
    東証REIT指数は0.2%安、5週続落。

    10月月間ベースで日経平均株価は3.1%高、4カ月ぶり反発。
    TOPIXは1.9%%高、4カ月ぶり反発。
    東証プライム市場指数は1.9%高、4カ月ぶり反発。
    グロース250指数は3.4%安、2カ月続落(累計5.8%下落)。
    東証スタンダード市場指数は1.6%安、4カ月続落(同4.3%下落)。
    東証グロース指数は2.9%安、2カ月続落(同5.5%下落)。
    東証REIT指数は1.5%安、2カ月続落(同4.3%下落)。


    NYダウにエヌビディアと塗料大手シャーウィン・ウィリアムズを新たに採用。
    インテルとダウが除外。
    かつては半導体大手として栄華を誇ったインテル。
    今年は4日時点で年初来のパフォーマンスは43%安。
    一方、マイクロソフトやアップル、アマゾンに続いてマグニフィセント・セブンの一角であるエヌビディアがダウに採用。
    人工知能(AI)相場の象徴とも言えそう。
    もっとも、エヌビディアの日々の値動きがダウに与える影響は限られたものとなりそうとの見方。
    単純平均株価のダウは値がさ株のインパクトが大きいことで知られる。
    エヌビディアの4日終値はダウ採用銘柄で上から22番目。
    6月に株式10分割をしていたことを踏まえればやむを得ない株価水準で指数インパクトは限られそう。
    ダウ採用に向けた10分割だったのならそれはそれで戦略的との見方。
    シャーウィンは同6番目。アムジェンやセールスフォースよりも高い。
    地味ながらダウへのインパクトが大きいことから指数への影響が関心を集めそう。

    コード 銘柄名                          4日終値
    UNH     ユナイテッド・ヘルス          557.77
    GS      ゴールドマン・サックス        511.47
    MSFT    マイクロソフト                408.46
    HD      ホーム・デポ                  395.57
    CAT     キャタピラー                  376.52
    SHW     シャーウィン・ウィリアムズ      374.40
    AMGN    アムジェン                      316.91
    CRM     セールスフォース               298.01
    MCD     マクドナルド                  292.85
    V       ビザ                          291.85
    AXP     アメックス                    270.19
    TRV     トラベラーズ                  242.81
    AAPL    アップル                      222.01
    JPM     JPモルガン                  219.78
    HON     ハネウェル                      207.54
    IBM     IBM                        206.32
    AMZN    アマゾン・ドットコム            195.78
    PG      プロクター&ギャンブル        165.08
    JNJ     ジョンソン&ジョンソン        158.24
    BA      ボーイング                    155.07
    CVX     シェブロン                    153.97
    NVDA    エヌビディア                    136.05
    MMM     3M                          125.85
    MRK     メルク                        101.87
    DIS     ウォルトディズニー             95.79
    WMT     ウォルマート                   82.45
    NKE     ナイキ                         77.19
    KO      コカ・コーラ                   65.11
    CSCO    シスコシステムズ               55.83
    VZ      ベライゾン                     41.06


    NY市場の夏時間は先週でが終了。
    NY株の取引開始は日本時間で23時30分。
    引けは5時?6時。
    3月まで忙しい朝がやってくる。
    そして11月5日から東京市場の大引けは15時30分。
    最後の5分間は「クロージング・オークション」。
    要はかつての大引けの「セリ」とか「ゲキタク売買」みたいなものの復活だ。
    「今年の『酉の市』は5日(火)、17日(日)、29日(金)」と市場関係者。
    三の酉まである。
    もっとも取り扱っているのが「熊手」だけにどうなるのだろうか。

    日経元旦朝刊1面の見出しは「昭和99年 ニッポン反転 『解き放て』」だった。
    改めて見つめなおしたい観点。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    三菱ケミカル(4188)・・・動兆

    総合化学首位。
    化学・レイヨン・樹脂が合併した三菱ケミカルが中核。
    製薬や産業ガス等も




    (兜町カタリスト櫻井)

    [株価材料]
     
    ■OPECプラス 原油減産縮小を延期 価格低迷で下支え
     
    ■トヨタ<7203>
    「北米、電池増産検討」 HV・EVの需要両にらみ
     
    ■日産自動車<7201>
    米生産3割減 SUVなど不振 世界販売目標未達も
     
    ■半導体 政府資産で支援 ラピダスなど
     
    ■富士通<6702>
    AI半導体開拓 AMDとソフト基盤開発
     
    ■セブン 深夜の安全確保へ ALSOK<2331>などと開発
     
    ■村田製作所<6981>
    4%増益 4-9月最終 AIサーバー用好調
     
    ■豊田自動織機<6201>
    シーメンス傘下の独機器を買収 手荷物搬送の装置
     
    ■KDDI<9433>
    自社株買い拡大 株2分割も発表 4-9月純利益5%減
     
    ■サンリオ<8136>
    今期 純利益上振れ311億円
     
    ■U-NEXTHD<9418>
    常務「独自作品注力、世界に打って出る」
     
    ■東北電力<9506>
    女川原発2号機、原子炉を停止へ トラブルで発送電延期
     
    ■三井住友トラスト<8309>
    傘下の元社員 インサイダー取引疑い
     
    ■三菱商事<8058>
    日立<6501>と新会社 自動運転やEV電池の住宅接続など
     
    ■三井住友FG<8316>
    富裕層基金の運営代行

     

    5日の東京株式市場は反発後、もみ合いか。
    日経平均株価の予想レンジは、3万8100円-3万8600円を想定。(1日終値3万8053円67銭)
    休場の間の米国株は1日は上昇し、週明け4日は下落した。ダウ平均は1日に288ドル高となり、冬時間に突入した4日は257ドル安の41794ドルで取引を終了。
     
    日経平均株価は、前週末1日に大幅続落した反動から、買い戻しの動きが先行するとみられる。ただ、現地5日に投開票される米大統領選挙の結果を確認したいとして、積極的な売買は限られそう。消去法的に、値動きの軽い中小型の好業績銘柄への物色が中心になりそう。
     
    為替相場は、ドル・円が1ドル=152円台の前半(前週末1日は152円54-56銭)、ユーロ・円が1ユーロ=165円台の半ば(同165円77-81銭)と、やや円高方向にある。
    シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同1日の大阪取引所清算値比255円高の3万8375円だった。

    東京証券取引所は株式売買について、きょう5日から後場の取引時間の午後3時30分までの延長と、午後3時25分から同30分は注文受け付けだけを行い、その後に終値を決定するクロージング・オークション制度を導入する。


     

    【好材料銘柄】 

    ■ぐるなび <2440> 
    今期経常を13%上方修正。

    ■ドリームインキュベータ <4310> 
    7-9月期(2Q)経常は赤字縮小、未定だった今期配当は295円増配。

    ■TAC <4319>
    上期経常を80%上方修正。

    ■扶桑薬品工業 <4538> 
    上期経常を一転91%増益に上方修正。

    ■ヤマザキ <6147>
    上期最終を一転黒字に上方修正。

    ■オルガノ <6368> 
    今期経常を15%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も36円増額。

    ■ジオマテック <6907>
    今期経常を3.2倍上方修正。

    ■エフ・シー・シー <7296> 
    上期最終は29%増益で上振れ着地、今期配当を126円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.5%にあたる125万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月11日から25年3月19日まで。

    ■クボテック <7709>
    上期経常は一転黒字浮上で上振れ着地・通期計画を超過。

    ■スリー・ディー・マトリックス <7777> 
    住商ファーマインターナショナルと止血材原材料の調達や物流などで業務提携。

    ■共栄タンカー <9130>
    今期経常を21%上方修正。

     

    【主な経済指標・スケジュール】

    5(火)

    【国内】

    東証が株式の売買時間を延長

    10月マネタリーベース(8:50)

    《決算発表》

    任天堂、三菱重、LINEヤフー、川崎船、横河電、ユー・エス・エス、東ソー、ヤマトHD、ニチレイ、全国保証、住友ベ、ファンケル、メルカリ、ワークマン、寿スピリッツ、コニカミノルタ、JMDC

     

    【海外】

    米大統領選挙 投開票日

    米9月貿易収支(22:30)

    米10月ISM非製造業景況指数(11/6 0:00)

    米10年国債入札

    《米決算発表》

    デュポン、エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン、マラソン・ペトロリアム、エマーソン・エレクトリック、アーチャーダニエルズ、ヤム・ブランズ、ヘンリー・シャイン、カミンズ、ブロードリッジ・ファイナンシャル・ソリューションズ



    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    4日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比257ドル59セント(0.61%)安の4万1794ドル60セントで終えた。5日投開票の米大統領・議会選挙を前に主力株の一部に持ち高調整や利益確定目的の売りが出た。ダウ平均の下げ幅は400ドルを超える場面があった。
     
    10月以降、市場ではトランプ氏の当選可能性が強く織り込まれてきたが、週末に民主党のハリス副大統領が善戦していることを示す世論調査の結果が発表され、投資家が持ち高を調整した。トランプ氏が勝てば規制緩和により恩恵を受けると見込まれている金融株などが売られた。
    JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスが下げた。4日の米原油先物相場が3%近く上昇し、原油高も投資家心理の重荷となった。

    1日夕にS&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは、8日からダウ平均の構成銘柄にエヌビディアと塗料メーカーのシャーウィン・ウィリアムズを加え、インテルと化学のダウを除外すると発表した。インテルとダウが下げる一方、エヌビディアとシャーウィン・ウィリアムズが上昇した。
     
    その他のダウ平均の構成銘柄では、アップルが下げた。著名投資家ウォーレン・バフェット氏の率いるバークシャー・ハザウェイが2日発表した四半期報告書でアップル株の一部を売却していたことがわかり、売りが出た。ユナイテッドヘルス・グループとトラベラーズも安かった。半面、セールスフォースとホーム・デポが上昇した。
     
    ナスダック総合株価指数も反落した。前週末比59.933ポイント(0.32%)安の1万8179.984で終えた。メタプラットフォームズやアルファベットが下げた。
     

    【シカゴ日本株先物概況】
     
    4日のシカゴ日経平均先物は下落した。12月物は前週末比200円安の3万8375円で終えた。この日は翌日に米大統領選の投開票を控えて米株式相場が軟調に推移し、シカゴ市場の日経平均先物にも売りが優勢となった。
     
     
    シカゴ日経225先物 (円建て)
    38375 ( +255 )
     
    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    38460 ( +340 )
     
    ( )は大阪取引所終値比
     







    【欧州株式市場】

    ■イギリス・ロンドン株価指数
     
    4日のFTSE100種総合株価指数は小幅に続伸し、前週末比7.09ポイント(0.08%)高の8184.24で終えた。原油先物相場の上昇を受け、英シェルなど同指数への寄与度が大きいエネルギー株が買われた。5日以降に米大統領・議会選挙の投開票や英米の政策金利発表といった重要イベントを控えて利益確定や持ち高調整を目的とした売りも出て、指数の上値を抑えた。
     
    FTSEの構成銘柄では、一部金融機関が目標株価を引き上げたと伝わった金融大手ナットウエストが2.61%高、包装資材大手DSスミスが2.50%高、小売り大手フレイザーズ・グループが1.69%高と上伸。半面、保険会社ヒスコックスは3.02%安、投資会社メルローズ・インダストリーズは2.73%安、エンジニアリング会社ウィアーグループは2.10%安となった。
     




    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
     

    4日のドイツ株価指数(DAX)は反落し、前週末比107.12ポイント(0.55%)安の1万9147.85で終えた。今週は5日以降に米国の大統領・議会選挙や米連邦公開市場委員会(FOMC)といった重要イベントが控える。積極的な買いが入りにくいなかで主力株を中心に下落した。

    個別では、ヘルスケア大手フレゼニウスが2.09%安、防衛大手ラインメタルが2.03%安、不動産大手ボノビアが1.82%安と下げを主導。

    一方、高級車メーカーのポルシェは1.78%高、電力大手RWEは1.58%高、分子診断大手キアゲンは1.11%高で引けた。

     

     



    ■フランス・パリ株価指数

    フランスの株価指数CAC40は反落し、前週末比0.50%安で終えた。米大統領選を翌日に控えて警戒感が広がる中、ハイテク株を中心に売りが優勢となった。


     

11月05日 毎日コラム
感性で選ぶ、アノマリー
・・・続き



戻る
 
サイトTOPへ

株式投資は全て自己責任でお願いします。このサイトの情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。当サイトの掲載事項において損失をされた場合も当方は一切の責任を負いかねます。

(C)ilogos / Eimei.tv