【市況一覧】
日経平均株価
38,701.90 -111.68 12/20
TOPIX
2,701.99 -11.84 12/20
マザーズ
624.89 -5.96 12/20
NYダウ平均
42,342.24 +15.37 12/20
ナスダック総合
19,372.77 -19.92 12/20


10月01日 マーケットコメント

10月02日 マーケットコメント

10月03日 マーケットコメント

10月04日 マーケットコメント

10月05日 マーケットコメント

10月06日 マーケットコメント


     
     
     
    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    39332円74銭(△697円12銭=1.80%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2739.39(△45.32=1.68%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    650.01(△2.81=0.43%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】19億1272万株(△9445万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】4兆4765億円(△5962億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】1234(前日:1150)
    【値下がり銘柄数】359(前日:448)
    【新高値銘柄数】97(前日:46)
    【新安値銘柄数】2(前日:6)
    【25日騰落レシオ】115.26(前日:108.63)
    --------------------------------------------
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は大幅高で3日続伸、3万9000円台を回復
     2.9月の米雇用統計が想定超、米経済先行き懸念が後退へ
     3.米長期金利の急上昇を背景に円安が進行、追い風材料に
     4.業種別には銀行、保険など金融株が値上がり上位占める
     5.個別株は全体の75%が上昇、売買代金も4.4兆円に拡大
     
    週明けの日経平均は大幅高。3万9000円の節目を難なく上回った。ただ、物色を見るとやや先行きに対する不安も出てくる。動きが良かったのは金融株で、これは米国の長期金利が上昇しただけに妥当な動き。
    一方、円安の恩恵が期待された自動車株は、トヨタやホンダが2%台の上昇というのは物足りなさもあった。
     
    米株高、円安という今年7月まであった外部環境が戻ってきて、中東情勢以外には相場の足を引っ張る要因がなくなっている。中東情勢もイスラエル、レバノン(ヒズボラ)間の地上戦が続く内はイランとの本格戦争は起こらない見通しで、株式が買われる環境がしばらく続きそうな雰囲気だろう。
    日経平均はチャート面で上値を遮るところが減り、4万円まではすぐに到達できるだろう。

    ここからドル高・円安が更に進むという見立てであれば、内需外需を問わず大型株シフトが有効と考えられる。また総選挙アノマリーも念頭に置くと、石破政権だから買えないという理屈はしばらく棚上げとなりそうだ。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
     
    42275.64  ボリンジャー:+3σ(13週)
    41131.31  ボリンジャー:+2σ(26週)
    41038.11  ボリンジャー:+3σ(25日)
    40805.19  ボリンジャー:+2σ(13週)
    39898.35  ボリンジャー:+2σ(25日)
    39746.55  ボリンジャー:+1σ(26週)
    39334.74  ボリンジャー:+1σ(13週)
     
    39332.74  ★日経平均株価7日終値
     
    38758.58  ボリンジャー:+1σ(25日)
    38740.32  均衡表転換線(日足)
    38483.45  6日移動平均線
    38361.79  26週移動平均線
    38277.28  75日移動平均線
    37896.31  200日移動平均線
    37864.28  13週移動平均線
    37723.91   新値三本足陰転値
    37618.81  25日移動平均線
    37538.72  均衡表転換線(週足)
    37538.72  均衡表基準線(日足)
     
    ローソク足はマドを空けて上昇。寄り引け接近の小陽線を描き、39000円台前半での売り買い拮抗を窺わせた。株価下方では5日移動平均線が上向きに転じるとともに、25日線が上昇角度を増した。三役好転下にある一目均衡表で本日の株価が転換線を上放れたこともあり、大勢では地合いが強気側に傾く形となった。
     

    【大引け概況】

    7日の日経平均株価は3日続伸し、終値は前週末に比べ697円12銭高の3万9332円74銭だった。9月27日以来の3万9000円台回復となった。


     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:44 容量:21.9M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    きょうは終始リスク選好の地合いだった。前週末に発表された9月の米雇用統計が事前コンセンサスを大きく上回る堅調な内容で、これを好感して欧米株市場がほぼ全面高商状に買われ、米国ではNYダウが最高値を更新した。
    4日発表の9月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数が市場予想を大幅に上回ったほか、失業率も前月から改善した。
    強い雇用統計の結果を受け、米経済の軟着陸(ソフトランディング)期待が強まったことで米主要株価3指数が上昇。米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退し、円売り・ドル買いも進んだ。
    外国為替市場では、円相場が1ドル=148円台前半と前週末夕に比べて大幅に下げ、業績面で追い風となるトヨタやコマツなどの輸出関連株が買われ相場を押し上げた。国内の金利が上昇するなか銀行や保険といった金融株にも利ざやや運用収益の改善を期待した買いが入った。
     
    石破茂首相は7日午後の衆院代表質問で、「デフレ脱却を確実なものとするべく、岸田内閣の経済政策についてさらに加速させ、賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現を図っていく」と強調した。日経平均はその後、上げ幅を900円に拡大する場面があった。
     
    市場では「堅調な米雇用統計を受けた為替の円売りを好感した株買いが優勢となったが、今後円相場が1ドル=150円台に乗せるような動きになると、日銀による追加利上げ観測が出てくる公算が大きい。中東情勢も含めて、株式市場を巡る不透明感には引き続き注意が必要」との声が聞かれた。
     
    日経225先物がナイトセッションで1000円高だったことから、朝方はこれにサヤ寄せする形でインデックスに絡んだ買いが先行した形である。買い一巡後のこう着は予想されていたと考えられ、上値の重さを警戒する流れにはならないだろう。反対に買い一巡後の底堅い値動きにより、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。


     
     
    東証株価指数(TOPIX)は3日続伸した。終値は45.32ポイント(1.68%)高の2739.39だった。JPXプライム150指数も3日続伸し、20.33ポイント(1.68%)高の1232.37で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で4兆4765億円、売買高は19億1272万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1234。値下がりは359、横ばいは53だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は銀行業、証券・商品先物取引業、保険業などが上昇。パルプ・紙、海運業、空運業などが下落した。
     
    個別では、アドバンテストが高く、レーザーテック、東京エレクトロンなど半導体製造装置関連が堅調。川崎重工業が買われ、日立製作所も値を上げた。ソフトバンクグループが物色人気。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友、みずほなどメガバンクにも買いが集まった。ファーストリテイリングが値を飛ばし、リクルートホールディングスも上昇した。
    また、トヨタ自やホンダなどの自動車関連株、フジクラ、メルカリ、ソフトバンクG、ソニーG、ファーストリテ、三菱重工業、リクルートHD、任天堂などが大幅高となった。
    第1四半期増益決算や実質増配を受けてウェザーニューズが値上がり率トップに買われ、芝浦メカトロニクスも大幅高、上半期業績は従来計画を上振れ着地したサンエー、LITALICOなどが値上がり率上位となった。
     
    一方、米港湾スト終了で海上輸送混乱に伴う運賃上昇の思惑がはく落した川崎船などの海運株が引き続き軟調に推移。7-9月期個別売上高が市場コンセンサス比で下振れたディスコが急落、市場コンセンサス水準にまで業績予想を下方修正した安川電機なども下落。
    霞ヶ関キャピタルが急落、住友林業も安い。ニトリホールディングスも売られた。光通信が軟調、ミガロホールディングス、マネジメントソリューションズなども値を下げた。ほか、光通信、あさひ、エニグモなどが値下がり率上位となった。



     


     
    東証スタンダード市場は米国の雇用統計を好感し米主要株価指数がそろって上昇。米国の大幅利下げ予想後退で円安が進行し幅広く物色され大幅に上昇した。
    スタンダードTOP20は続伸。出来高3億3331万株。
    値上がり銘柄数848、値下がり銘柄数544と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではセーラー広告、バイク王&カンパニー、テモナがストップ高。テクノ菱和、ジーエルテクノホールディングス、ウェルディッシュ、オカムラ食品工業、マーチャント・バンカーズなど20銘柄は年初来高値を更新。GameWith、名村造船所、メタプラネット、ヨネックス、アライドテレシスホールディングスが買われた。
     
     一方、シマダヤ、AIフュージョンキャピタルグループ、サイトリ細胞研究所、リスクモンスター、京都きもの友禅ホールディングスなど7銘柄が年初来安値を更新。IGポート、日本エンタープライズ、イクヨ、住石ホールディングス、ダイドーリミテッドが売られた。
     


     
    東証グロース市場は大幅高で始まり、その後もプラス圏で推移。小幅高で取引を終えた。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待の高まりを背景にした前週末の米株高の流れを引き継ぎ、7日の日経平均株価が大幅高となるなか、新興株市場でも投資家心理の改善を映した買いが優勢だった。ただ、物色の矛先は東証プライム市場に上場する銘柄に向かったため、上値追いの動きは限られた。
    「新興市場には、大きく指数を押し上げるほどの買い材料はない」といい、出来高、売買代金ともに伸び悩んだ。
    グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数も反発した。終値は前週末比2.81ポイント(0.43%)高の650.01だった。
    グロース市場ではGENDAやジーエヌアイ、インテグラルが上昇した。一方、トライアルやフリー、タイミーは下落した。
    値上がり銘柄数269、値下がり銘柄数282と、売り買いが拮抗した。
     
    個別では、コラボスがストップ高。シェアリングテクノロジー、日本情報クリエイト、INTLOOPなど4銘柄は年初来高値を更新。ALiNKインターネット、ネットスターズ、アスア、MFS、Delta-Fly Pharmaが買われた。
     
     一方、タイミー、ROXX、キッズスター、ミラタップ、データホライゾンなど8銘柄が年初来安値を更新。Liberaware、データセクション、モダリス、サイバー・バズ、イシンが売られた。
     


     
    7日午前の日経平均株価は大幅に続伸し、午前終値は前週末に比べ719円01銭(1.86%)高の3万9354円63銭だった。取引時間中としては9月30日以来、1週間ぶりに心理的節目の3万9000円を上回った。
     
    きょう前場はリスク選好の地合いを鮮明とした。前週末に発表された9月の米雇用統計が想定以上に強い数字で、これを好感した欧米株高に加え、外国為替市場で一段とドル買いが進み、一時1ドル=149円台まで急速に円安方向に振れたことが追い風材料となっている。ハイテク主力株に物色の矛先が向いたほか、米長期金利の急上昇を背景に銀行や保険など金融株への買いが目立ち、全体相場を押し上げる格好となった。日経平均は一時約880円高に買われる場面もあったが、取引時間中にドル・円相場が円高方向に押し戻されたこともあり、その後はやや上げ幅を縮小した。
     
    外国為替市場で円相場が円安・ドル高に振れたことで、自動車や機械など輸出関連株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。4日発表の9月の米雇用統計は市場予想を大幅に上回り、米経済の軟着陸(ソフトランディング)期待が強まってダウ工業株30種平均が最高値を更新するなど、主要指数が上昇した。米雇用情勢が底堅いとして米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測が後退し、外国為替市場では円売り・ドル買いが進行。円安が進むと業績面で追い風となるトヨタやファナックなどの輸出関連株が買われた。
     
    市場では「今回の雇用統計だけで米経済が軟着陸するかどうかを見極めるのは難しいが、しばらくは為替の円売り圧力が続くとみられ、日本株を押し上げるだろう」との声が聞かれた。
     
    後場の東京株式市場は、買い優勢の展開となりそうで、日経平均も高値圏を維持しそうだ。前週に石破氏が「追加利上げ環境にない」と発言したことで早期の追加利上げ観測が後退していたなか、9月米雇用統計は市場予想を上回る内容となったことで米長期金利が上昇し、為替は1ドル149円台まで円安が加速。国内の輸出関連企業にはポジティブな目線が引き続き向かおう。
     
    また、日経平均は9月27日の戻り高値3万9829円56銭、そして、4万円台回復が意識されている。10月9日に衆議院が解散し、27日に衆議院選挙の投開票実施のスケジュールで進んでいることから「選挙は買い」といった政策期待等のアノマリーが先行し4万円台回復といった展開も十分想定できる。引き続き防衛関連や地方創生関連を中心とした政策期待の物色が改めて入る可能性もあろう。



     
     
    東証株価指数(TOPIX)も続伸した。前引けは44.86ポイント(1.67%)高の2738.93だった。JPXプライム150指数も続伸し、19.99ポイント(1.65%)高の1232.03で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆2551億円、売買高は9億7998万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1237。値下がりは342、横ばいは67だった。
     
    業種別では、銀行業、保険業、証券・商品先物取引業などが上昇した一方で、パルプ・紙、空運業、海運業の3業種のみが下落した。
     
    個別では、アドバンテストが高く、東京エレクトロンも堅調、川崎重工業の上げ足も目立つ。ソフトバンクグループ(SBG)も買われた。ファーストリテイリングは初の5万円台を付け、株式分割考慮後の上場来高値を更新した。リクルートホールディングスも物色人気。第1四半期増益決算や実質増配を受けてウェザーニューズが値上がり率トップに買われ、三越伊勢丹ホールディングスも大幅上昇。三井住友、みずほ、りそなホールディングスなどの銀行株が買われ、トヨタ自やホンダなどの自動車関連株、フジクラ、メルカリ、ソニーG、三菱重工業、任天堂などが大幅高となった。
    上半期業績は従来計画を上振れ着地したサンエー、LITALICOなどが値上がり率上位となった。
     
    一方、米港湾スト終了で海上輸送混乱に伴う運賃上昇の思惑がはく落した川崎船などの海運株が引き続き軟調に推移。7-9月期個別売上高が市場コンセンサス比で下振れたディスコが急落、市場コンセンサス水準にまで業績予想を下方修正した安川電機なども下落。ほか、ニトリホールディングスも冴えない。光通信が軟調、クスリのアオキホールディングスも売りに押された。光通信、あさひ、エニグモなどが値下がり率上位となった。

     


     
    東証スタンダード市場は米雇用統計が市場予想を上回り米国景気の堅調さが確認されたことを好感し、米国株式が上昇。米金利上昇で円安が進行し、スタンダード市場でも幅広く買われた。
    スタンダードTOP20は続伸。出来高1億9411万株。
    値上がり銘柄数863、値下がり銘柄数473と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではセーラー広告、テモナがストップ高。マーチャント・バンカーズ、白鳩、ムゲンエステート、日本製麻、コスモ・バイオなど16銘柄は年初来高値を更新。メタプラネット、GameWith、santec Holdings、アライドテレシスホールディングス、名村造船所が買われた。
     
    一方、シマダヤ、サイトリ細胞研究所、リスクモンスター、京都きもの友禅ホールディングス、ピープルなど6銘柄が年初来安値を更新。大和重工、イクヨ、IGポート、住石ホールディングス、日本エンタープライズが売られた。
     


     
    東証グロース市場は米経済のソフトランディング(軟着陸)期待の高まりを背景にした前週末の米株高の流れを引き継ぎ、7日の日経平均株価が堅調に推移するなか、新興株市場でも投資家心理の改善を映した買いが先行した。
    グロースCoreは反発。東証グロース市場250指数も反発した。前引けは前週末比2.34ポイント(0.36%)高の649.54だった。
     
    グロース市場ではGENDAやアストロHD、ジーエヌアイが上昇した。一方、トライアルやフリー、タイミーは下落した。
    値上がり銘柄数298、値下がり銘柄数232と、値上がりが優勢だった。
     
    個別ではコラボスが一時ストップ高と値を飛ばした。シェアリングテクノロジー、日本情報クリエイトなど3銘柄は年初来高値を更新。キャスター、ALiNKインターネット、グリッド、中村超硬、サイバートラストが買われた。
     
     一方、タイミー、キッズスター、ミラタップ、データホライゾン、コアコンセプト・テクノロジーが年初来安値を更新。データセクション、サイバー・バズ、イシン、Liberaware、カヤックが売られた。
     
     



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    《マーケットストラテジーメモ》10月第1週

    30日(月):
    週末のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。NYダウは過去最高値を更新。ナスダック総合とS&P500は下落。エヌビディアが2.17%下落。医薬品のブリストル・マイヤーズ・スクイブが1.58%高。中国企業の米国上場株では、アリババが2.15%、PDDホールディングスが4.67%高。
     
    日経平均株価は1910円安の37919円と3日ぶりに大幅反落。下落幅は過去4番目、今年3番目の大きさ。自民党総裁選で石破茂氏が勝利。高市早苗氏の勝利を見込んだ「円安・株高トレード」の持ち高を巻き戻す動きが優勢だった。日経平均の下落幅は一時2000円を超えた。前日までの2日続伸で2000円近く水準を切り上げていただけに、過熱感を警戒した売りも出やすかった。
    東証プライムの売買代金は6兆1216億円。みずほやニチレイが上昇。東エレク、レーザーテクが下落。上期の日経平均株価は2449円89銭(6.07%)下落。日経平均株価の9月月中平均は37162円。
     
    1日(火):
    週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。S&P500とNYダウは終値ベースで過去最高値を更新。主要3指数はいずれも四半期および月間でプラスとなった。月間でS&Pは2%上昇。9月として2013年以来の好調なパフォーマンスとなった。上昇は5カ月連続。四半期ベースではS&Pが5.5%高、ナスダックが2.6%高、ダウが8.2%高。恐怖と欲望指数は67→75。
     
    日経平均株価は732円高の38651円反発。前日に急落した反動から自律反発狙いの買いが入ったとの観測。円安トレンドも追い風となった。東証プライムの売買代金は4兆1843億円。伊藤忠、ファストリが上昇。ニトリ、アサヒが下落。信用倍率は6.02倍(前週5.48倍)。日経平均株価の9月月中平均は37162円。TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
     
    2日(水):
    火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。イランによるイスラエルへのミサイル発射を受け「投資家の警戒感が高まった」との解釈。ナスダック総合は1%超の下落。一方、中東情勢の緊迫化を背景に、防衛関連株は上昇。宇宙航空・防衛指数は過去最高値を更新。
     
    日経平均株価は843円安の37808円と反落。イスラエルとイランを巡る中東情勢の悪化懸念から前日の米株式相場が下落。東京市場でも投資家のリスク回避目的の売りが優勢だった。TOPIXも反落。東証プライムの売買代金は4兆3895億円。出光興産、三菱商が上昇。ファストリ、レーザーテクが下落。
     
    3日(木):
    水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に反発。エヌビディアが1.6%上昇。テスラは第3四半期の納入台数が予想を下回り3.5%下落。通期の売上高見通し撤回が嫌気されたスポーツ用品大手ナイキが6.8%下落。9月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数は14万3000人増。建設、レジャー、ホスピタリティー業界の雇用増加で労働市場の安定を示した。市場予想は12万人増だった。
     
    日経平均株価は743円)高の38552円と大幅反発。石破総理植田総裁会談を好感で円安トレンド。一時1ドル=147円台前半とおよそ1カ月半ぶりの円安水準を好感。「目先は中東や米指標のニュースで市場の状況が一変する可能性があり、積極的な買いを入れにくい」との見方もある。東証プライムの売買代金は4兆2946億円。ファストリ、第一三共が上昇。ニトリ、みずほが下落。前週の信託銀行は現物1332億円、先物1兆1671億円買い越し。木曜は過去4週連続大幅高。
     
    4日(金):
    木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って小幅に反落。翌日に雇用統計を控え様子見モード。VIX(恐怖)指数は20.49と9月6日以来の高水準。9月のISM非製造業総合指数は54.9と前月の51.5から上昇。2023年2月以来、約1年半ぶりの高水準。市場予想の51.7を上回っての着地。経済が第3四半期も堅調に推移したことが裏付けられた。週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比6000件増の22万5000件。市場予想は22万件だった。
     
    日経平均株価は83円高の38635円と続伸。もっとも今夜発表の9月の米雇用統計を見極めたいとの雰囲気などから、積極的な買いは続かなかった。TOPIXは続伸。
    東証プライムの売買代金は3兆8802億円。アドテスト、セブン&アイが上昇。東エレク、川船が下落。
     
    (2)欧米動向
     
    9月のISM製造業景気指数は47.2と前月から横ばい。
    50を6カ月連続で下回った。
    ただ新規受注が改善。
    支払価格が9カ月ぶりの水準に低下。
    金利低下と相まって、向こう数カ月間で経済活動が上向く可能性がある。
    先行指標となる新規受注は46.1と、8月の44.6から上昇。
    生産は49.8と、44.8から上昇した。
    一方、雇用は43.9と、46.0から低下。
    支払価格は48.3と、54.0から低下し、2023年12月以来の低水準。
    月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が32万9000件増の804万件。
    2カ月連続で減少した後に予想外に増加。
    市場予想は766万件だった。
     
    (3)新興国動向
     
    上海株式市場は国慶節で1週間休場。
    ただ香港株式市場は週末に約3%上昇。
    2022年3月以来の高値水準。
    中国当局が発表した大規模な景気刺激策を引き続き好感している。
     
     
     


    (兜町カタリスト 櫻井英明)

    【寄り付き概況】
     

    7日の日経平均株価は大幅に続伸して始まった。始値は前週末に比べ604円30銭高の3万9239円92銭。

    前週末の欧州株市場がほぼ全面高商状となったほか、米国株市場でも強気優勢の地合いでNYダウが史上最高値を更新するなどリスクオンが鮮明となっている。前週末4日に発表された9月の米雇用統計が市場コンセンサスを大幅に上回る好調な内容であったことが、素直に好感される形となった。

    そのなか、外国為替市場では米長期金利の上昇を背景にドルが一段と買われ、1ドル=149円台をつけるなど、急速な円安が続いていることは東京株式市場にも強い追い風となっている。日経平均は寄り付き段階でフシ目の3万9000円台を大きく回復した。

    ナスダック総合株価指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も1%を超えて上昇したことから、東京株式市場でも東エレクやアドテストなど半導体関連銘柄も買われ相場を押し上げている。

    東証株価指数(TOPIX)も続伸している。

    個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やリクルート、TDKが上昇している。一方、ディスコやニトリHD、イオンが下落している。


     



    「ドル円は一時149.02円」

    「恐怖と欲望指数は67→74」

    週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
    NYダウは終値ベースの過去最高値を更新。
    ナスダック総合は1%超上昇。
    9月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比25万4000人増。
    市場予想(14万人増)を大幅に上回り、過去6カ月で最大の伸び。
    「うれしいサプライズ。
    ただ今後の利下げペースが鈍化する可能性も示唆する」との見方。
    11月FOMCでの0.5%利下げ確率は8%。
    序盤時点では31%だった。
    週間でNYダウは0.1%、S&P500は0.2%、ナスダックは0.1%上昇。
    国債利回りは上昇。
    2年国債と10年国の利回り格差は0.055%。
    10年国債利回りは3.969%。
    5年国債利回りは3.803%。
    2年国債利回りは3.923%。
    ドル円は148円台後半。
    一時149.02円に上昇し、8月16日以来の高値を更新。
    WTI原油先物11月限は0.67ドル高の74.38ドル。
    週間では約7%高。
    ビットコインは1.95%高の6万1958ドル。
    SKEW指数は161.50→162.78→156,43。
    恐怖と欲望指数は67→74。
    (昨年10月5日が20)。

    週末のNYダウは341ドル(0.81%)高の42352ドルと反発。
    高値42361ドル、安値41972ドル。
    サイコロは9勝3敗。
    騰落レシオは122,62(前日126.77)。
    NASDAQは219ポイント(1.22%)高の18137ポイントと反発。
    高値18145ポイント、安値17952ポイント。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは100.10(前日98.81)。
    S&P500は51ポイント(0.90%)高の5751ポイントと反発。
    高値5753ポイント、安値5702イント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは116.24%(前日115.60%)。
    週末のダウ輸送株指数は68ポイント(0.44%)高の15745ポイントと3ぶりに反発。
    SOX指数は81ポイント(1.59%)高の5206ポイントと3日続伸。
    VIX指数は19.21(前日20.49)。
    NYSEの売買高は8.65億株(前日9.43億株)。
    3市場の合算売買高は109.1億株(前日110.1億株、過去20日平均は120.3億株)。
    週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比1065円高の39625円。
    ドル建ては大証日中比1225円高の39785円。
    ドル円は148.71円。
    10年国債利回りは3.969%。
    2年国債利回りは3.923%。

    週間ベースでNYダウは0.1%高、4週続伸(累計4.9%上昇)。
    ナスダック総合指数は0.1%高、4週続伸(同8.7%上昇)。
    S&P500指数は0.2%高、4週続伸(同6.3%上昇)。
    フィラデルフィア半導体指数(SOX)指数は0.2%安、4週ぶり反落。

    「大証夜間取引終値は日中比1000円高の39560円」

    週末の日経平均は寄り付き42円安。
    終値は83円(△0.22%)高の38635円と続伸。
    高値38735円。
    安値38501円。
    日足は2日連続で陽線。
    週間では1193円下落。
    週足は4週ぶりに陰線。
    10月3日は38213円→38457円にマド。
    26日は38109円→38240円にマド。
    20日は37394円→37654円のマドで2空。
    19日は36675円→36958円にマド。
    日経平均は11日連続で目均衡の雲の上。
    上限は36791円。
    下限は36703円。
    TOPIXは10.36ポイント(△0.39%)高の2694ポイントと続伸。
    25日線(2642ポイント)を9日連続で上回った。
    75日線(2701ポイント)を5日連続で下回った。
    3日ぶりに日足陰線。
    TOPIXコア30指数は続伸。
    プライム市場指数は5.33ポイント(△0.39%)高の1386.35ポイントと続伸。
    東証グロース250指数は3.13ポイント(▲0.48%)安の647.20と反落。
    25日移動平均線からの乖離は▲1.21%(前日▲0.84%)。
    プライム市場の売買代金は3兆8803億円(前日4兆2946億円)。
    売買高は18.18億株(前日19.06億株)。
    値上がり1150銘柄(前日1291銘柄)。
    値下がり448銘柄(前日309銘柄)。
    新高値46銘柄(前日47銘柄)。
    新安値6銘柄(前日7銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは108.63(前日102.86)。
    東証グロース市場の騰落レシオは87.25(前日85.65)。
    NTレシオは14.34倍(前日14.37倍)。
    サイコロは9勝3敗で75.00%。
    TOPIXは9勝3敗で75.00%。
    東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
    上向きの25日線(37580円)から△2.81%(前日△2.62%)。
    10日連続で上回った。
    上向きの75日線は38265円。
    2日連続で上回った。
    上向きの200日線(37863円)からは△2.04%(前日1.90%)。
    10日連続で上回った。
    下向きの5日線は38313円。
    2日連続で上回った。
    13週線は38007円。
    26週線は38369円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.120%(前日▲16.209%)。
    買い方▲7.846%(前日▲7.926%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲3.886%(前日▲4.650%)。
    買い方▲17.656%(前日▲17.454%)。
    空売り比率は41.0%(前日41.5%、4日連続で40%超)。
    9月11日が48.8%。
    6月17日が45.9%だった。
    21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は8.8%(前日9.6%)。
    昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
    日経VIは25.09(前日26.70)。
    日経平均採用銘柄のPERは15.61倍(前日15.56倍)。
    前期基準では16.02倍。
    EPSは2475円(前日2477円)。
    直近ピークは9月27日2505円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.37倍(前日1.35倍)。
    BPSは28201円(前日28140円)。
    日経平均の予想益回りは6.41%。
    予想配当り利回りは1.93%。
    指数ベースではPERは20.62倍(前日20.58倍)。
    EPSは1873円(前日1873円)。
    PBRは1.90倍(前日1.90倍)。
    BPSは20334円(前日20290円)。
    10年国債利回りは0.880%(前日0.815%)。
    プライム市場の予想PERは15.50倍。
    前期基準では15.94倍。
    PBRは1.31倍。
    プライム市場の予想益回りは6.44%。
    配当利回り加重平均は2.30%。
    プライム市場の単純平均は14円高の2753円(前日は2739円)。
    プライム市場の売買単価は2134円(前日2252円)。
    プライム市場の時価総額は938兆円(前日935兆円)。
    ドル建て日経平均は264.50(前日263.06)と続伸。
    週末のシカゴ225先物12月限円建ては大証前日比1065円高の39625円。
    高値39650円、安値38435円。
    大証夜間取引終値は日中比1000円高の39560円。
    気学では月曜は「安日柄なれど前週末安ければ買い」
    火曜は「押し込むと小底入れを見る日。突込みあれば買い」
    水曜は「押し目買いの日。後場へかけて高きことあり」
    木曜は「前場安いと後場へ戻る日。押し目買い」
    金曜は「強象日。買い方針の日」
    ボリンジャーのプラス1σが38676円。
    プラス2σが39772円。
    マイナス1σが36483円。
    週足のプラス1σが39688円。
    マイナス1σが36325円。
    9月メジャーSQ値は36906円。
    半値戻しは36841円。
    9月配当権利落ち前は38925円。
    日経平均株価の9月月中平均は37162円。
    TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
    ノーベル生理学医学賞、TOPIX1-3月決算企業浮動株比率見直し発表。

    《今日のポイント10月7日》

    (1)週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。
       10年国債利回りは3.969%。
       5年国債利回りは3.803%。
       2年国債利回りは3.923%。
       ドル円は148円台後半。
       SKEW指数は161.50→162.78→156,43。
       恐怖と欲望指数は67→74。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)週末のダウ輸送株指数は68ポイント(0.44%)高の15745ポイントと3ぶりに反発。
       SOX指数は81ポイント(1.59%)高の5206ポイントと3日続伸。
       VIX指数は19.21(前日20.49)。
       NYSEの売買高は8.65億株(前日9.43億株)。
       3市場の合算売買高は109.1億株(前日110.1億株、過去20日平均は120.3億株)。
       週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比1065円高の39625円。

    (3)プライム市場の売買代金は3兆8803億円(前日4兆2946億円)。
       売買高は18.18億株(前日19.06億株)。
       値上がり1150銘柄(前日1291銘柄)。
       値下がり448銘柄(前日309銘柄)。
       新高値46銘柄(前日47銘柄)。
       新安値6銘柄(前日7銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは108.63(前日102.86)。
       東証グロース市場の騰落レシオは87.25(前日85.65)。
       NTレシオは14.34倍(前日14.37倍)。
       サイコロは9勝3敗で75.00%。

    (4)上向きの25日線(37580円)から△2.81%(前日△2.62%)。
       10日連続で上回った。
       上向きの75日線は38265円。
       2日連続で上回った。
       上向きの200日線(37863円)からは△2.04%(前日1.90%)。
       10日連続で上回った。
       下向きの5日線は38313円。
       2日連続で上回った。
       13週線は38007円。
       26週線は38369円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.120%(前日▲16.209%)。
       買い方▲7.846%(前日▲7.926%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲3.886%(前日▲4.650%)。
       買い方▲17.656%(前日▲17.454%)。

    (6)空売り比率は41.0%(前日41.5%、4日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は8.8%(前日9.6%)。
       日経VIは25.09(前日26.70)。

    (7)日経平均採用銘柄のPERは15.61倍(前日15.56倍)。
       前期基準では16.02倍。
       EPSは2475円(前日2477円)。
       直近ピークは9月27日2505円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.37倍(前日1.35倍)。
       BPSは28201円(前日28140円)。
       日経平均の予想益回りは6.41%。
       予想配当り利回りは1.93%。
       指数ベースではPERは20.62倍(前日20.58倍)。
       EPSは1873円(前日1873円)。
       PBRは1.90倍(前日1.90倍)。
       BPSは20334円(前日20290円)。
       10年国債利回りは0.880%(前日0.860%)。
     
    (8)プライム市場の単純平均は14円高の2753円(前日は2739円)。
       プライム市場の時価総額は938兆円(前日935兆円)。
       ドル建て日経平均は264.50(前日263.06)と続伸。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが38676円。
       プラス2σが39772円。
       マイナス1σが36483円。
       週足のプラス1σが39688円。
       マイナス1σが36325円。
       9月メジャーSQ値は36906円。
       半値戻しは36841円。
       9月配当権利落ち前は38925円。
       日経平均株価の9月月中平均は37162円。
       TOPIXの9月月中平均は2627ポイント。
       ノーベル生理学医学賞、TOPIX1-3月決算企業浮動株比率見直し発表。

    今年の曜日別勝敗(10月4日まで)

    月曜17勝14敗
    火曜24勝15敗
    水曜14勝24敗
    木曜21勝19敗
    金曜23勝16敗

    週間ベースでは日経平均株価は3.0%安、4週ぶり反落。
    TOPIXは1.7%安、3週ぶり反落。
    東証プライム市場指数は1.7%安、3週ぶり反落。
    グロース250指数は4.2%安、4週ぶり反落。
    東証スタンダード市場指数は0.6%安、3週ぶり反落。
    東証グロース指数は1.9%高、4週ぶり反落。
    東証REIT指数は2.3%安、2週ぶり反落。

    週末は長野→札幌。
    連続のIRセミナーで合計9社。
    東証さんとの対談も含めると10社。
    なかなかの忙しさだった。
    「岡山から札幌に来ました」という投資家さんは「ストボの東京は抽選にはすれたけど、他は全部当たったので」と。
    来週は大阪に行くという。
    「全国に行けるのが楽しくて」とおっしゃっていた。
    因みに長野に行くと毎年八幡屋礒五郎「七味唐辛子」を買ってくる。
    この七味、長野の善光寺門前が発祥かと思っていた。
    実は江戸の日本橋薬研堀町だったという。
    医者や薬問屋が多く、別名「医者町」で通っていたという。
    1625年(寛永2年)からしや徳右衛門が、漢方薬を基に生薬を組み合わせて七味唐辛子を売り出した。
    そして江戸中に広まった。
    最終的には「三大七味」と呼ばれる三軒の暖簾が誕生。
    東京・浅草「やげん堀」。
    京都・清水「七味家本舗。
    そして信州・善光寺「八幡屋礒五郎。
    誤解と錯覚を取り除くには、やはりいちいち調べることが必要なのは株式投資も一緒なのだろう。

    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    オンコリス(4588)・・・動兆

    腫瘍溶解ウイルス技術使うがん治療薬柱に感染症薬も開発。
    導出先が神経疾患薬を米国治験中
    「切らずに食道がんを治す」がテーマ。





    (兜町カタリスト櫻井)


    東京株式市場は堅調展開か。
    日経平均の予想レンジは3万9200円-3万9800円を想定。
    先週末の米国株は上昇。ダウ平均は341ドル高の42352ドルで取引を終えた。
     
    米長期金利は4%に迫る水準まで上昇し、為替市場ではドル高・円安が進行。ドル円は足元149円00銭近辺で推移している。
    シカゴ日経平均225先物は円建てが大証日中終値と比べて1065円高の39625円、ドル建てが1225円高の39785円で取引を終えた。

    円安進行と米国株高を受けて、大きく水準を切り上げると予想する。シカゴ日経平均225先物からは4桁高も期待できそうで、外需大型株が上昇を先導するだろう。
    金融株も選好されやすく、主力株の多くに買いが入ると見込まれる。
    寄った後は目先の利益を確定させる売りも出てくるとみるが、日経平均の4万円台回復やドル円の150円台到達に対する期待も高まる中、終日強い基調が続くだろう。

     

    【好材料銘柄】 

    ■バイク王&カンパニー <3377> 
    12-8月期(3Q累計)営業は黒字浮上・通期計画を超過。

     

    ■インテリックス <8940> 
    6-8月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。


    【主な経済指標・スケジュール】

    7(月)
    【国内】
    8月景気動向指数(14:00)
    《決算発表》
    ウエルシアHD、クリエイトSDH、マニー、フジ、ライフコーポ、壱番屋、ネクステージ、トーセイ

    【海外】
    ノーベル賞受賞者発表(生理学・医学賞)
    米8月消費者信用残高(10/8 4:00)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

    [株価材料]
     
    ■EV電池のレアメタル9割回収 JERA コバルトなど
     
    ■みずほFG<8411>
    核融合発電の米新興に出資
     
    ■日本車の全工程CO2算定 経産省
     
    ■三菱HCキャピタル<8593>
    海上コンテナ2000億円発注 今年業界最大
     
    ■ホンダ<7267>
    新基準の原付き 免許区分改正に対応
     
    ■複数AIで創薬 政府が後押し
     
    ■安川電機<6506>
    6-8月受注額1%増 7四半期ぶりプラス 中国市場は減少 
     
    ■住友金属鉱山<5713>
    全固体電池の正極材を量産 EV向け次世代型
     
    ■ウェザーニューズ<4825>
    株分割 1株を2株に 配当実質上積み
     
    ■ユニチャーム<8113>
    アフリカ3国で生理用品 不織布製の普及めざす
     
    ■パナソニックHD<6752>
    パナコネクト佐賀工場 来年に閉鎖
     
    ■JAL<9201>とANAHD<9202>
    インドの航空大手と提携
     
    ■芝浦機械<6104>
    インドで現地仕様の電動射出機開発 シェア30%に
     
    ■丸紅<8002>
    ノルウェー社とアンモニア輸送船を共同保有

     

10月07日 毎日コラム
認知症は高齢者だけの病気ではない
・・・続き



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