Market Data
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【日経平均】
39829円56銭(△903円93銭=2.32%)
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【TOPIX】
2740.94(△19.82=0.73%)
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【グロース250】
675.75(△14.10=2.13%)
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【プライム売買高】22億4955万株(△1億6424万株)
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【売買代金】5兆6355億円(△3976億円)
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【値上がり銘柄数】642(前日:1580)
【値下がり銘柄数】928(前日:56)
【新高値銘柄数】91(前日:100)
【新安値銘柄数】0(前日:1)
【25日騰落レシオ】115.78(前日:113.76)
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■本日のポイント
1.日経平均は903円高と大幅続伸、3万9800円台に上昇
2.前日の米株式市場の上昇を背景に買い先行で半導体株などが高い
3.自民党総裁選を横目に思惑売買が活発化し後場に入り上昇幅拡大
4.レーザーテクや東エレク、ディスコ、アドテストが値を上げる
5.三菱重や川重、IHIが高く、東電HD、三菱商が買われる
今週は大幅高となった。
三連休明け24日の日経平均は、外部環境の落ち着きを好感して3桁の上昇。25日は終盤に崩れて下落したが、26日は米マイクロンの好決算を受けて半導体株買いが盛り上がり、円安進行も追い風に1055円高と4桁の上昇となった。
自民党総裁選の投開票日である27日はやや荒い動きとなったものの、投開票が始まった後場に強く買われて903円高となり、連日の高値引け。
4日立ち合いであったが、週間では2000円を超える大幅上昇となった。
日経平均は週間では約2105円の上昇となり、週足では3週連続で陽線を形成した。
来週は、乱高下の展開か。
自民党新総裁が石破茂氏に決まった直後にドル円が円高に振れており、週明けは27日の大幅高に対する反動を警戒する必要がある。
10月相場に入り、週末の10月4日には米国の9月雇用統計が発表される。FRBが大幅利下げを決定した直後でもあるだけに、米国の雇用指標が弱ければ「米長期金利低下→ドル安・円高」が意識される。
その警戒が強くなった場合、日本株は米雇用統計を前にリスク回避姿勢が強まりやすいだろう。
一方で、自民党の新代表が決まったことから、政策に対する期待は高まってくると思われる。足元で半導体株や中国関連銘柄に持ち直しの動きが見られていることや、米国株の動きが良い点は支援材料。今
週の反動が出てきたとしても、押し目では買いも入るだろう。政治絡みのニュースと為替をにらみながら荒い動きが続くと予想する。
■上値・下値テクニカル・ポイント(27日現在)
43726.47 ボリンジャー:+3σ(13週)
42566.92 ボリンジャー:+3σ(26週)
41878.42 ボリンジャー:+2σ(13週)
41172.23 ボリンジャー:+2σ(26週)
40807.79 ボリンジャー:+3σ(25日)
40030.38 ボリンジャー:+1σ(13週)
39829.56 ★日経平均株価27日終値
39777.53 ボリンジャー:+1σ(26週)
39728.90 ボリンジャー:+2σ(25日)
38650.01 ボリンジャー:+1σ(25日)
38382.83 26週移動平均線
38293.69 75日移動平均線
38240.88 6日移動平均線
38182.33 13週移動平均線
37829.05 均衡表転換線(日足)
37726.92 200日移動平均線
37723.91 新値三本足陰転値
37571.12 25日移動平均線
37538.72 均衡表基準線(日足)
上値抵抗帯として警戒された75日移動平均線を一気に上放れて2日連続の高値引けとなった。ローソク足は「陽の大引け坊主」を描き、強い買い気を窺わせた。一目均衡表では昨日の三役好転に続いて本日は横ばいだった基準線が上向き、上昇基調の強まりを示唆している。一方、25日線との上方乖離率は6.01%と過熱状態が意識される5%を超えたことから、短期的な急騰による反動安リスクにも留意が必要となろう。
【大引け概況】
27日の日経平均株価は続伸し、終値は前日比903円93銭(2.32%)高の3万9829円56銭とこの日の高値で終えた。終値で3万9000円を上回るのは7月31日以来およそ2カ月ぶり。
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前日の米株式市場が上昇した流れを受け、日経平均株価も値を上げスタートし3万9000円台を回復した。しかし、その後は伸び悩み前場は小幅高で取引を終えた。
ただ、後場に入ってから日経平均株価の上昇幅は急拡大。
午後1時から投開票が始まった自民党総裁選では、高市早苗経済安全保障相と石破茂元幹事長が決選投票に進出した。第1回投票で最多得票となった高市氏は低金利政策の維持と積極財政を主張していることから、為替相場では1ドル=146円台に円安が進行し、株式市場でも買いが膨らんだ。高市氏が新総裁に就任する可能性が意識され、金利低下・円安に伴う「高市トレード」も活発となり、日経平均を押し上げた。
自民党総裁選の決選投票の結果が判明するのは午後3時以降だが、日経平均株価の上昇幅は900円を超える高値引けとなり、7月中旬以来、約2カ月ぶりの水準に上昇した。半導体関連株や重工株などが高く、銀行株は安い。今日は9月末の配当権利落ち日で、日経平均株価を260円程度下押している。
外国為替市場の円相場が1ドル=146円台まで下落し、円安進行に歩調を合わせる形で海外投機筋とみられる日経平均先物への買いが入った。トヨタやファナックなど輸出関連株も一段高となった。自民党総裁選の投開票では、1回目の投票で高市早苗経済安全保障相が1位、石破茂元幹事長が2位となった。新総裁は2人の決選投票を経て、取引終了後に選出される見通しだが、市場では「高市氏が勝利した場合の金融緩和路線や政策などをいったん織り込みにいっている」との声が聞かれた。
26日の欧米株式市場は米経済のソフトランディング(軟着陸)観測の高まりや、中国の追加の景気刺激策への期待を背景に総じて上昇し、投資家心理を支えた。前日に米半導体株が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、東京市場でも値がさの東京エレクトロンやレーザーテクなど半導体関連の一角に買いが先行した。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。終値は19.82ポイント(0.73%)高の2740.94だった。JPXプライム150指数は続伸し、17.51ポイント(1.43%)高の1244.07で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で5兆6354億円、売買高は22億4955万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は642。値下がりは928、横ばいは31だった。
個別銘柄では、資生堂、安川電機、ファナック、ダイキン、SMCなど中国関連銘柄の一角が買われたほか、米ハイテック株の上昇を受けて、レーザーテックや東京エレクトロン、ディスコ、アドバンテストなど半導体株の一角が高く、ソフトバンクグループやファーストリテイリングがしっかり。三菱重工業や川崎重工業、IHIが買い人気を集めた。東京電力ホールディングスや三菱商事も堅調だった。このほか、荏原製作所、住友鉱山、オムロン、レゾナックHDなどが買われた。
一方、原油価格下落を受けてENEOSホールディングス、INPEXが下落したほか、自民党総裁選に対する思惑で10年債利回りが0.8%まで低下したことで、三井住友トラストHD、りそなHD、三井住友FG、コンコルディアFG、みずほFG、MS&AD、野村HDなど金融株が総じて売られた。このほか、大成建設、大林組、ニチレイ、ニデック、日本郵船、伊藤忠商事、KDDI、日本製鉄が値を下げた。
東証スタンダード市場は堅調な経済指標を受けた米株高や中国の景気刺激策を好感し、半導体関連株や機械株などが上昇。自民党の総裁選をめぐる思惑も加わり様子見商状なった。
スタンダードTOP20は反落。出来高は3億4512万株。
値上がり銘柄数661、値下がり銘柄数778と、値下がりが優勢だった。
個別ではテクノ菱和、GameWith、メルコホールディングス、イクヨがストップ高。児玉化学工業、助川電気工業は一時ストップ高と値を飛ばした。KHC、北野建設、タウンズ、ペッパーフードサービス、THEグローバル社など25銘柄は年初来高値を更新。AIメカテック、サイネックス、アルメディオ、日本パワーファスニング、コロンビア・ワークスが買われた。
一方、福留ハム、丸尾カルシウム、朝日ラバー、メルコホールディングス、カクヤスグループなど8銘柄が年初来安値を更新。ネオマーケティング、フォーシーズHD、さいか屋、太洋物産、システム・ロケーションが売られた。
東証グロース市場は取引時間中に自民党総裁選が行われる中、東京株式市場は状況を眺めながらジリ高基調。新興市場も様子見商状ながら連動し、買い優勢となった。
グロースCoreは続伸。東証グロース市場250指数は続伸した。終値は前日比14.10ポイント(2.13%)高の675.75だった。午後の東京外国為替市場で円相場が一段安となり、一時1ドル=146円台半ばまで売られた。円の下落に歩調を合わせるように、指数は大引けにかけて一段高となり、9月3日以来約3週ぶりの高値水準となった。
内閣府特命担当相として宇宙政策も担当する高市早苗氏が自民党総裁選の有力候補となっていたため、総裁選の投開票が進む中、値動きの軽いQPS研やアストロスケールが人気になった。この日上場したAiロボテクスは公開価格を大きく上回って推移するなど、好スタートを切った。
グロース市場ではQPS研究所や弁護士COMが上昇した。一方、トライアルやカバーは下落した。
値上がり銘柄数350、値下がり銘柄数200と、値上がりが優勢だった。
27日に東証グロース市場に新規上場したAiロボは公開価格(1760円)を上回る2514円で初値を付けた。大引けは2525円だった。
個別では、ライスカレー、Liberaware、QPS研究所がストップ高。INGSは一時ストップ高と値を飛ばした。グリーンエナジー&カンパニー、Heartseed、グロースエクスパートナーズ、グランディーズ、アンビション DX ホールディングスなど12銘柄は年初来高値を更新。アストロスケールホールディングス、ノイルイミューン・バイオテック、データセクション、アドベンチャー、カウリスが買われた。
一方、ROXX、アスア、キッズスター、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。フィードフォースグループ、gooddaysホールディングス、コラントッテ、アディッシュ、CRGホールディングスが売られた。
27日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比39円02銭(0.10%)高の3万8964円65銭だった。
前日の米半導体株が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、東京株式市場でも値がさの東エレクやレーザーテクなど半導体関連の一角に買いが先行した。上げ幅は一時300円を超え、取引時間中として9月2日以来およそ3週間ぶりに節目の3万9000円を上回った。
買い一巡後は利益確定売りが膨らみ伸び悩む展開。前日の米株式市場で、NYダウは260ドル高と反発した。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げスタートし3万9000円台を回復。午前10時20分過ぎに前日比370円超高の3万9297円まで上昇したが、1ドル=145円50銭近辺で推移していた為替が円高方向に振れると日経平均株価も伸び悩み3万9000円を割り込んだ。今日は9月末の配当権利落ち日で、日経平均株価を260円程度下押している。また、午後1時からは自民党総裁選の投開票が始まることから様子見姿勢も強まっている。
自民党総裁選は高市氏に加え、石破茂元幹事長と小泉進次郎元環境相の3氏が新総裁として有力視されている。市場では「現時点で誰が勝利するかは決め打ちできない。不透明感が強く、午後の自民党総裁選の投開票が近づくにつれていったんポジション調整の売りが出た可能性がある」との見方があった。前日までに配当の権利取りを狙って買っていた投資家の売りが出たことも相場の重荷となった。
自民党総裁選の投開票は13時からスタートし、結果は14時20分頃に伝わる予定だが、9名が立候補し本命不在の総裁選となったことで決戦投票となるのは必至と見られている。決選投票の結果は15時40分頃と大引け後に伝わる公算が大きいことから、後場の東京株式市場は模様眺めとなろう。
ただ、金融株やグロース市場の一部銘柄には「高市トレード」が入っているとの観測もあるが、一回目の結果発表時に高市氏が敗れた場合、こうした銘柄の巻き戻しが活発化となる可能性はあるので注意は必要だ。
東証株価指数(TOPIX)は反落した。前引けは19.92ポイント(0.73%)安の2701.20だった。JPXプライム150指数は反落し、5.45ポイント(0.44%)安の1221.11で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆3420億円、売買高は9億3451万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は474。値下がりは1099、横ばいは27だった。
業種別では、機械、精密機器、化学、繊維製品、ゴム製品などが上昇した一方、石油・石炭製品、鉱業、パルプ・紙、銀行業、証券・商品先物取引業などが下落した。
個別銘柄では、資生堂、安川電機、ファナックなど中国関連銘柄の一角が買われたほか、米テック株の上昇を受けて、レーザーテックや東京エレクトロン、ディスコが高く、三菱重工業や川崎重工業がしっかり。ダイキン工業やSMCが値を上げた。
このほか、荏原製作所、住友鉱、オムロン、レゾナックなどが買われた。
半面、原油価格下落を受けてENEOSホールディングス、INPEXが下落したほか、三井住友トラストHD、三井住友、コンコルディア、みずほ、MS&AD、野村など金融株が総じて売られた。ソフトバンクグループやファーストリテイリングが安く、トヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループが値を下げた。このほか、大成建設、大林組、ニチレイ、ニデックなどが下落した。
東証グロース市場は前日の欧米株式相場の上昇を受け、投資家心理が強気に傾き、国内の新興市場でも買いが優勢となった。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比7.56ポイント(1.14%)高の669.21だった。
グロース市場ではQPS研究所やジーエヌアイが上昇した。一方、カバーやセルシードは下落した。
値上がり銘柄数321、値下がり銘柄数217と、値上がりが優勢だった。
27日に東証グロース市場に新規上場したAiロボは公開価格(1760円)を上回る2514円で初値を付けた。前引けは2539円だった。
個別ではライスカレーがストップ高。Liberaware、INGSは一時ストップ高と値を飛ばした。グリーンエナジー&カンパニー、Heartseed、グロースエクスパートナーズ、グランディーズ、アンビション DX ホールディングスなど11銘柄は年初来高値を更新。QPS研究所、ノイルイミューン・バイオテック、アドベンチャー、カウリス、アストロスケールホールディングスが買われた。
一方、アスア、キッズスター、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。フィードフォースグループ、gooddaysホールディングス、CRGホールディングス、コラントッテ、パルマが売られた。
東証グロース市場は前日の欧米株式相場の上昇を受け、投資家心理が強気に傾き、国内の新興市場でも買いが優勢となった。
東証グロース市場250指数は続伸した。前引けは前日比7.56ポイント(1.14%)高の669.21だった。
グロース市場ではQPS研究所やジーエヌアイが上昇した。一方、カバーやセルシードは下落した。
値上がり銘柄数321、値下がり銘柄数217と、値上がりが優勢だった。
27日に東証グロース市場に新規上場したAiロボは公開価格(1760円)を上回る2514円で初値を付けた。前引けは2539円だった。
個別ではライスカレーがストップ高。Liberaware、INGSは一時ストップ高と値を飛ばした。グリーンエナジー&カンパニー、Heartseed、グロースエクスパートナーズ、グランディーズ、アンビション DX ホールディングスなど11銘柄は年初来高値を更新。QPS研究所、ノイルイミューン・バイオテック、アドベンチャー、カウリス、アストロスケールホールディングスが買われた。
一方、アスア、キッズスター、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。フィードフォースグループ、gooddaysホールディングス、CRGホールディングス、コラントッテ、パルマが売られた。
【寄り付き概況】
27日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比182円64銭高の3万9108円27銭。
前日の米株式市場で、NYダウは260ドル高と反発。景気敏感株や半導体関連株を中心に買いが膨らんだ。米国株が上昇した流れを受け、東京株式市場も値を上げスタートし3万9000円台を回復した。また、為替は1ドル=145円00銭前後で推移している。
きょうは9月末の配当権利落ち日にあたり、日経平均は260円程度の下押し影響があるものの、配当落ちを考慮しても上昇している。
午後1時から自民党総裁選の投開票が始まる。石破茂元幹事長と高市早苗経済安全保障相、小泉進次郎元環境相の3氏が新総裁に有力視されている。
なかでも安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」の継承などを掲げる高市氏が当選すれば株式相場に追い風になるとの見方が強い。麻生太郎副総裁が高市氏を支持する意向を固めたと一部報道で伝わっており、市場では「高市氏が当選する可能性も意識されており、きょうの日本株の上昇を促しやすい」との声があった
一方、東証株価指数(TOPIX)は一進一退となっている。前日までに配当の権利取りを狙って買っていた投資家の売りも一部出ている。
個別では、東建物やディーエヌエ、ダイキンが上昇している。一方、KDDIや郵船、三井化学が下落している。
「本尊は決して語らない」
「SOX指数が3.47%高」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
S&P500は過去最高値を更新した。
半導体大手マイクロン・テクノロジーが14.7%高。
前日引け後に発表した第1四半期売上高見通しが市場予想を上回ったことを好感。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は3.47%高。
中国企業の米上場株に買いが先行。
理想汽車(リ・オート)が6.73%高。
ネット通販のPDDホールディングスが13.57%高。
第2四半期の実質GDP確報値は年率換算で前期比3.0%増。
改定値からの変更はなかった。
堅調な消費支出に後押しされた成長加速が確認された格好。
8月の耐久財受注統計で航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は0.2%増加。
市場は横ばいだった。
8月の中古住宅販売仮契約指数は前月比0.6%上昇の70.6。
2001年の統計開始以来最低だった7月の70.2からは上昇した。
市場予想は1.0%上昇だった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比4000件減の21万8000件。
5月中旬以来、4カ月ぶりの低水準となった。
市場予想は22万5000件だった。
週間の継続受給件数は1万3000件増の183万4000件。
ただ、7月に記録した2年半ぶりの高水準から減少傾向。
11月FOMCで0.5%利下げの確率は51%。
2年国債と10年国債の利回り格差は0.167%に縮小。
10年国債利回りは3.796%。
5年国債利回りは3.565%。
2年国債利回りは3.626%。
スイス国立銀行(中央銀行)は政策金利を0.25%引き下げ1.00%とした。
利下げは今年3回目。
ドル円は144円台後半。
WTI原油先物11月限は2.02ドル(2.90%)安の67.67ドル。
SKEW指数は162.41→160.48→158.67。
恐怖と欲望指数は67→72。
(昨年10月5日が20)。
水曜のNYダウは260ドル(0.62%)高の42175ドルと反発。
高値42224ドル、安値42036ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは135,53(前日136.28)。
NASDAQは108ポイント(0.60%)高の18190ポイントと4日続伸。
高値18327ポイント、安値18071ポイント。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは99.56(前日100.55)。
S&P500は23ポイント(0.40%)高の5745ポイントと反発。
高値5767ポイント、安値5721イント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは123.93%(前日126.80%)。
木曜のダウ輸送株指数は65ポイント(0.41%)高の16083ポイントと反発。
SOX指数は177ポイント(3.47%)高の5310ポイントと3日続伸。
VIX指数は15.37(前日15.41)。
NYSEの売買高は11.22億株(前日10.06億株)。
3市場の合算売買高は124.6億株(前日104.2億株、過去20日平均は118.2億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比620円高の39280円。
ドル建ては大証日中比750円高の39410円。
ドル円は144.80円。
10年国債利回りは3.796%。
2年国債利回りは3.626%。
「日経平均のEPSは2473円と過去最高、空売り比率は42.8%、はて?」。
木曜の日経平均は寄り付き396円高。
終値は1055円(△2.79%)高の38925円と高値引けで反発。
高値38925円。
安値38240円。
日足は3日ぶりに陽線。
9月メジャーSQ値36906円に対して5勝3敗。
26日は38109円→38240円にマド。
20日は37394円→37654円のマドで2空。
19日は36675円→36958円にマド。
日経平均は5日連続で目均衡の雲の上。
上限は36791円。
雲の下限は36221円。
TOPIXは70.62ポイント(△2.66%)高の2721ポイントと反発。
25日線(2640ポイント)を3日連続で上回った。
75日線(2648ポイント)を上回ったのは7月31日以来約2か月ぶり。
4日ぶりに日足陽線。
TOPIXコア30指数は反発。
プライム市場指数は36.25ポイント(△2.66%)高の1400.23ポイントと反発。
東証グロース250指数は6.00ポイント(△0.92%)高の661.65と3日ぶりに反発。
25日移動平均線からの乖離は△1.05%(前日△0.30%)。
プライム市場の売買代金は5兆2378億円(前日3兆8405億円)。
売買高は20.85億株(前日16.12億株)。
値上がり1580銘柄(前日805銘柄)。
値下がり56銘柄(前日772銘柄)。
新高値100銘柄(前日31銘柄)。
新安値1銘柄(前日2銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは113.76(前日112.83)。
東証グロース市場の騰落レシオは91.25(前日95.81)。
NTレシオは14.31倍(前日14.29倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(37496円)から△3.81%(前日△1.09%)。
4日連続で上回った。
上向いた75日線は38283円。
15日ぶりに上回った。
上向きの200日線(37693円)からは△3.27%(前日△0.54%)。
4日連続で上回った。
上向きの5日線は37923円。
6日連続で上回った。
13週線は38112円。
26週線は38348円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.427%(前日▲15.773%)。
買い方▲7.793%(前日▲8.849%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.924%(前日▲4.602%)。
買い方▲16.538%(前日▲16.833%)。
空売り比率は42.8%(前日43.9%、3日連続で40%超)。
9月11日が48.8%。
6月17日が45.9%だった。
21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は11.4%(前日10.2%)。
昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
株高の割には異常な数字。
9月20時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.37%(前週▲11.35%)。
2週ぶりに好転。
9月20日時点の裁定売り残は116億円減の1573億円。
6週連続で減少。
裁定買い残はは3909億円増の1兆8166億円。
2週連続で増加。
当限は売り残が117億円減の1556億円。
買い残が3906億円増の1兆8053億円。
翌限以降は売り残が0.5億円増の16億円。
買い残3億円増の113億円。
日経VIは26.01(前日24.77)。
日経平均採用銘柄PERは15.74倍(前日15.34倍)。
前期基準では16.16倍。
EPSは2473円(前日2468円)。
連日で過去最高を更新。
直近ピークは9月24日2468円、3月4日2387円。
225のPBRは1.38倍(前日1.34倍)。
BPSは28206円(前日28261円)。
日経平均の予想益回りは6.35%。
予想配当り利回りは1.93%。
指数ベースではPERは20.88倍(前日20.31倍)。
EPSは1864円(前日1864円)。
PBRは1.93倍(前日1.88倍)。
BPSは20168円(前日20143円)。
10年国債利回りは0.830%(前日0.810%)。
プライム市場の予想PERは15.69倍。
前期基準では16.11倍。
PBRは1.33倍。
プライム市場の予想益回りは6.37%。
配当利回り加重平均は2.22%。
プライム市場の単純平均は71円高の2896円(前日は2825円)。
プライム市場の売買単価は2511円(前日2382円)。
プライム市場の時価総額は949兆円(前日925円)。
ドル建て日経平均は268.99(前日264.07)と続伸。
年初来高値は270.68(3月21日)。
木曜のシカゴ225先物12月限円建ては大証前日比620円高の39280円。
高値39375円、安値38100円。
大証夜間取引終値は日中比670円高の39330円。
9月配当権利落ち分は261円程度。
昨年9月は約225円、今年3月は約260円だった。
TOPIXで25.3ポイント
気学では金曜は「前日に引き続いて高きは反落する」
月曜は「戻り売り方針の日。
火曜は「案外高き日なり。逆に安き時は翌日高し」
水曜は「押し込んで戻す日」
木曜は「よく動く日。高安共に波動につくべし」
金曜は「前場安いと後場高の日」
ボリンジャーのプラス1σが38475円。
プラス2σが39455円。
マイナス1σが36516円。
週足のプラス1σが39913円。
マイナス1σが36311円。
9月2日高値が39080円。
週足陽線基準は37940円。
9月月足陽線基準は38700円。
9月メジャーSQ値は36906円。
半値戻しは36841円。
アノマリー的には金曜は「リーマンショック以降株高の日」。
《今日のポイント9月27日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って上昇。
10年国債利回りは3.796%。
5年国債利回りは3.565%。
2年国債利回りは3.626%。
ドル円は144円台後半。
SKEW指数は162.41→160.48→158.67。
恐怖と欲望指数は67→72。
(昨年10月5日が20)。
(2)木曜のダウ輸送株指数は65ポイント(0.41%)高の16083ポイントと反発。
SOX指数は177ポイント(3.47%)高の5310ポイントと3日続伸。
VIX指数は15.37(前日15.41)。
NYSEの売買高は11.22億株(前日10.06億株)。
3市場の合算売買高は124.6億株(前日104.2億株、過去20日平均は118.2億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比620円高の39280円。
(3)プライム市場の売買代金は5兆2378億円(前日3兆8405億円)。
売買高は20.85億株(前日16.12億株)。
値上がり1580銘柄(前日805銘柄)。
値下がり56銘柄(前日772銘柄)。
新高値100銘柄(前日31銘柄)。
新安値1銘柄(前日2銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは113.76(前日112.83)。
東証グロース市場の騰落レシオは91.25(前日95.81)。
NTレシオは14.31倍(前日14.29倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
(4)上向きの25日線(37496円)から△3.81%(前日△1.09%)。
4日連続で上回った。
上向いた75日線は38283円。
15日ぶりに上回った。
上向きの200日線(37693円)からは△3.27%(前日△0.54%)。
4日連続で上回った。
上向きの5日線は37923円。
6日連続で上回った。
13週線は38112円。
26週線は38348円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲14.427%(前日▲15.773%)。
買い方▲7.793%(前日▲8.849%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲5.924%(前日▲4.602%)。
買い方▲16.538%(前日▲16.833%)。
(6)空売り比率は42.8%(前日43.9%、3日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は11.4%(前日10.2%)。
9月20時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.37%(前週▲11.35%)。
2週ぶりに好転。
9月20日時点の裁定売り残は116億円減の1573億円。
6週連続で減少。
裁定買い残はは3909億円増の1兆8166億円。
2週連続で増加。
日経VIは26.01(前日24.77)。
(7)日経平均採用銘柄PERは15.74倍(前日15.34倍)。
前期基準では16.16倍。
EPSは2473円(前日2468円)。
連日で過去最高を更新。
直近ピークは9月24日2468円、3月4日2387円。
225のPBRは1.38倍(前日1.34倍)。
BPSは28206円(前日28261円)。
日経平均の予想益回りは6.35%。
予想配当り利回りは1.93%。
指数ベースではPERは20.88倍(前日20.31倍)。
EPSは1864円(前日1864円)。
PBRは1.93倍(前日1.88倍)。
BPSは20168円(前日20143円)。
10年国債利回りは0.830%(前日0.810%)。
(8)プライム市場の単純平均は71円高の2896円(前日は2825円)。
プライム市場の売買単価は2511円(前日2382円)。
プライム市場の時価総額は949兆円(前日925円)。
ドル建て日経平均は268.99(前日264.07)と続伸。
年初来高値は270.68(3月21日)。
(9)ボリンジャーのプラス1σが38475円。
プラス2σが39455円。
マイナス1σが36516円。
週足のプラス1σが39913円。
マイナス1σが36311円。
9月2日高値が39080円。
週足陽線基準は37940円。
9月月足陽線基準は38700円。
9月メジャーSQ値は36906円。
半値戻しは36841円。
アノマリー的には金曜は「リーマンショック以降株高の日」。
今年の曜日別勝敗(9月26日まで)
↓
月曜18勝13敗
火曜23勝15敗
水曜14勝23敗
木曜20勝19敗
金曜21勝15敗
9月20時点のQuick調査の信用評価損率は▲9.37%(前週▲11.35%)。
2週ぶりに好転。
9月20日時点の信用売り残は995億円増の7271億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は1027億円減の3兆9831億円。
2週連続で減少。
6月21日時点は4兆9117億円。
22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
2週連続で4兆円台。
信用倍率は5.48倍(前週6.51倍)。
9月20日時点の裁定売り残は116億円減の1573億円。
6週連続で減少。
裁定買い残はは3909億円増の1兆8166億円。
2週連続で増加。
当限は売り残が117億円減の1556億円。
買い残が3906億円増の1兆8053億円。
翌限以降は売り残が0.5億円増の16億円。
買い残3億円増の113億円。
株価は高値を上回らないと新高値にならない。
当たり前のことだ。
当然売り方は抵抗する。
経験則からいくと高値近辺でもみ合うことは多い。
しかし高値を更新するときは一気に更新する。
一気に更新しないと邪魔が入るから。
そして「またダメか」と疑念が生じるから。
日経平均は35000円→38000円のレンジを抜けて次は38000円と40000円のレンジに移行した。
水準は悪くない。
ただタイミングがどうなのかがこの先数日の課題だろう。
配当金再投資買いが27日にかけて総額1.4兆円ほど流入との観測。
「それを見越した思惑いも流入した」という解釈も聞こえる。
株価が高いとさまざまな憶測ばかりが横行する。
年金基金が四半期末のリバランスによる株式買いを月末にかけて執行するとの思惑もあるという。
すべて憶測。
確かめようのない観測は時に相場に有利に働く。
「一部にはオイル資金の流入」という観測はそれこそ出来過ぎ。た
この「憶測でものをいう体質」はバブルのころから変わっていない。
市場に聞いてみたところで本質を知らない人は語るが、知っている人は決して語らない。
ここを市場は理解するべきだろう。
「当たらずとも遠からず」ではあるが正鵠を射てはいないケースはほとんどだ。
隔靴掻痒では満足できないのだが、それでもわかった気になるから不思議なもの。
ここにインサイダーになれない証券マスコミの限界があるのだろう。
駆け出しの株屋の頃だから40年も前のこと。
株のイロハもよくわからなかった。
だからお客さんがよく株のことを教えてくれた。
お客さんがみな相当な経験をもったプロに見えた。
感心して聞いていたものだが、今考えると結構他愛のない株式投資セオリーだった。
株式マスコミの世界に入ったのは20年ほど前。
最初にセミナー講師を務めたときは、会場のお客さんがみなプロに見えた。
相当緊張した。
そのうちに「どうもそうではないのではないか」と感じるようになった。
最近は特にそう感じる。
これを成長というならば成長したのだろう。
ある時証券マスコミの先輩に「テクニカルの知識が欠けている」と言われた。
改めて結構勉強してみた。
奥は深い。
でも結局は過去からの延長線の思考法だからどうしてもタイミングが遅れる。
そして、天井で強気のサインがでて底値で安値のサインが出る。
ここに限界を感じた。
テクニカルは主食ではなくあくまでもおかずなのだと。
右顧左眄して今がある訳だが、それでも知らないことがたくさんあるから株式市場は奥が深い。
投資初心者も「知らないことは知らない」とサラッと言えれば結構気が楽になるかも知れない。
所詮、株価が上がるか下がるかだけの世界。
そんなに格好つける必要はない。
ましてや行ったこともない世界の動向など知らなくても株式投資はできるものだ。
「専門家のコメントは通りすがりのおじさんの言葉と何も変わりはしない」。
「専門家や他人はあなたの持ち株の心配など真剣には決してしてくれない」。
そう考えると楽になるはず。
◇━━━ カタリスト━━━◇
高圧ガス(4097)・・・動兆
溶解アセチレン最大手。
接着剤、塗料等ファイン育成。
環境等の新技術開発に積極的。
好財務
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■自民新総裁 きょう選出 石破・高市・小泉氏が軸 決選投票確実に
■麻生氏、総裁選で高市氏を支持へ
■大手5行が住宅ローン変動金利上げ 上げ幅0.15%が軸
■東京電力HD<9501>
福島第1のカメラ故障、放射線が影響か
■日本製鉄<5401>
社長、USスチール買収「楽観できぬ」
■日産自動車<7201>
5.03%自社株買い ルノー売却分を全株消却
■日野自動車<7205>
カナダ集団訴訟で和解 特損60億円計上
■三井住友<8316>
決済新興フィンテックに100億円出資 法人向け強化
■野村HD<8604>
とみずほ<8411> インド投資銀アベンダスの過半数株取得
■三菱商事<8058> マレーシアでLNG新権益 10年分取得
■3メガバンク、ラピダスに出資へ 計150億円、政投銀も100億円
■ワコールHD<3591>
英同業のブラビッシモグループを買収
■U-NEXT<9418>
金沢などで商業ビル運営参入 営業益年20億円めざす
■中国電力<9504>
法人向け電気料金下げ 島根原発再稼働で
■東京エレクトロン<8035>
今期AI向け売上高2.5倍 全体の3割に
■牧野フライス<6135>
3軸立型MC開発 ワーク50%拡大
■スーパー・マイクロ株が急落、米司法省が捜査
27日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万8700円-3万9500円を想定。(26日終値3万8925円63銭)
米国株は上昇。ダウ平均は260ドル高の42175ドルで取引を終えた。
現地26日の米国株高を受け、買い先行スタートとなろう。
日経平均株価の9月配当権利落ち分は市場推定で260円程度とみられているが、即日で埋めることができるか否かが注目される。
また、午後には自由民主党の総裁選挙の投開票が行われる。上位2名による決選投票になるとの見方が有力だが、新総裁決定まで、手控えムードが広がる場面もありそう。
後場に失速したとしてもプラス圏では推移できそうで、下げづらく上げやすい地合いを予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円台の後半(26日は145円01-03銭)とやや円高方向にある一方、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の後半(同161円46-50銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所清算値比620円高の3万9280円だった。
【好材料銘柄】
■ライスカレー <195A>
キッズ・ティーンズ向け服飾雑貨を手掛ける松村商店の全株式を取得し子会社化する。取得価額は9.5億円。
■レスター <3156>
発行済み株式数(自社株を除く)の8.31%にあたる250万株(金額で69億0750万円)を上限に、9月27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■ペイクラウドホールディングス <4015>
8月のMRR(月次経常収益)成長率は前年同月比122%。
■日本タングステン <6998>
上期経常を一転9%増益に上方修正。
■ブシロード <7803>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.56%にあたる250万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月1日から25年2月28日まで。
■東邦銀行 <8346>
今期経常を一転20%増益に上方修正、配当も1円増額。
【主な経済指標・スケジュール】
27(金)
【国内】
9月都区部消費者物価指数(CPI)(8:30)
自民党総裁選投開票
《決算発表》
DCM、三益半、ハローズ、銚子丸、キユソー流通、オプトエレクト、パレモ・HD
【海外】
米8月個人所得(21:30)
米8月個人消費支出(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
26日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比260ドル36セント(0.62%)高の4万2175ドル11セントで終えた。
中国が26日に追加の景気浮揚策を発表したのに加え、同日発表の米経済指標が景気の底堅さを示したことから景気敏感株が上昇した。一部銘柄の決算発表を手掛かりに半導体株にも買いが入り、相場を押し上げた。
中国当局は26日に不動産市場の安定化を図る支援策を打ち出した。24日には預金準備率の引き下げなどを決めており、一連の景気刺激策が中国経済を支えるとの見方が広がった。26日の米株市場では資源・産業資材関連で中国経済の恩恵を受けやすいとみられるキャタピラーやダウ、スリーエムが上昇し、相場を押し上げた。
朝方発表された4~6月期の米実質GDP(国内総生産)の確定値は前期比3.0%増。改定値と変わらなかったものの、景気が堅調さを保っているとの見方が台頭し、買い安心感が広がった。
米新規失業保険の申請件数は前週比4000件減の21万8000件と2週連続で改善した。雇用情勢が想定ほど弱含んでいないと受け止められたことも相場を下支えした。
市場では「労働市場は多くのエコノミストが懸念するほど弱くないことを示唆する」との受け止めがあった。米経済が大幅な悪化を避けられるとの期待が広がったのも景気敏感株への買いを促した。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが約15%上昇した。25日夕発表の2024年6〜8月期決算が市場予想を上回る内容となり、アナリストの好評価が相次いだ。半導体需要は好調との見方から関連株に買いが広がり、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やクアルコムなどが上昇した。
ダウ平均の構成銘柄ではアムジェンやインテル、ナイキも上昇した。半面、ウォルマートやメルク、シェブロンには売りが出た。
ナスダック総合株価指数は4日続伸した。前日比108.086ポイント(0.59%)高の1万8190.291で終えた。アプライドマテリアルズ(AMAT)など半導体製造装置を手掛ける銘柄の上昇が目立った。
S&P500種株価指数は前日比23.11ポイント(0.40%)高の5745.37で終え、最高値を更新した。
NYダウ 42175.11 ( +260.36 )
S&P500 5745.37 ( +23.11 )
NASDAQ 18190.29 ( +108.08 )
米10年債利回り 3.796 ( +0.013 )
NY(WTI)原油 67.67 ( -2.02 )
NY金 2694.9 ( +10.2 )
VIX指数 15.37 ( -0.04 )
【シカゴ日本株先物概況】
26日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前日比1300円高の3万9280円で終えた。
米経済の底堅さを示唆する指標を好感してNYダウ平均は、反発した。
この日は日米株式相場がともに上昇し、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
39280 ( +620 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
39410 ( +750 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8284.91(+16.21)
26日のFTSE100種総合株価指数は反発し、前日比16.21ポイント(0.19%)高の8284.91で終えた。今週に入り、中国で景気浮揚策の発表が相次いでいる。銅やアルミニウムの先物相場が水準を切り上げているのを支えに英アングロ・アメリカンなど資源株に買いが続き、指数を支えた。
FTSEの構成銘柄では、アングロ・アメリカンが6.16%高、保険大手プルデンシャルが6.14%高、アントファガスタが5.78%高と上昇を主導した。一方、サウジアラビアに関する増産報道を受け、エネルギー株は下落。石油大手シェルが4.62%安、同業のBPも4.10%安と沈んだ。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 19238.36(+319.86)
26日のドイツ株価指数(DAX)は反発した。終値は前日比319.86ポイント(1.69%)高の1万9238.36と1週間ぶりに最高値を更新した。中国で26日に追加の景気浮揚策が発表されたのを受けて投資家心理が楽観に傾いた。アジアの株高を受け、欧州でも株式に買いが向かった。
独ポルシェなど自動車株が買われた。スポーツ用品大手アディダスといった消費関連の一角が上げたほか、コメルツ銀行の株価上昇が目立った。
個別では、医療機器のザルトリウスは8.14%高と上昇率トップ。コメルツ銀行が6.90%高、総合電機大手シーメンスは5.33%高と続いた。
半面、防衛大手ラインメタルが1.61%安、香料大手シムライズが1.22%安と低迷した。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7742.09(+176.47)
フランスの株価指数CAC40は前日比2.33%上昇し、終値は7742.09と6月中旬以来、約3カ月半ぶりの高値だった。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンが9.9%高となるなど高級ブランドを中心に消費関連の銘柄が買われ、指数を支えた。
09月27日 毎日コラム
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