Market Data
--------------------------------------------
【日経平均】
37723円91銭(△568円58銭=1.53%)
--------------------------------------------
【TOPIX】
2642.35(△25.48=0.97%)
--------------------------------------------
【グロース250】
666.08(△4.02=0.61%)
--------------------------------------------
【プライム売買高】23億5357万株(△6億2766万株)
--------------------------------------------
【売買代金】5兆9244億円(△1兆8649億円)
--------------------------------------------
【値上がり銘柄数】1077(前日:1340)
【値下がり銘柄数】504(前日:257)
【新高値銘柄数】58(前日:60)
【新安値銘柄数】1(前日:1)
【25日騰落レシオ】113.52(前日:112.77)
--------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は568円高と3日続伸、一時3万8000円台に迫る
2.前日のNYダウは522ドル高と最高値、米半導体株も上昇
3.日銀は金融政策決定会合で市場の予想通り現状維持を決定
4.レーザーテクや東エレク、アドテスト、ディスコが買われる
5.三菱UFJなど銀行株や村田製など電子部品株が値を上げる
今週の日経平均は大幅続伸となり上昇トレンドへ回帰する形を徐々に示し始めている。
現状は8月安値(3万115円)に対する2番底を9月9日安値(3万5247円)でほぼ確認できた格好で、9月2日高値(3万9080円)を超えたら完全にそれが確定するだろう。
米国が大きな利下げモードに入っているためファンダメンタルズ的には9月高値をいずれはクリアしてくるだろう。
大きな円安が伴わない分上げ方にドライブがかかるようなことはないだろうが、米国で利下げが続くうちは株高も続くわけで、少なくとも年内相場は押し目買い有利の相場が日本でも続くことになるだろう。
大きな焦点となるのが27日の自民党総裁選だろう。
自民党総裁選は事実上の首相選びとなるだけに、今後の相場へのインパクトは大きい。27日の午後1時から始まるため、取引時間中に新総裁が決まるかは不明だが、同日は市場の関心が集中しそうだ。同総裁選には過去最多の9人が立候補しているが、小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障相の3氏が上位を競い合っているとの見方が多い。
現状では、石破茂元幹事長が高市早苗経済安全保障担当相に絞られつつあるようだ。
石破氏が勝利した場合には株安・円高、高市氏が勝利した場合は株高・円安になるとの見立てが多く、アベノミクス路線を踏襲するのか、それとも決別するのかが最大の争点になりそうだ。
■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
41243.34 ボリンジャー:+2σ(26週)
40275.16 ボリンジャー:+3σ(25日)
39995.62 ボリンジャー:+1σ(13週)
39823.47 ボリンジャー:+1σ(26週)
39332.48 ボリンジャー:+2σ(25日)
38403.60 26週移動平均線
38389.80 ボリンジャー:+1σ(25日)
38298.35 75日移動平均線
38163.37 13週移動平均線
37723.91 ★日経平均株価20日終値
37621.45 200日移動平均線
37447.11 25日移動平均線
37164.26 均衡表基準線(日足)
37091.94 均衡表雲上限(週足)
36983.73 ボリンジャー:-1σ(26週)
36812.94 6日移動平均線
36791.45 均衡表雲上限(日足)
36791.45 均衡表基準線(週足)
36611.30 均衡表転換線(日足)
36504.43 ボリンジャー:-1σ(25日)
36331.13 ボリンジャー:-1σ(13週)
25日移動平均線の上を走る200日線を上放れて寄り付き、200日線を下回ることなく大引けを迎えた。25日線と200日線は緩やかに上昇しており、地合いは買い手優位に転じた模様だ。一方、ローソク足は小陽線ながら寄り引けほぼ同値の胴体部分から上ヒゲを出した。ザラ場高値38000円手前で上昇が止まっており、上値はやや重かった。
ただ、本日まで3日続伸による上げ幅は合計1520.69円と大きいが、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は113.52%と買われ過ぎが意識される120%ラインまで余裕があり、連騰による反動安圧力は限定的とみられる。
【大引け概況】
20日の日経平均株価は3日続伸し、終値は前日比568円58銭高の3万7723円91銭だった。
本日のマーケット動画
時間:00:01:26 容量:18.11M ▼音声 VOICEVOX Nemo
過去のマーケット動画はこちら
前日の米株式市場で、NYダウは522ドル高と3日ぶりに反発し最高値を更新。景気敏感株に加え、半導体株が買われナスダック指数も急反発した。米株高を受け、日経平均株価も値を上げてスタートし、上昇幅は一時800円を超え3万8000円台に迫る場面があった。
日銀は正午前に、金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定したことを発表した。予想通りの結果だったこともあり、市場の反応は限定的だった。ただ、明日からの3連休を前に引けにかけては持ち高調整の売りで伸び悩んだ。半導体や電子部品、銀行、商社株などが買われた。
米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げが今後の米景気を支えるとの見方から前日の欧米株式相場が上昇し、運用リスクを取りやすくなった海外投資家の買いが日本株にも入った。日銀が20日まで開いた金融政策決定会合の結果は現状維持でほぼ無風だったが、大引け後に控える植田和男総裁の会見での発言内容を見極めたいとのムードもあり、後場は上げ幅を縮小した。
FRBが18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の大幅利下げを決めたことで19日の米株式市場では半導体関連を中心に幅広い銘柄へ見直し買いが優勢だった。ダウ工業株30種平均は最高値を更新し、ドイツなど欧州の株式指数も上昇したことから日本株の買いを後押しした。日経平均の上げ幅は800円を超えて、3万8000円台に接近する場面もあった。東エレクはじめ半導体関連などに買いが集まった。
正午前に日銀が発表した金融政策決定会合の結果は現状維持となり、特にサプライズもなかったことから後場も株買いが継続した。もっとも、現状維持は事前の市場予想通りで海外勢の一部は前場に先回りした買いを入れていたため、後場の終盤にかけては利益確定売りで伸び悩んだ。「植田総裁の会見での発言内容で円相場が上下に振れる可能性もあり、様子見ムードが広がりやすかった」との声もあった。
一方、メガバンク株などが一段高となったことで東証株価指数(TOPIX)は後場に上げ幅を拡大した。終値は前日比25.48ポイント(0.97%)高の2642.35と3日続伸した。JPXプライム150指数も3日続伸し、12.98ポイント(1.11%)高の1185.92で終えた。
来週は週末に自民党総裁選を控えているだけに、報道に左右される展開が想定される。現状では、石破茂元幹事長が高市早苗経済安全保障担当相に絞られつつあるようだ。石破氏が勝利した場合には株安・円高、高市氏が勝利した場合は株高・円安になるとの見立てが多く、アベノミクス路線を踏襲するのか、それとも決別するのかが最大の争点になりそうだ。
東証プライムの売買代金は概算で5兆9244億円、売買高は23億5357万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1077、値下がりは504、横ばいは63だった。
業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、非鉄金属、電気機器などが上昇。電気・ガス業、陸運業、海運業などが下落した。
銘柄では、東京エレクトロンのほか、ソシオネクスト、レーザーテック、ルネサスエレクトロニクス、アドバンテストなど半導体株の多くが買われた。村田製作所、太陽誘電、ニデックもしっかり。三菱商事、三井物産が値を上げ、トヨタ自動車も上昇した。
三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループ、東京海上ホールディングスが堅調。また、黒鉛電極の販売価格引き上げ発表を受けて、レゾナック・ホールディングスが買われたほか、東海カーボンにも思惑的な買いが向かった。このほか、川崎重工、古河電工、フジクラ、SUMCO、電通グループなどが上昇した。
半面、日本郵船や商船三井が安く、さくらインターネットやサンリオが軟調。SCREENホールディングスが下落した。三井不動産やセブン&アイ・ホールディングス、オリックスが値を下げた。京成電鉄、小田急電鉄、東武鉄道など私鉄株が総じて軟調だったほか、イオン、丸井グループ、ZOZOなど小売関連も安い。このほか、清水建設、大成建設、住友ファーマ、協和キリンなどが下落した。
東証スタンダード市場は米国経済のソフトランディング(軟着陸)シナリオを支えに、スタンダード市場も買いがやや優勢になった。日銀の金融政策現状維持の影響は限定的で、引け後の総裁会見を控え後場は様子見姿勢が強まった。
スタンダードTOP20は続伸。出来高3億3799万株。
値上がり銘柄数981、値下がり銘柄数424と、値上がりが優勢だった。
個別では、ホームポジションがストップ高。北野建設、タウンズ、フィットイージー、カンロ、STIフードホールディングスなど29銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、メディシノバ・インク、アドテック プラズマ テクノロジー、トレードワークス、兼松エンジニアリングが買われた。
一方、誠建設工業が一時ストップ安と急落した。福留ハム、ハピネス・アンド・ディ、ほぼ日は年初来安値を更新。UNBANKED、大谷工業、鈴茂器工、山大、アイビーシーが売られた。
東証グロース市場は前日の米国株相場や20日の日経平均株価が大幅に上昇するなど世界的に大型株への買いが強まるなか、新興株にも物色が波及した。日銀の金融政策決定会合の結果が市場予想通りとなったことも買い安心感につながった。
市場では「日米の金利政策決定で為替変動への警戒が若干和らいだため、大型株への買いがより活発化しているが、欧米株高を受けて投資家心理は強気に傾いており、中小型も堅調に推移している」との声が聞かれた。
引き続きバイオ関連銘柄の一角が買いを集め、株価指数を支えた。ただ、「値動きの軽さを見た短期運用の買いが中心」といい、アンジェスは大幅高で始まった後すぐに下落に転じるなど、逃げ足の速さも相変わらずで、グロース250の上げ幅は限られた。
グロースCoreは上昇。東証グロース市場250指数は3日続伸した。終値は前日比4.02ポイント(0.61%)高の666.08だった。
グロース市場ではサンバイオやタイミーが上昇した。一方、セルシードやカバーは下落した。
値上がり銘柄数299、値下がり銘柄数251と、値上がりが優勢だった。
個別では、アクアラインがストップ高。プレシジョン・システム・サイエンスは一時ストップ高と値を飛ばした。SBIレオスひふみ、博展、Liberaware、トヨクモ、網屋など13銘柄は年初来高値を更新。サンバイオ、パルマ、オープンワーク、売れるネット広告社、Birdmanが買われた。
一方、ドリコム、モンスターラボホールディングスが年初来安値を更新。ジェイック、T.S.I、ノイルイミューン・バイオテック、ALiNKインターネット、コンヴァノが売られた。
20日午前の日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比780円25銭(2.10%)高の3万7935円58銭だった。
前日の米株式市場は、NYダウは522ドル高と3日ぶりに反発し最高値を更新した。景気敏感株に加え、半導体株も買われナスダック指数も急反発した。米株高を受け、日経平均株価も値を上げてスタートし、上昇幅は一時800円を超え3万8000円台に迫った。半導体関連や銀行、自動車、商社株などが買われた。今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されることから、その内容も注目されている。
米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の大幅利下げを決めたことで米景気を支えるとの見方が広がっている。週間の米新規失業保険申請件数が前の週から減少するなど19日に発表された米経済指標が米景気の底堅さを示す内容だったのも見直し買いを誘った。ドイツ株価指数(DAX)など欧州の株式指数も上昇して、投資家心理が強気に傾いた。
日銀がきょうまで開く金融政策決定会合では政策の現状維持が市場では見込まれている。そうしたなかで目先の一段高を見込んだ商品投資顧問(CTA)などの海外勢の買いが相場をけん引したとみられる。
前日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅上昇した流れで東京市場でも東エレクやアドテスト、レーザーテクなど半導体関連の上昇が目立った。一方、陸運や食料品といった内需株の一角には売りが出た。
ランチタイムの為替は1ドル142円50銭水準で推移している。11時40分時点では、開催されている日本銀行の金融政策決定会合の結果は伝わっていないが、市場コンセンサスは「金融政策の現状維持」のため発表後、為替市場、株式市場の動きは限定的と考える。市場の関心は15時30分からの植田和男日銀総裁の記者会見に向かっており、後場の東京株式市場は目立った動きはないだろう。日経平均は高値圏でのもみ合いとなりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続伸した。前引けは前日比39.74ポイント(1.52%)高の2656.61だった。JPXプライム150指数も続伸で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆876億円、売買高は8億448万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1308と全体の約8割を占めた。値下がりは290、横ばいは45だった。
業種別では、石油・石炭製品、電気機器、非鉄金属、ガラス・土石製品、銀行業などが上昇した一方、陸運業、電気・ガス業の2セクターのみ下落した。
個別銘柄ではでは、東京エレクトロンのほか、ディスコ、ソシオネクスト、レーザーテック、ルネサスエレクトロニクスなど半導体株の多くが買われた。また、黒鉛電極の販売価格引き上げ発表を受けて、レゾナック・ホールディングスが買われたほか、東海カーボンにも思惑的な買いが向かった。このほか、三菱重工、川崎重工、村田製作、太陽誘電、古河電工、SUMCO、電通グループ、日立製作所などが上昇した。
三菱UFJフィナンシャル・グループが買われ、トヨタ自動車や三菱商事が値を上げた。
一方、京成電鉄、小田急電鉄、東武鉄道など私鉄株が総じて軟調だったほか、イオン、丸井グループ、Jフロントなど小売関連も安い。メルカリやSCREENホールディングス、さくらインターネットが安く、KDDIが軟調だった。このほか、ZOZO、住友ファーマ、協和キリンなどが下落した。
東証スタンダード市場は米主要株価指数の上昇を受けて朝方から幅広く買われた。
スタンダードTOP20は続伸。出来高は1億9772万株。
値上がり銘柄数958、値下がり銘柄数399と、値上がりが優勢だった。
個別ではタウンズ、フィットイージー、カンロ、STIフードホールディングス、ペッパーフードサービスなど25銘柄が年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、メディシノバ・インク、中京医薬品、アドテック プラズマ テクノロジー、兼松エンジニアリングが買われた。
一方、誠建設工業が一時ストップ安と急落した。福留ハム、ハピネス・アンド・ディ、ほぼ日は年初来安値を更新。UNBANKED、山大、鈴茂器工、テーオーホールディングス、IGポートが売られた。
東証グロース市場は前日の米株高を受けて20日の東京株式市場で大型株が堅調に推移するなか、投資家心理が強気に傾き、新興市場でも買いが優勢となった。
グロースCoreは上昇。東証グロース市場250指数も続伸した。前引けは前日比4.90ポイント(0.74%)高の666.96だった。
グロース市場ではサンバイオやGENDAが上昇した。一方、カバーやQPS研究所は下落した。
値上がり銘柄数306、値下がり銘柄数227と、値上がりが優勢だった。
個別では、プレシジョン・システム・サイエンスが一時ストップ高と値を飛ばした。SBIレオスひふみ、博展、Liberaware、トヨクモ、網屋など13銘柄は年初来高値を更新。アクアライン、パルマ、サンバイオ、売れるネット広告社、雨風太陽が買われた。
一方、ドリコム、モンスターラボホールディングスが年初来安値を更新。コンヴァノ、ALiNKインターネット、コパ・コーポレーション、キャンバス、フルッタフルッタが売られた。
【寄り付き概況】
20日の日経平均株価は続伸で始まった。始値は前日比558円74銭高の3万7714円07銭。
前日の米株式市場でNYダウは522ドル高と3日ぶりに反発し最高値を更新。米経済のソフトランディング期待が高まるなか景気敏感株などが上昇した。半導体関連株も買われナスダック指数も急反発した。米株高を受け、日経平均株価も値を上げてスタートした。
外国為替市場では円相場が1ドル=142円台後半とFOMC前より円安・ドル高方向に振れているのもトヨタやホンダなど輸出関連株の買いにつながっている。半面、食料品など内需株の一角には売りが先行している。
東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
個別では、ファストリ、東エレク、アドテスト、信越化が高い。一方、KDDI、ニトリHD、キッコマン、日ハムが安い。
「9月配当落ち日経平均では261円、TOPIXでは25.3ポイントとの試算」
「SKEW指数は171.72に上昇」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅反発。
NYダウとS&P500は終値での最高値を更新。
消化不良だったFRBの0.5%利下げをようやく好感した格好。
テスラが7%超、アップルとメタが4%近く上昇。
エヌビディア4%高。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は4.3%上昇。
小型株のラッセル2000指数は2.1%上昇。
2025年度の収益目標を下方修正したフェデックスは時間外で10%下落。
因みにS&P500は過去に最初の利下げが行われてから半年間で平均14%上昇。
一方、9月は軟調になることが多く、S&P500は1928年以降平均1.2%下落。
合算出来高は123億株(直近20営業日の平均は108億株)。
週末に先物決済を控え増加している。
第2四半期の経常収支の赤字額は前期比10.7%(258億ドル)増の2668億ドル。
2022年第1四半期以来の高水準となった。
市場予想は2600億ドルの赤字だった。
8月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比2.5%減の386万戸。
市場予想は390万戸だった。
前年同月比は4.2%減。b
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万2000件減の21万9000件。
4カ月ぶりの低水準となった。
市場予想(23万件)に反して減少。
週間継続受給件数は1万4000件減の182万9000件。
6月初旬以来の低水準。
2年国債と10年国債の利回り格差は一時0.143%まで拡大。
2022年6月以来の大きさとなった。
10年国債利回りは3.718%。
5年国債利回りは3.486%。
2年国債利回りは3.587%。
イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は政策金利の据え置きを決定。
英ポンドは2022年3月以来の高値水準。
ドル円は142円台後半。
WTI原油先物10月限は1.04ドル高の1バレル=71.95ドルと反発。
SKEW指数は157.54?167.42?171.72。
恐怖と欲望指数は56?66。
(昨年10月5日が20)。
木曜のNYダウは522ドル(1.26%)高の42025ドルと3日ぶりに反発。
高値42160ドル、安値41832ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは156,51(前日160.63)。
NASDAQは440ポイント(2.51%)高の18013ポイントと反発。
高値18099ポイント、安値17909ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは114.00(前日108.23)。
S&P500は95ポイント(1.70%)高の5713ポイントと3日ぶりに反発。
高値5733ポイント、安値5686イント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは144.78%(前日142.37%)。
木曜のダウ輸送株指数は260ポイント(1.62%)高の16331ポイントと6日続伸。
SOX指数は207ポイント(4.27%)高の5066ポイントと反発。
VIX指数は16.33(前日18.23)。
NYSEの売買高は10.92億株(前日10.08億株)。
3市場の合算売買高は123億株(前日116.3億株、過去20日平均は108億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比640円高の37530円。
ドル建ては805円高の37695円。
ドル円は142.62円。
一時143.76円まであった。
10年国債利回りは3.718%。
2年国債利回りは3.587%。
「大引けはFTSEの売買インパクト」
木曜の日経平均は寄り付き578円高。
終値は775円(△2.13%)高の37155円と今月初の続伸。
今月は2日に53円上昇、12日に1213円高、18日に176円高。
そして19日に775円高。
高値37394円。
安値36958円。
日足は4日連続で陰線。
9月メジャーSQ値36906円に対して1勝3敗。
4日は38581円?38080円にマド。
12日は36056円?36172円にマド。
19日は36675円?36958円にマド。
日経平均は4ぶりに一目均衡の雲の上。
上限は36791円。
雲の下限は35860円。
TOPIXは51.50ポイント(△2.01%)高の2616ポイントと続伸。
25日線(2637ポイント)を10日連続で下回った。
4日ぶりに日足陽線。
TOPIXコア30指数は続伸。
プライム市場指数は26.54ポイント(△2.01%)高の1346.66ポイントと続伸。
東証グロース250指数は21.87ポイント(△3.42%)高の662.06と続伸。
25日移動平均線からの乖離は△2.33%(前日▲0.62%)。
プライム市場の売買代金は4兆5947億円(前日3兆4707億円)。
売買高は17.25億株(前日15.31億株)。
値上がり1340銘柄(前日1190銘柄)。
値下がり257銘柄(前日413銘柄)。
新高値60銘柄(前日42銘柄)。
新安値1銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.77(前日111.48)。
東証グロース市場の騰落レシオは100.33(前日98.74)。
NTレシオは14.20倍(前日14.18倍)。
サイコロは3勝9敗で25.00%。
TOPIXは4勝8敗で33.33%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(37407円)から▲0.67%(前日▲2.67%)。
11日連続で下回った。
下向きの75日線は38313円。
11日連続で下回った。
上向きの200日線(37599円)からは▲1.18%(前日▲3.20%)。
11日連続で下回った。
上向きの5日線は36630円。
2日連続で上回った。
13週線は38119円。
26週線は38381円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.692%(前日▲16.459%)。
買い方▲10.152%(前日▲11.744%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲4.468%(前日▲1.620%)。
買い方▲16.741%(前日▲19.644%)。
空売り比率は41.5%(前日43.4%、15日連続で40%超)。
9月11日が48.8%。
6月17日が45.9%だった。
21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%(前日10.4%)。
昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
9月13日時点のQuick調査の信用評価損率は▲11.35%(前週▲11.19%)。
2週ぶりに悪化。
9月13日時点の裁定売り残は2543億円減の1690億円。
5週連続で減少。
裁定買い残は3072億円増の1兆4256億円。
3週ぶりに増加。
当限は売り残が2483億円減の1673億円。
買い残が3072億円増の1兆4147億円。
翌限以降は売り残が60億円減の16億円。
買い残が0.5億円増の109億円。
日経VIは25.73(前日27.14)。
日経平均採用銘柄PERは15.13倍(前日14.79倍)。
前期基準では15.53倍。。
EPSは2455円(前日2459円)。
直近ピークは9月18日2459円、3月4日2387円。
225のPBRは1.32倍(前日1.29倍)。
BPSは28147円(前日28201円)。
日経平均の予想益回りは6.61%。
予想配当り利回りは2.02%。
指数ベースではPERは19.94倍(前日19.53倍)。
EPSは1863円(前日1862円)。
PBRは1.84倍(前日1.80倍)。
BPSは20193円(前日20211円)。
10年国債利回りは0.850%(前日0.825%)。
プライム市場の予想PERは15.12倍。
前期基準では15.52倍。
PBRは1.28倍。
プライム市場の予想益回りは6.61%。
配当利回り加重平均は2.37%。
プライム市場の単純平均は35円高の2799円(前日は2764円)。
プライム市場の売買単価は2352円(前日2265円)。
プライム市場の時価総額は914兆円(前日897円)。
ドル建て日経平均は260.59(前日257.03)と3日ぶりに反発。
年初来高値は270.68(3月21日)、
木曜のシカゴ225先物12月限円建ては大証前日比640円高の37530円。
高値37705円、安値36410円。
大証夜間取引終値は日中比610円高の37500円。
9月配当権利落ち分は昨年9月は約225円、今年3月は約260円だった。
気学では金曜は「前日に引き続いて高きは反落する」
火曜は「弱含みの日。戻り売り方針で駆け引きせよ」
水曜は「前日が高かりし時は反落する」
木曜は「強日柄にして後場高のこと多し」
金曜は「前日に引き続いて高きは反落する」
ボリンジャーのプラス1σが38358円。
マイナス1σが36456円。
マイナス2σが35504円。
週足のプラス1σが39968円。
マイナス1σが36270円。
マイナス2σが34421円。
アノマリー的には「株安の日、不成就日」。
そして大引けはFTSE日本株指数パッシブ売買インパクト。
8月5日ザラバ安値は31156円(終値31458円)。
9月月足陽線基準は38700円。
9月メジャーSQ値は36906円。
半値戻しは36841円。
週足陽線基準は36203円。
大引けはFTSEの売買インパクト。
《今日のポイント9月20日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅反発。
NYダウとS&P500は終値での最高値を更新。
消化不良だったFRBの0.5%利下げをようやく好感した格好。
10年国債利回りは3.718%。
5年国債利回りは3.486%。
2年国債利回りは3.587%。
ドル円は142円台後半。
SKEW指数は157.54?167.42?171.72。
恐怖と欲望指数は56?66。
(昨年10月5日が20)。
(2)木曜のダウ輸送株指数は260ポイント(1.62%)高の16331ポイントと6日続伸。
SOX指数は207ポイント(4.27%)高の5066ポイントと反発。
VIX指数は16.33(前日18.23)。
NYSEの売買高は10.92億株(前日10.08億株)。
3市場の合算売買高は123億株(前日116.3億株、過去20日平均は108億株)。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比640円高の37530円。
(3)プライム市場の売買代金は4兆5947億円(前日3兆4707億円)。
売買高は17.25億株(前日15.31億株)。
値上がり1340銘柄(前日1190銘柄)。
値下がり257銘柄(前日413銘柄)。
新高値60銘柄(前日42銘柄)。
新安値1銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.77(前日111.48)。
東証グロース市場の騰落レシオは100.33(前日98.74)。
NTレシオは14.20倍(前日14.18倍)。
サイコロは3勝9敗で25.00%。
(4)上向きの25日線(37407円)から▲0.67%(前日▲2.67%)。
11日連続で下回った。
下向きの75日線は38313円。
11日連続で下回った。
上向きの200日線(37599円)からは▲1.18%(前日▲3.20%)。
11日連続で下回った。
上向きの5日線は36630円。
2日連続で上回った。
13週線は38119円。
26週線は38381円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.692%(前日▲16.459%)。
買い方▲10.152%(前日▲11.744%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲4.468%(前日▲1.620%)。
買い方▲16.741%(前日▲19.644%)。
(6)空売り比率は41.5%(前日43.4%、15日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は10.2%(前日10.4%)。
9月13日時点のQuick調査の信用評価損率は▲11.35%(前週▲11.19%)。
2週ぶりに悪化。
9月13日時点の裁定売り残は2543億円減の1690億円。
5週連続で減少。
裁定買い残は3072億円増の1兆4256億円。
3週ぶりに増加。
当限は売り残が2483億円減の1673億円。
買い残が3072億円増の1兆4147億円。
翌限以降は売り残が60億円減の16億円。
買い残が0.5億円増の109億円。
日経VIは25.73(前日27.14)。
(7)日経平均採用銘柄PERは15.13倍(前日14.79倍)。
前期基準では15.53倍。。
EPSは2455円(前日2459円)。
直近ピークは9月18日2459円、3月4日2387円。
225のPBRは1.32倍(前日1.29倍)。
BPSは28147円(前日28201円)。
日経平均の予想益回りは6.61%。
予想配当り利回りは2.02%。
指数ベースではPERは19.94倍(前日19.53倍)。
EPSは1863円(前日1862円)。
PBRは1.84倍(前日1.80倍)。
BPSは20193円(前日20211円)。
10年国債利回りは0.850%(前日0.825%)。
(8)プライム市場の単純平均は35円高の2799円(前日は2764円)。
プライム市場の時価総額は914兆円(前日897円)。
ドル建て日経平均は260.59(前日257.03)と3日ぶりに反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが38358円。
マイナス1σが36456円。
マイナス2σが35504円。
週足のプラス1σが39968円。
マイナス1σが36270円。
マイナス2σが34421円。
アノマリー的には「株安の日、不成就日」。
そして大引けはFTSE日本株指数パッシブ売買インパクト。
8月5日ザラバ安値は31156円(終値31458円)。
9月月足陽線基準は38700円。
9月メジャーSQ値は36906円。
半値戻しは36841円。
週足陽線基準は36203円。
大引けはFTSEの売買インパクト。
今年の曜日別勝敗(9月19日まで)
?
月曜18勝13敗
火曜22勝15敗
水曜14勝22敗
木曜19勝19敗
9月13日時点のQuick調査の信用評価損率は▲11.35%(前週▲11.19%)。
2週ぶりに悪化。
9月13日時点の信用売り残は198億円増の6276億円。
3週ぶりに増加。
同信用買い残は186億円減の4兆859億円。
4週ぶりに減少。
6月21日時点は4兆9117億円。
22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
2週連続で4兆円台。
信用倍率は6.51倍(前週6.75倍)。
9月13日時点の裁定売り残は2543億円減の1690億円。
5週連続で減少。
裁定買い残は3072億円増の1兆4256億円。
3週ぶりに増加。
当限は売り残が2483億円減の1673億円。
買い残が3072億円増の1兆4147億円。
翌限以降は売り残が60億円減の16億円。
買い残が0.5億円増の109億円。
金曜20勝15敗
日経平均・TOPIXの配当落ち試算(大和証券)
?
9月配当落ち額は、日経平均では261円、TOPIXでは25.3ポイントと試算。
パッシブ連動資産がすべて配当落ちに伴う先物買いに動いた場合、
日経平均先物で2000億円弱、TOPIX先物で1兆1000億円程度の配当落ちによる買い需要が予想される。
ノーベル賞が話題になってきた。
世界中の研究論文を分析するイギリスの学術情報サービス会社「クラリベイト」。
世界の研究者が発表したおよそ6100万本の研究論文の引用回数などを分析。
毎年、ノーベル賞の受賞が有力視される研究者に「クラリベイト引用栄誉賞」を贈っている。
今年は6か国の研究機関から22人が選ばれた。
このうちノーベル化学賞の有力候補として、東京大学の堂免一成特別教授(70)が選ばれた。
堂免特別教授は、太陽の光を当てることで水を水素と酸素に分解する「光触媒」を使った人工光合成の研究で、
水素を効率的に取り出す手法を開発したことが評価された。
また、生理学・医学賞の有力候補として東京大学出身で、運動や学習などをつかさどる「大脳基底核」の生理学的な研究に貢献した、
アメリカの国立衛生研究所に所属する彦坂興秀氏が選ばれた。
「クラリベイト引用栄誉賞」を受賞した研究者は、去年までに421人。
このうち75人がノーベル賞を受賞している。
因みに昨年ノーベル賞受賞を有力視されたのは以下の方々。
〇生理学・医学賞
過剰な免疫反応を抑える「制御性T細胞」を発見した坂口志文大阪大学特任教授。
「インターロイキン6」というたんぱく質を発見した岸本忠三大阪大学特任教授。
青カビが作り出す「スタチン」という物質が動脈硬化の原因となる血液の中のコレステロールを下げることを発見。
治療薬の開発に貢献した遠藤章東京農工大学特別栄誉教授(残念ながら6月に90歳で逝去)。
後天性免疫不全症候群の世界初の治療薬を開発した満屋裕明国立国際医療研究センター研究所所長。
細胞どうしを結び付けて臓器などを形作る分子「カドヘリン」を発見した竹市雅俊理化学研究所名誉研究員。
「小胞体」と呼ばれる細胞の器官が、不良品のたんぱく質を修復したり分解したりする仕組みを解明した森和俊京都大学教授。
脳で分泌される「オレキシン」という神経からの信号を伝える物質が睡眠の制御に関わっていることを発見した柳沢正史筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構機構長。
〇ノーベル物理学賞
消費電力が極めて少ないコンピューター用の記憶媒体の実現につながる金属の化合物「マルチフェロイック物質」の特徴を解明した十倉好紀理化学研究所センター長。
電力ロスが少ない次世代の送電線などへの応用も期待される「鉄系超電導物質」を発見した細野秀雄東京工業大学栄誉教授。
100億年で1秒も狂わない極めて正確な「光格子時計」と呼ばれる時計を開発した香取秀俊東京大学教授。
〇ノーベル化学賞
水中の「酸化チタン」に紫外線を当てると、水が水素と酸素に分解される現象を世界で初めて発見。
有害物質の分解などに利用される「光触媒」の実用化の道を開いた藤嶋昭東京理科大学栄誉教授。
「光触媒」の研究で汚れや有害物質のほか、細菌やウイルスを分解する力があることを明らかにした橋本和仁科学技術振興機構理事長。
ナノマシンと呼ばれる極めて小さい物質に薬を乗せて狙った場所に送り届ける技術を開発した片岡一則川崎市産業振興財団の副理事長。
カビならティムス(4891)。
いよいよ片岡教授のナノマシンならNANO MRNA(4571)。
インターロイキンなら中外(4519)、
小胞体ならアステラス(4503)。
光触媒ならレゾナック(4004)、大チタ(5726)、石原産業(4028)。
ひょっとしてペロべスカイト電池なら積水化学(4204)、伊勢化学(4107)、ホシデン(6804)。
光合成なら三菱ケミカル(4188)。
高分子ならカネカ(4118)。
日本証券業協会の投資の日のHPが素晴らしい。
テーマは「きみの投資が、未来をつくる」。
「熱狂できる日が、必ず帰ってくる。そのためのテクノロジーが必ず生まれる」。
◇━━━ カタリスト━━━◇
NANO MRNA(4571)・・・動兆
mRNA医薬品に特化した創薬ベンチャー。
創薬シーズ発掘から非臨床開発まで手がけて導出。
創業者はフンボルト賞受賞の片岡先生。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■SBIHD<8473>
アジア・アフリカ向け運用会社と資本提携
■ソニーG<6758>
光ディスク部品工場売却
■KKR 富士ソフト<9749>
買収巡るTOB「2段階」に ベインに対抗
■マンション発売50%減 首都圏8月 用地争奪 ホテルに買い負け
■文科省 ロケット開発に100億円 インターステラなど3社
■サッポロHD<2501>
不動産事業 外部から活用案募集
■日本ハム<2282>
AIで豚の体重推定 3Dカメラを活用
■UTグループ<2146>
技術者5分で採用 早期入社で人材確保
■エムスリー<2413>
入院用品レンタルのエラン<6099>にTOB
■車6社 設備投資・研究費最高 ホンダ<7267>が伸び最高
■日本製鉄<5401>
資産300億円超圧縮 財務健全性高める
■鉄スクラップ急落 2カ月で2割超 2年ぶり低水準
■日立建機<6305>
インドネシアで超大型ショベル量産 鉱山向け堅調
■住友商事<8053>
米初のアンモニア供給船の基本設計承認取得
■東京応化工業<4186>
半導体表面処理剤 台湾で2ナノ採用めど
■日本酸素HD<4091>
台湾南部で半導体用特殊ガス倉庫増強
20日の東京株式市場は、続伸後も堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万7100円-3万7800円を想定。(19日終値3万7155円33銭)
米国株は大幅高。ダウ平均は522ドル高の42025ドルで取引を終え、最高値を更新した。
現地19日の米国株式が上昇した動きを受け、買い先行スタートが見込まれる。
買い一巡後は、日銀の金融政策決定会合の結果を待つ格好となりそう。市場では、政策金利は据え置かれるとの見方が多いもようだが、様子見姿勢が強まる場面も想定される。
また、秋分の日の振替休日で3連休となることから、取引時間の後半には、ポジション調整の売りで上値が重くなることもありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=142円台の半ば(19日は142円50-52銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の前半(同158円82-86銭)とやや円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比640円高の3万7530円だった。
【好材料銘柄】
■ホームポジション <2999>
ケイアイスター不動産 <3465> と資本業務提携。ケイアイ不を割当先とする333万3400株の第三者割当増資を実施する。発行価格は600円。
■雨風太陽 <5616>
旅行予約サイト「STAY JAPAN」を運営する百戦錬磨の株式を取得し関連会社化。
■エラン <6099>
エムスリー <2413> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化を目指す。TOB価格は1株1040円で19日終値を22.1%上回る水準。買い付け期間は9月20日から10月21日まで。なお、エランはTOB成立後も上場を維持する予定。
■兼松エンジニアリング <6402>
上期経常を39%上方修正。
■HANATOUR JAPAN <6561> [東証G]
今期経常を26%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
20(金)
【国内】
植田日銀総裁会見
8月全国消費者物価指数(CPI)(8:30)
《決算発表》
ツルハHD、サツドラHD
【海外】
《米決算発表》
レナー
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
19日のNYダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発した。前日比522ドル09セント(1.25%)高の4万2025ドル19セントで終え、最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げを決めた。利下げが米景気を支えるとの見方が強まり、主力株に買いが広がった。ダウ平均の上げ幅は650ドルを超える場面があった。
FRBは前日、政策金利を通常の2倍の0.50%引き下げ、年4.75~5.00%にすることを決めた。利下げにより企業が資金を借入れ設備投資を行いやすくなるなど、経済活性化への期待から、この日はハイテクや金融を中心に幅広い銘柄が積極的に買われた。
ダウとナスダックは前日、FRBが今後の利下げ見通しについて市場の想定よりも遅いペースを示唆したことを嫌気し、値下がりしていた。ただ、この日は「一転してリスクオンムード」(日系証券)が広がり、小売りなどディフェンシブ銘柄は売られた。
市場では「FRBの利下げで投資家心理が改善し、ハイテク株に見直し買いが入った」との指摘があった。
ダウ平均の構成銘柄では、セールスフォースやアップルの上昇が目立った。ダウ平均の構成銘柄以外では、エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)といった半導体関連株も軒並み上昇。半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4.26%高で終えた。
19日朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は21万9000件と前の週から減少し、5月以来の低水準となった。9月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は1.7と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(マイナス1.1)を上回った。米経済の底堅さを示したとの受け止めにつながった。
そのほかの個別では、キャタピラーやゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスが上昇した。一方、コカ・コーラとプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が売られた。
ナスダック総合株価指数は反発した。前日比440.680ポイント(2.50%)高の1万8013.981で終えた。テスラやメタプラットフォームズが上昇した。
S&P500種株価指数も反発した。前日比95.38ポイント(1.69%)高の5713.64で終え、7月16日以来、2カ月ぶりに最高値を更新した。
【シカゴ日本株先物概況】
19日のシカゴ日経平均先物は上昇した。12月物は前日比1160円高の3万7530円で終えた。
NYダウ平均は、米連邦準備制度理事会(FRB)が前日決定した大幅利下げを背景にリスクの高い株を買う動きが強まり、反発した。
この日は日米株式相場がともに上昇し、シカゴ市場の日経平均先物にも買いが広がった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
37530 ( +640 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
37695 ( +805 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8328.72(+75.04)
19日のFTSE100種総合株価指数は反発し、前日比75.04ポイント(0.90%)高の8328.72で終えた。終値として2日以来の高値となる。米連邦準備理事会(FRB)が18日に0.5%という大幅な利下げを決定したのを受け、運用リスクをとりやすくなるとの見方が広がった。
米国での利下げが米経済を下支えするとの見方から、原油先物や銅先物などの価格にも上昇圧力がかかった。
英イングランド銀行(中央銀行)は19日、政策金利を5.0%に据え置くと発表した。追加利下げの見送りは市場のおおかたの予想通りだった。ただ、米国で大幅な利下げが決まった一方で英中銀は利下げを慎重に進める可能性が改めて意識され、FTSE100種指数は上げ幅を縮小する場面があった。
外国為替市場ではドルなどに対して英ポンド買いが進み、ポンドの上昇が業績の逆風になる英ユニリーバなど多国籍企業の株価の重荷となった。日用品のほか公益株が下げた。
FTSEの構成銘柄では、航空機エンジン大手ロールス・ロイスが5.85%高、産金大手フレスニロが4.53%高、産銅大手アントファガスタが4.53%高と急伸。一方、エネルギー大手SSEは2.73%安、送電大手ナショナル・グリッドは2.62%安、通信大手ボーダフォンは2.46%安と売られた。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 19002.38(+290.89)
19日のドイツ株価指数(DAX)は反発した。終値は前日比290.89ポイント(1.55%)高の1万9002.38と、2日以来約2週間ぶりに最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が18日に大幅な利下げを決定。利下げが米経済を下支えするとの見方から、投資家心理が強気に傾いた。
個別では、セメント大手ハイデルベルク・マテリアルズが4.41%高、製薬大手バイエルが3.74%高、航空機大手エアバスが3.70%高とけん引した半面、電力大手RWEは3.84%安、エネルギー大手イーオンは2.62%安、不動産大手ボノビアは2.42%安で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7615.41(+170.51)
フランスの株価指数CAC40は高級ブランドなどの消費関連株を中心に買いが広がり、前日比2.29%高で終えた。
09月20日 毎日コラム
|
良い株を安く買って長く持つ |
・・・続き