【市況一覧】
日経平均株価
38,444.58 -29.72 01/15
TOPIX
2,690.81 +8.23 01/15
マザーズ
631.11 -5.81 01/15
NYダウ平均
42,518.28 +221.16 01/15
ナスダック総合
19,044.39 -43.71 01/15


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    Market Data
    --------------------------------------------
    【日経平均】
    36380円17銭(△176円95銭=0.49%)
    --------------------------------------------
    【TOPIX】
    2565.37(△9.61=0.38%)
    --------------------------------------------
    【グロース250】
    640.19(△1.30=0.20%)
    --------------------------------------------
    【プライム売買高】15億3192万株(▲3億4266万株)
    --------------------------------------------
    【売買代金】3兆4707億円(▲7321億円)
    --------------------------------------------
    【値上がり銘柄数】1190(前日:960)
    【値下がり銘柄数】413(前日:631)
    【新高値銘柄数】42(前日:29)
    【新安値銘柄数】1(前日:16)
    【25日騰落レシオ】111.48(前日:113.06)
    --------------------------------------------
     
     
    ■本日のポイント
     
     1.日経平均は3日ぶり反発、円高一服で買い優勢に
     2.米小売売上高を受け、FRBの大幅利下げ期待やや後退
     3.米長期金利上昇で外国為替市場ではドル買い戻し誘発
     4.米FOMCの結果目前に全般は買い手控えられ上値重い
     5.中小型株物色は旺盛、値上がり銘柄数は72%を占める
     
    あすの東京株式市場は午前3時に公表されるFOMCの結果や経済見通し、そしてパウエル議長の記者会見に注目が集まるだろう。
    日経平均は9月2日の戻り高値から下落のあと、もみ合い基調にある。
    これが中段保ち合いなら下振れるシナリオとなり、直近3年間と同じように10月初旬ごろまでは二番底探りの動きになりやすいだろう。
    一方、もみ合いが中段保ち合いではなく底固めであれば、9月の戻り高値更新に向けて再動意につながる展開が予想される。そういった意味でも、週末までの2日間はターニングポイントであり、日米イベントに対する金融市場の反応から目が離せないだろう。
     
     
    ■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
     
    39316.38  ボリンジャー:+2σ(25日)
    38351.92  26週移動平均線
    38347.54  ボリンジャー:+1σ(25日)
    38336.77  75日移動平均線
    38060.01  13週移動平均線
    37581.33  200日移動平均線
    37378.71  25日移動平均線
    37164.26  均衡表基準線(日足)
    37091.94  均衡表雲上限(週足)
    36884.58  ボリンジャー:-1σ(26週)
    36791.45  均衡表雲上限(日足)
    36791.45  均衡表基準線(週足)
    36409.87  ボリンジャー:-1σ(25日)
     
    36380.17  ★日経平均株価18日終値
     
    36296.23  6日移動平均線
    36173.92  均衡表転換線(日足)
    36168.93  ボリンジャー:-1σ(13週)
    35981.85  均衡表雲下限(日足)
    35619.77   新値三本足陰転値
    35564.66  均衡表転換線(週足)
    35441.04  ボリンジャー:-2σ(25日)
    35417.25  ボリンジャー:-2σ(26週)
    34472.21  ボリンジャー:-3σ(25日)
    34277.85  ボリンジャー:-2σ(13週)
    34257.71  均衡表雲下限(週足)
     
    高値と安値も昨日の水準を上回ったが、終値は10営業日連続の25日移動平均線割れ。ローソク足が3本連続陰線を描いたこともあり、上値の重さが窺える。一目均衡表では株価が雲中にとどまるとともに、転換線の下降と基準線の上昇が続いており、短期的には方向感が定まりにくい形状となった。
     
     

    【大引け概況】

    18日の日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比176円95銭(0.49%)高の3万6380円17銭だった。
     
    本日のマーケット動画
    時間:00:01:42 容量:21.62M  ▼音声 VOICEVOX Nemo

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    朝方はリスク選好の地合いでスタートし、日経平均は一時470円強の上昇で3万6600円台まで水準を切り上げたが、その後は利益確定売りに値を消す展開となり、後場に入ると下げに転じる場面もあった。
    前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開で、ここ最高値更新の続いていたNYダウはわずかにマイナス圏で着地。発表された8月の米小売売上高が市場予想に反して前月比で上昇したことで、米連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げに対する期待感が後退した。
    一方、長期金利の上昇を背景に外国為替市場ではドル高・円安方向に振れ、これが東京株式市場にプラスに作用したが、取引時間中は再び為替が円高方向に押し戻され、これを横目に売り圧力が強まる場面もあった。日本時間あす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせている。
     
    FRBは今回のFOMCで利下げを決めると市場では予想されており、利下げの幅が0.25%か0.50%になるかが注目されている。17日発表の8月の米小売売上高が前月比0.1%増と、市場予想(0.2%減)に反してプラスとなり、米経済の底堅さが意識された。米市場で米長期金利の上昇に伴い円売り・ドル買いが優勢となり、円は1ドル=142円台に下落。円安を背景に東京株式市場では輸出関連に買いが先行し、日経平均は朝方に470円ほど上昇した。
     
    日経平均の上値はその後、重くなった。円相場が141円台前半まで下げ渋る展開となり、株買いの勢いが減速。後場に入り、日経平均は下げ転じた。FOMCに続き、19〜20日には日銀の金融政策決定会合を控えており、様子見姿勢も広がった。
     
    このところの日経平均は為替相場との連動性が高まっており、大幅な利下げ決定による円高、ドットチャートやパウエルFRB議長発言内容のタカ派による急激に円高進行などが警戒されるだけに、FOMC後の米金融市場の動きには注意が必要だ。しかし、FOMC通過後は目先の不安要素がなくなるだけに、押し目買いポイントになる可能性はありそうだ。
     
    また、国内では自民党総裁選候補者の政策論争が盛んだが、経済を含め新味ある政策が発信されず、市場を動かす材料となっていない。これは野党も同様で政治の手詰まり感が相場に反映されている。
     
     
    東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発した。終値は前日比9.61ポイント(0.38%)高の2565.37だった。JPXプライム150指数も3日ぶりに反発し、2.57ポイント(0.22%)高の1145.82で終えた。
     
    東証プライムの売買代金は概算で3兆4707億円、売買高は15億3192万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1190と全体の約7割だった。値下がりは413、横ばいは40だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、石油・石炭製品、鉱業などが上昇。下落は陸運業、空運業、食料品など。
     
     
    個別では、NY金価格が3営業日連続で高値を更新していることで、DOWAホールディングス、住友鉱山、三菱マテリアルなど資源関連株が買われたほか、円高一服を材料にマツダ、トヨタ自、日野自動車、ホンダ、スズキなど自動車関連が上昇。ディスコが商いを膨らませ終始買い優勢だったほか、アドバンテストも上昇した。トヨタ自動車が堅調、ソフトバンクグループもしっかり。メルカリ、ファーストリテイリングが値を上げ、日立製作所、キーエンスなども頑強な値動き。トランコムがストップ高に買われ、マネジメントソリューションズ、三井海洋開発が急騰を演じ、低位株ではTOKYO BASEが人気化した。サンケン電気も高い。
    このほか、クレディセゾン、T&Dホールディングス、りそなHDなど昨日売られた金融株の一角が反発した。
     
    一方、売買代金首位のレーザーテックが冴えず、朝方、年初来高値を更新したIHIが反落したほか、同じ防衛関連銘柄である三菱重工も売られた。このほか、東京メトロ上場承認が近いとの思惑から、京王電鉄、小田急電鉄、東武鉄道、京成電鉄、JR西日本など鉄道株が総じて下落。また、三越伊勢丹HD、ニトリHDなどが売られた。
    さくらインターネットも大きく水準を切り下げた。第一三共も売りが優勢だった。西武ホールディングスが値下がり率トップとなり、アクシージア、メドレーも大幅安。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスも安い。


     


     
    東証スタンダード市場は個別物色が中心となり、相場全体に明確な方向感は出なかった。買戻しの買いが入った。日本時間19日未明の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を前に様子見ムードが広がり、商いは伸び悩んだ。
    スタンダードTOP20は上昇。出来高は3億1086万株。
    値上がり銘柄数831、値下がり銘柄数526と、値上がりが優勢だった。
     
     個別ではトレードワークス、レーサムがストップ高。岐阜造園、北野建設、弘電社、東北新社、ウェルディッシュなど25銘柄は年初来高値を更新。キユーソー流通システム、ダイセキ環境ソリューション、フィットイージー、クシム、ジャパンエンジンコーポレーションが買われた。
     
    一方、ビート・ホールディングス・リミテッドが一時ストップ安と急落した。福留ハム、ハピネス・アンド・ディ、ほぼ日、東海染工、サイトリ細胞研究所など8銘柄は年初来安値を更新。大和重工、フライトソリューションズ、テノ.ホールディングス、ぷらっとホーム、ケイブが売られた。
     


     
    東証グロース市場は日米の金融政策の方向感の違いから円高進行への懸念が根強い中、為替の影響を受けにくいとされる内需依存型の銘柄が多いグロース株に資金が向かった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を日本時間19日未明に控え、持ち高整理の売りに押される場面もあった。
     
    18日まで開かれるFOMCで米連邦準備理事会(FRB)は0.5%の大幅な利下げに踏み切るとの観測が広がっている。市場では「大幅な利下げは米国の景況感の悪化も意識されやすい。主力株への売りが新興株に波及する可能性もあり、積極的に持ち高を傾けにくい」と警戒する声があった。
    グロース市場の売買代金上位では、騰落率が10%を超えるなど派手に動く銘柄がいくつも見られた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に機関投資家が様子見姿勢を強め、「何があっても日々売買する常連組の個人投資家の動きが目に付きやすくなった」)という。物色に目立った傾向はなかったが、「グロース市場は最近、バイオ関連銘柄がお祭り状態になっている」(同)という。新興企業市場は期待先行の買いが入りやすく、新薬開発に関する適時開示などは格好の材料のようだ。
     
    グロースCoreは小幅高。東証グロース市場250指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比1.30ポイント(0.20%)高の640.19だった。
     
    グロース市場では、イントループやLeTechが上昇した。一方、タイミーやモダリスは下落した。
    値上がり銘柄数298、値下がり銘柄数254と、値上がりが優勢だった。
     
     個別では、コパ・コーポレーションがストップ高。Liberaware、免疫生物研究所、ノイルイミューン・バイオテック、T.S.I、INTLOOPは一時ストップ高と値を飛ばした。SBIレオスひふみ、モルフォ、サインド、ボードルア、キャンバスなど12銘柄は年初来高値を更新。クオリプス、ビズメイツ、LeTech、yutori、DAIWA CYCLEが買われた。
     
     一方、アミタホールディングス、マイクロ波化学、ジャパンM&Aソリューションが年初来安値を更新。笑美面、tripla、マーキュリー、セルシード、スペースマーケットが売られた。
     


    18日午前の日経平均株価は反発し、午前終値は前日比258円22銭(0.71%)高の3万6461円44銭だった。
     
    きょう前場はリスク選好の地合いとなり、終始買い優勢の展開だった。前日の米国株市場は様子見ムードのなか主要株価指数が高安まちまちの展開となったが、外国為替市場で急速な円高に歯止めがかかったことで、これを好感する動きとなった。
     
    ただ、取引時間中に再び円高方向に振れたのを横目に買いの勢いは弱まった。日経平均は朝方に470円あまりの上昇で3万6000円台後半に買われた後は伸び悩む展開を強いられている。
     
    円相場の下落や前日の米ハイテク株高を支えに自動車や半導体関連の一角に買いが入り、日経平均を押し上げた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を日本時間19日未明に控えており、次第に上値が重くなった。
     
    17日発表の8月の米小売売上高が前月比0.1%増と、市場予想(0.2%減)に反してプラスとなった。7月分も上方修正され、米経済の底堅さが意識された。同日のNY外国為替市場では米長期金利の上昇に伴い円売り・ドル買いが優勢となり、円は1ドル=142円台に下落した。
    トヨタをはじめとする自動車株や、前日の米ハイテク株高も支えにアドテスト、ディスコなどが買われた。
     
    ただ、米連邦準備理事会(FRB)がFOMCで決めるとみられる利下げの幅が0.25%か0.5%かで円相場が大きく動く可能性が高い。様子見ムードから円相場が141円台半ばまで下げ渋ると、日経平均も上げ幅を縮小した。業種別では陸運や医薬品の下げが目立った。
     
    為替は1ドル141円40銭台と朝方比では80銭ほど円高ドル安に振れていることから、日本株の戻りは鈍くなっている。後場の東京市場は引き続き為替次第のため、上げ幅を消す可能性も意識しておきたい。前場のプライム市場の売買代金は1.6兆円に留まっており、FOMC発表を前に様子見ムードが強い。後場も商い閑散の相場付きとなりそうだ。



     
     
    東証株価指数(TOPIX)は反発した。前引けは前日比9.49ポイント(0.37%)高の2565.25だった。JPXプライム150指数は反発で前場を終えた。
     
    前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆6353億円、売買高は7億4177万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1187と全体の約7割だった。値下がりは391、横ばいは64だった。
     
    業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、石油・石炭製品、鉄鋼などが上昇。下落は陸運業、空運業、医薬品など。
     
     
    個別では、NY金価格が3営業日連続で高値を更新していることで、住友鉱、三菱マテリアルなど資源関連株が買われたほか、円高一服を材料にマツダ、トヨタ自、日野自動車、ホンダ、スズキなど自動車関連が上昇。ディスコが買い優勢だったほか、アドバンテストも上値指向。ソフトバンクグループ(SBG)も堅調。ファーストリテイリングが値を上げ、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクもしっかり、りそなHDなど昨日売られた金融株の一角が反発した。三井海洋開発が急騰、円谷フィールズホールディングスも大幅高。このほか、クレディセゾン、T&Dホールディングスも買われた。
     
    半面、三菱重工業が利益確定売りに押され、朝方、年初来高値を更新したIHIも下落した。さくらインターネットも大きく下値を試す展開、アクシージアの下げも目立つ。
    このほか、西武ホールディングスが大幅安、京王電鉄、小田急電鉄、東武鉄道、京成電鉄、JR西日本など鉄道株が総じて下落。また、三越伊勢丹、中外製薬、花王などが売られた。

     


     
    東証スタンダード市場は前日に下落した主力株を中心に買い戻しが入った。
    スタンダードTOP20は上昇。出来高は1億7523万株。
    値上がり銘柄数916、値下がり銘柄数397と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では北野建設、弘電社、東北新社、ウェルディッシュ、ペッパーフードサービスなど21銘柄が年初来高値を更新。キユーソー流通システム、ダイセキ環境ソリューション、トレードワークス、フィットイージー、Speeeが買われた。
     
    一方、ハピネス・アンド・ディ、ほぼ日、東海染工、サイトリ細胞研究所、ケルなど6銘柄が年初来安値を更新。大和重工、ビート・ホールディングス・リミテッド、テノ.ホールディングス、ぷらっとホーム、フライトソリューションズが売られた。
     
     
     


     
    東証グロース市場は18日の日経平均株価の上げ幅が一時400円を超えるなど大型株が買われる中で投資家心理が強気に傾き、新興株にも買いが波及した。
    外国為替市場での円高傾向がきょうは一服しているが、日米の金融政策の方向感の違いから今後も円高が進むとの見方は根強い。
    市場では「円高の影響を受けにくい内需依存型の銘柄が多いグロース市場銘柄に買いが向いやすい」との指摘があった。
    グロースCoreは堅調。東証グロース市場250指数も反発した。前引けは前日比1.97ポイント(0.31%)高の640.86だった。
    グロース市場ではGENDAやフリーなどの主力株の一角に買いが入った。一方、2023年11月〜24年7月期決算を発表したトリプラが急落したほか、タイミーも下げた。
    値上がり銘柄数329、値下がり銘柄数202と、値上がりが優勢だった。
     
    個別では免疫生物研究所、コパ・コーポレーションがストップ高。ノイルイミューン・バイオテック、T.S.I、INTLOOPは一時ストップ高と値を飛ばした。SBIレオスひふみ、モルフォ、サインド、ボードルア、キャンバスなど11銘柄は年初来高値を更新。LeTech、クオリプス、yutori、DAIWA CYCLE、バンク・オブ・イノベーションが買われた。
     
     一方、ジャパンM&Aソリューションが年初来安値を更新。笑美面、tripla、マーキュリー、Mマート、セルシードが売られた。
     

    【寄り付き概況】
     
    18日の日経平均株価は反発で始まった。始値は前日比342円82銭高の3万6546円04銭。
     
    前日の欧州株市場では主要国の株価が総じて上昇したが、米国株市場ではFOMCの結果発表を目前にNYダウがやや上値の重い展開で小幅ながらマイナス圏で引けている。
    この日に発表された8月の米小売売上高が事前のコンセンサスに反し上昇したことで、長期金利が水準を切り上げ目先筋の利益確定売りを誘った。しかし、下値では押し目買いが観測され底堅さも発揮し、ナスダック総合株価指数の方は小幅ながら高く引けている。
     
    これを受けて東京株式市場では過度な不安心理が後退している。そうしたなか、外国為替市場で急速にドル高・円安方向に押し戻されていることが追い風材料となっている。
     
    東京外国為替市場では141円台後半に下げ渋っているが、前日の日銀公表値(140円60銭近辺)と比べると円安・ドル高でトヨタなどの買いを誘っている。アドテストも買われている。
     
    東証株価指数(TOPIX)は上昇している。
     
    個別では、ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、リクルート、TDKが高い。一方、中外薬、NTTデータ、花王、ソフトバンクが安い。

     


    「夏の終わりのハーモニー」

    「NYダウの騰落レシオが172.69、S&P500は152.93」

    火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開での小動き。
    NYダウが2日連続でザラバ最高値を更新したが終値はマイナス。
    8月の小売売上高は前月比0.1%増。
    市場予想(0.2%減)に反しプラスで着地。
    今回のFOMCで0.5%利下げ確率は65%。
    先週時点で0.5%利下げ確率は34%だった。
    マイクロソフトが0.88%上昇。
    インテルは2.68%高。
    アマゾンが1.08%高。
    10年国債利回りは3.647%。
    一時3.599%と、2023年5月以来の低水準を付けた。
    5年国債利回りは3.443%。
    2年国債利回りは3.606%。
    ドル円は142円台前半。
    WTI原油先物10月限は1.10ドル高の1バレル=71.19ドル。
    SKEW指数は144.99→152.17→157.54。
    恐怖と欲望指数は50→55。
    (昨年10月5日が20)。

    火曜のNYダウは15ドル(0.04%)安の41606ドルと5日ぶりに反落。
    高値41835ドル、安値41470ドル。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは172,99(前日165.25)。
    NASDAQは35ポイント(0.20%)高の17628ポイントと反発。
    高値17781ポイント、安値17544ポイント。
    サイコロは7勝5敗。
    騰落レシオは113.84(前日110.86)。
    S&P500は1ポイント(0.03%)高の5634ポイントと7日続伸。
    高値5670ポイント、安値5614イント。
    サイコロは8勝4敗。
    騰落レシオは152.93%(前日147.49%)。
    火曜のダウ輸送株指数は171ポイント(1.08%)高の16013ポイントと4日続伸。
    SOX指数は1ポイント(0.03%)高の4912ポイントと反発。
    VIX指数は17.61(前日17.14)。
    NYSEの売買高は8.54億株(前日8.28億株)。
    3市場の合算売買高は102.3億株(前日97.4億株、過去20日平均は107.4億株)。
    火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比400円高の36410円。
    ドル建ては570円高の36580円。
    ドル円は142.40円。
    10年国債利回りは3.647%。
    2年国債利回りは3.606%。


    「9月メジャーSQ値36906円に対して2敗」

    火曜の日経平均は寄り付き20円高。
    終値は378円(▲1.03%)安の36203円と続落。
    今月は2日に53円上昇、12日に1213円高。
    高値36663円。
    安値35828円。
    日足は2日連続で陰線。
    前引けは安値引けで700円超下落した。
    9月メジャーSQ値36906円に対して2敗。
    4日は38581円→38080円にマド。
    12日は36056円→36172円にマド。
    日経平均は2日連続で一目均衡の雲の中。
    上限は36791円。
    雲の下限は35981円。
    TOPIXは15.38ポイント(▲0.60%)安の2555ポイントと続落。
    25日線(2635ポイント)を7日連続で下回った。
    2日連続で日足陰線。
    TOPIXコア30指数は続落。
    プライム市場指数は7.96ポイント(▲0.60%)安の1315.17ポイントと続落。
    東証グロース250指数は5.59ポイント(▲0.87%)安の638.39と続落。
    25日移動平均線からの乖離は▲0.46%(前日△0.89%)。
    プライム市場の売買代金は4兆2029億円(前日4兆2173億円)。
    売買高は18.74億株(前日17.37億株)。
    値上がり960銘柄(前日358銘柄)。
    値下がり631銘柄(前日1234銘柄)。
    新高値29銘柄(前日16銘柄)。
    新安値16銘柄(前日8銘柄)。
    プライム市場の騰落レシオは113.06(前日118.51)。
    東証グロース市場の騰落レシオは103.61(前日109.41)。
    NTレシオは14.17倍(前日14.23倍)。
    サイコロは3勝9敗で25.00%。
    TOPIXは4勝8敗で33.33%。
    東証グロース市場指数は6勝6敗で50.00%。
    上向きの25日線(37372円)から▲3.13%(前日▲1.99%)。
    9日連続で下回った。
    下向きの75日線は38364円。
    9日連続で下回った。
    上向きの200日線(37567円)からは▲3.63%(前日▲2.59%)。
    9日連続で下回った。
    下向きの5日線は36279円。
    3日ぶりに下回った。
    13週線は38046円。
    26週線は38345円。
    松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.854%(前日▲15.892%)。
    買い方▲12.284%(前日▲11.750%)。
    東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲1.813%(前日▲2.043%)。
    買い方▲20.054%(前日▲19.780%)。
    空売り比率は43.2%(前日47.0%、14日連続で40%超)。
    6月17日が45.9%だった。
    10月30日が54.3%。
    22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
    23年3月10日52.7%。
    空売り規制なしの銘柄の比率は9.8%(前日16.4%)。
    昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
    日経VIは27.81(前日28.82)。
    日経平均採用銘柄PERは14.76倍(前日14.88)。
    前期基準では15.14倍。。
    EPSは2452円(前日2458円)。
    直近ボトムは9月28日2056円。
    直近ピークは9月13日2458円、7月11日2401円、3月4日2387円。
    225のPBRは1.29倍(前日1.30倍)。
    BPSは28084円(前日27139円)。
    日経平均の予想益回りは6.78%。
    予想配当り利回りは2.06%。
    指数ベースではPERは19.45倍(前日19.65倍)。
    EPSは1861円(前日1861円)。
    PBRは1.79倍(前日1.81倍)。
    BPSは20225円(前日20210円)。
    10年国債利回りは0.815%(前日0.830%)。
    プライム市場の予想PERは14.79倍。
    前期基準では15.19倍。
    PBRは1.25倍。
    プライム市場の予想益回りは6.75%。
    配当利回り加重平均は2.42%。
    プライム市場の単純平均は2円高の2747円(前日は2762円)。
    プライム市場の売買単価は2242円(前日2426円)。
    プライム市場の時価総額は893兆円(前日898円)。
    ドル建て日経平均は257.53(前日259.59)と3日ぶりに反落。
    火曜のシカゴ225先物12月限円建ては大証前日比400円高の36410円。
    高値36545円、安値35570円。
    大証夜間取引終値は日中比440円高の36450円。
    9月配当権利落ち分は昨年9月は約225円、今年3月は約260円だった。
    気学では水曜が「前日が高かりし時は反落する」
    木曜は「強日柄にして後場高のこと多し」
    金曜は「前日に引き続いて高きは反落する」
    ボリンジャーのプラス1σが38348円。
    マイナス1σが36397円。
    マイナス2σが35422円。
    週足のプラス1σが39950円。
    マイナス1σが36142円。
    マイナス2σが34238円。
    アノマリー的には「上げの特異日、満月(コーンムーン)、変化日」
    8月5日ザラバ安値は31156円(終値31458円)。
    9月月足陽線基準は38700円。
    9月メジャーSQ値は36906円。
    半値戻しは36841円。

    《今日のポイント9月18日》

    (1)火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの展開での小動き。
       10年国債利回りは3.647%。
       5年国債利回りは3.443%。
       2年国債利回りは3.606%。
       ドル円は142円台前半。
       WTI原油先物10月限は1.10ドル高の1バレル=71.19ドル。
       SKEW指数は144.99→152.17→157.54。
       恐怖と欲望指数は50→55。
       (昨年10月5日が20)。

    (2)火曜のダウ輸送株指数は171ポイント(1.08%)高の16013ポイントと4日続伸。
       SOX指数は1ポイント(0.03%)高の4912ポイントと反発。
       VIX指数は17.61(前日17.14)。
       NYSEの売買高は8.54億株(前日8.28億株)。
       3市場の合算売買高は102.3億株(前日97.4億株、過去20日平均は107.4億株)。
       火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比400円高の36410円。

    (3)プライム市場の売買代金は4兆2029億円(前日4兆2173億円)。
       売買高は18.74億株(前日17.37億株)。
       値上がり960銘柄(前日358銘柄)。
       値下がり631銘柄(前日1234銘柄)。
       新高値29銘柄(前日16銘柄)。
       新安値16銘柄(前日8銘柄)。
       プライム市場の騰落レシオは113.06(前日118.51)。
       東証グロース市場の騰落レシオは103.61(前日109.41)。
       NTレシオは14.17倍(前日14.23倍)。
       サイコロは3勝9敗で25.00%。

    (4)上向きの25日線(37372円)から▲3.13%(前日▲1.99%)。
       9日連続で下回った。
       下向きの75日線は38364円。
       9日連続で下回った。
       上向きの200日線(37567円)からは▲3.63%(前日▲2.59%)。
       9日連続で下回った。
       下向きの5日線は36279円。
       3日ぶりに下回った。
       13週線は38046円。
       26週線は38345円。

    (5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.854%(前日▲15.892%)。
       買い方▲12.284%(前日▲11.750%)。
       東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲1.813%(前日▲2.043%)。
       買い方▲20.054%(前日▲19.780%)。

    (6)空売り比率は43.2%(前日47.0%、14日連続で40%超)。
       空売り規制なしの銘柄の比率は9.8%(前日16.4%)。
       日経VIは27.81(前日28.82)。

    (7)日経平均採用銘柄PERは14.76倍(前日14.88)。
       前期基準では15.14倍。。
       EPSは2452円(前日2458円)。
       直近ボトムは9月28日2056円。
       直近ピークは9月13日2458円、7月11日2401円、3月4日2387円。
       225のPBRは1.29倍(前日1.30倍)。
       BPSは28084円(前日27139円)。
       日経平均の予想益回りは6.78%。
       予想配当り利回りは2.06%。
       指数ベースではPERは19.45倍(前日19.65倍)。
       EPSは1861円(前日1861円)。
       PBRは1.79倍(前日1.81倍)。
       BPSは20225円(前日20210円)。
       10年国債利回りは0.815%(前日0.830%)。

    (8)プライム市場の単純平均は2円高の2747円(前日は2762円)。
       プライム市場の時価総額は893兆円(前日898円)。
       ドル建て日経平均は257.53(前日259.59)と3日ぶりに反落。

    (9)ボリンジャーのプラス1σが38348円。
       マイナス1σが36397円。
       マイナス2σが35422円。
       週足のプラス1σが39950円。
       マイナス1σが36142円。
       マイナス2σが34238円。
       アノマリー的には「上げの特異日、満月(コーンムーン)、変化日」
       8月5日ザラバ安値は31156円(終値31458円)。
       9月月足陽線基準は38700円。
       9月メジャーSQ値は36906円。

    今年の曜日別勝敗(9月17日まで)

    月曜18勝13敗
    火曜22勝15敗
    水曜13勝22敗
    木曜18勝19敗
    金曜20勝15敗

    地方の基準地価が32年ぶりに上昇している。
    背景は訪日外国人中心の観光需要の高まりとや半導体の工場新設など。
    台湾の半導体受託生産世界最大手TSMC進出で湧く熊本県菊陽町は16.9%の上昇。
    東隣の大津町が19.4%上昇し1位となった。最先端半導体のラピダスの工場建設が進む北海道千歳の上昇率は高い。
    半導体の生産とサプライチェーンの確保は国策でもあり、将来にわたる期待要因だ。
    大きな流れが、日本の国土を変化させているということになる。

    忘れていたのがつなぎ予算の採決。
    2024会計年度末(9月末まで)の接近に伴い、6カ月間のつなぎ予算案を18日にも下院で採決する方針。
    ただ、選挙時の投票に際して米市民権の証明を義務付けるなどの条項が含まれている。
    上院で多数派を占める民主党の反対が予想される。
    民主党は、いかなる予算案も共和党が求める投票要件と組み合わせるべきではないと主張。
    しばらく忘れていたが、いい加減飽きた。

    《兜町ポエム》

    「夏の終わりのハーモニー」

    今日の商いと
    昨日のオーバーナイトが
    二人だけの株のハーモニー

    買値も目標値も
    どこか違ってるけど
    それが僕と株のハーモニー
    市場をたださまようだけ
    誰よりも株が好きだから
    ステキな銘柄あこがれを
    いつまでもずっと忘れずに

    利食いのお別れには
    最後の銘柄の歌は
    夏の株価を飾るハーモニー
    市場をたださまようだけ
    先物のあいだを揺れながら
    市場の夢目標値を
    いつまでもずっと思い出に
    真夏の市場あこがれを
    いつまでもずっと忘れずに


    ◇━━━ カタリスト━━━◇

    ランドネット(2991)・・・動兆

    物件情報のデータベースを活用した中古マンションの買い取り再販が柱。
    不動産仲介や管理もてがける。





    (兜町カタリスト櫻井)


    [株価材料]
     

     
    ■低温物流網に大型投資 三井不動産<8801>など 倉庫新設に5000億円
     
    ■物流大手トランコム<9058>
    MBO 米ベインと1000億円規模
     
    ■世界40社超決済 3メガ銀が実験参加
     
    ■栗田工業<6370>
    製紙工場のトラブル予測 発生件数4割減
     
    ■シャープ<6753>
    EVで鴻海と関係再構築 部品も参入検討
     
    ■日立造船<7004>
    船舶用エンジン不正 排ガスデータも改ざん
     
    ■パーク24<4666>
    4%減益 11-7月最終 駐車場 国内は好調
     
    ■東京製鉄<5423>
    4年半ぶり全品種値下げ 1割前後 10月契約分
     
    ■サカナAI 3メガバンクやNEC<6701>が出資
     
    ■USスチールCEO 日本製鉄<5401>による買収「成立すると確信」
     
    ■三菱商事<8058>
    神奈川の新駅で大規模開発 複数地で施設誘致
     
    ■日蘭の半導体技術 米国が対中取引で近く新規制 FT報道
     
    ■シスメックス<6869>
    認知症薬の副作用予測 試薬を承認申請
     
    ■東京メトロが株主優待の導入検討 長期保有で株価安定効果も 関係者
     
    ■長瀬産業<8012>
    傘下 半導体フラックスに参入 業界初のシート型開発


    18日の東京株式市場は反発後、しっかりとした展開か。
    日経平均株価の予想レンジは、3万6200円-3万6600円を想定。(17日終値3万6203円22銭)
     
    米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は15ドル安の41606ドルで取引を終えた。
     
     
    きのう17日に、売り一巡後に下げ幅を縮小し、底堅い動きをみせていたことから、買い先行スタートが見込まれる。
     
    為替相場では、ドル・円が1ドル=142円台の前半(17日は140円59-61銭)、ユーロ・円が1ユーロ=158円台の前半(同156円55-59銭)と円安に振れている。円高進行が警戒されて輸出関連銘柄を中心に下落していた反動から、見直しの動きが強まりそうだ。
     
    また、17日には国土交通省が24年の基準地価を発表。全国全用途が前年比1.4%上昇し前年の1.0%上昇から伸びが加速した。不動産や物流などの土地持ち企業への関心が高まる場面も想定される。
    きょうの日本株は序盤に大きく上昇するも、引けにかけて上値を切り下げる展開を予想する。
     
     シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比400円高の3万6410円だった。
     
     
    【好材料銘柄】 
     
    ■弘電社 <1948>
    今期経常を42%上方修正、未定だった配当は66円実施、実質22%増配。
     
    ■LeTech <3497>
    今期経常は10%増で6期ぶり最高益、前期配当を14円増額・今期は11円増配へ。
     
    ■くふうカンパニー <4376>
    発行済み株式数の6.7%にあたる429万株の自社株を消却する。消却予定日は9月30日。
     
    ■アール・エス・シー <4664>
    今期配当を7円増額修正。
     
    ■三共生興 <8018>
    発行済み株式数(自社株を除く)の4.26%にあたる170万株(金額で9億5370万円)を上限に、9月18日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。また、発行済み株数の17.86%にあたる1000万株を9月27日付で消却する。
     
    ■トランコム <9058>
    MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。ベインキャピタル系のBCJ-86がTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1万0300円で17日終値を40.5%上回る水準。買い付け期間は9月18日から10月31日まで。
     
    ■ビズメイツ <9345>
    今期は初配当30円を実施へ。
     
     
    【主な経済指標・スケジュール】
     
     
    18(水)
    【国内】
    7月機械受注(8:50)
    8月貿易統計(8:50)
    8月訪日外客数(16:15)

    【海外】
    パウエルFRB議長会見
    米8月住宅着工件数(21:30)
    米8月建設許可件数(21:30)
    米7月対米証券投資(9/19 5:00)
    《米決算発表》
    ゼネラル・ミルズ
    休場:香港(中秋節の翌日)


    ※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。


    17日のNYダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小幅反落し、前日比15ドル90セント(0.03%)安の4万1606ドル18セントで終えた。前日に最高値を付けた後で、主力株には利益確定売りが出た。もっとも、米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和が景気を支えるとの期待は根強く、ダウ平均は上昇する場面もあった。


    ダウ平均は16日に最高値を更新した。前日までの4営業日で880ドルあまり上昇し、17日は高値警戒感から主力株に売りが出た。米債券市場では長期金利が上昇し、金利と比べた株式の相対的な割高感が意識されたのも重荷だった。

    ただ、ダウ平均の下値は堅かった。朝方から幅広い銘柄に買いが先行し、上げ幅が200ドルを上回る場面もあった。


    朝方発表された8月の米小売売上高は前月比0.1%増と、予想(0.2%減)に反して強い内容だった。個人消費の底堅さに好感が広がり、ダウは一時、取引時間中の最高値を更新。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)がこの日から2日間の日程で開くFOMCの内容を見極めたいとの思惑から利益確定の売りも進み、マイナス圏に沈んだ。


    市場では、インフレ鈍化や雇用減速などを背景に、通常の2回分に相当する0.5%の大幅な利下げ観測が強まっている。一方、0.25%の引き下げにとどまるとの見方もあり、「今回ほど予測が難しいのは珍しい」との声が聞かれる。


    個別ではインテルの上昇が目立った。半導体の受託生産(ファウンドリー)事業の分社化など経営再建策を示し、好感された。ダウやアメリカン・エキスプレスが買われたほか、キャタピラーやウォルト・ディズニーも上げた。半面、ウォルマートやベライゾン・コミュニケーションズ、ユナイテッドヘルス・グループは下げた。


    ナスダック総合株価指数は反発した。前日比35.934ポイント(0.20%)高の1万7628.061で終えた。アルファベットやネットフリックスが上昇した。


     

    【シカゴ日本株先物概況】

    17日のシカゴ日経平均先物は下落した。12月物は前日比25円安の3万6410円で終えた。

    この日は日経平均株価が大幅下落した。

    また、NYダウ平均は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を控えて様子見ムードが広がる中、5営業日ぶりに反落した。

    米株式相場はさえない展開だったため、シカゴ市場の日経平均先物にも売りがやや優勢となった。



    シカゴ日経225先物 (円建て)
    36410 ( +400 )


    シカゴ日経225先物 (ドル建て)
    36580 ( +570 )


    ( )は大阪取引所終値比






    【欧州株式市場】
    ■イギリス・ロンドン株価指数
     FTSE100 8309.86(+31.42)
     
    17日のFTSE100種総合株価指数は4日続伸し、前日比31.42ポイント(0.37%)高の8309.86で終えた。米利下げ観測を支えに投資家心理が楽観に傾き、株式に買いが入った。原油先物相場の上昇がエネルギー株の買いにつながったのも指数を支えた。

    FTSEの構成銘柄では、業績見通しを上方修正したホームセンター大手キングフィッシャーが11.23%高と急伸。格安航空大手イージージェットが6.18%高、小売り大手JDスポーツ・ファッションが3.50%高で続いた。一方、航空・防衛大手BAEシステムズは4.68%安、たばこ大手ブリティッシュ・アメリカン・タバコは2.36%安、製薬会社ヒクマ・ファーマシューティカルズは1.95%安。

     

     
     
    ■ドイツ・フランクフルト株価指数
    DAX 18726.08(+92.97)

    17日のドイツ株価指数(DAX)は反発し、前日比92.97ポイント(0.49%)高の1万8726.08で終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を18日に控え、米利下げ観測が投資家心理を支えた。

    個別では、通販大手ザランドが7.33%高、エネルギー大手シーメンス・エナジーが4.26%高、商用車大手ダイムラー・トラックが3.51%高と買われた半面、防衛大手ラインメタルは6.75%安、航空機エンジン大手MTUエアロ・エンジンズは2.42%安、ハノーバー再保険は1.64%安で取引を終えた。

     

     

    ■フランス・パリ株価指数
    CAC40 7487.42(+37.98)

    フランスの株価指数CAC40は前日比0.50%高で終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げが決まるとの観測から楽観ムードが広がった。


09月18日 毎日コラム
「明日上がる」は重要か
・・・続き



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