Market Data
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【日経平均】
36657円09銭(▲390円52銭=1.05%)
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【TOPIX】
2620.76(▲12.73=0.48%)
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【グロース250】
656.58(△4.80=0.74%)
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【プライム売買高】16億0273万株(▲4億0467万株)
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【売買代金】4兆2056億円(▲9005億円)
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【値上がり銘柄数】784(前日:97)
【値下がり銘柄数】803(前日:1528)
【新高値銘柄数】27(前日:25)
【新安値銘柄数】13(前日:7)
【25日騰落レシオ】110.48(前日:117.83)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続落、朝方に700円近い下落場面も
2.円高を嫌気、下げ一巡後切り返すも後場売り直される
3.米雇用統計前で買い手控え、半導体関連の下落目立つ
4.食品、倉庫など内需株は強く、33業種中15業種が上昇
5.値上がり・値下がり銘柄数が拮抗、売買代金は4兆円台
日経平均は大幅安。前場で600円超下げたところから一時プラス圏に浮上したにもかかわらず、引けでは390円安(3万6657円)と下に値幅が出た。1638円安となった翌日だけに下げ渋ったような錯覚に陥るが、かなり弱い。円高リスクが強く意識される中で、あすは米8月雇用統計の発表を控える。
きょうの下げで25日線(3万7017円、5日時点、以下同じ)は明確に下回った。52週線が36449円に位置しており、これがサポートになるかが当面の焦点となる。ざっくり3万6500円近辺で下げ止まるかどうか。先週末との比較では、きょうの時点で2000円近く下落している。ここで踏みとどまらないと、先々では8月5日の3万1156円を試しに行くかもしれないだけに、注意を要する。
指数としてはトピックスの方が、下値が堅く25日移動平均線上をキープ。相場の実体はトピックスの方に近く、まだ腰折れするような雰囲気にはない。きっかけ次第で日経平均も急反発する可能性は十分にあるだろう。
米景気後退懸念が再び意識されるなかでは、押し目を拾う動きにもなりづらい状況と言えよう。
米国では8月のADP雇用統計や8月のISM非製造業景況指数が発表される。市場予想を大きく下回れば、6日の雇用統計を前に再び値動きの荒い展開になる可能性もありそうだ。
明日も米雇用統計待ちのなかで積極的な売買は手控えられやすく、短期的な値幅取り狙いの商いにとどまりそうだ。そのなかで、グロース250指数は反発しており、中小型株に個人投資家の資金は向かいやすいだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(5日現在)
38422.68 13週移動平均線
38017.03 6日移動平均線
37719.94 均衡表転換線(日足)
37464.63 200日移動平均線
37193.36 ボリンジャー:-1σ(26週)
37017.25 25日移動平均線
36791.45 均衡表転換線(週足)
36791.45 均衡表基準線(週足)
36700.79 均衡表雲上限(週足)
36672.63 ボリンジャー:-1σ(13週)
36657.09 ★日経平均株価5日終値
35769.43 ボリンジャー:-2σ(26週)
35301.00 ボリンジャー:-1σ(25日)
35172.25 均衡表基準線(日足)
34922.59 ボリンジャー:-2σ(13週)
34345.50 ボリンジャー:-3σ(26週)
33708.89 均衡表雲下限(週足)
33584.75 ボリンジャー:-2σ(25日)
33172.54 ボリンジャー:-3σ(13週)
31868.50 ボリンジャー:-3σ(25日)
下降2日目の25日移動平均線をわずかに上回る場面もあったが、値を保てず、ザラ場高値と安値も昨日水準を下回った。8月5日安値から9月2日高値までの3分の1押しに相当する36439.13円を下回り、半値押し(35118.38円)までの調整リスクが警戒される。25日線に加え、5日、75日の各移動平均線や一目均衡表の転換線もいずれも下向きで、短中期的な下降局面入りを示唆しているため、下押し圧力の継続が予想される。
【大引け概況】
5日の日経平均株価は3日続落した。大引けは前日比390円52銭安の3万6657円09銭で、8月14日(3万6442円)以来およそ3週間ぶりの安値で終えた。
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きょうの東京株式市場は半導体など主力株中心にリスク回避ムードが強かった。前日の米国株市場では主要株価指数が高安まちまちの展開で、過度な不安心理が後退したが、外国為替市場で急速に円高方向に傾いたことが嫌気される形で輸出関連株に売りがかさんだ。今週末に発表される8月の米雇用統計を前に買い向かう動きは限定的なものにとどまった。特に、半導体主力株が下げ止まらず全体相場の足を引っ張り、日経平均は朝方に700円近い下落をみせる場面もあった。一方、食料品や倉庫、鉄道、建設といった内需株には高い銘柄も目立った。業種別では33業種中、15業種が上昇している。また、中小型株が相対的に強さを発揮し、値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。売買代金は前日の水準には届かなかったものの4兆円台に乗せている。
前日の米市場ではエヌビディアが下落し、東京株式市場でも東エレクトロンやアドバンテストなどに売りが出た。7月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が市場予想を下回り、米景気減速への警戒感も引き続き重荷となった。市場が米景気動向に神経質となっているなか、今後も雇用統計(6日)など重要指標の発表が相次ぐとあって、持ち高調整の売りが出やすくなっているとの見方があった。
5日の石川県金融経済懇談会で日銀の高田創審議委員は、7月の追加利上げを踏まえても金融環境は緩和的で、賃上げなどの持続性が確認されていけば「その都度、もう一段のギアシフトを進める」と語った。今後も段階的に利上げを進める必要があるとの考えを示したと受け止められ、株式相場の重荷となった面があった。
厚生労働省が5日発表した7月の毎月勤労統計(速報)で、物価変動の影響を除いた実質賃金の前年同月と比べた伸び率は2カ月連続のプラスとなった。個人消費の回復期待から小売株の一角は上昇したが、市場では「実質賃金のプラス基調は日銀が利上げに動きやすくなるため、株式にとってマイナス要因となる側面も意識されたようだ」との声が聞かれた。
米景気後退懸念が再び意識されるなかでは、押し目を拾う動きにもなりづらい状況と言えよう。米国では8月のADP雇用統計や8月のISM非製造業景況指数が発表される。市場予想を大きく下回れば、6日の雇用統計を前に再び値動きの荒い展開になる可能性もありそうだ。明日も米雇用統計待ちのなかで積極的な売買は手控えられやすく、短期的な値幅取り狙いの商いにとどまりそうだ。
東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は12.73ポイント(0.48%)安の2620.76だった。JPXプライム150指数は続落し、7.19ポイント(0.61%)安の1170.32で終えた。
東証プライムの売買代金は概算で4兆2056億円、売買高は16億273万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は803。値上がりは784、横ばいは58だった。
個別では、売買代金首位のレーザーテック、同2位のディスコ、同3位の東京エレクトロンがいずれも下落したほか、ルネサスエレクトロニクス、レーザーテック、アドバンテストなど半導体株が総じて下落した。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクも軟調。日経平均構成ウェイトの調整が入ることが意識されてファーストリテイリングの下げも目立った。トヨタ自動車が売られ、キーエンス、第一三共、中外製薬などが下落した。BEENOSが急落、ジャパンマテリアル、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスなども大きく水準を切り下げた。このほか、シャープ、レゾナックHD、横河電機、ファナックなどが売られた。
一方、証券会社のポジティブなレポートを材料にアサヒグループHDが買われたほか、三菱倉庫、GSユアサ、日立造船が寄付きから上げ幅を拡大。このほか、三菱倉庫や花王、大成建設、東レ、三菱ケミカルグループ、積水ハウスなどが切り返す展開となった。
ソフトバンクグループが上昇、メルカリも高い。ACCESSが値上がり率トップに買われたほか、サンウェルズが切り返した。ベステラが値を飛ばし、ミガロホールディングス、セガサミーホールディングスなども買われた。
東証スタンダード市場は前日の米国市場でハイテク株が下げたことが響いたほか、円高進行も投資家心理を悪化させた。ただ、短期的な値幅取り狙いの商いで、スタンダード市場に個人投資家の資金が向かった。スタンダードTOP20は反発。出来高は3億7969万株。
値上がり銘柄数732、値下がり銘柄数665と、値上がりが優勢だった。
個別では、メタプラネットがストップ高。ANAP、浜井産業は一時ストップ高と値を飛ばした。フィットイージー、カンロ、湖池屋、ワッツ、やまみなど21銘柄は年初来高値を更新。ビート・ホールディングス・リミテッド、リーダー電子、丸運、さいか屋、アツギが買われた。
一方、ぷらっとホームがストップ安。ジーダットは一時ストップ安と急落した。サイトリ細胞研究所、ハーモニック・ドライブ・システムズ、サンデー、日本創発グループは年初来安値を更新。メディシノバ・インク、フォーバルテレコム、ソフトウェア・サービス、GFA、PLANTが売られた。
東証グロース市場は4日の米長期金利が低下し、グロース市場銘柄の相対的な割高感が後退した。新興企業市場は個人の買いが支えとなり、株価指数は底堅く推移した。
日経平均株価の大幅下落が波及し、新興株も朝方には一時軟調に推移していたものの、日経平均が上昇に転じた10時過ぎにはグロース250指数の上げ幅が2%超となる場面もあった。その後は戻り待ちの売りに押された。
前日大きく下落したことで「個人から値頃感による買いが入った」といい、グロース250は一時2%強上昇した。ただ、個人中心の買いで、値頃感以外にプラス要因もなかったことから、「値保ちはあまりよくなかった」といい、グロース250は上げ幅を縮小して終了した。売買代金トップのセルシードが100億円を超えた程度で、商いも伸びなかった。
グロースCoreは上昇。東証グロース市場250指数は反発した。終値は前日比4.80ポイント(0.74%)高の656.58だった。
グロース市場ではタイミーやジーエヌアイが上昇した。一方、トライアルやアストロHDは下落した。
値上がり銘柄数307、値下がり銘柄数236と、値上がりが優勢だった。
個別では、イシン、ジェリービーンズグループ、スペースマーケット、マーキュリー、MRTがストップ高。ワンキャリア、ボードルア、ビザスク、ベストワンドットコム、アイビスは年初来高値を更新。セルシード、ABEJA、カウリス、トリプルアイズ、光フードサービスが買われた。
一方、グリーンモンスター、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。T.S.I、ビーマップ、バルテス・ホールディングス、Aiming、AHCグループが売られた。
5日午前の日経平均株価は続落し、午前終値は前日比130円17銭(0.35%)安の3万6917円44銭だった。
朝方はリスク回避ムードの強いなか、日経平均が700円近い下落をみせる場面もあったが、その後は戻り足となり一時プラス圏に浮上、前引け時点では130円安で取引を終えている。外国為替市場で1ドル=143円台前半まで円高が進んだことが嫌気されたが、その後はドルが買い戻されやや円安方向に押し戻されたことでセンチメントが改善した。半導体関連が安いものの、内需系の銘柄中心に買いが入り全体相場を支える形になった。前場の値上がり銘柄数は全体の8割近くを占めている
前日の米市場ではエヌビディアなどが下落し、東京株式市場でも値がさの東エレクやアドテストに売りが波及した。7月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が市場予想を下回り、米景気減速への警戒感も引き続き重荷となった。外国為替市場で円相場は1ドル=143円台半ばと、前日夕に比べて円高・ドル安で推移し、海外売上高の比率が大きい自動車や機械などに採算悪化を懸念した売りが出た。
半面、東証プライムの値上がり銘柄数は1299と全体の8割近くを占めた。値下がりは310、横ばいは36だった。東証株価指数(TOPIX)は朝安後上昇に転じ、前引けは10.34ポイント(0.39%)高の2643.83だった。市場では「半導体など大型ハイテク株が調整しているなかで、中小型株に循環的な物色が向かっている。値上がり数を考慮すると、相場の地合いは悪くない」との見方があった。
午前中、石川県で開催された金融経済懇談会にて、高田創日本銀行審議委員は、日銀が国債買い入れの減額計画を決めたことに関連し、「日銀のバランスシート規模は大きく、今後もかなりの期間にわたってバランスシートの縮小を続けることが予測される」「現時点で、最終的な国債保有残高やバランスシートをどこまで縮小するのかが望ましいかを議論するのは難しい」と指摘。そして、「株式、為替の変動を当面は動向を注視する」と市場に一定の配慮を行ったことで、株式市場、為替市場は過度な悲観論が後退した。今晩も米雇用関連の経済指標が発表されることで、為替の円高が進む可能性はあるが、年金筋の買い観測も聞かれることから、後場の日経平均は3万7000円水準でのもみ合いを想定する。
JPXプライム150指数は反発し、1.82ポイント(0.15%)高の1179.33で前場を終えた。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で2兆670億円、売買高は7億7488万株だった。
業種別では、保険業、医薬品、小売業、精密機器、電気機器などが下落した一方、倉庫・運輸関連業、ゴム製品、証券・商品先物取引業、陸運業、繊維製品などが上昇。
個別では、売買代金で上位3傑のレーザーテック、ディスコ、東京エレクトロンがいずれも下落、日経平均構成ウェイトの調整が入ることが意識されてファーストリテイリングの下げも目立つ。ルネサスエレクトロニクス、アドバンテストなどが安く、キーエンスも下落した。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが大幅安、ジャパンマテリアルも売られた。このほか、中外製薬、シャープ、横河電機、ファナックなどが売られた。
一方、証券会社のポジティブなレポートを材料にアサヒグループHDが買われたほか、三菱倉庫、GSユアサ、日立造船が寄付きから上げ幅を拡大。三菱重工業が頑強、ソフトバンクグループも上昇した。日立製作所も買いが優勢。ACCESSが値上がり率トップに買われたほか、ベステラも値を飛ばした。FIG、ミガロホールディングスも物色人気。このほか、花王、大成建設、東レ、三菱ケミGなどが切り返す展開となった。
東証スタンダード市場は円高を嫌気して半導体株を中心に売りが先行し一時600円超まで下落。しかし、前日の反動で買い戻しが入り下落幅を縮小した。スタンダードTOP20は反発。出来高は2億3061万株。
値上がり銘柄数995、値下がり銘柄数342と、値上がりが優勢だった。
個別では、メタプラネットがストップ高。ANAP、浜井産業は一時ストップ高と値を飛ばした。フィットイージー、カンロ、湖池屋、ワッツ、やまみなど21銘柄は年初来高値を更新。Speee、フォーサイド、ビート・ホールディングス・リミテッド、湖北工業、リーダー電子が買われた。
一方、サイトリ細胞研究所、ハーモニック・ドライブ・システムズ、サンデー、日本創発グループが年初来安値を更新。フォーバルテレコム、ジーダット、GFA、PLANT、ソフトウェア・サービスが売られた。
東証グロース市場は4日の米長期金利が低下したことを受けて、PER(株価収益率)が高い銘柄が多いグロース市場の銘柄の買いが優勢だった。
グロースCoreは上昇。東証グロース市場250指数は反発した。前引けは前日比12.37ポイント(1.90%)高の664.15だった。
グロース市場ではタイミーやGENDAが上昇した。一方、トライアル、ライフネットは下落した。
値上がり銘柄数420、値下がり銘柄数122と、値上がりが優勢だった。
個別では、イシン、スペースマーケット、マーキュリーがストップ高。ワンキャリア、ボードルア、ビザスク、ベストワンドットコム、アイビスは年初来高値を更新。yutori、ABEJA、雨風太陽、カウリス、セルシードが買われた。
一方、グリーンモンスター、ゼネラル・オイスターが年初来安値を更新。農業総合研究所、T.S.I、バルテス・ホールディングス、THECOO、グローバルセキュリティエキスパートが売られた。
【寄り付き概況】
5日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比511円36銭安の3万6536円25銭。
前日の米国株市場ではNYダウが小幅ながら高く引けたが、ナスダック総合株価指数は取引終盤売りに押されマイナス圏で引けるなど方向感を欠いた。7月の米雇用動態調査(JOLTS)では求人件数が低水準で、米労働市場の落ち込みが浮き彫りとなっており、FRBによる利下げ期待はあるもののリセッション懸念もくすぶっている。
東京株式市場では前日に日経平均が暴落した反動も予想されるところだが、外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=143円台まで円高が加速していることが全体相場にネガティブに作用している。
厚生労働省が5日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月比で0.4%増加した。6月の1.1%増に続き、2カ月連続でプラスとなった。
市場では「再びマイナスに転じる可能性が懸念されていたなかで、プラス基調の継続はポジティブ。ただ、きょうは米景気や為替の動向のほうが株式市場にとって警戒されている」との見方があった。
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
個別では、ファストリやリクルート、中外薬が下落している。一方、ニトリHDや花王、三菱倉が上昇している。
「日経VIは27.05」
「下げ止まった印象」
水曜の株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
「9月は常に不安定だが、経済は持ちこたえている」という声が聞こえる。
前日に時価総額が2790億ドル減と大幅な落ち込みを記録したエヌビディアは1.7%下落。
米司法省から召喚状を受け取ったという報道は否定した。
アップルが0.9%安、マイクロソフトが0.1%安。
ダラー・ツリーが22%の大幅安
テスラは4.2%上昇。
AMDは3%近く上昇。エヌビディアの元幹部をグローバルAI(人工知能)市場担当上級副社長に起用した。
7月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が23万7000件減の767万3000件。
3年半ぶりの低水準。
市場予想は810万件だった。
6月分は791万件と、前回発表の818万4000件から下方修正された。
7月の貿易収支の赤字額は前月比7.9%増の788億ドル。
2022年5月以来2年以上ぶりの高水準。
前月は731億ドルだった。
市場予想は790億ドルの赤字だった。
輸入は2.1%増の3454億ドル。
財の輸入は2.3%増の2782億ドルと、22年6月以来の高水準。
資本財が33億ドル増と、過去最高を記録したことが輸入を押し上げた。
資本財の輸出は半導体が寄与し18億ドル増加し、過去最高の561億ドルを記録。
地区連銀経済報告(ベージュブック)では3地区で経済活動のわずかな増加。
一方、活動の横ばいまたは減少を報告した地区は前回の5地区から9地区に増加した。
7月の製造業新規受注は前月比5.0%上昇。
防衛航空機が好調で、上昇幅は市場予想の4.7%増を上回った。
2年国債・10年国債利回り格差は一時0.06%と8月5日以来のプラスに転じた。
10年国債利回りは3.751%。
5年国債利回りは3.556%。
2年国債利回りは3.766%。
ドル円は143円台後半。
WTI原油先物10月限は1.14ドル(1.62%)安の1バレル=69.20ドル。
2023年6月下旬以来、約1年2カ月ぶりの安値水準。
ビットコインは約1%安の5万7751ドル。
イーサは約0.8%安の2444ドル。
SKEW指数は159.00→163,60→160.90。
恐怖と欲望指数は65→53。
(昨年10月5日が20)。
水曜のNYダウは38ドル(0.09%)高の40974ドルと反発。
高値41172ドル、安値40840ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは144,12(前日149.83)。
NASDAQは52ポイント(0.30%)安の169844ポイントと続落。
高値17232ポイント、安値16984ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは94.85(前日95.00)。
S&P500は8ポイント(0.16%)安の5520ポイントと続落。
高値5552ポイント、安値5503ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは129.03%(前日133.19%)。
水曜のダウ輸送株指数は62ポイント(0.39%)高の15921ポイントと5日続伸。
SOX指数は11ポイント(0.25%)高の4770ポイントと反発。
VIX指数は21.32(前日20.72)。
NYSEの売買高は8.82億株(前日10.37億株)。
3市場の合算売買高105億株(前日120億株、過去20日平均は110億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比275安の36275円。
ドル建ては240円安の36760円。
ドル円は143.73円。
10年国債利回りは3.751%。
2年国債利回りは3.766%。
「25日線も200日線も下回った」
水曜の日経平均は寄り付き647円安。
終値は1638円(▲4.24%)安の37047円と続落。
高値38080円。
安値36879円。
日足は3日連続で陰線。
38581円→38080円にマド。
8月5日、8月2日の記録に次ぐ今年3番目の暴落。
歴代5位の下落幅となった。
日経平均は23日連続で一目均衡の雲の下。
上限は40018円。
雲の下限は39559円。
TOPIXは99.78ポイント(▲3.65%)安の2633ポイントと7日ぶりに反落。
25日線(2616ポイント)を10日連続で上回った。
2日ぶりに日足陰線。
TOPIXコア30指数は7日ぶりに反落。
プライム市場指数は51.43ポイント(▲3.66%)安の1355.32ポイントと7日ぶりに反落。
東証グロース250指数は28.79ポイント(▲4.23%)安の651.78と反落。
25日移動平均線からの乖離は△5.68%(前日△10.39%)。
プライム市場の売買代金は5兆1062億円(前日3兆3167億円)。
売買高は20.07億株(前日14.50億株)。
値上がり97銘柄(前日1230銘柄)。
値下がり1428銘柄(前日364銘柄)。
新高値25銘柄(前日65銘柄)。
新安値7銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは117.83(前日122.13)。
東証グロース市場の騰落レシオは105.72(前日111.49)。
NTレシオは14.07倍(前日14.15倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
TOPIXは9勝3敗で75.00%。
東証グロース市場指数は7勝5敗で58.33%。
下向きの25日線(37115円)から△4.07%(前日△4.07%)。
12日連続で上回った。
上向きの75日線は38618円。
3日ぶり下回った。
上向きの200日線(37444円)からは△3.38%(前日△3.38%)。
14日ぶりに下回った。
下向きの5日線は38289円。
7日ぶりに下回った。
13週線は38578円。
26週線は38632円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.183%(前日▲17.426%)。
買い方▲10.603%(前日▲7.137%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲2.171%(前日▲6.226%)。
買い方▲19.668%(前日▲16.028%)。
空売り比率は45.3%(前日41.2%、5日連続で40%超)。
6月17日が45.9%だった。
10月30日が54.3%。
22年10月28日54.7%、21年10月28日54.2%。
23年3月10日52.7%。
空売り規制なしの銘柄の比率は11.6%(前日8.6%)。
昨年8月18日が8.9%、8月3日が12.3%、昨年6月9日が16.1%。
8月23日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.41%(前週▲8.47%)。
2週ぶりに好転。
8月30日時点の裁定売り残は428億円減の4940億円。
3週連続で減少。
8月30日時点の裁定買い残は313億円減の1兆5733億円。
3週ぶりに減少。
当限は売り残が9億円減の4500億円。
買い残が314億円減の1兆5617億円。
翌限以降は売り残が418億円減の439億円。
買い残が0.8億円減の115億円。
日経VIは27.05(前日20.86)。
日経平均採用銘柄のPERは15.30倍(前日15.84倍)。
前期基準では15.70倍。
EPSは2421円(前日2427円)。
直近ボトムは9月28日2056円。
直近ピークは8月27日2457円、7月11日2401円、3月4日2387円。
225のPBRは1.34倍(前日1.40倍)。
BPSは27647円(前日27633円)。
日経平均の予想益回りは6.54%。
予想配当り利回りは2.01%。
指数ベースではPERは19.93倍(前日20.83倍)。
EPSは1858円(前日1857円)。
PBRは1.84倍(前日1.92倍)。
BPSは20134円(前日20149円)。
10年国債利回りは0.885%(前日0.920%)。
プライム市場の予想PERは15.24倍。
前期基準では15.65倍。
PBRは1.29倍。
プライム市場の予想益回りは6.56%。
配当利回り加重平均は2.30%。
プライム市場の単純平均は83円安の2787円(前日は2871円)。
プライム市場の売買単価は2543円(前日2286円)。
プライム市場の時価総額は919兆円(前日952兆円)。
ドル建て日経平均は255.13(前日264.32)と3日続落。
水曜のシカゴ225先物9月限円建ては大証前日比275円安の36275円。
高値37745円、安値36615円。
大証夜間取引終値は日中比460円安の36520円。
気学では木曜は「変化注意日。波動につくべし」。
金曜は「押し目買いの日。逆に安いと休日明け強し」。
ボリンジャーのプラス1σが38877円。
マイナス1σが35353円。
週足のプラス1σが38452円。
マイナス1σが36730円。
《今日のポイント9月5日》
(1)水曜の株式市場で主要3指数はマチマチの展開。
10年国債利回りは3.751%。
5年国債利回りは3.556%。
2年国債利回りは3.766%。
ドル円は143円台後半。
SKEW指数は159.00→163,60→160.90。
恐怖と欲望指数は65→53。
(昨年10月5日が20)。
(2)水曜のダウ輸送株指数は62ポイント(0.39%)高の15921ポイントと5日続伸。
SOX指数は11ポイント(0.25%)高の4770ポイントと反発。
VIX指数は21.32(前日20.72)。
NYSEの売買高は8.82億株(前日10.37億株)。
3市場の合算売買高105億株(前日120億株、過去20日平均は110億株)。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比275安の36275円。
(3)プライム市場の売買代金は5兆1062億円(前日3兆3167億円)。
売買高は20.07億株(前日14.50億株)。
値上がり97銘柄(前日1230銘柄)。
値下がり1428銘柄(前日364銘柄)。
新高値25銘柄(前日65銘柄)。
新安値7銘柄(前日1銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは117.83(前日122.13)。
東証グロース市場の騰落レシオは105.72(前日111.49)。
NTレシオは14.07倍(前日14.15倍)。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)下向きの25日線(37115円)から▲0.18%(前日△4.07%)。
12日ぶりに下回った。
上向きの75日線は38618円。
3日ぶり下回った。
上向きの200日線(37444円)からは▲1.06%(前日△3.38%)。
14日ぶりに下回った。
下向きの5日線は38289円。
7日ぶりに下回った。
13週線は38578円。
26週線は38632円。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲15.183%(前日▲17.426%)。
買い方▲10.603%(前日▲7.137%)。
東証グロース250指数ネットストック信用損益率で売り方▲2.171%(前日▲6.226%)。
買い方▲19.668%(前日▲16.028%)。
(6)空売り比率は45.3%(前日41.2%、5日連続で40%超)。
空売り規制なしの銘柄の比率は11.6%(前日8.6%)。
8月30日時点の裁定売り残は428億円減の4940億円。
3週連続で減少。
8月30日時点の裁定買い残は313億円減の1兆5733億円。
3週ぶりに減少。
当限は売り残が9億円減の4500億円。
買い残が314億円減の1兆5617億円。
翌限以降は売り残が418億円減の439億円。
買い残が0.8億円減の115億円。
日経VIは27.05(前日20.86)。
(7)日経平均採用銘柄のPERは15.30倍(前日15.84倍)。
前期基準では15.70倍。
EPSは2421円(前日2427円)。
直近ボトムは9月28日2056円。
直近ピークは8月27日2457円、7月11日2401円、3月4日2387円。
225のPBRは1.34倍(前日1.40倍)。
BPSは27647円(前日27633円)。
日経平均の予想益回りは6.54%。
予想配当り利回りは2.01%。
指数ベースではPERは19.93倍(前日20.83倍)。
EPSは1858円(前日1857円)。
PBRは1.84倍(前日1.92倍)。
BPSは20134円(前日20149円)。
10年国債利回りは0.885%(前日0.920%)。
(8)プライム市場の単純平均は83円安の2787円(前日は2871円)。
プライム市場の時価総額は919兆円(前日952兆円)。
ドル建て日経平均は255.13(前日264.32)と3日続落。
(9)ボリンジャーのプラス1σが38877円。
マイナス1σが35353円。
週足のプラス1σが38452円。
マイナス1σが36730円。
今年の曜日別勝敗(9月4日まで)
↓
月曜18勝12敗
火曜22勝13敗
水曜13勝21敗
木曜17勝18敗
金曜20勝13敗
8月23日時点のQuick調査の信用評価損率は▲7.41%(前週▲8.47%)。
2週ぶりに好転。
8月30日時点の信用売り残は594億円減の6268億円。
3週ぶりに減少。
同信用買い残は376億円増の3兆9851億円。
2週連続で増加。
6月21日時点は4兆9117億円。
22年11月11日時点は2兆9417億円だった。
昨年5月19日時点は3兆1363億円だった。
2月22日時点以来の4兆円割れ。
信用倍率は6.36倍(前週5.75倍)。
8月30日時点の裁定売り残は428億円減の4940億円。
3週連続で減少。
8月30日時点の裁定買い残は313億円減の1兆5733億円。
3週ぶりに減少。
当限は売り残が9億円減の4500億円。
買い残が314億円減の1兆5617億円。
翌限以降は売り残が418億円減の439億円。
買い残が0.8億円減の115億円。
米国に上場する日本株のETFで運用資産残高が最大の「iシェアーズMSCIジャパン」。
8月30日の受益権口数が2億1765万口と前日から570万口減少した。
1日の減少幅としては昨年9年28日(585万口減)以来、約11か月ぶりの大きさ。
取引所で売り注文が膨らんだことなどにより、指定参加者から一部解約の動きが生じたとみられる。
日経平均採用銘柄入れ替え予想
↓
新規採用は良品計画、NRI、パンパシ。
除がは日本紙、DIC、三菱倉庫。
◇━━━ カタリスト━━━◇
グラッドキューブ(9561)
デジタルマーケティング支援。
サイト解析ツールを使ったSaaSとネット広告代理が事業柱。
競馬予想のスパイアはAI関連に発展。
みらいワークスと組んでリスキリングに進出。
スポーツデータセンターとしての「ドラゴンデータセンター」の未来に期待。
(兜町カタリスト櫻井)
[株価材料]
■東京電力HD<9501>
柏崎刈羽の避難路拡充 首相があす指示へ
■学研HD<9470>
海外教室40万人へ 東南アなど30年までに
■シャープ<6753>
堺工場の一部 積水化学<4204>が取得検討
■JR東海<9022>
東海道新幹線 8月の利用5%減
■パナソニックHD<6752>
米アマゾンとテレビ新製品
■三井物産<8031>
鶏・エビで供給網 インド・南米など3社に出資
■日立製作所<6501>
ワカメ育てCO2吸収 下水処理技術で藻場再生
■NTT<9432> データセンターIOWNで接続 地方分散後押し
■日本製鉄<5401>
のUSスチール買収計画 バイデン米大統領が阻止へ
■USスチールCEO 日本製鉄の買収不成立なら製鉄所閉鎖示唆
■マツダ<7261>
HV向け新エンジン開発 現行機は4種に集約
■戸田建設<1860>
米で植栽施工・管理譲受 業容拡大で基盤強化
5日の東京株式市場は、弱含みの展開が続きそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、3万6500円-3万7000円を想定。(4日終値3万7047円61銭)
米国株はまちまち。ダウ平均が上昇した一方、S&P500とナスダックは下落した。ダウ平均は38ドル高の40974ドルで取引を終えた。
日経平均株価はきのう4日に大幅続落した反動から、戻りを試す動きが期待されるものの、手がかり材料に乏しいことや、現地6日には米8月雇用統計が発表されることもあり、手控えムードが広がりそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル=143円台の半ば(4日は144円99銭-145円01銭)、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の前半(同160円29-33銭)と円高に振れている。輸出関連銘柄を中心に軟調な展開を強いられそうだ。
場中はマイナス圏で不安定な動きが続くと予想する。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所清算値比275円安の3万6725円だった。
【好材料銘柄】
■MRT <6034>
東南アジア最大の医師向けプラットフォームを運営するDocquity(シンガポール)と資本業務提携。医療人材事業で連携するほか、Docquityの筆頭株主である伊藤忠商事 <8001> から一部株式を取得する。
■デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576>
再生医療用細胞製品「DWR-2206」の国内第2相臨床試験における第一例目の移植を実施。
■NEW ART HOLDINGS <7638>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.05%にあたる33万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月1日から25年3月31日まで。
【主な経済指標・スケジュール】
5(木)
【国内】
7月毎月勤労統計調査(8:30)
30年国債入札
《決算発表》
積水ハウス、泉州電、フジコーポ、ロックフィール、ファースト住、ナ・デックス、エイケン工業
【海外】
米8月ISM非製造業景況指数(23:00)
《米決算発表》
ブロードコム
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
4日のNYダウ工業株30種平均は反発し、前日比38ドル04セント(0.09%)高の4万0974ドル97セントで終えた。
前日に大きく値を下げた反動から買いが入り、ダウは取引前半、プラス圏で推移した。この日発表された7月の雇用動態調査が市場予想を下回ったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月、0.5%の大幅利下げに踏み切るとの観測が高まった。これを受けて長期金利が低下し、ダウ、ナスダックともに上げ幅が拡大した。
ダウ平均は前日に600ドルあまり下げた。前週末にかけて最高値を更新し、高値警戒感が意識されていた。3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した8月の製造業景況感指数が市場予想に届かず、利益確定や持ち高調整の売りが広がった。4日はディフェンシブ銘柄などを中心に買いが入り、ダウ平均は午前に一時230ドルあまり上げた。
ただ、買いの勢いは限られ、ダウ平均は下落に転じる場面があった。4日発表の7月の米雇用動態調査(JOLTS)では求人件数が767万3000件と2021年1月以来の低水準となり、米労働市場の一段の減速を示したと受け止められた。米短期金利先物市場では9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%の利下げを織り込む予想確率が前日の4割弱から45%前後に上昇した。
6日に8月の米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢も強かった。雇用統計について市場では非農業部門の雇用者数の増加幅が7月から拡大し、失業率は小幅に低下すると予想されている。ただ、JOLTSを受けて雇用の伸びが想定よりも弱くなる可能性も意識された。
ダウ平均の構成銘柄ではないが3日に急落したエヌビディアは1%あまり下げて終えた。「米司法省が反トラスト法(独禁法)違反の証拠を集めるために召喚状を送った」との報道を受けて売られたが、上げに転じる場面もあった。
ダウ平均ではトラベラーズやIBM、ボーイングなどが上昇した。ユナイテッドヘルス・グループやマクドナルドも高い。一方、受託生産事業の難航が報じられたインテルや、同業買収が伝わったベライゾン・コミュニケーションズが安い。アマゾン・ドット・コムやシェブロン、キャタピラーなども売られた。
ナスダック総合株価指数は続落した。前日比52.002ポイント(0.30%)安の1万7084.296で終えた。3日夕に決算を発表した情報セキュリティーのゼットスケーラーが急落した。一方、アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体関連の一部は買われた。テスラも高かった。
【シカゴ日本株先物概況】
4日のシカゴ日経平均先物は下落した。9月物は前日比870円安の3万6725円で終えた。
NYダウ平均は、米景気先行きへの警戒感がくすぶる中、小反発した。
この日は日経平均株価が1600円あまり急落したほか、米ナスダック総合株価指数も続落し、シカゴ市場の日経平均先物には売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物 (円建て)
36725 ( -275 )
シカゴ日経225先物 (ドル建て)
36760 ( -240 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
FTSE100 8269.60(-28.86)
4日のFTSE100種総合株価指数は4日続落し、前日比28.86ポイント(0.34%)安の8269.60で終えた。4日のアジアでの株安が投資家心理を冷やした。原油先物相場が安値圏で推移し、英シェルなどエネルギー株に売りが続いた。
スイスのグレンコアなど資源株が下落した。建機・産業機器レンタルのアシュテッド・グループや、住宅建設株の下げが目立った。他方、英航空機エンジン大手ロールス・ロイス・ホールディングスが買われた。飲食料品・たばこ株や日用品、公益などディフェンシブ銘柄に買いが優勢だった。
FTSE100種指数を算出するFTSEラッセルが同指数の構成銘柄について定期見直しの最終結果を公表した。バーバリーが外れ、代わりに保険のヒスコックスが加わる。入れ替えは23日の取引開始から反映する。
FTSEの構成銘柄では、通信大手エアテル・アフリカが5.17%安、住宅大手バラット・デベロップメンツが4.56%安と売られたほか、今月23日に構成銘柄から外れると発表されたバーバリーも4.53%安と急落した。一方、航空機エンジン大手ロールス・ロイスは1.78%高、たばこ大手インペリアル・ブランズは1.64%高、通信大手ボーダフォンは1.48%高となった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18591.85(-155.26)
4日のドイツ株価指数(DAX)は続落し、前日比155.26ポイント(0.82%)安の1万8591.85で終えた。前日の米ハイテク株安を受け、半導体の独インフィニオンテクノロジーズやソフトウエア大手SAPに売りが膨らんだ。
個別では、一部金融機関が投資判断を引き下げたと伝わった、半導体大手インフィニオン・テクノロジーズが3.82%安、商用車大手ダイムラー・トラックが3.29%安、コメルツ銀行が2.71%安と下げを主導。半面、不動産大手ボノビアは2.48%高、通信大手ドイツテレコムは1.16%高、ドイツ取引所は0.84%高で取引を終えた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7500.97(-74.13)
フランスの株価指数CAC40は前日比0.97%安で終えた。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンなど消費関連の銘柄が下げ、指数を下押しした。
09月05日 毎日コラム
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